森達也の作品一覧
「森達也」の「すべての戦争は自衛から始まる」「悪役レスラーは笑う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「森達也」の「すべての戦争は自衛から始まる」「悪役レスラーは笑う」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
森達也の本は、自分の「立ち位置」や「考え方」を振り返るときの助けになる、と感じます。
森がオウム真理教の信者に取材したドキュメント「A」シリーズを手がけたことで、オウム真理教を擁護するのか、という批判を浴びた(あるいは今もなお浴びている)ことは事実ですし、当時の「オウム=悪/カルト/殺人集団=その存在を許すことができない」という世論に冷や水を浴びせる作品であったことから、作品だけでなく森自身が拒絶されることはある意味で想定できる展開だっただろうと思います。
本書でも根底にあるには、「地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の信者は本当に残酷な悪人なのか」という問いや、他に世界各地で度々繰り返さ
Posted by ブクログ
多くの著者による「ガザ虐殺」に関する論考を集めたもの。
今、起きていることについて、現場感覚を持って語られている。多様な視点から語られているが、今、起きていることは、ジェノサイドであるということ、そしてそれを傍観しているのは、それに加担することになるということは、明確に浮かび上がってくる。
とは言っても、何ができることはあまりないが、「イスラエルがこれまでパレスチナでやってきたことはアパルトヘイトである。今、ガザで行われていることはジェノサイドである」ということを明らかにするということを発言することはできる。そして、それがスタート地点であると思う。
Posted by ブクログ
メディア・リテラシーを持つことがいかに重要か、具体例をたくさん挙げつつわかりやすく説明してくれる本。
視点や解釈の違い、情報はすべて誰かの視点であり解釈であることを意識してメディアに触れたい。
メディアと社会と政治は三位一体
ドイツの戦争のメモリアルディの日本との違いについても知った。戦争の始まりと自分たちの加害をメモリアルにしたドイツと戦争の終わりと自分たちの被害をメモリアルにした日本。
一人称の主語を持つことの大切さ
過ちや失敗の記憶を継承し、忘れないでいることの大切さ
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