作品一覧 2021/12/17更新 社会不満足 ―乙武洋匡 対談 試し読み フォロー 時代の動かし方 日本を読みなおす28の論点 試し読み フォロー 情報生産者になってみた ──上野千鶴子に極意を学ぶ 試し読み フォロー 東電福島原発事故 自己調査報告 深層証言&福島復興提言:2011+10 値引きあり 試し読み フォロー ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論 試し読み フォロー 日本の盲点 試し読み フォロー はじめての福島学 試し読み フォロー 漂白される社会 試し読み フォロー 福島第一原発廃炉図鑑 値引きあり 試し読み フォロー フクシマの正義――「日本の変わらなさ」との闘い 試し読み フォロー 1~10件目 / 10件<<<1・・・・・・・・・>>> 開沼博の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 情報生産者になってみた ──上野千鶴子に極意を学ぶ 上野ゼミ卒業生チーム / 竹内慶至 / 坂爪真吾 / 大滝世津子 / 開沼博 / 中村かさね / 中野円佳 「情報生産者になる」が思いの外良かったので、続けてこの本も読む。 坂爪さんの研究には流石に引くが、この本を完成させてくれたことには感謝。 最後の座談会がすごくいい。 正直な物言いに、驚いた。 「女性学ってやっぱり運動だったのよ。」 アカデミズムの場で、「運動」を行うことを意識的にやっていたのだな...続きを読むと、その姿勢に感動。アカデミズムが後進を育てることができなかったこと、一人も上野ゼミに希望者がいなかった年がショックだったこと、そこから指導法を変えたこと。お茶の水の原ひろ子先生を尊敬していること。立命館で原さんがやったことを自分もやろうと思い実践したこと。自分の一生を賭けて一作書く人たちをサポートしたこと。 改めて上野千鶴子のすごさを痛感。 なんだか私もやる気出たな。 Posted by ブクログ 情報生産者になってみた ──上野千鶴子に極意を学ぶ 上野ゼミ卒業生チーム / 竹内慶至 / 坂爪真吾 / 大滝世津子 / 開沼博 / 中村かさね / 中野円佳 開沼さんの「明確化・俯瞰・構造化」というキーワードが、本書全体を分かりやすく理解するための観点となる。この部分だけを読んでも一級品。 Posted by ブクログ 東電福島原発事故 自己調査報告 深層証言&福島復興提言:2011+10 細野豪志 / 開沼博 10年という節目。過去に戻ることはできないが未来のために残さなければならない記録。貴重な資料。 特に遠藤川内村長の姿勢が胸を打つ。 ・危機管理はトップのリーダーシップによる。政・学、様々な分野のリーダーが必要。 ・100mSv以下の被爆で健康影響は出ない ・除去土壌8000Bq基準の厳格適用と...続きを読む再利用 ・食品摂取基準100Bq/食品1kgは汚染物を365日摂取する前提の値で国際基準の10倍。風評被害の原因。 ・処理水保管によるデブリ保管場所の圧迫。災害時の漏出リスク。安全側の基準は他のリスクを高める。 ・救援要請はできるだけ大きな声で、広く求めるのが危機の鉄則。東電からオールジャパン体制になったのは3/15 ・結論だけでなく意思決定プロセス、ファクトの情報発信、誰が言うかの重要性、体制を平時から考えておく ・科学的な判断とは、真っ直ぐ向き合って逃げないこと ・ふたば未来学園 震災を経験した世代が卒業していくこれからこそが、教育の使命 ・予断を持って見るとデマ情報を掴むことになる ◯遠藤川内村長の早期帰村(8割)の要点 ・被災者の意識の早期払拭:避難することがリスクになる ・確かに事故は不幸だが、今までになかったことができるようになる 例 ひとり親世帯移住サポート政策が帰村だけでなく新規移住者を誘発 大阪からの工場誘致、野菜工場、ワイン ・イノベーションコースト構想における宇宙産業 ・「政治的振る舞い」とは、「自らの味方と敵を分ける」言動。どんな話し合いや利害調整をしたところで、根本的なところで価値観・感覚を共有できない対立に判断を下す必要がある。 ・政治は、倫理的に善である意図や思い・信念(=信条倫理)ではなく、倫理的に善である結果についての責任(=責任倫理)が求められる。意図と結果のズレの甚しさが福島事故の大きな葛藤。 Posted by ブクログ 東電福島原発事故 自己調査報告 深層証言&福島復興提言:2011+10 細野豪志 / 開沼博 3.11原発事故発生当時、原発事故収束担当大臣そして環境大臣だった、細野豪志議員と当時、色々な面で福島と向き合った責任者の方々との対談形式の事故の振り返りがなされています。 震災当時、どのような事柄があってどのように対応して現在に至るのかを知ることができたのも大きいですが、福島の現状と未来の為にすべ...続きを読むきことが明確に知ることが出来たのもかなり大きいです。 第三章に「福島のために、わが国が乗り越えるべき6つの課題」については、我々他県の住人でも意識して出来ることが掲載されています。 将来、原発事故を振り返るのにも残しておきたい貴重な資料になった一冊だと思います。 Posted by ブクログ はじめての福島学 開沼博 マクロ・ミクロ両方の視点が必要と改めて認識。誤った報道、感情は復興を遅らせる。真偽はエビデンスベースで考えたい。 Posted by ブクログ 開沼博のレビューをもっと見る