地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団

地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団

小説・文芸
726円 (税込)

3pt

全国の不動産関係者、デベロッパー社員必読。積水ハウス、アパグループ…不動産のプロがコロッと騙された複雑で巧妙すぎるその手口。
日本中で「地面師」という詐欺師集団が跋扈している。彼らは不動産の持ち主になりすまし、勝手に不動産を転売して大儲けするのだ。騙されるのは、デベロッパーや不動産業者などの「プロ」たち。被害者の中には信じられないような大手も含まれる。あの積水ハウスが70億円、アパグループも12億円を騙し取られている。名だたるプロがコロッと騙される地面師の手口は巧妙で複雑。その内実を知るしか、詐欺から身を守る方法はない。

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地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    Netflixでドラマになり気になり読み始めました。

    地面師は特殊な詐欺で、なかなか捕まらず同じ人物が度々出てくるのが特徴的だと感じた。
    刑も比較的軽く、数年で出てきてしまい再発する。
    有資格者や様々な人物が出てくることで操作も難航する。

    首都圏都市開発の裏にはこう言った裏社会があったことに驚いた。

    0
    2026年03月20日

    Posted by ブクログ

    「地面」は、誰のものでもない。
    そう思って生きてきたはずなのに、この本を読んでからというもの、
    足もとがわずかに揺らぐような感覚を覚える。

    森功『地面師』は、2017年に発覚した積水ハウス巨額詐欺事件を軸に、
    土地取引という名の“日本社会の盲点”を描いたノンフィクションだ。
    70億円もの金が、ほんの数人の手によって動き、消えた――。
    この事件は、単なる詐欺事件ではない。
    それは「信用社会」という日本の経済システムそのものの脆さを露呈させた象徴だった。

    森の筆致は淡々としているが、その冷静さが逆に恐ろしい。
    登場する地面師たちは、派手な悪党ではない。
    書類と印鑑、そして“信頼”という見えない通貨を操る、現代的な詐欺師たちだ。
    彼らの狡猾さは、人間社会そのものの構造的欠陥を突いている。

    ドラマ版『地面師たち』では、事件がよりエンターテインメント的に脚色され、
    人間ドラマとしての緊迫感が際立っていた。
    一方で、森の原作には、ノンフィクションとしての“重み”と“余白”がある。
    数字の裏に潜む欲望、沈黙の中にある倫理の崩壊――。
    ドラマが再現できないのは、この沈黙の深さだ。
    森功は語らずして語る。そこにこそ、現実の重力がある。

    積水ハウス事件の本質は、「だまされた」ことではなく、
    誰もが“だまされる構造”の中で生きているという現実だ。
    土地も、信用も、所有も、結局は幻想にすぎない。
    私たちは社会という虚構の地図の上で、確かなものを探し続けている。

    読み終えたあと、ふと足もとを見る。
    そこに広がるアスファルトの下には、
    まだ無数の物語と、欲望の残骸が眠っている気がした。

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    数々の地面師の取材を通した生々しい裏社会の描写と同時に、巧妙な詐欺の展開とその顛末が非常に興味深かった。この本を読むまでは、地面師は何者なのかを知らなかったので、新しい発見だった。

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    地面師たち、を一通り読んでみて事件自体をもっと知りたかったのでちょうどいい本でした。
    実際の登場人物一覧があるので、誰がどのキャラなんだろうと楽しくなりました!
    地面師って騙すだけじゃないんだよな、と再認識させられる。
    曲がりなりにもちゃんと仕事をしていた過去があるから余計に騙されてしまいそう。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    地面師関連の本は何冊も読んでいるが
    本書が1番わかりやすく、のめり込んで読んだ

    被害者たちは取引に対して何度か疑いをかけて
    いるのに、最後まで取引に応じ
    結果、何億ものお金を騙し取られる

    なぜなんだ

    何度読んでも、何冊読んでも
    不可解な詐欺事件だ…

    0
    2026年08月30日

    Posted by ブクログ

    行ったことのある喫茶店も出てきて地面師はこんな身近な所にもいたのかと思った。
    被害額の割には刑期が短いと感じた。

    0
    2026年05月27日

    Posted by ブクログ

    Netflixのドラマを見て興味を持ち購入。
    ドラマとの共通点や違いに気づきながら読み進めるのが面白かった。
    登場人物や関連業者が多く、ここまで手が込んだ一大プロジェクトのような詐欺が実際に多数起きているとは…驚きだった。
    続編も読んでみたい。

    0
    2026年05月10日

    Posted by ブクログ

    積水ハウス事件をはじめ、実際に起きた地面師事件のノンフィクション。
    誰が加害者で誰が被害者なのか、警察の捜査も難航する。逮捕はされても起訴は免れるなど、法の網をかいくぐる犯罪組織の実態がよくわかった。

    0
    2026年01月28日

    Posted by ブクログ

    地面師たちの元になった話で、こちらはハリソン山中ではなく内田マイク。
    あの地面師たちのリアリティが高いのも頷ける。

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    ネトフリ地面師たち の原作を買ったつもりで手に取った1冊。
    手練手管を尽くし大掛かりな詐欺を仕掛けるにしてはスピード感がすごすぎる。

    どこでなりすましキャストを調達してくるのかと思ったら手配師がいたり、役割が決まってたり、わざとペーパーカンパニーを噛ませて複雑にしたり。やっぱり背後にはその筋の人々が見え隠れしたり…。それで御用達の士業役までいるのかよ!

    アングラ社会を垣間見るような読書体験ができた。

    0
    2025年12月06日

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