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Posted by ブクログ
科学記者による2013年当時の宇宙研究のまとめと、一般人向けの「宇宙について」の概要
ヒッグス粒子の発見から注目される宇宙の構造
電磁気力、強い力、弱い力を統一する「大統一理論」はあるが
重力は除かれている
ヒッグス粒子の発見はそれだけ意義のあるものだけど、世間一般には物質に重力を与える粒子のような説明になっている
物質を構成する最小単位の探索
宇宙の始まりの謎
宇宙の年齢の測定方法
宇宙は膨張しているのか?
これからも膨張し続けるのか?
観測された数値を元に、宇宙の総量を推定すると質量が足りない
その質量で発生する重力があるのに膨張している謎
つまりは検知できていないエネルギーがあるという予測
宇宙の組成は、「暗黒エネルギー」が73%、「暗黒物質」が23%
既知の物質はたった4%
現在では宇宙の誕生が137~138億年、宇宙を構成する物質の中で分かっている物質が4~5%とされている
この辺の正確な数字はこの本でも表記がブレている
ヒッグス粒子が見つかったとされるが、予測値よりも軽い
そのため、どのヒッグス粒子かは未確定
この本を読んでて、一番面白かったのが
天文学と量子力学の相性が悪いという下り
そりゃ、一般相対性理論と量子力学は相性悪いでしょうねぇ
ただ、物質の最小単位を調べていくと宇宙の発生に行きつくし
宇宙全体を調べていくと量子力学に行き着くという
ウロボロスの図になってるのは既知ではあるが面白いと感じる
これが書かれたのが2013年なので、13年前
今は超弦理論ももうちょっとは研究が進んでるんじゃなかったっけ?
でも、まだそれを検証できないという状態だった気がする
まぁ、多次元の存在をどうやって観測するのかというのは難しい課題でしょうね
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第1章 ヒッグス粒子って何? どうやって発見したの?
映画にも登場するCERN/物質をどんどん分けていくと?/陽子と中性子の発見/宇宙から降ってくる小さな粒子/クォーク、クォーク、クォーク/クォークと電子とニュートリノ/理論屋さんと実験屋さん/物質はクォーク2種類と電子で/4つの力/力を伝達する粒子/グルーオンは「糊粒子」/標準理論と力の統一/強引なヒッグス粒子/テーブルの上で自発的に破れる「対称性」/まとわりつかれて重くなる/動きにくさと質量/ヒッグス粒子の発見/統計と確率が問題/ヒッグス粒子発見の意義
第2章 宇宙はどうやって始まったのか
宇宙膨張の発見/ハッブルを支えた「宇宙の灯台」/遠ざかる天体の「赤方偏移」/ ビッグバン宇宙論の登場/ビッグバンの残り火/ビッグバンの証拠/2・7度のマイクロ波/ビッグバン理論のさらなる証拠/インフレーション宇宙/COBEが「ムラ」を発見/宇宙論と素粒子物理学の出会い/宇宙の膨張率を決める/膨張率の論争/宇宙の膨張率の最終決定/宇宙の年齢を決める/超新星プロジェクト/普通の物質は宇宙の4%
第3章 見えない暗黒物質
ヴェラ・ルービンの発見/不足する銀河の質量/変わり者ツヴィッキーのさまざまな予言/暗黒物質は銀河系にも満ちる/宇宙の大規模構造/暗黒物質と大規模構造/すばる望遠鏡も暗黒物質探し/暗黒物質のシミュレーション/暗黒物質の正体/マッチョ探し/ニュートリノ/有力候補は「弱虫」/超対称性粒子/ウィンプ探し/日本の「すみれ計画」
第4章 宇宙の運命と暗黒エネルギー
加速膨張がノーベル賞/謎の暗黒エネルギー/暗黒エネルギーの割合/暗黒エネルギーが歓迎されたワケ/宇宙年齢と宇宙定数/暗黒エネルギーの正体は?/第2のインフレーション?/真空のエネルギー/なぜ、今、膨張加速か/重力理論のバージョンアップ?/宇宙の運命やいかに/「暗黒エネルギー」の正体に迫る/「すばる望遠鏡」も謎解きに一役
第5章 宇宙の謎は解けるか
ウロボロスの蛇/相性の悪い天文学と素粒子論/仲を取り持つ超対称性理論/ヒッグス粒子は五つ?/新しい加速器計画/超ひもと余剰次元/マルチバース/宇宙は何でできているのか/宇宙はどのように始まったのか/宇宙の晴れあがりと観測の限界/重力波観測/宇宙はこの先、どうなるのか
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