ジョナサン・スウィフトの一覧
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2022/11/22更新
ユーザーレビュー
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『脚注14)したがって「普通」の人間とリリパット人との身長の比は、約十二対一ということになる。容積・体重で較べれば一七二八対一。ちなみに「ガリバー旅行記」刊行の一七二六年に書いたある手紙で、スウィフトはイングランドとアイルランドの富の格差を十二対一と見積もっている。イングランドによるアイルランド抑圧...続きを読むPosted by ブクログ
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子供の頃に絵本で読んだ一部分から、浅はかな想像をしていたが、良い意味で裏切ってくれた小説だった。
ファンタジーではあるが、著者スウィフトの政治や人に関する思想が色濃く反映されている。注釈・解説を見ればそれがより顕著。
人間とは姿形や思想の異なる様々な生き物が支配する摩訶不思議な国に流れ着くガリバー...続きを読むPosted by ブクログ -
何より面白かった
訳者のセンスある注釈で説明される皮肉とか暗喩が楽しくて楽しくて
人にフォーカスしてその感情描写を精緻にするみたいな文学感をいい意味で感じなかったので勢いで読めたPosted by ブクログ -
・逆転の発想:「自分」という存在は、他者との関係によって、見え方が変わる。常識と思われている関係が全てではない。
自分はダメだと感じても、それは「ある規準」の世界でのこと。視点が変われば短所も長所になり得る。
・小人の国:「どうでもいいこと」による戦争→戦争で敵の艦隊を拿捕→ただし敵兵はそのまま...続きを読むmac -
これは面白かった。
有名な、小人の島への旅行記から、いろいろな島へ辿り着き、そこで暮らすという話で、旅行記の体をとっているため、まるで本当にそんな国がどこかにあるような気がしてくる。
そして、それらの国での生活や文化を通して、人間社会の矛盾や問題が痛烈に批判されている。
最後に出てくるヤフーへ...続きを読むPosted by ブクログ