柳原望の作品一覧

いいよ

かなーり面白い🤣
そこらへんにありふれている駄作どもとは比べ物にならないくらい良作だ。

　４巻なので基本構造は割愛。
　そして完結巻でもある。
　掲載誌で毎号楽しく読んでいてアンケートでも応援していたのに打ち切り的な終わりは残念。
　流行の「頭は良いのに恋愛にポンコツなラブコメ」路線を下敷きにしつつ独自なアレンジで面白く仕上がっていて好きだったんですけどね。
　この辺りから、掲載誌的にお色気描写が増え気味になっていた印象。
　ラブコメなのにエッチな描写の希薄な作風が向かい風になったのかと邪推。
　雑誌にも載ってたヒロインのサイドストーリーや、単行本オリジナルの後日譚的な追加エピソードも収録。

　色恋に奥手な二人、文明の利器的な機械類全般を苦手とする女性と、理屈が先走って感情が付いてこないコミュ障の成年の恋愛譚第３巻。
　理詰め特化した主人公が、理屈だけでは乗り切れない恋愛周りの人間関係に理詰めで挑むラブロマンスコメディ。
　理詰めを柱としながら、何処まで崩していくかを悩み苦しむ主人公が、頑張って理屈を崩して行くも、要所要所拘るべきではない場面で理屈を持ち出し…一見メチャクチャなようでいて、正論はどんなときにも正しいのは絶対であるので、なんとかなっていくのもまた楽しい。
　映画と彼女の遠征の話。

相変わらず良いなぁ♪

柳原先生の作品はデビュー作からずっと買ってる。
本当にどの作品も雰囲気が良い。
小長井さんの時代にデビュー出来たのは本当に運が良かったと思う。
「理不尽・・」の方は相変わらず未定かな？w
今後も楽しみ♪

論理的に恋を考える

『高杉さん家のおべんとう』を愛読しており、本作は試し読みして面白かったので購入。
自分の感情や身の回りの出来事を、やや不器用ながらも論理的に捉えて行動する主人公を見ていると『あるある』と思わずにはいられない。
心理学的要素もふんだんに盛り込まれているので、日常的なコミュニケーションで役立つことがあるかも?