微分・積分を知らずに経営を語るな

微分・積分を知らずに経営を語るな

679円 (税込)

3pt

在庫管理、価格決定、マーケティングなど、私たちはあらゆるビジネスシーンで「昨日の結果から明日を読む」ことが求められる。カンや経験で予測を行なってきた多くの企業を尻目に、セブン-イレブン・ジャパン、トヨタ、花王は微分・積分を活用することで大成功をおさめた。“ビセキ”こそは、世界中の天才たちの努力によって生み出された、最も確実に明日を読む方法なのだ。最大値、最小値、確率、微分係数(=限界利益、あるものが1単位増えると、それに伴って増える利益)などを算出すれば、誰にも非難されない合理的判断を行うことができる。しかもその概念は極めて単純、誰にでも理解できる。本書には数式はほとんど出て来ない。ややこしい計算は、すべてパソコンがやってくれる。数式をおぼえるよりも、「微分・積分思考法」を身につけることが肝心なのだ。数字に強い「できる人」、堅実な経営者となるためには、本書の内容を理解しておきたい。

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微分・積分を知らずに経営を語るな のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本棚の片隅に眠っていた本を引っ張り出してきた。
    収益予測、適正在庫管理、マーケティング、品質管理、コスト管理について、「直感」ではなく「数学的手法による一般化」を用いるための概論について書かれた本。

    微積というと、物理や化学に用いる数学というイメージが強いが、「連続した量の単位時間あたりの変化率」

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    営業、在庫管理、マーケティングなどに、どのようにビセキを活用し、その必要性を説いている。在庫管理や、コストダウンなどについては、自分の仕事と直接関わっている分野なので、非常に説得力があると感じた。

    0
    2011年05月03日

    Posted by ブクログ

    本書のタイトルの「経営を語るな」の「経営」について
    経営分析(財務諸表や貸借対照表の話)かと思って読み始めたのですが、
    経営戦略(販売戦略や在庫管理)の話でした。
    コンセプトは『孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術』に似ています。
    要するに、ある程度、概算値や予測値が入っても良いから、数値

    0
    2021年08月13日

    Posted by ブクログ

    ビジネスマンに有用な本なのだが、高校の数学の先生にもぜひ読んでもらいたい一冊。

    「こんなもの勉強して何の役にたつの?」とだいたいの数学が苦手な高校生は言う。しかし、納得させる答えを持ち合わせている教師は少ない(ここで物理とか理科系の学問での利用シーンを出しても逆効果だ)。自分の担任もそうだった。

    0
    2020年08月12日

    Posted by ブクログ

    力のこもったタイトルですが、内容はビジネスにおける数量分析入門といったもので、肩肘の貼らない読みやすい本でした。
    内容的には、数学の知識の少ない読者を対象にしているようで、数学的には極めて初歩的な内容ですが、ビジネスの軽量化をどのような手法で行って、それを数学的に扱えるようにするのかの使い方の部分に

    0
    2012年09月25日

    em

    購入済み

    数字に強くなりたいなら!

    ビジネスにおいて各々の数字がどのような意味を持ってくるのかがわからないでいたコンプレックス解消のために、購入。読後感として得られたものは、微分積分的思考はビジネスを深く理解するための一つの側面であるということだ。つまり、数字が「動く」こと、また他の数字との関連性があってこそ数字が意味を持つということ

    0
    2012年05月08日

    Posted by ブクログ

    リアルに仕事に使えそうな内容。
    「過去を切り刻んで(→微分)それを積み上げて(→積分)未来を予測する」
    自分の仕事を改めて整理する機会になった。

    0
    2011年04月04日

    Posted by ブクログ

    タイトル見て手にとった本

    瞬間の変化率をみる微分と微小を積算する積分を利用することで適切な経営判断ができるという内容

    微分、積分を使うと
    限界利益(1単位ごとに増える利益)
    販売価格
    品質管理(品質基準をどのようにするのか)
    在庫管理(どれくらい在庫を抱えるとムダがないか、発注量をど

    0
    2010年12月04日

    Posted by ブクログ

    企業の活動の重要なものの多くが微分積分によって分析できることを解説したもの。
    限界利益について別の著書で学んだばかりだったのにもう忘れていた自分にびっくりである。
    新書なので書いてあることは分かりやすいが物足りなさを感じた。特にエリアマーケティングについてはもう少し詳しく著者なりの解説を読んでみたい

    0
    2021年08月08日

    Posted by ブクログ

    個人的な経験や勘に頼らず,すでにあるデータを分析し,それに基づいた経営戦略の話。商売における売り時引き時をデータから予測するためには微積の活用が有効。

    個人の仕事のマネジメントも同様と思った。また,変化点(臨界点)や人間の感覚は対数表現が適しているなどは研究アプローチのヒントになった。

    0
    2014年12月20日

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