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◎「縁起でもない!?」ことを考えよう! 人生で後悔したくなければ、〈死に方〉を学びなさい。 誰もが逃れられない死。しかし、長寿社会で生きる現代人は死を遠ざけ、希薄化し、死に対してもはや不感症になりつつある。 古典からの叡智をひもときつつ、死を意識し、考えることは、すなわちより〈よく〉生きる方法を見つけることにもつながるのだ。 現代人が失ってきた〈死生観〉を取り戻し、いつかくる〈その時〉にも備える!
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Posted by ブクログ
死にまつわるいろんな書籍が紹介されている。 死に方からいきかたを学ぶ。先人から学ぶ精神や考え方は納得感や重みを味わせてくれる。
発売当時に読んで良い印象だったので、読み返しました。 最近、人生上手くいかないな、このままでいいんだろうか、などと考えている時間が多く、本棚のタイトルが目に入り再読した。 印象に残っている言葉は、 ・死んで無になってしまう以外の生き方はちゃんとある→なにかそう思えるものをこれからでも見つけいきたい...続きを読むと思った。 ・被投的投企→死すら選択可能な行為(武士道)。生まれた以降の人生は、自分で自分の未来を掴み取っていくことができる。(できるというのは、100%確実ではないが可能性があるということと解釈) ・一瞬、一瞬と積み重ねて一生となるのだ。一般の人は、ここのところを間違って、別に人生があるように思い、それを尋ね回って、これに気づく者がいない→納得。ここ最近、今を大切に生きることが大事だと思っていたところ。なかなか難しいが、意識していきたい。 ・もし喜びを感じる瞬間が訪れたとすれば、それは過去の肯定をも意味する。なぜなら、現在をつくっているのは過去のいろいろな出来事の蓄積であり、様々な苦難がこの現在の一点に流れ込んでいるから→昔よく思っていたこと。本書を読んで思い出した。今の人生が冴えなくても、未来に喜びを感じられるよう、期待を持って心前向きに生きていこうと思った。
人は必ず死にます。しかもその時期は誰にも 分かりません。 しかし誰もがその現実、事実に正面から向き 合うことはなかなか出来ないのが現状です。 この本は、過去にそういった来るべき「死」 に対してどう向き合った人の生き様を知ること により、死生観を学べる一冊です。
斎藤孝が、古今東西の偉人の文献を読んで、死生学をどうとらえるかを書いた一冊。 文字通り、死に方から生き方を学ぶという感じで、非常に参考になった。
人間という存在にはいずれ死が訪れます。それを踏まえたうえで限りある生をいかにして生きるかという根本的な問いについて古典の名著を参考、引用して整理していく内容です。 何百年も前の本に書かれていることは、今も昔もひとは変わらないんだなあ、と思いました。
生と死を考えるためのブックガイド(古典および、筆者自身の過去作品の紹介も)。時折筆者の死生観が披露されるが、日本人としての正統にのっとっているので、スンナリ受け入れられた。
3章「養生訓の教え」 【要約】 養生とは生を養うという意味であり、些細なことに幸せを感じてほどほどに生きていくという考え方である。 養生を実践していくために重要なことは、いかに心身を健康に保つのかということである。 養生において心身を健康に保つためには、中庸をしり自分をコントロールすることが必要であ...続きを読むる。 【気づき】 養生は、生は死との2項対立で考えられないという部分に新たな視点を得た。
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悔いのない人生 死に方から生き方を学ぶ「死生学」
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齋藤孝
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