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Posted by ブクログ 2015年07月20日
釈迦の教えを学んだ人ならば誰もが、今の日本の仏教のあり方との整合性について素朴な疑問を持つ訳であるが、そこのところを、仏教史もおさえながら、簡潔かつ丁寧に説明してくれている。その際、「戒名」「葬儀」「成仏」といった事柄に焦点をあてて語ることで、常に今の仏教への問いに立ち返ることができるような説明にな...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月15日
一般目線で書かれた仏教入門書とお寺との付き合い方などのあれこれ。
非常に文章が読みやすく、著者がしっかりと勉強して理解したことを
親切に書いているのがわかる。
お寺の現状、戒名の是非、仏陀の仏教と大乗仏教の違いなどは、
知識がなくてもひととおりのことがわかるだろう。
ただ1点。この本は誰に向けたの...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月10日
一口に仏教と言っても諸宗あるわけで、本書は正に仏教の解体新書入門編といったところ。
本書では、あの世はあるのか、戒名って何であるの、葬式っていつから始まったのか、お経の意味はなどなど、いつの間にやら習慣だからとしか知らない人々にも非常に分かりやすく解説されている。
元来、仏教は釈迦が始めたもので...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月06日
日本の仏教って釈迦仏教はおろか中国発祥の大乗仏教としても同じくくりに入れちゃいけないぐらい独特で変ですよ、とひたすら皮肉る本。
お布施の額で戒名の良さが変わるとか、もう滑稽すぎて目も当てられないし、今のようにツッコミどころが多いままだと日本のお坊さんに未来は無いと警告する。
仏教伝来以降、なぜこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月14日
最近は仏教ブームということで、まじめに仏教に取り組む大衆向けの本がたくさん出版されているが、もとを辿れば、この本がベストセラーになったことから大きな流れが始まっていると思う。この本は、一言でいえば葬式仏教を批判する本なんだけど、その批判の論拠は、断片的な事象をただ並べているだけで、仏教思想史に対する...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月21日
[ 内容 ]
釈迦仏教は葬儀と無関係。
大乗仏教は釈迦仏教にあらず。
各種の儀礼は道教と儒教からの拝借。
お経は葬儀用に書かれたものではない。
中国で創作されたお経も少なくない。
往生と成仏は異なる。
死後戒名は江戸幕府の押し付け。
永代供養は「永代」ではない。
仏教界にも「勝ち組」と「負け組」があ...続きを読む
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