哲学・宗教・心理作品一覧
-
4.6
-
3.8最近の神社ブームには目を見張るものがあります。しかし、冷静に考えてみれば、神社のことは知らないことばかり。そして、神社のことを理解するのに重要なのが「神話」です。なぜなら、それは神々の物語だからです。天照大御神(あまてらすおおみかみ)や須佐之男命(すさのおのみこと)といった神々の物語は、日本最古の歴史書『古事記』や『日本書紀』などに書かれています。本書は『古事記』を中心に、神話のあらすじと解説、ゆかりの地の探訪記事を掲載しています。日本各地の「神話の里」の写真も満載で、見ても楽しくやさしく理解できる神話の本です。読後には「神話とはこんなにも奥深く面白いものだったのか! 」となること、うけあいです。平成24年からは、神社本庁による「神社検定」が始まりました(主催/一般財団法人日本文化興隆財団)。神社本庁とは、全国約八万の神社を包括する組織です。大反響のもと、全国の会場で試験が行われました。平成27年6月には「第4回 神社検定」が行われます。毎回、テーマが設けられ、平成27年の3級のテーマは「神社の基礎と万葉の神様」、2級のテーマは「祭りと神社の歴史」、1級は特にテーマを設けず、ほぼすべての神社検定公式テキストから広く出題されます。この公式テキスト2『神話のおへそ』は、平成27年の試験では2級と1級の出題テキストとなります。検定を受ける人には必須、受検しない人でも神社の正しい知識を簡単に身につけたい人にはうってつけの本です。
-
3.4
-
-カントは難しいと、誰もが思っている。だが、昔の旧制高校生は、当然の常識として皆が読んだ。その後も、哲学青年たちの間では、不可欠の教養として読み継がれてきている。なぜならば、カントが言っていることが人生にとって有益であるからに他ならない。とはいえ、やはり普通の読者が『純粋理性批判』などを読むのは、ハードルが高すぎる。そこで、本書では、カントがいくつもの難解本を書いたのち、老年になって書いた『人間学――実践的見地から』という平易な本から、大哲学者が考え抜いた末に達した「人生観がにじみ出る断章」を105編厳選し、わかりやすい解説を加える。それでも、カントの思索は、戦争から男女愛まで及んでおり、しかも、ユニークな見方が多く味わい深い。今まで、「難しいから自分はムリ」と、カントさんを敬遠していた方も、この本なら大丈夫である。「マジメにスゴいカントの世界」をぜひ味わってください。
-
-「女心と秋の空」と言われているくらい、難解でつかみどころがないのが女性の心……。どうして男と女はこんなにも違うのか? 不可解な言動のウラに潜む女性の本心を、女性心理のスペシャリスト島田一男先生が徹底的に解説。 実はその裏に思わぬコンプレックスや可愛らしさが潜んでいた!? これを読めば女心がわかる。女性と付き合う上で必携のいまこそ読みたい男女のコミュニケーションの指南書決定版! 【著者プロフィール】 大正12年岩手県生まれ。昭和24年東京文理科大学心理学科卒。 同大学研究科修了後、同30年聖心女子大学文学部助教授を経て、同38年教授就任。社会心理学専攻、文学博士。日本社会心理学会会長をつとめ、後進の育成にあたるいっぽう、災害対策、マスコミ関係などでも幅広く活躍。 著書は「社会心理学の基底」「現代社会心理学」など多数。
-
-俺にもわかる「アドラーの心理学」!! 魔法少女は「嫌われる勇気」がない!? 魔法少女と一緒に、アドラーの心理学を学べる入門書が登場しました。 本書は、自己啓発的な要素を含む心理学として、『嫌われる勇気』で脚光を浴びている アルフレッド・アドラーの個人心理学を学ぶための手引き書です。 心理学の知識がまったくない方でも問題なく読み進められるよう 専門用語などに関しても、やさしく丁寧に解説しています。 さあ、魔法少女・エリィと、アドラーの心理学のお勉強をはじめましょう! ▼目次 序章 魔法少女は人の心に着目した! 第一章 魔法少女はよりよく生きる方法を考える! アドラー心理学の自己啓発要素 ・承認欲求は人を幸せにしない! ~承認欲求は賞罰教育が生んだ徒花 ・自分の人生を自分の責任で生きる! ~課題の分離 ・外側から与えられるて“人生の意味”などない! ~主観的な世界を生きる ・因果律を逆転させる! ~目的論とトラウマの否定 ・過去をどう克服するか ~早期回想とライフ・スタイル ・悩みの正体とは!? ~劣等コンプレックス&優越コンプレックス ・自分の価値を認めるために ~共同体感覚を理解する 第二章 魔法少女は幸せな人を増やしたい! アドラーの教育論に基づく“人への接し方” ・悪を選び取る人など存在しない! ~全ての行動には論理がある ・特別であるための四つの方法 ~注目、力、復讐、無気力 ・縦の関係を脱却する! ~権力争い、賞罰教育の弊害 ・横の関係で働きかける! ~勇気づけの教育 第三章 魔法少女は人間心理を探求する! アドラー以外の心理学概要 ・ジークムント・フロイトの精神分析学 ・カール・グスタフ・ユングの分析心理学 終章 魔法少女は人間関係について考える!
-
-10分で読めるミニ書籍です(文章量8000文字程度=紙の書籍の16ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 恋愛成功術としてよくあげられるのが、コミュニケーションスキル。イケメンや美人じゃなくても、お金をかけなくても、草食系でも地味系でも、「話す」「聴く」は究極のモテテクであるといわれる。だがこのスキル、簡単そうに見えて、意外と奥が深い。ローリスクハイリターンと思われがちだが、そんなことはない。ネットなどで気軽に紹介されているトークスキルは、付け焼刃で振り回すと痛い目に遭う、ハイリスクな諸刃の剣なのだ。 そこで本書は、まことしやかに伝えられる「コミュニケーションスキル」の失敗リスクをランキング形式で徹底解剖。そのうえで、恋愛に、人間関係に、仕事に活かせる、真に成功する会話術をご紹介しよう。
-
-10分で読めるミニ書籍です(文章量7500文字程度=紙の書籍の15ページ程度) 「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 前書き 私は10年以上双極性障害を患っており、2年半の休職経験がある。但し、発病当初の約7年間は「うつ病」としての治療を受けていた。この間、何ヵ所かの病院やクリニックを転々とし、現在のクリニックにかかって初めて「双極性障害」という言葉を知ったのであった。通院、投薬は現在も続けている。 本書でこれから書き進めてゆく内容は、うつ病としての治療を受けていた頃から、双極性障害としての診断に変わり、復職に至るまでの私自身の経験である。従って、双極性障害としての治療を受けている時期の記載が多くなるが、うつ病に苦しんでいる方々の参考にもなることと思う。また、私の場合は元の職場に復職したため、そこへたどり着くまでの経緯についても触れている。この内容も、残念ながら職を失ってしまい、復職先が決まっていない方々にも参考にしていただけるものと思っている。 尚、双極性障害とは躁または軽躁状態とうつ状態が周期的に表れるもの、うつ病は抑うつ状態が続くものと理解している。
-
2.5世界への影響を強めているイスラムの国々。「イスラム協力機構」に加盟する57か国の、日本との関係、ニュースではわからない“素顔”をやさしく解説。政治、経済、外交、歴史の基本データも収載。
-
3.5キリスト教は、出現した当時のギリシャ世界において、既存の宗教の枠を超える「型やぶり」な思想であった。ユダヤ教から派生した「突然変異」ともいえるキリスト教が、ギリシャ思想の精髄を吸収しながら古代ローマ世界に浸透し、やがて近代ヨーロッパを覚醒させる。本書では、教義に内在する普遍主義の歴史的連続性を読み解き、修道院がその伝承を担った中世の世界をさぐる。近代主義者たちはキリスト教の歴史事実を意図的に否定するが、その歪曲がなぜ必要だったのかを考える。キリスト教という合わせ鏡をとおして、現代世界の底流にある設計思想を解明する探究の書。
-
-
-
4.2自他尊重のコミュニケーションであるアサーションは、自己表現を非主張的、攻撃的、アサーティヴに分けて、よりよいコミュニケーションをめざす。家族、職場、友人関係などでひろく有効な方法として取り入れられている。だが、アサーションを「上手な断り方」とか「イエスと言わせる方法」などと誤解する人もいる。そのような誤解はアサーションをただ技術としてとらえ、その意味をふかく理解していないところから生じる。アサーションは技術だけでなく、相手とどのような関係性をもつかという生き方の問題なのだ。日本にアサーションを導入・普及した著者が、入門編だけでなく「もう一歩深く知りたい」という読者に向けて書き下ろしたアサーションの意味と背景と歴史。
-
4.0「正常と異常のボーダーラインはどこか?」「科学の知識を一切使わずにタイムマシンを作りなさい」「まだこの世にないものを生みだしなさい」――。本書の問題は、どれも難問・奇問ばかり。 さて、あなたならどう答えますか? 「無理!」といわずに、少し考えてみましょう。本書で活用する5つの思考法さえ身につければ、どんな問題でも対応できます。でも、なぜこうした問題を解く必要があるのでしょう? 学校の勉強とは違い、社会に出たら「明確な答え」がない場合がほとんどだからです。「日常や仕事で巻き起こる問題を解決する糸口をつかみたい」「自分の頭で考えるには、どうすればいいの?」「思考力を鍛えたい」という人に最適の一冊です。きっと「考える」ことが楽しくなりますよ。
-
4.2
-
-目次 第一章 私宅監置制度の登場と発展 1 江戸から明治へ 2 瘋癲人に関する規則 3 精神病者監護法下の私宅監置 4 各地の精神病者監護法の施行規則 5 私宅監置室の構造 6 私宅監置制度の普及 第二章 患者監置の実際――大分県公文書館所蔵『昭和十五年監置精神病者に関する綴』から 1 大分県の精神医療史と『昭和十五年監置精神病者に関する綴』 2 監置患者の統計的観察 3 監置の許可 4 監置患者の死亡 5 監置の廃止 6 患者の逃走 第三章 公費に関わる監置精神病者 1 行旅病人としての精神病者 2 精神病者収容所と公立監置室 第四章 戦前の私宅監置をめぐる評価と解釈 1 「精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察」を読み解く 2 私宅監置と精神病院法 3 私宅監置とナショナリズム 第五章 私宅監置の戦後 1 戦前から戦後へ 2 精神衛生法と私宅監置制度の廃止 3 離島の私宅監置 資料――第二章に関わる行政文書について
-
4.0「格差」が拡大するとなぜ、イスラム教徒が増えるのか? 2030年には世界の3分の1はイスラム教に。 アメリカ、アジア、そして日本……神社や仏寺に「モスク」が建つ日も遠くない!? 宗教の専門家がわかりやすく語る、イスラム教の歴史と未来。 【著者紹介】 保坂俊司(ほさか・しゅんじ) 1956年、群馬県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。 現在、中央大学総合政策学部教授、ならびに公益法人中村元東方研究所理事。 専門は比較宗教学、インド思想。 著書に『ブッダとムハンマド開祖でわかる仏教とイスラム教』(光文社新書)、『知識ゼロからの世界三大宗教入門』(幻冬舎)、 『イスラム原理主義/テロリズムと日本の対応 宗教音痴日本の迷走』(北樹出版)、 『イスラームとの対話』(成文堂選書)などがある。 【目次より】 ◆第1章 格差拡大とイスラム教 ◆第2章 アメリカ、インド、アフガン……各地のイスラム化 ◆第3章 日本とイスラムの関係 ◆第4章 原理主義から見えてくるもの ◆第5章 これからイスラムはどうなるのか ◆第6章イスラム教を知るための10のキーワード
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
-10分で読めるシリーズは忙しくて読書の時間がない人のための本です。10分で読める範囲のミニ書籍です。(文章量5000文字程度)「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣に執筆いただきました。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 小学6年の秋、突然母がパニック症の症状を訴えて家の外に出かけることすらままならなくなった。 きっかけは目の前で親戚が事故にあい(比較的軽症で済んだものの)、その様子を間近で見てしまったことだった。 誰でもその場面を見るとパニックにはなると思うが、母の場合はそこから感情の不安定さが継続的に出てくるようになり、さらに悪いことにうつ病も併発してしまった。 その後にかかった心療内科の医師によると、おそらく事故自体は発病のきっかけにはなったものの、直接的な発病の要因ではないとのこと。 小さい頃からの家庭環境、虐待されて育った経験、学校や職場でのいじめ、自分の家庭の崩壊(離婚経験)などの様々な要因が大人になったあとに出てきたものだという。 だが、家族にとって一番大事なのは発病した要因ではない(家族がその原因である場合は、まず当然そのことを知ってしかるべきではある)。 家族にとって大事なのは、どのようにこの病気と付き合うか、という点だろう。 要因を知るべきなのは、その付き合い方を考える上でヒントとなるからにすぎない。 病気を持ってしまった家族と付き合うのは実際、まったく簡単なことではない。 「うつはうつる」とよくいわれる。 それは、近親者にとって病気の家族と付き合うことがとても難しいことを意味する。 だからこそ、「ミイラ取りがミイラになる」ようなことになるのだ。 メンタル系の病気を持ってしまった家族とどのように接するか。 また、もし「自分は何かの病気を持っているのかもしれない」と思ったときにどうすべきか。 病気の程度や種類によって当然個人差はあるが、著者の経験を少し書いていきたい。 ちょっとした参考程度に読んでいただけたらと思う。
-
4.0『維摩経』は、初期大乗仏教典として古来から日本人に親しまれてきた。聖徳太子の三経義疏の1つが『維摩経義疏』(注釈書)であることからも、それがうかがえる。ところが、このお経は変わっている。「維摩」という在家の仏教者が病気になった。ブッダは弟子たちに見舞いに行くようすすめるが、辞退者が続出。維摩に手ひどく論破された経験が尾を引いていたのだ。ようやく文殊菩薩がその任を受け、維摩のもとに向かう。文殊菩薩の巧みな問いかけによって、維摩が説く仏教のかたちが見え始めていく……。まるで物語のような展開を見せる『維摩経』だが、経文どおり訳していくと難解かつ膨大な量になってしまう。そこで仏教をやさしく語って人気の著者が、そのエッセンスを踏まえながら、まさに「話し口調」で大胆に超訳&解説。読み終えたとき、本書のタイトル「なりきる すてる ととのえる」の意味がわかり、心がラクになります。
-
-
-
3.8「一緒にいて、なんとなく疲れる」という人がいます。そういう人は、仕事相手との関係が深まらず、人脈も広がっていかないため、なかなか思うような成果をあげることができません。プライベートでも、恋愛が長続きしない、仲の良い友人ができないなど、いろいろとつらい思いをしなければいけないことが多いものです。一方、「一緒にいてラクな人、ほっとする人」というのは、仕事でもプライベートでも人が自然と周りに集まってきます。わかりやすくいえば、よく“モテる”のです。誰もが後者になりたいと願いますが、それは簡単なことではありません。カウンセラーとして通算20年にわたり、日米でのべ5,000人ほどのこころの援助をしてきた著者も、駆け出しの頃はクライアントから「一緒にいてラクな人」と思われず、そうとう悩んだといいます。本書では、そんな著者が自ら編み出した「一緒にいてラクな人」になれる効果的&具体的なメソッドを紹介します。
-
4.2地図を片手に脳内散歩。 (オールラウンド)アイデアの教科書。 世界や日本をテーマに地図と向き合い、あたまの中を散歩し、疾走する。 「凝視」「立場」「方角」…19の思考法と出会っていく。 新進気鋭のコピーライターが、地図からあたまを整え、考え方を考えていく。 すべての人があたらしい思考法をインストールし、 簡単に頭脳をアップデートできる画期的な本。 「自分の頭の歩き方を知りたかった。 流行を追う前に、自分の頭を掃除したかった。 考え方を変えたかった。 無意識に使っていた自分の発想法を整理したかった。 世界や日本をもっと知りたかった。 快適に地図を読めるようになりたかった。 見慣れた地図や、知ったつもりでいたニュース。 実は、みんなちゃんと見ていなかった、知らなかった。 だからこそ、埋まっていた、宝だらけだった。」 ――僕がどんな思考法と出会い、どんな思考実験を行ったか、どんな「見方の刷新」が生じたのか、その軌跡がこの本のすべてです。軌跡を一緒になぞってもらうことで、今まさにこれを読んでいる皆さんの頭の中にも、僕が獲得したような「思考法」「見えないものが見えてくる道具・武器」が必ずやインストールされると信じています。(まえがきより)
-
4.3著者によれば、「世の中には、『これでいいのだ』と思うことのできる人々と、『これではいけない』と思ってしまう人々がいる」。そして、「最も悩み苦しむ人生を送るのは、何事においても、『これでいいのだ』と思うことのできない人々である」と言う。なぜならば、このような、「『これでいいのだ』と思うことができない人々」は、自己肯定することができず、悩みごとの底なし沼にいつもはまってしまっているからである。そんな、本当に真面目な人々に、もっと精神的に楽になって生きてほしいという著者の願いから、本書で著者は、「どのような苦しみや哀しみも、それをきちんと受け止めて、向き合いながら淡々と生き抜くための日ごろからの考え方」を、心の傷を拭きおとすように示唆してゆく。おなじみのダイアログ形式で、普段、本を読まない人にも読みやすく書き上げられた本書は、まさに、「辛さに満ちた人生を、読み込むほどに楽にしてくれる」漢方薬である。
-
-著者が行なっている、「光の学校」での無料カウンセリング。そこに最近、「愛に悩む」相談が激増しているという。たとえば、「愛してしまった辛さ」「愛されてしまった苦しみ」「愛されない悲しみ」「愛を失った絶望」……などを持て余し、心の痛みに耐えかねている人が、涙ながらに、それからの救いを求めているのである。若い人だけではない。シニア層の男女も、「愛のままならなさ」に、悲しみ沈んでいるという。今という時代を生きる人々の、どのような心が、現代の愛の悲しみを生み出しているのか。本書では、最も類似のケースが多い6つのシチュエーションを厳選し、実際のカウンセリングのような対話形式で、わかりやすく問題を解きほぐすとともに、心の平和を得るためのアドバイスを行なう。「愛に満ちた魂の対話」が満載された一冊である。
-
4.0京都三条御幸町にある、著者の社会奉仕施設「光の学校」。ここでは、悩みや苦しみを抱える人たちに、著者の無料カウンセリングが行われている。さまざまな心の痛みを抱えた人々がやってくるが、その中で、「もう、私は死にたい」と訴える人も数多い。本書で取り上げるのは、この、「死にたい、死にたい」と訴える人たちへのカウンセリングの模様である。ダイアログ形式でまとめられており、読み進むうちに、行き詰ってしまったかに見えた人生に、突破口が見えてくる。カウンセリング・ルームで展開される、真剣な対話から、悩む人はいろいろな気付きを得ることができるであろう。心が疲れた人にこそ読んでほしい、人生に対する貴重な示唆に富んだ人生論である。
-
-
-
4.0
-
4.01997年のシリーズ発売から15年以上、30刷を超える超ロングセラー「うちのお寺は浄土真宗」を文庫化。元となるA5判のシリーズを簡潔に読みやすく徹底的に再構成。宗派の歴史から仏事作法・行事などの実用まで、浄土真宗に関する必須情報を一冊にまとめます。「我が家の宗教を知る」文庫シリーズ第1弾です。
-
-定年後では手遅れです。 著者の“老前整理”はシリーズ累計18万部を超えるベストセラー。そのコンセプトは、老いる前に身の回りを見直し、これからの暮らしを考えてモノと頭の整理をすることにある。本書では、(1)実家を片づける、(2)身の回りを整理する、(3)定年後の計画を立てる、という3つの簡潔なステップを通じて、老前整理のノウハウや魅力をあますことなく紹介する。 [内容] 第一章 老後のリアリティ──実家を片づける 1.なぜ実家を片づけないと危険なのか? 2.片づけにはタイミングがある 3.実家の状態を知る 4.捨てられないものの処分方法 5.片づけたくない親の説得術 6.住まいの選択肢を考える 7.親の介護に備える 8.まとめ 第二章 老前整理のセオリー──身の回りを整理する 1.老前整理の理由 2.ものを片づける──過去と向き合う 3.写真とアルバムを片づける──思い出と心の整理 4.年賀状を片づける──人間関係を整理する 5.自分史年表を書く 6.まとめ 第三章 未来へのマイルストーン──定年後の計画を立てる 1.未来の自分史年表をつくる 2.「終の住処」の選び方 3.子どもに迷惑をかけないために今できること 4.まとめ
-
4.0
-
3.4ユダヤ教もキリスト教もイスラームも「たったひとりの神」を持つ宗教である。もとをたどれば同じひとりの神だった。それが「それぞれの神」になったとき、地球の表面が変わった。宗教史のうえでは突発的・変則的であった一神教が、なぜ諸宗教をしのぐまでに発展し、世界の底流となりえたのか――。出発点であるユダヤ教と、そこから枝分かれしたキリスト教とイスラームを視野に入れ、より大きな広がりのなかで一神教の特質を把握する。「聖戦」「不寛容」「平等」「福祉」「契約」などの題材にふれながら、歴史に決定的な影響を与えた三宗教の連環を解き、一神教の光と闇にせまる比較宗教学の入門書。
-
4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キリスト教徒が全力で見ないふりしてる、聖書の真実。神は気まぐれに人を惨殺し、キリストはチンピラのリーダー、モーセは十戒の石板を叩き割る──! キリスト教の教典『旧約聖書』『新約聖書』は慈愛にあふれた書物というイメージだが、実際は殺す・すねる・嫉妬する・陥れる・後悔すると、クズエピソードのオンパレード。しかも人間だけでなく、絶対の唯一神ヤハウェも普通にやってます。矛盾と残虐行為の向こうに見える、古代の人々が神話に込めた人間臭さが満ち満ちた“聖書”の真実、ご覧あれ。
-
3.4
-
3.5「人に好かれる人」には、なんとなく共通点がある。人間観察の達人モタ先生が教えてくれる「人に好かれる人」「人に好かれない人」との相違点をイラストで比較すると、マニュアルではわかりにくい、人づきあいを円滑に進めるためのコツがわかってくる。「人に好かれる人」は、1、まず相手の話を聞き、会話より会聞で相手の望むことを引き出す。2、自分のつらさを言う前に相手のつらさに耳を傾ける。3、ほめ上手で、楽しむことがうまい。など、自分のことより、相手のことに気をめぐらせ、相手が考える時間を大切にしている。楽しいことが大好きで、どんなことでもユーモアというオブラートに包み、角を立てずに、言いにくいことを無理せず言える。読み進めるうちに、ポイントが明らかになり、イラストのキャラクターと一緒に成長、いつの間にか「好かれる人」になれる本。
-
-名前を聞いたことはあるけれど、どんな神様なのか分からない……。日頃けっこうお世話になっているのに、意外に詳しく知らない日本の神様。 「家族が安全に過ごせますように」、「いい人に出会えますように」、「頭が良くなりますように」など、自分の願いを叶えてくれる神様を知ってこそ、願いは叶うというもの。 本書は10万部を突破した『「日本の神様」がよくわかる本』に、神様をより身近に感じていただくためのかわいいイラストがついてパワーアップ。 困ったときに頼りになる神様が一目でわかるご利益、神社ガイドとお参りの作法から、日本人なら知識として絶対知っておきたい象徴的なエピソードまで、日本の神様が楽しく学べる内容が盛りだくさん。 神社参りのハンドブックとして使うもよし、知識として知りたい神様を勉強するもよし。パワースポット好きの若者から、神社巡りを楽しむ年配の方まで、目で見て、読んで楽しい日本人必携のガイドブックです。
-
4.7「クレオール主義」とは、なによりもまず、言語・民族・国家にたいする自明の帰属関係を解除し、それによって、自分という主体のなかに四つの方位、一日のあらゆる時間、四季、砂漠と密林と海とをひとしくよびこむこと――。混血の理念を実践し、複数の言葉を選択し、意志的な移民となることによってたちあらわれる冒険的ヴィジョンが、ここに精緻に描写される。「わたし」を世界に住まわせる新たな流儀を探りながら、思考の可能性を限りなく押し広げた、しなやかなる文化の混血主義宣言。一大センセーションを巻きおこした本編に、その後の思考の軌跡たる補遺を付した大幅増補版。
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
4.0【緊急出版!】 ふたたび基地問題で揺れる沖縄――そのカギを握る翁長知事の誰も知り得ない本心とは!? 【全国民 必読の公開守護霊霊言】 菅官房長官との会談も平行線のまま 翁長知事の考える基地問題の解決策とは? 米軍基地に対する執拗なまでの嫌悪感は どこからきているのか? そのルーツに迫る 沖縄は独立し、中国軍に守ってもらう!? 習近平国家主席との個人的なつながりとは? 戦後70年、沖縄戦をどう総括するのか? 語られる驚愕の歴史観と沖縄の未来像 「地方自治」の越権!?――1%の民意で 全国民の命運が左右されることの問題点 沖縄県民に伝えたいこと。そして、 日本国民へのメッセージとは? いま、沖縄の幸福と日本全体の未来の“正しい針路”を検証する。
-
-あなたは本当に自分に正直に 欲しいものを得るために生きていますか? この本は、年収1億円の夢を実現し、4万人の人生を変えた著者が語る成功哲学です。 ある外資系ダイレクトマーケティング企業で世界No1の実績を残し、多くの人を成功に導いてきた著者が始めて明かす成功の秘訣がつまっています。 著者の周りには、たくさんの成功者がいますがかれらには1つの共通点があるといいます。 それは自分の欲しいものを、正直に欲しい、ということ。 そう宣言するだけで、目標が明確となり行動に移すことができる。 真剣に行動すれば、協力者も現れ夢が実現する可能性が飛躍的に高まるのです。 ※紙書籍再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合や、紙書籍とは異なる表記・表現の場合があります。あらかじめご了承ください。
-
3.5最初、著者は「福沢先生の名著『学問のすゝめ』になぞらえたような本を書く資格が自分にはない」とたいへん躊躇しました。しかし、日本の学校教育や、子ども、青年の勉学への取り組みの愕然とする現状を調べるにいたって、「書かなければならない」「書く使命がある」と、日本の行く末を思いやり、渾身の力で書き下ろしてくれました。その電子版。 【目次】 第1章 なぜ学ぶのか、その根拠をつかむ 福沢諭吉時代からのメッセージ 向学心を刺激した「エリート競争」 ほか 第2章 日本に「頭脳敗戦」が迫っている なぜ「学問しなければいけないのか」 学力レベルが反映する国力の差(国別ランキング) ほか 第3章 国のために学問する意味を説く 勉学こそが愛国心に通じる 日の丸を掲げても愛国心にはならない ほか 第4章 学問するには方法がある 学問が社会で役立つとき 学力と仕事・推理力と数学と仕事の関係は ほか
-
-・ソクラテス 「私は、自分が無知であることを知っていることで、より賢明であるらしい」(無知の知) ・アリストテレス「すべての人間は、生まれつき、知ることを欲する」 ・デカルト「われ思う。ゆえにわれあり=コギト・エルゴ・スム」 ・ベンサム「幸福が善ならば、その最大の分量すなわち最大多数の幸福が何よりも選ばれるべき目的、道徳的善である」 ・ボーヴォワール「人は女に生まれるのではない。女になるのだ」etc…… あなたは幾つの名言をご存知でしたか?本書はどこかで聞いた、数々の珠玉の名言たちを1冊の本にまとめたものです。 それらの意味と原書の一部も抜粋して掲載した、あなたの知的好奇心を大いに刺激する本です。
-
3.6反日を国是とする中韓、朝日新聞の「慰安婦報道」、そして官僚に支配される日本政治……。いま起きている事象はすべて「いま」だけの問題ではない。私たちが 肝に銘ずべきは、歴史の「流れ」を捉え、史料に残らない常識を復元していくことなのだ──稀代の歴史作家が過去と現在を縦横に行き来し、歴史を見るツボを伝授するととともに、日本人の本質を鋭く衝く。歴史眼を磨けば、世の中こう見える! 第一章「歴史を疑うことから始めよう」 第二章「日本人が気づいていない日本の精神文化」 第三章「歴史の裏側からよみがえる人物伝」 第四章「官僚支配と大本営発表の愚かなる政治史」 第五章「自然に恵まれ、翻弄されてきた国」 第六章「外交史に見る「隠された真実」
-
-大好評! GOMA BOOKS新書シリーズが電子書籍になって帰ってくる! 男は女の「ここ」がわかっていなかった! 「酒場で男の友人たちが女性を語るのを聞いていると、じつに独断がある。と思うとウガチ過ぎもあり、偏見も多い。こうした女性談議を聞いていると、私もやはり男性の一員として、一言なくてはなかろうという気になってくる。その一言が、いつのまにか、たまりたまってこの本になったと考えていただいてもさしつかえない。」(本文「まえがき」より) さり気ない仕草から女性の隠された感情を読み解く「135の法則」を大公開。 癖や言葉、好みから見えてくる彼女の真の姿とは!? 恋人や奥さん、身の回りの女性とうまく付き合うヒントが満載。 読めば「デリカシーのない」「モテない」男を卒業できる!? 大好評! “女心シリーズ”の第4弾です! 【著者プロフィール】 大正12年岩手県生まれ。昭和24年東京文理科大学心理学科卒。 同大学研究科修了後、同30年聖心女子大学文学部助教授を経て、同38年教授就任。社会心理学専攻、文学博士。日本社会心理学会会長をつとめ、後進の育成にあたるいっぽう、災害対策、マスコミ関係などでも幅広く活躍。 著書は「社会心理学の基底」「現代社会心理学」など多数。
-
4.2
-
3.3
-
-
-
3.0東京大学在学中に、禅の世界からカトリックに改宗した奥村一郎師は、卒業後、フランスのカルメル会に入会し、司祭に叙階された。2年後に帰国してからは、他宗教との対話・交流にかかわり、キリスト教を日本人の感性から説いていった。祈りについて書かれた本書も、日本人独特の宗教心にそっている。初版は1974年だが、2008年に20刷を迎えたロングセラーだ。祈りとは単純なものであり、一方、生涯にわたって追求するに値する奥深いものである。呼吸のようなものであり、貴重な宝である。人間に欠くことのできない祈りについて、わかりやすく語っている本書は、新書版の200ページ足らずの本だが、祈りの導入の書としてまた解説書として名著である。
-
3.0
-
3.6
-
4.4今も多くの日本人は自らの素晴らしさを知らず、「日本人である」ことに誇りを持てないでいる。それは、自国の真の歴史を知らないから、と著者は言う。神話時代から繋がる日本の歴史を繙くと、この穏やかな国土で、「和」を尊び、日本独自のしなやかな「勁さ」を育んできた先人たちの姿が見える。読むほどに、 「日本をもっと知りたい」という思いが沸いてくる。書き下ろしの名著! 神話の神々の大らかさ、縄文人たちの豊かな食生活、十七条憲法の持つ先進性、いまも世界から尊敬されている武士道の精神……。日本には先人たちが生み出し、育んだ「宝物」がたくさんある。「日本人」としての自信を取り戻し、思わず襟元を正したくなる1冊。親子で読み継ぐロングセラーを目指します。
-
5.0イエスと言わない顧客、企画を通さない上司、サボる部下、家事をしない夫…彼らを変える「言い方」「ふるまい方」とは?元衆議院議員でもある精神科医が「対人関係療法」の見地から明かす、「人を動かす」スゴイ方法!序章「人を動かす」って、どういうこと?1章「敵・味方」の関係に陥らないコツ2章「安心させること」で、相手の言動は変わる3章 お互いに気持よく動ける「大目標」の見つけ方4章 「困った状況」をなんとかしたい!5章 どうする?「それでも動いてくれない人」6章 多くの人を「巻き込む」方法【著者紹介】水島広子。精神科医。「対人関係療法」の日本における第一人者。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。『「怒り」がスーッと消える本』(大和出版)『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)等著書多数。
-
-日本人なら誰もが当然のように抱いている「人は自然に生かされている」という自然観。それが今、地球環境問題への示唆に富むユニークな考え方として世界から注目されている。そして、この自然観を育んできた神道の考え方や、神社をとりまく「鎮守の森」の存在は、これからの持続可能な発展のヒントになるのではないかともいわれている。平成26年(2014)6月、神宮式年遷宮を終えた伊勢の地に、世界の宗教の指導者や国連関係者、環境問題の専門家らが集まり、日本の多くの神社を包括する神社本庁とARC(宗教的環境保護同盟)の共催による国際会議が開かれた。英王室のフィリップ王配殿下によって設立されたARCの目的は、「世界の主要な宗教が、それぞれの教義、信仰、実践に基づき、環境問題に取り組む独自のプログラム策定を支援すること」本書では、この会議に登壇した皇室の彬子女王殿下、高野山真言宗管長の松長有慶氏、神宮大宮司の鷹司尚武氏、東京大学院教授のロバート キャンベル氏らによる「日本人と自然」についての講演や発言を載録。さらに、ARC事務総長のマーティン・パーマー氏、神社本庁総長の田中恆清氏へのインタビューを加え、日本人が受け継いできた自然観と、その現代的意義について見つめ直し、宗教と自然について考える
-
-10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 一時期、記憶術セットというもの販売されていた時期がありましたね。私が小さい時は、「あれのなかにはどんなものが入っているのだろう?買えばテストで100点が取れるようになるのでは?」と考えていたような気がします。結局そのときはそのセットを買うことは無く、記憶術という言葉すら記憶の奥底に封印されてしまいました。 しかしながら、大学院で心理学を学び始めた時に、再び記憶術という言葉と再開したのです。とっくの昔に忘れ去っていた記憶術という言葉でしたが、そのとき、小さな頃に目にした記憶術というものへの興味がふつふつと湧き上がって来るのが感じられました。 それから、私は昔抱いていた憧れもあり、研究テーマを記憶術にして、人の記憶に関する研究を始めたのです。 本書は、試験や仕事でもっと効率的にものを覚えられたらいいなと思っているすべての人に、効率的に記憶が出来る方法の一部をご紹介したものです。 記憶術の方法を覚えればテストでよい点がとれるというものではありませんが、上手く使えば暗記物に関しては十分な効果が見られると思います。 10分で読めるシリーズですので、是非一度通読していただければと思っております。
-
-10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 思春期の心理臨床を行なっていると、女の子に多く見られるのが自傷です。それはリストカットをはじめとして、アームカットや広義にはボディピアッシングなども入ってきます。勿論、男性でも自傷される方はいらっしゃるのですが、実際の現場では女性の方がその比率が多いのが事実です。私も様々な、クライアントと出会い、多くの自傷を見てきました。特に、思春期の臨床を行なっていると、女の子の殆どは自傷を体験していると言っても過言ではありません。精神科医療の現場だけでなく、学校などでスクールカウンセリングを行なっていても学年に2~3人いてもおかしくないのではないかと思うほど自傷は身近になってきたといえます。よく、「自傷は構ってほしいだけだから」や「自分を確認するために自傷しているんだよ」という言葉をメディアや噂で聞きますが、果たしてそれは本当なのでしょうか? この本は、リストカットをはじめとした自傷について色々な視点から解説されています。現在自傷をしてしまった人が回りにいる人には是非一読してほしいと思っています。また、自傷をしてしまった本人の人も、「なるほど、こういう考え方もあるのか」と再発見することも少なくないと思います。 また、学校関係者や児童福祉関係者の方は自傷に接する機会も多いと思いますので、是非一度読んでいただければと思っています。 また、本書に登場する事例は筆者が専門書の記述を元に作り上げたフィクションの事例です。
-
1.010分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 10分で読めるシリーズ まえがき よくテレビなどで「魔性の女」という言葉を耳にします。皆さんは魔性の女と言ったらどのような女性を思い浮かべるでしょうか。スタイルが良くて美人で男を手玉に取ってしまう女性をおそらく想像するのではないでしょうか。臨床心理士という職業柄、魔性の女(男)と呼ばれるような人とお話しする機会は多いですが、その本当の魅力はスタイルや顔といった容姿の問題ではなく、好きになる相手との距離感の取り方が上手いのだということに気がつかされました。 相手が夢中になる距離感というものを非常に心得ており、その距離感で獲物を追い詰めるハンターのように追い詰めていくのです。 そしてまた、彼らは好きになるということよりも、好きになってもらうことのほうに命を賭けているといっても過言ではありません。自分が好きになるかどうかということよりも、目の前にいるこの人が自分を好きになるかどうかということに意識を向けているのです。 本書では、自分が好きになって幸せな恋愛を送りたいというよりも、相手に好きになってもらって常に有利な恋愛関係を結びたいという人に向けて、筆者が独自の研究で培ったノウハウをお伝えする本です。 単純に誰かと付き合いたいというわけではなく、「自分にとって有利に誰かと付き合いたい」という人には必見です。 なお、本書に出てくる事例は筆者が作り上げたフィクションの事例です。
-
3.7
-
3.8フリーターだった著者が大学教授になれたのは、もてたからだ!「哲学」と「もてる」。一見、なんの関係もなさそうだが、本書で語られるのは「理屈と理論で成り立つ哲学をもちいてコミュニケーションのあり方について考える」ということ。なぜもてるとよいのか? 周りが元気になるだけでなく、自分の人生が成功に導かれることになる。人間関係は、トラブルの最大の原因にもなるため、ここがうまくいってさえすれば日常のほとんどは楽しく過ごすことができる。異性だけでなく、家族や職場の人たちとの人間関係がスムーズにいけば、プライベートの充実が図れたり、仕事でもなにかとチャンスが回ってくる。そうするためには、どう考えたらよいのか、どう行動したらよいのか、哲学を借りながらエピソードを交えて徹底的に解説する。
-
4.0「テレフォン人生相談室」(ニッポン放送系列)などで半世紀にわたって悩む人と接してきた著者が、悩みの本質は「すべて同じ」と確信し、書きおろした渾身の書。「あの人は、悩むのが好きなのかもしれない」そう言われるほど、いつも何かに悩んでいる人がいる。本人はとても深刻なようだがなぜいつもそんなに悩みがあるのか。多くの人はじつは解決したいと思っておらず、悩みに依存している。なかには解決方法を具体的に伝えると怒り出す人すらいる。「あなたにはこの傷ついた気持ちがわからない」「そんな簡単に済めば、最初から悩んでいない」などと言うが、本当は「怒りの感情を表す場」である悩みを奪われては困るから。現実的な解決のためではなく、愚痴を言うことそのものが目的の人がいるのはこのためだ。本書では、悩むことの本質を紐解き、どうしたら本当の平穏を得られるか、心理学を駆使して解説する。
-
-不当な攻撃を繰り返す理不尽な上司、面倒なママ友、モラハラ夫……。こんな人とは縁を切りたいと思いながら、そう簡単にはいかない現実。 会社を辞めれば、今の収入は得られない。ママ友を避ければ、子どもが嫌な目に合うかもしれない。夫と別れたら、生活できない。 そんな「逃げたいのに逃げられない人間関係」に悩み、心をすり減らしている人が増えている。 なぜ逃げられないのか、相手はなぜ支配しようとするのか、どうすれば逃げられない現実の中で心を軽くすることができるのか。 「逃げられない人」を生み出し続ける背景を分析しながら、他人の支配に悩んでいる人の心のメカニズムを明らかにする。
-
4.3近年、犯罪心理学は目覚ましい発展を遂げた。無批判に信奉されてきた精神分析的をはじめ実証性を欠いた方法が淘汰され、過去の犯罪心理学と訣別した。科学的な方法論を適用し、ビッグデータにもとづくメタ分析を行い、認知行動療法等の知見を援用することによって、犯罪の防止や抑制に大きな効果を発揮する。本書は、これまで日本にはほとんど紹介されてこなかった「新しい犯罪心理学」の到達点を総覧する。東京拘置所や国連薬物犯罪事務所などで様々な犯罪者と濃密に関わった経験ももつ著者が、殺人、窃盗、薬物犯罪、性犯罪などが生じるメカニズムを解説し、犯罪者のこころの深奥にせまる。
-
3.0「運が良くなりたい!」と誰もが願うことでしょう。近年、運気を上げるためにパワースポットを訪れるのがブームになっています。なかでも、最強のパワースポットといわれる伊勢神宮や縁結びにご利益があるといわれる出雲大社、東京大神宮にお参りする人が増えているとか。多くの人が「開運」を願って神社を訪れ、手を合わせているのです。そんな皆さんに、どうしても伝えたいことがあります。それは、「自分の産土(うぶすな)神社にお参りをすれば、もっとスムーズに『開運』が手に入る」ということ。産土神社は、あなたの生まれた土地にあって、あなたを一生守ってくれる産土の神様と通じ合える神社です。あなたの幸せを一番願っているオンリーワンの神様を大切にすることで、確実に運が開いていくのです。産土の神様はどうやって探せば良いか、どんなふうにお参りすれば「開運」するのかについて詳述します。本書を読んで人生最高の開運を手に入れてください。
-
-
-
-言葉の意味や成り立ちがわかれば、ますます日本語が面白い! 『新明解国語辞典』の編纂や、NHK『日本語再発見』の出演などによって広く人々に日本語の奥深さを伝えた言語学者、柴田武の「知ってるようで 知らない日本語」シリーズが3冊セットで登場! ふだん何げなく使っている日本語。けれど、その意味をはっきり掴んでいない言葉は意外に多い。「座右の銘」はなぜ右なのか? 「下馬評にのぼる」はどこで評判になるのか? など普段間違って使いがちな言葉などについて、ズバリお答えします。 博識の東大文学博士が、わかりやすく、ざっくばらんにその知識を披露した言葉を楽しむための教養書。言葉は知れば知るほど面白い。知識が身につき、会話もはずむ一挙両得の3冊セットです。 【著者プロフィール】 1918年名古屋市生まれ。1942年東京大学文学部卒業。 国立国語研究所勤務を経て、64年東京外国語大学教授、68年東京大学教授、84年埼玉大学教授を歴任。専攻は方言地理学、社会言語学。66年よりNHK放送用語委員。同テレビ『日本語再発見』に出演、身近な日本語をわかりやすく解説し、大好評を博した。85年、NHK放送文化賞受賞。著書多数。
-
5.0
-
3.3「コーラン」「ジハード」「イスラム国」とは? 全世界で16億人いるイスラム教徒とは、本当はどんな人々なのか? 19歳でイスラム教に入信し、以来約50年間にわたり各国のイスラム教徒と交流を深めてきた著者だからこそ書ける、ニュースではわからないイスラム世界の真実! 【著者紹介】 佐々木良昭(ささき・よしあき) 笹川平和財団特別研究員。日本経済団体連合会21世紀政策研究所ビジティング・アナリスト。 中東情勢の考察・分析及びアラブ・イスラム圏研究における第一人者。 1947年、岩手県生まれ。19歳でイスラム教に入信。 拓殖大学卒業後、国立リビア大学神学部、埼玉大学大学院経済科学科を修了。 トルクメニスタン・インターナショナル大学にて名誉博士号を授与。 1970年の大阪万国博覧会ではアブダビ政府館の副館長を務めた。 アラブ・データセンター・ベイルート駐在代表、アルカバス紙(クウェート)東京特派員、在日リビア大使館渉外担当、拓殖大学海外事情研究所を経て、2002年より東京財団シニアリサーチフェロー。 2010年には笹川平和財団アドバイザー、2014年からは一般社団法人日本経済団体連合会21世紀政策研究所ビジティング・アナリストに就任。 主な著書に『これから50年、世界はトルコを中心に回る』(プレジデント社)、『日本人が知らなかったイスラム教』(青春出版社)、 『ジハードとテロリズム』(PHP研究所)、『革命と独裁のアラブ』(ダイヤモンド社)、『ハラールマーケット最前線』(実業之日本社)ほか多数。 【目次より】 ◆第1章 イスラムの子供たちは何歳から『コーラン』を学びますか? ◆第2章 イスラム原理主義者は外見で見わけがつきますか? ◆第3章 ムスリムの女性のバッグにはどんな物が入っていますか? ◆第4章 アラビア文字にも達筆と悪筆ってあるのですか? ◆第5章 イスラムの銀行は利子を払わないって本当ですか? ◆第6章 IS(イスラム国)は、なぜ生まれたのですか?
-
-
-
4.7
-
-
-
-10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき うつ病や統合失調症といった精神疾患から、不登校や非行などの問題行動にまで幅広い人の悩みに対して援助する専門職として、臨床心理士というものがあります。皆様も一度くらいはどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。 しかし、この資格は名前ばかりが一人歩きしてしまいなかなか本質が伝わりにくい職業の一つでもあります。私自身も臨床心理士として活動していますが、「仕事は心理職だよ」というと、「えーじゃあ私の心とか分かっちゃうんですか?」と聞かれることも少なくありません。 心理学を学び始めた時に、最初の授業で習うのは「人の心は分からない」ということです。今でも非常に印象に残っている授業の一つではあります。 「人の心」という良くわからないものを扱うはずである臨床心理士とは実際にはどのようなことをやっているのでしょうか。 この本は、臨床心理士を目指している方は勿論、精神科医と臨床心理士の違いが知りたい人、心理療法とは一体どういうものなのか知りたい等、この職業に関することに興味を持っている方であればなるべく楽しめるように書かれています。 臨床心理士が普段どのようなことをしていて、どのようなことを考えているのか是非知ってもらいたいと思っております。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
-
-10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき うつ病や、新型うつという言葉を良く聞くようになったのは、産業分野にてうつ病による休職が増加したことも背景にあるのでしょう。そして、うつ病による休職が増加した背景には、ブラック企業による、過度な生産性へのプレッシャーや過重労働があると思います。一方で、社員側の要因としては、傷つきやすかったり、ちょっとしたことですぐに切れてしまったり、諦めてしまったりという要因があると思います。 会社側から、うつ病や新型うつという産業分野のメンタルヘルスに切り込む本は数多くありますが、社員側からこの話を取り上げる本というのは多くはないでしょう。 筆者は、臨床心理士として、様々な分野で仕事をしてきた経験から、一人一人が図太く生きていけば産業分野におけるメンタルヘルスの状況も改善していくのではないかと、なんとなくですが思ってきました。 この本では、人生をちょっとやそっと傷ついたとしても日常生活や家庭を崩さず図太く生きていける概念を説明した本です。 例えば、仕事のミスが続き落ち込んでプライベートが楽しくなくなってしまったり、時には退職や死すらも考える人がいるなら是非読んでほしいと思っています。勿論仕事についてだけ書いてあるわけではないのです、恋人に振られるのが怖くてしょうがない人や、対人関係に不安を抱えている人などがよんでも十分参考になるようにかかれています。 図太く生きるコツを一緒につかんで行きましょう。 なお、本書に出てくる事例は、専門書をもとに筆者が作り上げたフィクションの事例です。
-
-活発な女子高生をある日突然襲った原因不明の病。 病名も原因もわからないまま体の自由が奪われていく検査入院。 痺れや痙攣をおこし、不安な日々。 17歳にして「死」の恐怖に直面したとき、 日景小尋が何を思い、 どのように病気を克服し、 何を学んだのかをお伝えします。 この電子書籍は2012年10月15日(月)にサンクチュアリ出版1階にて行われたトークイベント 『日景小尋トークイベント 私の幸せ~10万人に1人の難病を乗り越えて~』 を電子書籍用に再構成したものです。
-
3.8絶え間ない緊張が続く、中東イスラーム諸国をとりまく情勢。「イスラーム原理主義」すなわち「過激」「危険思想」というイメージが再生産されるなか、本来は唯一神・アッラーの存在こそが、人間の人間による支配と国家の暴走、対立を食い止める秩序になりうると著者は説く。国境を越えて勢力を拡大する「イスラーム国」への評価も踏まえながら、ムスリムたちの死生観をわかりやすく解説する、必読の一冊。東京大学先端科学技術研究センター准教授・池内恵氏の解説付き。【目次】序章 イスラームとジハード/第一章 イスラーム法とは何か?/第二章 神/第三章 死後の世界/第四章 イスラームは政治である/第五章 カリフ制について考える/終章 「イスラーム国」と真のカリフ制再興/解説――自由主義者の「イスラーム国」論~あるいは中田考「先輩」について 池内 恵
-
-正しく考えるためのツールで世界をサバイバル!! 思考実験とは何か? その概念から学び、直感的思考の欠陥を突き止めていく――スリリングなロジカルシンキング。 5億年ボタン シュレーディンガーの猫 人間転送機 量子不死 量子自殺……etc 好評ロングセラー「論理パラドクス」シリーズの著者が挑む新たなる知的冒険! 「まえがき」より 思考実験は、簡略な状況設定を使ったフィクションによって行なわれる。ただし、楽しむためのフィクションではなく、考えるためのフィクションだ。「こんな状況では、何をするのが正しいだろうか?」「2通りのうちどちらの選択が得だろうか?」「主人公は、それを〈知っている〉と言えるのか?」「矛盾した2つの判断が成り立ちそうだが、本当は両立するのか、それともどちらかが間違いなのか?」…… 私たちが抱いている倫理観や、存在や真理についての前提を問い直すのに適した状況を、頭の中で設定し、いろいろなシナリオを描くのが、思考実験である。現実に成立させることが物理的に不可能であったり、倫理的に許されなかったりする状況設定も、思考実験であれこれ試すことができる。
-
4.3
-
3.9
-
-
-
3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会社や学校にいるこんな人やあんな人・・・。まったく理解できない人の行動にも何か理由があるはずです。そんな理解できない他人のホンネとココロを本書が解き明かします! 相手の気持ちを知って仲良くするもよし! これを機会に距離を置くもよし! 対人関係に悩んでる方必読の1冊です! 【目次】 近くて遠い!?他人のココロ 人はひとりでは生きられない! 人間関係にはちょうどいい距離がある! 心理学の知識は相手を知るためのヒントになる! 本書の見方 PART1 行動パターンに隠れたココロ PART2 見た目でわかるココロ PART3 好き・嫌いの心理学 PART4 会話でココロが見えてくる PART5 チームワークのココロ模様 ココロがわかる!心理テスト さくいん <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※目次ページでは、該当ページの数字部分をタップしていただくと、すぐにそのページに移動することができます。なお、さくいん並びに本文中に参照ページがある場合及び【立ち読み版】からは移動できませんので、ご注意ください。また閲覧するEPUBビューアによっては正常に動作しない場合があります。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたのものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
-
4.0
-
4.1
-
4.2
-
4.4
-
4.4
-
3.6《対人関係療法でなおすシリーズ》の3冊目。「双極性障害」(=「躁うつ病」)とは、気分の高揚とうつ状態とが繰り返し訪れる病気である。単極性のうつ病と誤診されたためにうつがなかなか治らなかったり、病気ではなく性格の問題だとされて、きちんとした治療を受けられずに何年も過ごしている患者さんも多い。また、きちんと診断されても、これまでは薬物療法しか有効な治療法がなかった。本書では、「対人関係」と「社会リズム」という、この病気を発症させる二つの大きな要因に焦点を当てて、薬物療法以外に、自分自身でコントロール可能な方法を日本で初めて紹介する。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。