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表題作「手袋を買いに」は、雪のせいで手が冷えてしまった子ぎつねのために、きつねの母子が手袋を買いにいくお話。人間嫌いの母ぎつねは、きつねとばれないよう子ぎつねの片手を人間の手に変えて、この手でお金を差し出すよう言い聞かせて、子ぎつねだけを町へ送り出しますが……。 わずか29歳でこの世を去りながら、日本のふるさとの風景を舞台に、“人の心の優しさ”や“生きることの悲しさ”を描いた新美南吉の名作童話11篇を収めた、心あたたまる1冊です。
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Posted by ブクログ
子どもに読んでやった本。なかなかシュールです。かわいい子どもの手がかじかんでしまうので、手袋を与えてやりたい。だけど自分は人間が怖い。そこで、子どもキツネの手だけを人間の手に化かして、うそんこの葉っぱのお金を持たせて、買い物にやるお母さんキツネのお話です。夜中に閉店後のドアを叩いて、たった1人で手袋を買いに来る子どもなどありえません。今なら児童相談所に連絡されそうです。しかも、お店のおじさん、キツネだとバレバレの子に手袋を売ってやります。大変いいひとです。文中かじかむ手を子ギツネが表現した「おててがチンチンするよぉ〜」は今でも真冬に我が家で使われています。類似語に我が家オリジナルの「おみみがチンチンするよぉ〜」もあります。子どもたちは、ここからの引用だということを忘れているかもしれませんが。
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