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テレビや雑誌などでレシピを紹介し、家庭の食卓をリードしてきた料理研究家たち。彼女・彼らの歴史は、そのまま日本人の暮らしの現代史である。その革命的時短料理で「働く女性の味方」となった小林カツ代、多彩なレシピで「主婦のカリスマ」となった栗原はるみ、さらに土井勝、辰巳芳子、高山なおみ……。百花繚乱の料理研究家を分析すれば、家庭料理や女性の生き方の変遷が見えてくる。本邦初の料理研究家論。
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Posted by ブクログ
まえがきより
料理研究家を語ることは、時代を語ることである。
彼女・彼達が象徴している家庭の世界は、社会とは一見関係がないように思われるかもしれないが、家庭の現実も理想も時代の価値観とリンクしており、食卓にのぼるものは社会を反映する。
それゆえ、本書は料理研究家の歴史であると同時に、暮らしの変化を描き出す現代史でもある。
あとがきでも触れられていたが、この本は「料理研究家とその時代を研究した本」ではあるけれど、「女性史の研究」という意味合いが強い本になってしまったとのことである。
この本を読むと、それぞれの時代に女性に求められたものや押し付けられたものが浮かび上がってくる。料理研究家というのは、そんな女性たちに救いの手をのべるような存在だったのだ。
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