現代の哲学

現代の哲学

990円 (税込)

4pt

3.7

ニイチェが「神が死んだ」と予言した現代は、従来の価値体系が崩壊し、思想史の上でもルネサンスの時代に比すべき大きな転換期をむかえている。そのなかでフッサール、メルロ=ポンティ、レヴィ=ストロースら現代の哲学者たちが、心理学や言語学、人類学などの人間諸科学と交流しながら追求する哲学の新しい方向とは何か。そして彼らが負った共通の課題とは……。人間の存在を問う現代哲学の書。

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現代の哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年04月12日

    哲学的問題の中から、人間の主体性を主にとらえながら、20世紀の代表的な思想を考察し、有効な考え方を提示する。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    恩師に薦められたもの。
    ある程度哲学の基礎知識が無いと読んでも理解し辛い。
    20世紀の哲学についての鳥瞰を得られる。

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    Posted by ブクログ 2021年09月27日

    2021.09.27 難しくて理解できなかった。あと数度は読まないとわからないと思う。とりあえず一回読み終わったので登録するが、数を重ねたい。

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    Posted by ブクログ 2012年08月06日

    『現代の哲学』というタイトルについては、説明が必要だろう。フッサールの現象学が心理学の方法論上の基礎づけという動機から成立したように、19世紀以降の哲学は、自然科学・心理学・言語学・人類学・精神分析学などの諸学問との交流の中で形成されてきた。本書は、そうした現代の哲学的動向を踏まえつつ、現象学から構...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年11月19日

    反哲学入門の続きのような感覚で読み始めたけど、ちょっと趣が違う。哲学に限らず20世紀の学問・思想の限界(理性の崩壊)から話が始まり、そこを突破するための存在論・認識論の新しい地平、生理学などの力を統合し進む現象学中心の展開を見る。後半マルクス主義の潮流あたりは特に難しくてあんまり読めていないなと思う...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年03月03日

    「反哲学史」を読んだあとに読んだが、「反哲学史」とは異なりかなり現代哲学を専門的に説明していると思われるため、素人にはとてもついていける内容ではなかった。評価の3はあくまで自分の理解力のなさに起因しており、哲学を学んだ人なら違う評価だと思う。

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