恋は論破できない 1巻

柳原望

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携帯が使えない少女との「心で繋がる」恋…。
友人ゼロ。人付き合いも下手。ネットを心のよりどころにする現人が恋をしたのは、わけあってインターネットでのコミュニケーションがいっさい取れない少女、和だった。繋がる方法は「黒電話」…？ 一体どうしたら彼女と仲良くなれるのか、立ちはだかる壁は高く…!? もうひとつのおはなし、高校生の和を描いた『和さんは日和らない』も同時収録!!
(C)2021 Nozomi Yanahara

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: スクウェア・エニックス
• 掲載誌・レーベル: ヤングガンガン
• 電子版発売日: 2021年07月26日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 36MB

[はやし · ★★★★★]

論理的に恋を考える

『高杉さん家のおべんとう』を愛読しており、本作は試し読みして面白かったので購入。
自分の感情や身の回りの出来事を、やや不器用ながらも論理的に捉えて行動する主人公を見ていると『あるある』と思わずにはいられない。
心理学的要素もふんだんに盛り込まれているので、日常的なコミュニケーションで役立つことがあるかも?

＃笑える ＃胸キュン ＃タメになる

[ブクログ · ★★★★★]

　勉学に傾倒するあまり恋にポンコツになってしまった系の作品群に連なる傑作。

　親の教育方針により、理屈っぽく育ってしまった男子大学生が主人公。
　その彼が、恋をした相手が、機械系がまるで駄目なぼっち属性の古風なおとなしめの女性。
　この二人が初々しい恋愛を育む流れ。

　孤独な二人は、対人の距離感がつかめないまま、友人関係を飛び越えた恋愛関係を必要に迫られて友人レベルの付き合いから歩んでゆく。

　何でもかんでも理論武装しないと落ち着かない主人公の、理知的なポンコツ具合と、マイペースで孤独を受け入れるのんびり彼女。

　１巻２巻同時発売。
　まぁヤングガンガンは毎号買っているからチェックしていたけど、本屋で２巻見かけたら・・・古本屋に１巻探しに行っちゃいがちな気がするんだけど、この売り方って効果あるのかな。
　・・・と、アンケートで送っておいた。

　特典に彼女の高校生時代を描いた作品が数編載っている。
　一部は、本誌にも掲載されていたので、特典なのか微妙なところではあるけど。

　わたしも理詰めポンコツ派ではあるので大変共感しつつ実をよじりながら読む類いの作品となっております。

[ブクログ · ★★★★★]

主人公はちょっと拗らせてるけど頑張りが伝わってくるから頑張って欲しいって思う
ヒロインさんも頑張っててすごくいいです
ストーリーも面白かったのでいい漫画見つけたなって思います

[nanjyo · ★★★★★]

らしい作品かと

柳原先生はデビュー作から読んでるけど、
あの事件に巻き込まれた以降での出版先が都度異なるから、なかなか追い難い。
カバーデザインを○さんのとこを使ってくれると情報入るんだけどなぁ〜　
このまま追い続けますが。

[◆ · ★★★★☆]

いつもの柳原望ワールド

論破っていうか合理的っていうか理論的かと言われると微妙……ってなってしまいますが、いつもの柳原望作品だなーっていう実家少女漫画の安心感があります。
ほんわか恋愛漫画です。

＃ほのぼの

[ブクログ · ★★★☆☆]

美少女に一目惚れした理屈っぽい男が一人で空回りしながらもいい関係築けてしまう。
あり得ないような都合の良い話。
まず弁護士が「器物破損」て……というところでげんなり。
平成どころか令和の世の中で昭和の誤用はなかった。
これを通した編集部どんだけって話。
誰も指摘しなかったのか。編集部も老齢化か。

そして始まる空回り。しかし何故かヒロインは動じない。
かといってただのボッチでもなく美人で周囲の評判も良く、男も群がってくる。
なのに何故か最初から照準は情けない理屈屋な主人公に向いている。
都合良すぎてなあ……。

[夏人 · ★★☆☆☆]

なんだろう？読みにくい

論理的な思考で生きてきた男性が、非論理的な恋に落ちて彼女と付き合っていく話。
名古屋弁が出てくるのが面白いけど、
話全体が何か読みにくさを感じる。
文字が多く、コマ割りがしっくりこない。
物語の視点は面白そうだけれども、残念。