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作品一覧 2019/05/17更新 人形物語 無料あり 試し読み フォロー 朝 無料あり 試し読み フォロー ある眼 無料あり 試し読み フォロー 大きな蝙蝠傘 無料あり 試し読み フォロー 大きな手 無料あり 試し読み フォロー おさなき灯台守 無料あり 試し読み フォロー 玩具の汽缶車 無料あり 試し読み フォロー 風 無料あり 試し読み フォロー クリスマスの贈物 無料あり 試し読み フォロー コドモのスケッチ帖 無料あり 試し読み フォロー 最初の悲哀 無料あり 試し読み フォロー 桜さく島 無料あり 試し読み フォロー 桜さく島 無料あり 試し読み フォロー 少年・春 無料あり 試し読み フォロー 新撰クラシックス 試し読み フォロー 砂がき 無料あり 試し読み フォロー 先生の顔 無料あり 試し読み フォロー 竹久夢二童話集 試し読み フォロー たどんの与太さん 無料あり 試し読み フォロー 誰が・何時・何処で・何をした 無料あり 試し読み フォロー どんたく 無料あり 試し読み フォロー 博多人形 無料あり 試し読み フォロー はしがき 無料あり 試し読み フォロー 春 無料あり 試し読み フォロー 日輪草 無料あり 試し読み フォロー 秘密 無料あり 試し読み フォロー 街の子 無料あり 試し読み フォロー 都の眼 無料あり 試し読み フォロー 夜 無料あり 試し読み フォロー 1~29件目 / 29件<<<1・・・・・・・・・>>> 竹久夢二の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 新撰クラシックス 李陵/山月記(小学館文庫) 中島敦 「李陵」 李陵と司馬遷、二人の不遇な男の物語。 祖国への忠心を頑に守るのか、柔軟に新たな恩義を大切にするのか、どちらの生き方が正しいのかは誰にも判断できないが、迷いのある者が苦しむことは確か。 「悟淨出世」 西遊記でおなじみの沙悟淨が、三蔵法師一行に出会うまでの話。自分とは何なのか、何のための人生な...続きを読むのか。答えのない問いにとらわれて苦しむ悟淨の姿には、誰しもが人生に対して感じる言いようの無いもどかしさが表れている。 案ずるより生むが易しという、簡単な言葉で殻を破れるのもまた、悩みというものの本質か。 「牛人」 魯の名大夫、叔孫豹のエピソード。突如叔孫豹の前に現れた生き別れの倅・牛が、叔孫を死の恐怖へと追いこんでゆく。理由なき、得体のしれぬ恐怖というものを追及したかのような作品。 「盈虚」 衛公蒯聵にとっての二重の意味での復讐劇。因果応報、盛者必衰。 「名人傳」 弓で身を立てようと志を立てた男、紀昌にまつわる逸話。弓を極め、弓を必要とすらせず、弓とは何かを忘れるまでに至った紀昌の姿を以て、名人とは何か、物事の極みとは何かを問いかける作品。 「弟子」 孔子の弟子の中でも一際骨っぽい好漢・子路の生き様を、孔子や他の弟子達との複数のエピソードを紹介する形で解き明かす。中国の古典・史書には度々登場する豪傑タイプ同様、不利な状況と知りつつも、一度禄を食んだ君主を守るために戦い散って行った子路だが、そうした美徳とも取れる部分を、ある種の引き際の悪さとして評価していなかったという、どこか現実主義じみたところに、孔子が他の思想家たちから抜きんでた存在として語り継がれている理由があるように思う。 それでもやはり民衆に好まれるのは、子路のような直情にして義理堅く、武骨にして素直な男であろう。 「山月記」 ー己の場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。ー 博学を活かし官吏として勤めるも、清廉を気取りすぐにやめてしまう。詩の道を志さんとしたものの、己の才能が無い事が明らかになることを恐れて打ち込むことができない。どんな形であれ、志した夢が有る者なら、他人事としては読めない李徴の独白は、鬼気迫るものがある。醜き自尊心という己の内の獣が、身体の表面まで現れ乗っ取られてしまうという、苦悩の行き着く先の表現が非常に秀逸。 Posted by ブクログ 新撰クラシックス 李陵/山月記(小学館文庫) 中島敦 李陵は子供の頃から何度読んだやら。読むたびに心に染みいります。山月記は森見登美彦のパロディ読んだ後なので違った面白さ。 しかし、新装で600円か。昔は200 円ちょっとで薄いペラペラの新潮?文庫買えたのだが。 Posted by ブクログ 新撰クラシックス 汚れつちまつた悲しみに ゆきてかへらぬ(小学館文庫) 中原中也 カヴァーには古本屋の値札。入手した頃は佳いも悪いも解らなかった。ただソレっぽい空気に抱かれたかっただけ。転居準備に拾い読めば ソレっぽい空気を共有していることの なんと哀しき余生か。 Posted by ブクログ 新撰クラシックス 人間失格 櫻桃 グッドバイ(小学館文庫) 太宰治 言わずと知れた一番有名かつ最も読まれている太宰作品。太宰治論の奥野健男氏は「太宰治の全作品が消えても、『人間失格』だけは人々にながく繰返し読まれ、感動を与え続ける、文学を超えた魂の告白と言えよう」とまで評しています。 アフォリズムを作り出す天才だと言われる太宰治。中でも『人間失格』の中の言葉は際...続きを読む立って名文揃いです。主人公である葉蔵の破滅へのリアルな道筋は、読んでいて寒気がするほど。人と人との繋がり、社会との繋がりなどの意味を改めて考えさせられます。 Posted by ブクログ 新撰クラシックス 高瀬舟(小学館文庫) 森鴎外 一番最初の短編、じいさんばあさんを読み、森鴎外が大好きになりました。 ただ、たんたんと事実を綴るような書き方に所々小説のような切なさ、爽快さをミックスさせるのが堪らないと思いました。 Posted by ブクログ 竹久夢二のレビューをもっと見る