開沼博の作品一覧
「開沼博」の「「外部」と見た創価学会の現場」「社会不満足 ―乙武洋匡 対談」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「開沼博」の「「外部」と見た創価学会の現場」「社会不満足 ―乙武洋匡 対談」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「情報生産者になる」が思いの外良かったので、続けてこの本も読む。
坂爪さんの研究には流石に引くが、この本を完成させてくれたことには感謝。
最後の座談会がすごくいい。
正直な物言いに、驚いた。
「女性学ってやっぱり運動だったのよ。」
アカデミズムの場で、「運動」を行うことを意識的にやっていたのだなと、その姿勢に感動。アカデミズムが後進を育てることができなかったこと、一人も上野ゼミに希望者がいなかった年がショックだったこと、そこから指導法を変えたこと。お茶の水の原ひろ子先生を尊敬していること。立命館で原さんがやったことを自分もやろうと思い実践したこと。自分の一生を賭けて一作書く人たちをサポート
Posted by ブクログ
10年という節目。過去に戻ることはできないが未来のために残さなければならない記録。貴重な資料。
特に遠藤川内村長の姿勢が胸を打つ。
・危機管理はトップのリーダーシップによる。政・学、様々な分野のリーダーが必要。
・100mSv以下の被爆で健康影響は出ない
・除去土壌8000Bq基準の厳格適用と再利用
・食品摂取基準100Bq/食品1kgは汚染物を365日摂取する前提の値で国際基準の10倍。風評被害の原因。
・処理水保管によるデブリ保管場所の圧迫。災害時の漏出リスク。安全側の基準は他のリスクを高める。
・救援要請はできるだけ大きな声で、広く求めるのが危機の鉄則。東電からオールジャパン
Posted by ブクログ
3.11原発事故発生当時、原発事故収束担当大臣そして環境大臣だった、細野豪志議員と当時、色々な面で福島と向き合った責任者の方々との対談形式の事故の振り返りがなされています。
震災当時、どのような事柄があってどのように対応して現在に至るのかを知ることができたのも大きいですが、福島の現状と未来の為にすべきことが明確に知ることが出来たのもかなり大きいです。
第三章に「福島のために、わが国が乗り越えるべき6つの課題」については、我々他県の住人でも意識して出来ることが掲載されています。
将来、原発事故を振り返るのにも残しておきたい貴重な資料になった一冊だと思います。