鎌田茂雄の作品一覧
「鎌田茂雄」の「五輪書」「お経-禅宗」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「鎌田茂雄」の「五輪書」「お経-禅宗」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
五輪書は、不敗の書である。
二十八まで、六十余回勝負したが、一度も負けなかった。
武蔵はそれを、たまたま理にかなっていたか、相手が弱かったに過ぎないと言い切っている。
そして、後半生をかけて、武道と向き合い、その奥義を、「五輪書」としてまとめ上げて、肥後細川家に奉じた。
五輪とは、仏教で、地、水、火、風、空。仏教が万物を構成する要素(元素)を表しています。仏塔になどにも五輪の塔といい、仏教の世界観を表しています。
つまり、武蔵は、武道のあまねく世界の神髄として、五輪書を世に残しています。
ちなみに、儒教の言う、五行とは、木・火・土・金・水です。
その本質は、次のとおりです。
①徹底
Posted by ブクログ
人を斬る事をひたすら追求した指南書というべきか。朝鍛夕練、幾度となく命のやりとりをした武蔵の武士道の精華。
現代の我々には想像もつかない人生を歩んだ武蔵の兵法書であるが、それでも時を超えて我々にいろいろな示唆を与えてくれる。
「兵法の道において、心の持ちやうは、常の心に替る事なかれ。」
「鼠頭午首といふは、敵と戦のうちに、互いにこまかなる所を思ひ合はせて、もつるる心になる時、兵法の道をつねに鼠頭午首そとうごしゆとおもひて、いかにもこまかなるうちに、俄に大きなる心にして、大小にはかる事、兵法一つの心だて也。平生人の心も、そとうごしゆと思ふべき所、武士の肝心也。」
「道理を得ては道理をはなれ、兵法