信頼学の教室

信頼学の教室

935円 (税込)

4pt

得るのは難しく、失うのは簡単。そして失ったものを回復するのはもっと難しい。それが「信頼」。信頼研究で知られる心理学者が、その仕組みを二人の登場人物の軽妙な対話とともにやさしく解説。

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信頼学の教室 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年12月13日

    言われればそうだよねという感じだが、実験を通して信頼の構造を明らかにする過程はおもしろい。
    おかしな掛け合い風のつくりも楽しめた。

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    Posted by ブクログ 2016年01月30日

    「つまり、相手から被害を受けるリスクがあるからこその信頼なのです。」

    話の進み方は『嫌われる勇気』に似ている。これは少しくどいかも。内容はわかりやすい。途中で3.11に関した信頼について学問的に書かれている。

    信頼は、”価値共有”、”能力の高さ”、”動機”から成り立つ。

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    Posted by ブクログ 2016年01月05日

    人類が文明社会を築けたのは、信頼のシステムを発達させて、他者と協力し合ったから(※1)。
    本書は、信頼のからくりについての社会心理学の成果を先生と生徒の対話形式で紹介する。

    ※1
    NHK取材班(2014年)『ヒューマン』角川書店.

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    確証バイアス、だとか、非対称性だとかと合わせて、「価値共有」「能力」「動機づけ」が信頼に及ぼす割合の話など、面白かった。

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    Posted by ブクログ 2024年01月27日

    対談形式は冗長だと思う。
    自分なら、信頼を感情的要素と、論理的・合理的要素に分類したうえで、信頼の非対称性は前者から発生すると書くだろう。
    思わぬ指摘があり(文明と信頼の関係、敵対関係から信頼関係を構築するのに必要な条件など)、十分有益で、満足した。

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    Posted by ブクログ 2020年04月27日

    理由もなく積読状態になっていて、今読もうと思ったのも偶然だった。
    でも、今読むのにふさわしい一冊だった!

    特に「7日目 東日本大震災後、不安の波及は起こったのか」は、コロナ禍の今、改めて読む価値がある。
    大きな社会的リスクのさらされると、対比効果や「心配総量有限仮説」といった心理的な動きが働いて、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月30日

    「信頼は得にくく失いやすい」(信頼の非対称性)というような経験的に理解していることを学問的に解説していく。ナカヤチ先生とシンジ君の対話という形式にすることによって、読みやすくなっている。

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    Posted by ブクログ 2020年04月29日

    ・人を騙して利益を得ようとする人すらいる世の中で、相手を信頼することは、リスクを伴いますけど、相手を信頼しないことには、生きていくことはできません。さて、信頼はどのようにして築けば良いのでしょうか?

    >信頼が高い人については、良い情報が重みを持ち信頼が維持され、信頼が低い人については、悪い情報が重...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月04日

    ・能力以外の信頼に必要な要素に、相手の『人柄』がある
    ・他者から信頼を得るには、信頼に足る根拠をたくさん積み重ねていくことが必要で、それには長い時間ががかる。ところが、信頼を失うのはたった一度のまずい出来事があれば十分で、したがって、信頼はごく短時間で失われてしまう
    ・信頼の非対称性。悪い出来事は良...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年03月31日

    面白く書こうとして、スベってる(笑)
    信頼ってなんだろう。どうやって構築されるのか。ということを統計を通して説明されている。
    昔話をベースにした説明がわかりやすい。が、ほぼ内容は統計。
    まとめを読むだけでも良いかもしれない。

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