作品一覧 2019/06/28更新 ガンディー 獄中からの手紙 試し読み フォロー 『ギーター』書簡 試し読み フォロー ヒンドゥー教 インドの聖と俗 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 森本達雄の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ガンディー 獄中からの手紙 森本達雄 ガンジーの厳しく思える規律。 その大目的は絶えず世界へ向けた動機善なりである。 世界を動かす思想とは、 ある面では偏らざるを得ないことを感じる。 だが、 ガンジーが最も厳しかったのは自分自身であり、それを強要することはなく、 大きな器と慈愛とユーモアに溢れていたという、知人たちの言葉が響く。 ...続きを読む世界を変えるには 自分を変えることだ。 Posted by ブクログ ヒンドゥー教 インドの聖と俗 森本達雄 解脱と云う考えは、全く非現実的であり、夫れ程人の心を惹くものではない。事実、夫れに就ては冗舌な議論がなされてきた事からも分かるように、夫れは学者達の単なる論題に過ぎない。解脱は決してヒンドウーの宗教儀式や礼拝の目的ではない。ヒンドウーの儀式や礼拝の中心目的は、現世的な繁栄である。そして、此の現実世界...続きを読むへの専心の為に、この世に再び生まれ変わると云う輪廻転生の教義が、死後の生命に就てヒンドウーが提唱した全ての概念の中で、最も説得力の有る確固たる信仰になっているのである。彼らは此の世界を余りにも深く愛して居り、その為に幾度も生まれ変わった后ですら、永久に此の世を離れると云う可能性を、出来るだけ遠い先の、起こり得ない事にしたのである。 p.337 Posted by ブクログ ヒンドゥー教 インドの聖と俗 森本達雄 ヒンドゥー教は、別に宗祖がいるわけでもなく、いろいろな神様を信仰するインド全体の世界観・文化・生活習慣なのだと理解。ヨガはそもそも心身を鍛え気の通りを良くして神に近付くための修練であり、その昔は川に浸かって内臓を取り出したり、濡れた布を鼻や胃に通すような修行も行われていたとか。現代のインド人科学者で...続きを読むさえも輪廻転生を信じている、とか。私の持っている価値観など、文化の中で培われたものであり、絶対的なものではないのだなと。異文化を知ることで日本を知ることができた本。そんなインドをみる筆者のコメントも、いきいきと好奇心旺盛でありながら、ヒンドゥを信仰する人々に対するリスペクトに溢れており、すばらしい読後感でした。インドに行ってみたいな。 Posted by ブクログ ヒンドゥー教 インドの聖と俗 森本達雄 宗教書ですが、インドの旅行書として有用です。日本文化底流にあるヒンドゥー 例えば輪廻転生、業(カルマ)や浄・不浄感などが理解できるし、ヨガやベジタリアンについてりかいが深まります。そのほかインドの偉人、カンジー・Rタゴール・ロマンローラン(仏)・スリーオーロビンド・シュリー・ラーマクリシュナについて...続きを読む記述もあります。 Posted by ブクログ ヒンドゥー教 インドの聖と俗 森本達雄 ヒンドゥー教の過去から現在に至る有り様が、うまく整理されている。様々な引用も読者の理解を助ける。新書としてはけっこう分厚いが、文章は読みやすいし、著者のインドでの研究・滞在経験が紹介されることが多く、最後まで興味深く、さほどの忍耐も必要なく読むことができた。著者の滞在経験は40年程前のものだが、今読...続きを読むんでも問題は感じない。 Posted by ブクログ 森本達雄のレビューをもっと見る