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Posted by ブクログ 2012年05月14日
まさにタイトルの通り、守屋武昌は狡猾なのだ、と思う。
エピローグに記述されている、生々しいやりとりからして、
つくづくと“狡猾“という表現を思い知らされてしまう。
この事件の本質がいまいちピンとこなかったのだが、
本書を読むにつれ、何が問題だったのか、クリアになった。
それにしても、仕事と家庭の...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月24日
この本は『防衛省の天皇』の異名をとり、事務次官を四年歴任し、最後は収賄罪などに問われ、2010年に懲役2年6カ月の実刑が確定。その顛末を記したものです。少なくとも僕には彼を断罪することができない…。
僕は先日、この本の主人公である守屋武昌氏が書いた『普天間交渉秘録』を読みましたけれど、正直な話、...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月31日
山田洋行事件。
当時は、便宜を図った守屋事務次官という人間の汚職というシンプルな構図に考えていたが、実際は根深いものが潜んでいることが分かる本。
同時に、戦後の日米関係や、政界の構造、そして具体的な人間関係が垣間見られる。
とはいえ、本当の黒幕や内情は当然語られるはずがない。本書的に言うなら、フィク...続きを読む
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