深い作品一覧

  • 甲次郎浪華始末 4 迷い雲
    4.0
    美濃屋の一人娘おりんが失踪した。ちょうどその頃、京都の公卿の御落胤と自称する若者が大坂の町で評判となっていた。若狭屋の跡取りである甲次郎と大坂東町奉行同心の丹羽祥吾は、失踪事件と御落胤騒動に深いつながりがあるのを探り出すが…。甲次郎と千佐、祥吾と信乃の恋の行方は!?好評シリーズ第四弾!
  • 洗い屋十兵衛江戸日和 2 恋しのぶ
    4.0
    さる小藩の江戸詰めだったが、藩主御乱行で取り潰しになり、浪人を余儀なくされた月丸十兵衛。過去を消して、新たに生きる路を見出したいとやってくる依頼人たちを逃がす“洗い屋”を裏家業とする十兵衛の人情闇裁き。好評書き下ろし連作時代小説第二弾。
  • 寡黙に愛して
    値引きあり
    3.8
    借金が返済できなければビルを立ち退け!? 不動産会社の若き社長・宗像(むなかた)に、難題を突きつけられた早紀(さき)。祖母の残した家を手放したくない早紀は、借金のカタにハウスキーパーをすることに!! 部屋の掃除から毎日の食事の支度まで、懸命に働く早紀。けれど、宗像の眼鏡の奥の表情は、いつも静かで読みとれない。ところがある日突然、宗像のオフィスで補佐をするよう命令されて…!?

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  • 食欲の奴隷
    4.0
    「食べてはいけない、太るのよ!」とつぶやきながらの真夜中の台所。たくあんの音と格闘した、漬物の嫌いな彼との食卓。領収書をもらう男の気持ちを測る、レストランでのデート。いろんなことがあるけれど、やめられない食の快楽、飽くことのない食べ物への好奇心。そう、食べている時にこそ、女の成熟度が現れる。食事にまつわる、この42の事柄が、あなたを大人の女に変える! 書下しを含む、42の食卓エッセイ。あなたの食欲の奴隷度をチェック。
  • 愛の名言集 あなたへの囁き
    4.5
    著者のデビュー作「氷点」を始めとする数十点の作品から、心にひびく名言名セリフを収録した、ことば集です。三浦文学の本質であるそれらは、人間への深い洞察と共感にあふれ、説得力をもって読む者を強く魅きつけます。信仰や結婚という喜びや、闘病という苦難を経験してゆく中で養われた著者の、生きることへの信念は、私達に確かな指針と大きな勇気を与えてくれる。
  • さかさま博物誌 青蛾館
    3.0
    奇人、奇声、奇癖、奇書珍書、珍品、そして少年の日の憧憬、想い出など、詩人の想像力で蒐集した、ありとあらゆる「私有財産」を、物語というオブラートにくるんで披露する。寺山ファン待望の、不思議に謎めいてバラエティに富んだ幻想博物誌。好評“さかさま”シリーズ、第4弾!
  • さかさま文学史 黒髪篇
    4.5
    天才詩人中原中也と女優長谷川泰子のロマンスの実相、近代文豪島崎藤村と姪こま子の恋の後日譚、彫刻詩人高村光太郎と妻智恵子の愛情物語の虚構など。――文学史上に燦然と輝く文豪たちの波乱に満ちた一生を陰に陽に彩る女たち。彼らの創作の秘密をときあかす鍵としてさまざまな位置にあった女たちにスポットをあて、著者自らの文学的体験を織りまぜながら語る、ユニークな、女のためのもう一つの文学史。
  • 目撃者を消せ
    2.3
    小さな運送会社を経営している太田信次が殺された。被害者に恨みを持つ数多くの人間の中から、三人の容疑者が浮かびあがった。お金を借りていた同業者の村松。会社を辞めさせられた的場。恋人を太田に奪われた平沢。各々太田を殺す有力な動機があった。犯人を絞り切れないまま、捜査は難行した。その上、犯行当時、螢の光みたいなものを見たという奇妙な目撃者も現われて……。表題作他6編を収録した、オリジナル短編集。
  • 黒猫遁走曲
    3.2
    愛しい猫、可愛いメロウ、美しい、優しい……私の天使……。どれくらい捜したことか?目につくかぎりを、思いつくかぎりの手段を講じて。森本翠が三十八年間勤務した出版社を定年退職した日の夜、メロウは山ほどの花と薔薇色のシャンパンの隙間をぬって、戸外にはじきだされた!?黒猫メロウの捜索と、スターを夢見る隣人の殺人事件がクロスして……。滑稽なぐらい切実で、臨場感あふれる奇想天外なサスペンス。
  • イミテーション・ゴールド
    4.0
    ブティック勤めの福美は、プロのレーサーを目指す恋人邦彦のためになんとしても1000万円を工面したい。とらの子の70万円を株投資、高級化粧品のネズミ講販売等々とその手段はエスカレートし、ついに若い自分の「体」をも商品にしてしまう。二人の大きな「夢」を賭けて思いつめた献身が、二人の愛と信頼を崩していくのだった――。若さ、金、権力がちょっとした仕掛けで簡単に手を結ぶ「現代」の様相と仕組みを映し出した、出色の恋愛長編小説。
  • どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか?
    3.9
    所詮人生は、理不尽で虚しい。いかなる人生を営もうと、その後には「死」が待っている。「どうせ死んでしまう」という絶対的な虚無を前にしながら、なぜ私たちは自ら死んではならないのか?生きることの虚しさを徹底的に見つめ、それをバネにたくましく豊かに生きる道を指南する、刮目の人生論。無気力感に苛まれる時、自分に絶望し苦悩する時の必携本。
  • 田辺聖子の今昔物語
    4.1
    今は昔。いつのころか、一昨年のことだったか――。何だか怪しいなとは思ったが、不思議でならなんだが――。こんな話があった。ほんとの話だ。見果てぬ夢の恋、雨宿りのはかない契り、愛嬌のある欲ボケ、猿の才覚話――。貧しい若者、ならびなき風流男、帝、生霊、動物、遊芸人、美女と主人公は様々だ。徹底して滑稽で、哀切で、怪(こわ)くて、ロマンティックな29話を語り伝える田辺流今昔物語。
  • ワンス・ア・イヤー 私はいかに傷つき、いかに戦ったか
    3.8
    もうこの男の手の届かないところにいる――このフレーズをつぶやくまでに、私はどれほど傷つき、戦ってきたことか。就職が決まらなかった女の子がベストセラー作家にステップ・アップしていく道のりは、身を切るような恋の出会いと別れの日々でもあった。23歳から36歳まで、その人生を決定づける大切な14年間の、愛と葛藤のすべてを一年ごとに描き切った、画期的自伝長編小説。
  • ローマの休日 小説 ロマンチック洋画劇場
    4.0
    平凡で色あせた日常に光のように射し込んで来た「恋」に酔う18歳の2人は、やがておとずれる中年期や倦怠のことなど思いもよらないことだった――「いつも2人で」。結婚目前の私、見合いを始める愛子。いくつもの諦めを胸にアトランタへと旅立った――「風と共に去りぬ」。その他「ローマの休日」「卒業」など12の名画の名場面、名セリフをモチーフにした、映画より心おどらせ、胸つまらせる、私たちの恋愛小説集。
  • 霧の旗
    4.3
    柳田桐子は、強盗殺人事件の犯人にされた兄の弁護を依頼に、著名な大塚弁護士を訪ねて九州から上京する。が、依頼をことわられる。偶然、桐子を知るジャーナリスト阿部はこの事件に興味をもつが、桐子の兄は獄死する。上京し、酒場の女になった彼女の心は、大塚への復讐に燃える。巨匠が見事に描きあげた復讐譚。
  • 温室デイズ
    3.8
    みちると優子は中学3年生。2人が通う宮前中学校は崩壊が進んでいた。校舎の窓は残らず割られ、不良たちの教師への暴力も日常茶飯事だ。そんな中学からもあと半年で卒業という頃、ある出来事がきっかけで、優子は女子からいじめを受け始める。優子を守ろうとみちるは行動に出るが、今度はみちるがいじめの対象に。2人はそれぞれのやり方で学校を元に戻そうとするが……。2人の少女が起こした、小さな優しい奇跡の物語。
  • 「脳の疲れ」がとれる生活術 癒しホルモン「オキシトシン」の秘密
    3.0
    朝がつらい、眠りが浅い、いつもストレスが溜まっている、夕方にイライラしてしまう……肉体労働をしているわけでもないのに、慢性的に疲れていませんか? その疲れは脳内物質の欠乏が原因かもしれません。近年の研究で脳内ホルモン分泌のメカニズムが詳しくわかってきました。本書では、メラトニン、セロトニン、オキシトシンなどを分泌させる簡単な方法を、脳生理学者が提案。

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  • (有)シブすぎ技術製作所 映画メカ勝手に開発部
    値引きあり
    4.0
    「ダース・ベイダーの生命維持装置、もっと改良できます!」by職人エンジニア 『スター・ウォーズ』『ターミネーター』『ダークナイト』『メカゴジラ』…あのヒット作や人気作を題材に、映画に登場する数々のメカや装置を解説。そしてさらにそれらを改良すべく、エンジニア出身の漫画家・見ル野栄司が「男泣き」の視点で斬る!描く!つくる!映画のメカに特化しすぎ(!)の、職人コミックエッセイ!
  • スリム美人の生活習慣を真似したら 1年間で30キロ痩せました
    値引きあり
    4.0
    数々の失敗ダイエットを繰り返してきた作者・わたなべぽん(165cm・95kg)。人生は、ダイエットしている時期とリバウンドしている時期しかなかったことに気付いて一念発起!研究の果てに行き着いたのが「美人になったつもり」で生活をすることで自然と痩せて行くという方法だった。毎日のすべての行動を「美人ならどうするか」に置き換えて考え、実行することで痩せて行くという魔法のようなダイエット。でもそこにはやはりトラップもあるわけで…。一大ダイエットドキュメンタリー。ラストは思わず泣けます!
  • スポーツニュースは恐い 刷り込まれる<日本人>
    3.6
    1巻523円 (税込)
    私たちは本当に「自由が苦手」なのか? 新聞、雑誌、テレビのスポーツ報道は「オヤジ」である。少しセクハラっぽくて、組織を重視。感極まると熱く人生訓を語り始める。それだけではない、彼は周りにいる人たちを〈日本人〉に取り込もうと一生懸命である。スポーツ報道が発するメッセージを丹念に解きほぐし、新たな視点を提示する本。 第1章 本当はこんなに恐いスポーツニュース 第2章 女子選手に向けるオヤジな目線 第3章 スポーツニュースは“人間関係”に細かい 第4章 スポーツニュースは“国”をつくる 第5章 日本人メジャーリーガーが背負わされる“物語” 第6章 世界中で刷り込まれる“国民” 第7章 ワールドカップでつくられた“日本人” 第8章 イビチャ・オシムはなぜ怒ったか―むすびにかえて

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  • 似顔絵捜査官の事件簿
    3.5
    事件の目撃者からの聞き取りをもとに作成する似顔絵。ただの似顔絵だと侮ってはいけない。この似顔絵が凶悪な犯人を追い詰め、数々の重要事件、難事件を解決に導いてきたのだ。元滋賀県警鑑識課の警察官であり、似顔絵捜査の第一人者である著者が、捜査の実態から「顔の不思議」までを解説する。
  • アメリカの中のイスラーム
    3.5
    「内なる他者」の再認識~語られてこなかったアメリカのイスラームとムスリムの歴史を繙く! アメリカのイスラームは、その起源を植民地時代にまで遡りますが、長年、「アメリカ的でない」宗教・文化であることを理由に、多くを語られてはきませんでした。しかし、9・11がひとつのきっかけになって、昨今、われわれ地球市民は、アメリカの中のイスラームと真剣に向き合う必要に迫られています。本書は、こうした状況を踏まえて、アメリカの、いわば「内なる他者」であるイスラームを、アメリカ史の中に位置づける試みです。9・11後に実施された、アメリカ史上初の本格的な「アメリカのムスリム世論調査」をもとに、現代アメリカの平均的なイスラーム像も明らかにします。

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  • 誰か故郷を想はざる
    3.8
    「おまえは走っている汽車のなかで生まれたから、出生地があいまいなのだ」。一所不在の思想に取り憑かれた著者は、やがて母のこの冗談めいた一言に執着するようになる。酒飲みの警察官の父と非嫡出子の母との間に生まれて以来、家を出、新宿の酒場を学校として過ごした青春時代を表現力豊かに描く。虚実ないまぜのユニークな自叙伝。
  • ジャンゴ
    3.4
    哀しく、それでいて熱い旋律。沢村がつま弾く音に、麗子が目を付けた。麗子は沢村が世話になっているヤクザ者・山城の溺愛する妹だった。麗子は美女の自殺志願者だった。そして、麗子は悪魔だった――。沢村はたった一度の麗子との快楽の代償として、ギタリストの命である指を失った。そればかりか巨大な野獣にいたぶられ、人間としての尊厳をも失った。すべては麗子の罠だった。沢村を指の動かない天才ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトにするための……。男女の、兄妹の、粘り付くような濃い愛憎を、物語を通して描き切った花村文学の真骨頂!
  • 国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき
    3.3
    「絶対的なものはある。ただし、それは複数ある」自ら“自由主義的保守主義者”を標榜し、いまや左右両翼の活字メディアで最も活躍する著者。深淵な思考の果てに見出したその「多元性と寛容の精神」を支柱に、国家から宗教、歴史まで、内在する論理を真摯に追究してゆく。著者の強靱な「知の源泉」に触れ、私たち読者が現代社会への強烈な覚醒を促される1冊。
  • 茉莉花茶を飲む間に
    4.0
    南青山の紅茶専門店「青(ブルー)」は、店主和子を慕う常連のお客が多い。 自力で手にした「男と贅沢」を同僚に横取りされてしまったハウスマヌカンの奈々子。待望の新車で大事故を起こすモデルのみちる。憧れのニュースキャスターになって不安に揺れる留美。 輝やかしいはずの若さを前に立ちふさがる冷やかな「現実」をどうクリアすればよいのか――。女主人和子との語らいを糧に、恋に仕事に鍛えられていく、6人の女たちの物語。
  • 次に行く国、次にする恋
    3.5
    買物めあてのパリで弾みの恋。迷っていた結婚に決着をつけたN.Y。留学先のロンドンで苦い失恋――。少々の嘘も裏切りも遠い旅先ならば許される。そんな解放感にそそられて、恋愛の似合う世界の都市で生まれて消えた、ロマンチックな危うい恋を描いたトラベル小説7編。さらに、初めてのキスのときめき、幸福な朝の快楽などをテーマにした恋愛小説4編。
  • 恋の十和田、死の猪苗代
    2.7
    ハネムーンで殺されてしまった新妻との思い出の地、十和田湖で、西本刑事は亡き妻と瓜二つの女性、みな子と出逢う。しかし、彼女は猪苗代湖からの手紙を最後に姿を消してしまった。必死の思いでみな子を探す西本。だが、彼女は何者かに殺害され、西本刑事が殺人の容疑者として福島県警に逮捕されてしまった! 部下の窮地を救うべく捜査を開始した十津川警部は、解決したはずの新妻殺害事件に隠された謎を突き止める。長編トラベル・ミステリー!
  • 顔・白い闇
    3.5
    井野良吉は味のある役者として人気が出、映画出演も決まり幸先のよいことであったが、その幸運は、破滅へと近づくことでもあった(「顔」)。出張先から帰らない夫の身を案ずる信子は、従弟の俊吉から思いもかけない“夫の裏切り”を聞かされる(「白い闇」)。平凡に穏やかに続く日常生活という仮面をはぎとると、欲にのまれた人間たちの罪と罰がみえてくる。人間の深層心理を捉えたスリリングな恐怖推理小説集。
  • 月光スイッチ
    3.6
    1巻550円 (税込)
    たとえば、月の光を灯すように、世界を少しだけ変えるスイッチがあるのかもしれない――。夏、恋人セイちゃんとの期間限定・新婚生活(仮)が始まった。ちょっぴり後ろめたいけど、確実に幸せな日々。その中で出会う不思議な人々、不穏なこころの波立ち。こんなことずっと続くわけないってわかってるけど、本当にあなたのこと、愛してるんだよ――ままならない思いを抱えて真摯に生きる彼女と、彼女に似たあなたのための物語。
  • 能登・キリコの唄
    2.5
    東京で銀行強盗が発生。現場にいた青年・栗原太郎の活躍で、強盗は逮捕される。だが、強盗が「栗原も共犯だ」と証言し始め、栗原は姿を消す。十津川警部が彼の素性を探ると、親に捨てられ福祉施設で育った過去が判明。彼が拾われたときに入っていた箱には「キリ」という文字が記されていた。文字を手がかりに能登に向かった十津川は、予期せぬ事態に巻き込まれ……。キリコ祭りの能登を舞台にした、傑作長編トラベル・ミステリー。
  • 恐怖はこうして作られる
    3.0
    「怖い映画は観ないようにしてるんですぅ」と言った女がいた。それは何を隠そう、私だ。ただ、怖いものをあえて作ろうとしている人たちには興味があった。人を怖がらせて楽しいのかしら、という疑問から生まれた企画は、結果として、日本人の恐怖に対する考え方やJホラーの裏側を知ることができる貴重な本となった。映画の舞台裏をちょっと覗きたいと思ってしまったあなた、この本をぜひ手にとってほしい……。
  • となりのベッドで眠らせて
    3.5
    裕貴(ひろき)は独り暮らしの高校生。淋しさを忘れたくて、アパートの隣室に住む優しい大学生・哲哉(てつや)と付き合っていた。ところが、哲哉とのSEXを哲哉の親友・雄仁(ゆうじん)に見られてしまう!! 激しく貫かれる裕貴を食い入るように見つめる雄仁。動揺する裕貴だったが、そんな彼をおいて哲哉が留学してしまった。「慰めさせろよ、俺に」哲哉の痕跡を消そうとするように、雄仁は繰り返し裕貴を抱くが…!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
  • 銀の竜騎士団 空翔ぶウサギと荒野の罠
    4.5
    アズィールでの後継者争いの中、暗殺されかけた第一皇子・アルシェイドを保護したシエラたち。旗頭不在の第一皇子軍を支えるためアルシェイドに扮して敵国に単身乗りこんだスメラギを不安の中待ち続けるシエラだが!
  • 快眠★目覚めスッキリの習慣
    3.8
    「どうも寝つきが悪い」「朝スッキリ起きられない」…こんな悩みを抱えていませんか? 本書は、睡眠の基本的なしくみからやさしく解説。自分の睡眠のタイプを把握したうえで、コーチングなどを利用した睡眠の改善法を伝授します。心身の緊張をとるストレッチングやツボ押し、寝室の照明や色の整え方など、役立つ情報が満載!
  • 困った地球人
    3.0
    「魚を生で食べる」「男女がスッポンポンで混浴する」など、海外の人たちには「不可解な人々」扱いされることが多い日本人。しかし、そういう海外の人たちのほうが、日本人から見たらかなりヘンな言動が目に付くことがある。世界各地の困った人々が繰り出すトホホなエピソードを一挙公開! 困った人なのは、地球人すべてである!
  • 面白いほどわかる環境問題 地球エコクイズ100
    3.0
    環境問題は、誰もが避けて通ることのできない地球・人類の最大のテーマ。本書は、クイズに答えながら、関心はあっても、わかりにくい地球環境問題について、楽しみながら、面白く理解でき、しかも随所にちりばめられている新たなエコライフへの提言によって、明日のエコに自ら参加する勇気が湧いてくる本です。
  • 男たちの大和(上)
    -
    昭和16年12月8日、東京の虎ノ門において広島県呉市の市長が逮捕された。この朝、日本は太平洋戦争に突入した。その10日前、昭和12年呉海軍工廠の造船ドッグに最初の竜骨(キール)をすえ、極秘裡に完成された戦艦大和は、最後の公試運転を行なった。この戦争の開戦から終焉と運命を同じにした「大和」――。そこに生まれたさまざまな「大和伝説」をくつがえし、豊富な取材データをもとに、新しい光をあてた感動のヒューマン・ドキュメント。新田次郎文学賞受賞作。
  • 人間水域
    4.0
    暗闇から飛び出してきた男が、いきなり硫酸をあびせかけた。夜鳥のような悲鳴をあげてうずくまるふみ子……。前衛水墨画の旗手として、一躍マスコミにクローズアップされた彼女はライバルの滝村可寿子をけ落すため、その美貌と肉体を駆使して画壇の権力者を籠絡し、着々とその名声を高めて行く。しかしその果てに彼女が得たものは何か? 格調高い芸術の世界を舞台に、そこに渦巻く愛欲と陰謀を見事に浮き彫りにした松本清張の問題作!
  • 上野谷中殺人事件
    3.3
    東京の北への玄関口、上野駅に再開発計画があるという。地上300mの超高層駅ビル、不忍池地下の大駐車場。地元の下町では賛成派と反対派に意見が分かれていた。大林繭美はタウン誌を発行しながら、この愛すべき街を守ろうと忙しい毎日を送っていた。ある日、ルポライター浅見光彦は軽井沢の作家から一通の奇妙な手紙を託された。そして、数日後、差出人は谷中霊園で「自殺」した。情緒あふれる東京の下町に浅見光彦の推理が冴える書き下ろしミステリー。
  • 国家と人生 「寛容と多元主義が世界を変える」
    4.1
    「知の巨人」佐藤優氏と「メディア界の長老」竹村健一氏による知的興奮に満ちた白熱のインテリジェンス対談書。沖縄、ロシア、憲法、官僚、宗教、読書法……多角的論点から整理された、佐藤氏による対象への圧倒的な洞察と分析を、膨大な情報と経験に根ざした竹村氏の問いが見事に導き出してゆく。読む者の知的構築力を鍛え、日本と世界の実相を理解し、未来を考えるための1冊。
  • 真夜中の金魚
    4.0
    ツケを払わん奴は盗人や。ばんばん追い込みかけんかい! 社長が吠えたその日からバーの名ばかりチーフのおれの災難は始まった。問題の客は明らかにその筋の匂いがし、お目当てのホステスはおれが密かに同棲している女ときた。そこへ現れた昔なじみが取り返しのつかない出来事に結びつくなんて、あの時は思いもしなかった――。北九州のネオン街を疾走する男たちの生き様を描く異色の青春小説!
  • 残花亭日暦
    4.3
    関西の瀟洒な家で、車椅子の夫、老母、パート夫人、ミド嬢、数数のぬいぐるみと共に忙しく暮らす田辺さん。ある日、夫に新たな病が発覚。別れの時を予感しながら、看護と介護と作家仕事を切り盛りしていく。毎日の食卓、原稿執筆、夫の憎まれ口、お葬式、納骨――。作家のありふれた一日から主婦の一大事まで、日々の思いをユーモラスに書き留めた人生日記。発表時、感動の声が続々届いた話題の書。
  • 歌がるた小倉百人一首
    3.9
    いまから七百数十年前、当時、最高の歌人だった藤原定家が十冊の和歌集の中から一人一首ずつ百首選りすぐったものが、小倉百人一首。そこには四季の美しさ、人間の悲しみ、喜び、恋の悩みが鮮やかに豊かに描かれています。私たちのこころのふるさとであるこの百首について、成り立ちから味わいまで田辺聖子がわかりやすく解説した楽しい入門書。索引リンクが充実。
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    3.0
    知り合ったばかりの男の家へ招待されて一泊し、一夜明けると主人をはじめ家じゅうの人間が忽然と姿をけしたという奇想天外な事件の「ウィスタリア荘」、ホームズと敏腕ドイツ・スパイとの対決を描く「最後の挨拶」、ほかに「瀕死の探偵」「ボール箱」「赤輪団」「悪魔の足」など傑作8篇を収録。
  • 神栖麗奈は此処に散る
    4.5
    神栖麗奈。純聖和学園の前生徒会長であり、おかしいくらいに美しく、学園における「絶対」の指針、法律だった存在。すべての人の理想であり、完璧であり、目標であり、そして、救いだった存在。 彼女は此処にいた。 そして、此処で散った。 それが全ての始まりだった――。 三津井千美、神栖聊爾、河合さくら、そして、神栖麗奈自身が語る死の真相……。 彼らがいかに苦しみ、救われたかったのか――。 新鋭・御影瑛路が描く、『神栖麗奈は此処にいる』 待望の続編。
  • 兄弟にはなれない
    3.0
    ゆきずりで一夜を共にした相手と、両親の再婚で兄弟に!? 動揺する翼と裏腹に、4歳下のできたての弟・上総は平然とした顔。しかも「秘密をバラされたくなければ同居しろ」と迫ってきた!! 目を惹く長身だけど無口で無愛想──どんなに上総が好みでも、弟とは寝られない!! 避ける翼だけど、上総は強引に距離を詰めてきて!? この恋を自覚すれば兄弟じゃいられない…一つ屋根の下の危うい恋。

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  • スピリチュアルの世界がよくわかる本
    3.0
    スピリチュアルという言葉は、もともと「魂に関係するような、聖なる」という意味を持っています。しかし、現在よく見聞きするスピリチュアルについては、何か怪しい思いを抱いている人も多いのではないでしょうか。本書は、科学ジャーナリストである著者が、スピリチュアルの世界を最先端の科学から解くとどうなるかを、人間関係や食事など、日常生活のトピックに即しながらわかりやすく解説しています。
  • 見送りの後で
    3.0
    「夢幻館」に掲載された新作の短編を4編収録したもの。今回は昭和30年代から40年代にかけて。高度成長に沸く日本社会。その時代を生きる子どもたち、大人たち、そして学生たち。同時代を生きた作家が彼らの青春群像を穏やかな視点で描く。
  • 伸びる女優、消える女優
    3.3
    伸びる女優と消える女優、何が両者を分けるのか。「九十パーセントは当たる自信がある」という著者ならではの“女優論”に、映画評論家・品田雄吉氏との対談「現代女優名鑑」も特別収録。さらに冷やし中華の起源に迫り、谷啓の死を悼み、気になる日本語を俎上にあげる。鮮やかに時代を切り取る「週刊文春」連載の名物コラム、第13集!
  • 平成海防論 膨張する中国に直面する日本
    4.0
    経済大国となった中国は、海上にも膨張を続けている。日本の対応は万全なのか。いま、何をなすべきか――? 日本が世界有数の海洋国家であるという事実を、私たちは普段あまり意識していません。が、わが国を囲む海上では尖閣諸島をはじめ、日々パワーゲームが繰り広げられています。もっとも信頼される中国ウォッチャーである富坂聰さんが、その深層を取材。防空識別圏を宣言したり、海警局を設置したりするなど、海への膨張の欲望を高める中国に、日本はいかに対処すべきなのか。日本人必読の書!
  • ことばのことばっかし 「先生」と「教師」はどう違うのか?
    3.4
    金田一先生の痛快日本語講座、ただいま開校!雑誌「ダカーポ」で連載された、痛快日本語コラム全104本! なぜ、ゴミはカタカナで書かれるのか?なぜ、オリンピックを「五輪」と書くのか?なぜ、ウサギは匹ではなく羽で数えられるのか?それは、日本語がとってもジコチューな言葉だから。まだまだ続く、摩訶不思議な日本語の謎!
  • 御堂学院の神使官 十五の神隠し
    3.5
    御堂学院に編入した普通の高校生・玉司真人。寮監督生の蘇王や、舎監の仏野に振り回される毎日。そんなとき学院に伝えられている「十五の神隠し」の伝説を聞く。しかも友人の中川が行方不明になってしまい――!?
  • 愛できつく縛りたい(上)
    4.2
    大財閥桐島家当主の隠し子だと知らされた夏鹿は、大好きな兄・数馬を楯にとられ、お家騒動に巻き込まれてしまう!しかし、偽装結婚を迫られた夏鹿を助けたのは、桐島家の『馬鹿殿』一成で……!? ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
  • ひとりが好きなあなたへ
    4.0
    「ひとりが好きなあなたへ 私も、ひとりが好きです。人が嫌いなわけではないけど、ひとりが好き。そんな私からあなたへ、これは出さない手紙です。」著者手作りの万華鏡の鮮やかな写真と静謐な詩が胸を打つ、写真詩集。
  • 「愛」という言葉を口にできなかった二人のために
    4.0
    誰もが回顧する、「あのとき言えていれば」という甘美な思い。だが、愛を口にできなかった者たちの物語とは、愛が成就しなかった者たちの物語でもある――。『ブロークバック・マウンテン』『フィールド・オブ・ドリームス』『プリティ・ウーマン』……。スクリーンに映し出される一瞬の歓喜と哀切を鮮やかに手腕で浮き彫りにする珠玉の三十二編。
  • 語りきれないこと 危機と傷みの哲学
    3.8
    語りきれない苦しみを抱えて、人はどう生きていけばいい? 阪神大震災を機に当事者の声を聴く臨床哲学を提唱した著者が、東日本大震災から一年を経て、心を復興し、命を支える「人生の語りなおし」の重要性を説く。
  • 生ききる。
    3.7
    岩手県・天台寺の名誉住職である瀬戸内寂聴と、宮城県出身で日本を代表する哲学者・梅原猛が緊急対談! 東日本大震災後、日本人がこの難局を乗り越え、希望を見いだすために語り合う。
  • さかさま世界史 英雄伝
    3.8
    世界史上の英雄たちの虚飾に満ちた正体を見破り、たちまち滑稽なピエロにしてしまう寺山修司の眼力。コロンブス、エジソン、聖徳太子、ゲーテ、毛沢東、キリスト、紫式部……。卑近な話題を調味料に、強烈な風刺と卓抜なユーモアでどんな大人物も見事に料理してみせる、ユニークな英雄伝。
  • 明日香の皇子
    3.8
    <うつそみの人にあるわれや明日よりは、二上山を弟世(いろせ)とわが見む>大津皇子の死を悲しみ、姉の大伯皇女が詠んだ歌に隠された意外な事実!?大東広告の社員で24歳になる村久は、清楚で慎しみ深い美人恵津子に憧れ、いつしか二人は恋仲になった。だがある日突然、恵津子は村久の前から姿を消した――。巨大企業エイブルックにまつわる黒い噂。謎の連続殺人。恵津子の出生の秘密。事件をとく鍵は、恵津子が村久に託した一枚の絵に!!東京、奈良・飛鳥を舞台に、古代と現代をロマンの糸で結ぶ、伝奇ミステリー。
  • 古惑仔
    3.0
    5年前、中国から同じ船でやってきた阿扁(アービエン)たち15人。だが、毎年仲間は減り続け、残るは9人。減った6人は流氓(リウマン)となり、阿扁と会った直後に皆死んでいた。自分は死神なのか。自問する阿扁だったが――。(「死神」)歌舞伎町の暗黒の淵で藻掻く若者たちの苛烈な生きざまを描く傑作ノワール、全6編。
  • ロックンロール
    3.6
    小説執筆のためパリのホテルに滞在していた作家・植村は、なかなか筆の進まない作品を前にはがゆい日々を送っていた。しかし、そこに突然訪れた奇跡が彼の感情を昂ぶらせる。透き通るような青空の下で、恋が動き出そうとしていた。ポケットに忍ばせたロックンロールという小さな石ころのように、ただ転がり続ければいい。作家は突き動かされるように作品に没頭していく――。欧州の地で展開される切なくも清々しい恋の物語。
  • 十津川警部「幻覚」
    3.5
    実業家の中山憲之は、謎めいた脅迫電話に悩まされていた。3人の女性から次々と「責任を取って欲しい」という内容の電話がかかってくるのだが、中山には全く身に覚えがない。そんな矢先、脅迫電話をかけていたと思しき女性の1人が死体となって発見された。十津川警部が捜査に乗り出すが、中山も謎を追い、長野県の別所温泉に向かう。十津川と中山がそれぞれ事件を調べると恐るべき陰謀が明らかになり……。傑作長編ミステリ。
  • 我らクレイジー☆エンジニア主義 日本の技術を支える常識やぶりの男たち
    4.5
    「こんなにすごい技術者が日本にいるんだ!」と日本人としての誇りがもてる本です! 同時に、そんな彼らの生き様や言葉から勇気がもらえます。 「人生は短い。新しいことへの挑戦は、最高のぜいたくだ」(石井 裕)、「『会社の役に立つ』とか『世の中の役に立つ』とか、そんなことを考えたらダメなんです。『面白いからやる』じゃないと」(苫米地英人)―名言あふれる珠玉のインタビュー集。
  • 自分の考えをきちんと伝える技術
    3.0
    人間関係によるストレスは、皮肉にも「人に気をつかう人」のところにこそ集まりやすい。つまり、“優しい人”であるがゆえに自分が傷つくというジレンマが生じているのです。本書では、人間関係に押しつぶされることなく人と快適にコミュニケートするためのノウハウを、誰にでもわかりやすく解説しています。
  • インド人の頭ん中
    4.0
    お寺にギラギラ電飾、列車の中で思いっきり料理、神様には「タメ口」……ナゾ多き大国インドでは、毎日が奇想天外の連続! でもそこには、知れば知るほどふか~いワケがあるのです。じっくり住んでみてこそ、旅行や出張では見えないリアルなインド人の姿が見えてくる。ヒンディー語を話しながら、首都デリーで暮らす著者がつづる爆笑エッセー。
  • 悪人がつくった日本の歴史
    3.7
    歴史上の「悪人」の中には、時の権力者によって一方的に悪のレッテルを貼られてしまった者たちもいた──。本書は、日本史に名を刻んだ25人の「悪人」に着目し、これまでとは違った角度から彼らにアプローチ。長らく見すごされてきた側面に光を当てることで、悪人たちの実像を検証していく。
  • 戸隠伝説殺人事件
    3.5
    戸隠は昔から数多くの伝説を生み、今なお神秘性に満ちた土地だ。長野実業界の大物、武田喜助が〈鬼女紅葉〉の伝説縁の地“毒の平”で毒殺された。戸隠村“矢立神社”では男女2人が背中に矢を刺されて殺された。そして第3の殺人が……。約四十年前の事件と現代のこの忌わしい殺人事件が細い糸で繋がれた時、明らかになる意外な事実とは!“信濃のコロンボ”竹村警部が難事件に挑む本格伝奇ミステリー。
  • ラスト・タイクーン
    3.0
    ハリウッドでその名を知らぬ者はいない大物プロデューサー、モンロー・スターの栄光と挫折、亡き妻の面影をもつ未亡人との情事。そして死を、ひとりの少女の視点を通して描く。フィツジェラルドは心臓発作に襲われ急逝するまで、自身の傑作『華麗なるギャツビー』を超えたいと本書に全力を傾けていた。遺された原稿と創作ノートから、本書がいかに素晴らしい作品となりえたかは想像に難くない。まさに未完の最高傑作である。
  • はちまん(上)
    3.8
    1~2巻638~781円 (税込)
    長野県中野市の小内八幡神社、その名に惹かれて立ち寄ったフリーカメラマンの小内美由紀は、全国の八幡神社を巡礼している飯島という老人に出会う。だが、不可解な言葉を残して美由紀と別れた老人は、秋田県で死体となって発見された。浅見光彦は、日本の各地の美しい風景と混乱の戦後史の中に、この元文部官僚の軌跡をたどることになるが……。この国のありかたを問う著者が壮大な思いをこめて紡ぐ巨編。
  • スワンソング
    3.9
    同僚の恋人との三年越しの恋愛にけりをつけた僕は、アルバイトの由布子と付き合うことに。しかし愛の歯車はそのときから少しずつ狂い始める――。蝕まれる心と身体、公私にわたって逼迫する生活。心を閉ざし壊れていく恋人を見守り、献身的に尽くす僕の日々に突然の別れが押し寄せたとき、脳裏には美しい白鳥の歌声がこだましていた……。狂おしいまでの情熱に駆られラスト1ページまで突き抜ける、哀しみのラブストーリー。
  • 戯曲 毛皮のマリー 血は立ったまま眠っている
    4.4
    美しい男娼マリーと養子である美少年・欣也とのゆがんだ激しい親子愛を描き、1967年の初演以来、時代を超えて人々に愛され続けている「毛皮のマリー」。そのほか1960年安保闘争を描いた処女戯曲「血は立ったまま眠っている」、「さらば、映画よ」「アダムとイヴ、私の犯罪学」「星の王子さま」を収録。寺山演劇の萌芽が垣間見える、初期の傑作戯曲集。
  • 貴賓室の怪人 「飛鳥」編
    3.0
    浅見光彦に豪華客船「飛鳥」での世界一周クルーズを取材する依頼が舞い込む。出航直前、浅見は「貴賓室の怪人に気をつけろ」という謎の手紙を受け取った。その上、乗船客には作家・内田康夫夫妻も……。ただならぬ予感を孕みつつ世界の大海原へ華々しく出航する。しかし、洋上の密室と化した船内で、あり得ないはずの殺人事件が起きた。浅見光彦と岡部警視、名探偵2人が船上の〈罪と罰〉に迫る!浅見光彦が初めて海外に進出した記念碑的長編。
  • あるキング
    3.6
    この作品は、いままでの伊坂幸太郎作品とは違います。意外性や、ハッとする展開はありません。あるのは、天才野球選手の不思議なお話。喜劇なのか悲劇なのか、寓話なのか伝記なのか。キーワードはシェイクスピアの名作「マクベス」に登場する三人の魔女、そして劇中の有名な台詞。「きれいはきたない」の原語は「Fair is foul.」フェアとファウル。野球用語が含まれているのも、偶然なのか必然なのか。バットを持った孤独な王様が、みんなのために本塁打を打つ、そういう物語。
  • アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム
    3.5
    「……あたしが巡り逢ったのは……最高の銃だったわ」 そう言ってアリスは逝った。わたしの名前はミスター・マグナム。偉大なる魔女によって生み出された魔法の銃だ。最悪の魔女《ゾォード》により引き起こされた災厄で相棒を失ったわたしは、過去の世界で意識を取り戻す。 「アリス?」 「そう。わたし、アリスよ」 サボテンと土煙が支配する荒野、スモーキー&ロックスで出逢ったのは、少女時代の相棒だった。だが、あのアリスとは何かが違う ──。 「ほへー。ミスターって、すっごいんだね」 ──アホだ、アホなのだ! やがて《ライトニング・ワイルド》と呼ばれるはずの少女は、おてんばアホ娘だったのだ……。やれやれ。とはいえわたしは立ち上がる。かつての悲劇を起こさぬよう、新たな未来を切り開くために。
  • 七人の王国 総理大臣は十七歳
    3.8
    小笠原諸島の中に浮かぶ、ある小さな島。東京から南に1000kmも離れたその島には、さまざまな過去をもつ男女七人が、数年前から暮らしていた。ある日、彼らは、日本からの独立を宣言する。 国名は多生島共和国。そして驚いたことに、総理大臣は十七歳の少年だという。 独立宣言を記した国書を受け取った日本政府は不快感を示し、突飛なニュースを渇望していたマスコミは一躍飛びつき、そして日本中の国民が大いに動揺した――。 これは、日本での生活に馴染めない人間たちが自由を求め夢想した、可笑しくも哀しい破天荒な物語。
  • フィルム
    3.5
    30年間も音信のなかったあの人の訃報は縁もゆかりもないはずの山梨・勝沼の老人ホームから届いた。顔も知らない父親の残したわずかな遺品のなかから見つけた1本のフィルムには、何が写っているのか? 我々の暮らす街の片隅で仕事をし恋をする人々の切なさや喜びをこまやかに描いた、初めての短編小説集。(講談社文庫)
  • 春に孵る
    完結
    4.2
    全1巻660円 (税込)
    物心がつく前に両親を事故で亡くし、厳格な父方の祖父母のもとで育てられた佳苗は祖父母の体調がすぐれないため、その春を父方の叔父・輔(たすく)と初めて会う母の弟・閑也(しずや)と3人で過ごすことになった。人里離れた森の中の一軒家で過ごす夢のような日々…しかしそれは、その後に訪れる或る出来事の序章に過ぎなかった…。血の業と輪廻について描いた表題作他、それぞれの物語が独自の世界観で読者を魅了する全6作品を収録。著者渾身の最新作品集!!
  • ジョゼと虎と魚たち
    3.7
    足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。世間から身を隠すように暮らし、ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、管理人として同棲中の、大学をでたばかりの恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作「ジョゼと虎と魚たち」のほか、仕事をもったオトナの女を主人公にさまざまな愛と別れを描いて、素敵に胸おどる短篇、八篇を収録した珠玉の作品集。
  • こぐまのクークの12か月(絵本)
    値引きあり
    4.0
    つばさ文庫の人気シリーズ「こぐまのクーク」の絵本。こぐまのクーク、こぎつねゲンゲン、こうさぎサーハがいきいきと暮らし、1月から12月までの毎月を見開きページで、北海道の美しい風景と季節が描いた絵本!!
  • 街場のマンガ論
    3.8
    日本マンガと日本人を身びいき目線で論じる。 「これほど好きなジャンルは他にない」と語るマンガびいきの著者が、世界に誇る日本マンガについて熱く語る! 『エースをねらえ!』から、男はいかに生きるべきかを学び、『バガボンド』で教育の本質を見いだす。手塚治虫の圧倒的な倫理的指南力に影響を受けた少年時代、今なお、読み続ける愛すべき少女マンガ…。  日本でマンガ文化が突出して発展した理由をユニークな視点で解き明かす。巻末には養老孟司氏との対談を収録。言語としての日本語の特殊性と「マンガ脳」についての理論には瞠目される。マンガは、どれほどビッグビジネスになろうとサブカルチャーに踏みとどまって、その代償として自由を享受してほしい、と願う著者の「愛と敬意」のマンガ論である。
  • 神栖麗奈は此処にいる
    4.1
    彼女は、【わたし】 の親友。陸上部に所属していて、クラスは違うけどいつも一緒に下校している親友。 彼女は、【僕】 の家族を殺した憎い仇。僕は彼女を許さない。 僕の家族を殺してなお、のうのうと生きている彼女を許さない! 彼女は、【わたし】 の仲間。人型エネルギーを消すため…… 世界の危機を救うために一緒に戦う仲間。 彼女は、【俺】 の……。 彼女は、いつもおかしいくらい美しい微笑みを浮かべている。 彼女は、【あなた】 にとっての、何……? 謎の美少女・神栖麗奈を巡る人々が紡ぐ、ちょっと不思議な物語……。
  • 推定少女
    3.8
    とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣籠カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、疑いつつも彼女に惹かれるカナ。2人は街を抜け出し、東京・秋葉原を目指すが……。直木賞作家のブレイク前夜に書かれた、清冽でファニーな成長小説。幻の未公開エンディング2本を同時収録。
  • みんないってしまう
    4.0
    同居していた恋人が出て行った。出て行けと言ったのは私だ。あんなに泣いた晩はない。(「裸にネルのシャツ」)母ちゃん、脳卒中で死んだんだって? 自殺が趣味みたいな人だったのに(「表面張力」)会うのも会わないのも、決定権はいつも相手にある。(「片恋症候群」)永久に続くかと思ったものは、みんな過去になった。物事はどんどん流れていく――。数々の喪失を越え、人が本当の自分と出会う瞬間をすくいとった、珠玉の短篇集!
  • 犯罪の回送
    3.8
    北海道の北浦市長春田は陳情上京中に失踪、数日後に武蔵野の林で絞殺体となって発見される。捜査陣は、政敵早川議員に疑いを向けるが、直後早川の溺死体が地元の沖合いに浮かび、事件は予想外の展開をみせる。地域開発としての埋立計画を契機に、それぞれの愛憎が北海道―東京間を行き交う、スリリングな傑作長編ミステリー。1991年に改稿に着手、執拗なまでに推敲し完成させた著者最後の推理作品。
  • 刺繍する少女
    3.9
    母がいるホスピスで僕は子供の頃高原で遊んだ少女に再会、彼女は虫を一匹一匹つぶすように刺繍をしていた――。喘息患者の私は第三火曜日に見知らぬ男に抱かれ、発作が起きる――。 宿主を見つけたら目玉を捨ててしまう寄生虫のように生きようとする女――。死、狂気、奇異が棲みついた美しくも恐ろしい十の「残酷物語」。
  • 偶然の祝福
    3.7
    キリコさんはなくし物を取り戻す名人だった。息も荒らげず、恩着せがましくもなくすっと――。伯母は、実に従順で正統的な失踪者になった。前ぶれもなく理由もなくきっぱりと――。リコーダー、万年筆、弟、伯母、そして恋人――失ったものへの愛と祈りが、哀しみを貫き、偶然の幸せを連れてきた。息子と犬のアポロと暮らす私の孤独な日々に。美しく、切なく運命のからくりが響き合う傑作連作小説。
  • 奥様はネットワーカ
    3.8
    スージィこと内野智佳は、某国立大学工学部化学工学科の秘書。彼女の勤める大学周辺で暴行傷害事件が多発する。智佳の周辺でも不気味な出来事が続き、友人のルナも被害に遭っしまうが……。大学の工学部を舞台に、それぞれに秘密を抱えた6人の視点で連続殺人事件を追う、ちょっとフーガな新感覚ミステリィ。(解説は、コジマケン描き下ろしマンガ『俺様はネットワーカ』)
  • 本気で片づけたい人の 整理・収納のルール
    3.3
    世の中には多種多様なモノがあふれ、“考えない”整理・収納では、もはや対処しきれません。また、整理・収納のノウハウは自然と身につけられるものではなく、学校や会社でもほとんど教えてはくれません――。本書は、収納カウンセリングの第一人者として活躍する著者が考案した効率のよい整理手順や、無理せずシンプルにこなせる収納法を紹介。現代人のライフスタイルに合った整理・収納のポイントと手順を、イラストを適宜使いながらわかりやすくレクチャーしていきます。
  • 平家(一)
    4.0
    京では公家が権力を争い、地方では武者が土地の利権を奪い合う平安末期、地下人と蔑まれた武家平氏に清盛という英傑が現れた。並外れた知略と先見性、そして果敢な決断によって権力を勝ち取った清盛は、行き詰まった藤原官僚体制の改革と、新しい国家構想の実現を図る。諸行無常の哀れを語る『平家物語』とは一線を画し、時代の扉をこじ開けようとする、まったく新しい清盛像を描いた、雄々しくも壮大な物語。
  • 「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔
    4.3
    ――オウムの中から見ると、外の世界はどう映るのだろう?1995年。熱狂的なオウム報道に感じる欠落感の由来を求めて、森達也はオウム真理教のドキュメンタリーを撮り始める。オウムと世間という2つの乖離した社会の狭間であがく広報担当の荒木浩。彼をピンホールとして照射した世界は、かつて見たことのない、生々しい敵意と偏見を剥き出しにしていく――!メディアが流す現実感のない2次情報、正義感の麻痺、蔓延する世論(ルサンチマン)を鋭く批判した問題作!ベルリン映画祭を始め、各国映画祭で絶賛された「A」の全てを描く。
  • 創るセンス 工作の思考
    4.0
    かつての日本では、多くの少年が何らかの工作をしていた。しかし、技術の発展で社会が便利になり、手を汚して実際にものを作るという習慣は衰退し、既製品を選んだり、コンピュータの画面上で作業することが主になった。このような変化の過程で失われた、大切なものがある。それは、ものを作ったことのない人には、想像さえつかないものかもしれない。「ものを作る体験」でしか学べない創造の領域、視覚的な思考、培われるセンスとは何か。長年、工作を続けている人気作家が、自らの経験を踏まえつつ論じていく。【目次】まえがき/1章 工作少年の時代/2章 最近感じる若者の技術離れ/3章 技術者に要求されるセンス/4章 もの作りのセンスを育てるには/5章 創作のセンスが産み出す価値/あとがき
  • 冷泉家 八〇〇年の「守る力」
    4.0
    冷泉家は藤原俊成・定家の血を引く「和歌の家」として、その伝統と文化を京都の地で今日まで守り続けている。冷泉家の長女として生まれた著者によれば、冷泉家には「大事にせんとバチが当たる」「相変わらずで結構」など、独特な伝統・文化継承の秘訣があるという。当主夫人でしか語りえない代々のエピソードをもとに、急速に変化する現代社会の中で、我々が時代に流されずに生きるためのヒントとなる“公家の知恵”、冷泉家八00年の「守る力」を明かす。【目次】はじめに/第一章 大事にせんとバチが当たる 守り伝えられてきた『明月記』/第二章 そこそこやから続いてきた 「歌の家」の八百年/第三章 「昔からそうしてきたから」でけっこうやないですか 公家の三百六十五日/第四章 知識も物産も情報もまとめて収めて 蔵こそ公家の生命線/第五章 “型”が守り、伝えるもの 「文化」の威力、底力/第六章 “これはお金の問題やない” 冷泉家の四季と行事/第七章 しなやかに強く。「相変わらず」ならけっこうや 冷泉家の人々/おわりに
  • 妖精が舞い下りる夜
    3.7
    人が生まれながらに持つ純粋な哀しみ、存在していることの孤独を心の奥から引き出すことが小説の役割ではないだろうか。小説を書きたいと強く願った少女は成長しやがて母になり、芥川賞を受賞――。少女・青春期の思い、家族や本のこと、心を締めつける記憶の風景を率直に丁寧に綴り作家小川洋子の原点を明らかにしていく、珠玉の一冊。繊細な強さと静かなる情熱を併せ持つ著者の全貌がみえる初めてのエッセイ集。
  • 入社3年までにできること、すべきこと 素質を開花させる24の法則
    4.0
    ここで出遅れると、一生後悔する! ビジネスの「キモ」を押さえる、中島孝志「しごとハンドブック」第2弾! 人生と仕事を切り拓く、24のメッセージ。「周囲が熱くなるほどの熱意を持ち続けろ」「遊びと仕事を一致させればこんなに楽になる」「力の出し惜しみだけは絶対にするな」「『自負』を育てて『自信』に高めるべし」「『時間はコスト』を忘れるべからず」「会社名を出さなくても通用する人間になれ」「失敗を恐れず挑戦することに価値がある」
  • ダブル・ダブル
    3.5
    エラリイ・クイーンが懐かしのライツヴィルに赴いた時、すでに三つの謎があった…… “町の隠者”の病死、 “大富豪”の自殺、そして “町の呑んだくれ”の失踪。だがこれは、来るべき連続殺人の単なる発端にすぎなかった!古い童謡に憑かれたように犯行を重ねる殺人鬼に、さすがのクイーンもなす術がなかった!
  • 夜明けの縁をさ迷う人々
    3.8
    世界の片隅でひっそりと生きる、どこか風変わりな人々、河川敷で逆立ちの練習をする曲芸師、教授宅の留守を預かる賄い婦、エレベーターで生まれたE.B.、放浪の涙売り、能弁で官能的な足裏をもつ老嬢……。彼らの哀しくも愛おしい人生の一コマを手のひらでそっと掬いとり、そこはかとない恐怖と冴え冴えとしたフェティシズムをたたえる、珠玉のナイン・ストーリーズ。
  • 高千穂伝説殺人事件
    3.8
    美貌のヴァイオリニスト千恵子の父・本沢は、M―商事の平凡なサラリーマンだった。秘密の留守番電話に〈ブツはニュータバルからタカチホへ。運んだのはノベウン。受けとったのは市川〉という謎のテープを残して、本沢は突然失踪した。その後、父の知り合いと称する男が、高千穂で不審死を遂げた。そしてまた、新たな殺人が…。 神話と伝説の国、高千穂に隠された巨大な秘密!! 千恵子は、私立探偵浅見の助けを借り、高千穂へと向かうが。気鋭内田康夫が、綿密な取材をもとに満を持して放つ、サスペンス・ミステリー。
  • 黒い空
    3.4
    山内上杉家の末裔の事業家山内定子が創った八王子郊外の結婚式場「観麗会館」は、その高級感がうけて大変な繁盛ぶりだ。経営をまかされている小心な婿養子善朗はある日、口論から激情して定子を殺し、死体を会館の名所である「断崖」に埋め込んでしまう。門出を祝う式場が奇しくも墓場となり、その上空を不吉なカラスが飛び交い、新たな事件が発生する……。河越の古戦場に埋れた長年の怨念を重ねた、緻密な大型長編推理。
  • 城崎にて、殺人
    3.7
    警視庁OBの岡田は、山陰への旅の途中で宝石店に勤める北野という青年に出会う。翌日、北野の死体が城崎で発見された。事情聴取を受ける岡田の元へかつての後輩、十津川が現れる。東京で殺された女性の部屋に、北野の名刺が残っていたのだ。岡田が北野の足跡を辿ると、彼から宝石を買おうとしていた地元の名士が連続して不審死していたという事実が分かり……。山陰の温泉町での連続殺人に秘められた、哀しき愛の形とは!?

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