作品一覧 2016/02/05更新 「なぜか怒っている人」の取り扱い説明書 試し読み フォロー 人はなぜ怒るのか 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 藤井雅子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 人はなぜ怒るのか 藤井雅子 現代社会には怒りが溢れている。本書では、その怒りのメカニズムを説き、どのような対処方法があるかを示し、さらにはどう昇華するかを紹介している。 人は、自分の期待と現実の事象にズレが生じると怒りを、そこまでいかなくともイライラを感じる。一見、原因は他者にあるように見える場合でも、実は他者に対して多くを...続きを読む期待し過ぎている自分が存在する。つまり、自分の意識を変えることで怒りはある程度コントロールできる。 一方で、怒りの感情の裏には別の感情が潜んでいる。それに向き合うことで、怒りを負のパワーとして爆発、発散させるのではなく、自分の気持ちを伝えるために上手に表現することができる。 怒りとうまく付き合えるようになると、いろいろなことが良い方向に向かい出し、ポジティブ・スパイラルが形成される。怒りとうまく付き合うためには、訓練が必要だが、そのためのメソッドも紹介している。 以上が本書の大まかな内容だが、読んでいて、自分で思い当たる節が数多くあり、なるほどなと思わせられることが多々あった。特に、自分の期待に対して、相手が100%応えてくれるというのは相手に対する甘えだという話は衝撃的だった。 相手が100%応えてくれると思っているから、90%しか応えてくれなかったときには怒りが生じる。初めから70%程度しか期待していなければ、90%応えてくれると期待以上の喜びを得られる。相手の反応は同じでも自分の意識の持ち方一つで大きな差が出る。 相手に多くを期待できない社会というのは、それはそれで問題の気もするが、日常生活でのイライラを少しは減らせるようになる気がしている。 Posted by ブクログ 人はなぜ怒るのか 藤井雅子 人が怒る理由、原因についても詳細にかかれており、ストレスコントロールが重視される一般社会においても誰もが参考になると思う。 Posted by ブクログ 人はなぜ怒るのか 藤井雅子 知っておもしろかったのは、怒りのメカニズム。 裏感情に気づき、それを、うまく表現することで、 感情すべてを、怒りに転嫁しなくても済むし、 周りの人とも、よりよいコミュニケーションが取れます。 一歩踏み込んだ(私自身、知らないことがあったので、一歩踏み込むという表現にしました)、自分のココロの声を大...続きを読む事にしたいです☆ 第5章、イライラをワクワクに変える22の方法 「ココロを知ることは自分を知ること」 Posted by ブクログ 人はなぜ怒るのか 藤井雅子 人が怒るときの理由とは? なぜ、怒りの感情が湧いてくるのか、そのメカニズムがわかる本である。 自分自身の場合と照らし合わせてみても、あ、そういうことだったのかと納得できる。 実は、ココロの声がSOSのサインを出していたのだと。 よく話題になるクレーマーにしても、自分を大切にしてほしい、話を聞いてほし...続きを読むい、認めてほしいという心の叫びが、むちゃくちゃなクレームとなって発散されているのだということ。 それがわかれば、対策としては、心の声である裏の感情をうまく伝えればお互いにうまく収まるのではないだろうか。 Posted by ブクログ 人はなぜ怒るのか 藤井雅子 他人に期待している事、そして自分の中にあるべき論についてハッとさせられた。 アサーティブってかなり難しいので、安全な所(カウンセリング)で吐き出すのが精一杯だと思いました。 Posted by ブクログ 藤井雅子のレビューをもっと見る