【感想・ネタバレ】恋は論破できない 4巻のレビュー

柳原望

コミュ音痴な僕らの恋の通過点。
男女交際経験ゼロだった現人が一目惚れした和と付き合いだして初めての夏休み。ひょんなことから、彼女と一つ屋根の下で住み込みバイトをすることになり…!? 一方、彼女いない歴＝年齢、42歳の草間先生の恋の行方は――!? 高校時代の和を描いた特別編＆最終話から“３年後”を描いた単行本限定エピソードも収録!!
(C)2022 Nozomi Yanahara

[ブクログ · ★★★★★]

　４巻なので基本構造は割愛。
　そして完結巻でもある。
　掲載誌で毎号楽しく読んでいてアンケートでも応援していたのに打ち切り的な終わりは残念。
　流行の「頭は良いのに恋愛にポンコツなラブコメ」路線を下敷きにしつつ独自なアレンジで面白く仕上がっていて好きだったんですけどね。
　この辺りから、掲載誌的にお色気描写が増え気味になっていた印象。
　ラブコメなのにエッチな描写の希薄な作風が向かい風になったのかと邪推。
　雑誌にも載ってたヒロインのサイドストーリーや、単行本オリジナルの後日譚的な追加エピソードも収録。

[ブクログ · ★★★☆☆]

和の顔がなんか崩れていたのは打ち切りのショックからだろうか。
最後はバタバタ終了。
途中から草間先生の方が主役ぽくも見える。
悪くはなかったんだけど、何か違う部分もあったかな。

[hirokazu_ni · ★★★☆☆]

打ち切り完結

高杉さん家のおべんとうが、珍しいパターンなのかな。
かりん歩では地理に、本作では人の心に踏み込んだ作品になっている。が、作者自身が得意と思ってる事と読者（といっても、今回は私だけだけど）の希望があっていないみたいな。登場人物の思考パターンも性格も、あんまり変わってないのにねぇ。