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Posted by ブクログ 2023年12月29日
『反哲学入門』からの続きとして読んだ。
『反哲学入門』と比べ、この本は、重なる内容もあるが、個人的にはより詳しく丁寧に述べられている印象があった。この本を読むことで前書の復習になり頭に残ったので、個人的にはよかった。
ある特定の哲学者の思想を理解しようとしたとしても、その人限定の書籍を読むだけでは...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月29日
生涯を通して「反哲学」を標榜されていた著者の反哲学。
決して難しい哲学の本ではありません。
木田先生が訳されておられる書籍にはかなり難しいものが多いですが、一般向けにお書きになられる本はとても分かり易くて助かります。
メルロ=ポンティとか現象学の本も読んではみたいのですが、まだまだ力量不足でその域...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月03日
反哲学といえばニーチェだという決めつけ。それ以上の知識の拡がりがないままの自分がこの本を読んで得られたのは、哲学というものをめぐる大きな歴史の動きと、それに伴い変化していく哲学者たちの考え方だった。哲学者一人ひとりの考えを深く理解することはこの本だけでは不可能だが、各々の哲学者が「なぜ」そのように考...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月01日
哲学というのは私を含めた一般の人々にとってはおそらく難解で近づきがたいものである。しかしながら、この本は、とてもわかりやすく、哲学に苦手意識を持つ私でも最後まで楽しく読むことができた。わかりやすさの理由として第一に、読者の疑問に沿う形で文章が構成されている。用語であれ、論理展開であれ、疑問がわく部分...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月31日
「 事実彼は芸術こそが「生(レーベン)の本来的課題」であり、「生の形而上学的活動」だと言っております。してみれば、もっとも肉体的な機能でありまた肉体の機能の最高次の実現である芸術を認識の圧制から解放して復権せしめることこそが、ニーチェの目指したニヒリズムの克服の決定的方策だった、と見て良さそうです」...続きを読む
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