ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
歴史上の哲人の言葉でなく,ごく普通の人々の意見・情報を手掛かりに,政治哲学を論じる.政治哲学の基本から最先端の議論まで,簡潔にわかりやすい言葉でまとめられた,初めて学ぶときの格好のテキスト.学習を深めるための文献リストは,最新の文献までアップデートして収めし,充実.解説,山岡龍一氏.
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
政治哲学の本は初めて読みましたが、非常におもしろかったです。また、うまくまとまっています。それから、翻訳者のあとがきもよかったです。
2005年に発売された「一冊でわかる」シリーズの『政治哲学』の岩波現代文庫版。 <目次> 第1章「政治哲学はなぜ必要なのか」、第2章「政治的権威」、第3章「デモクラシー」、第4章「自由と統治の限界」、第5章「正義」、第6章「フェミニズムと多文化主義」、第7章「ネイション、国家、グローバルな正義」、解...続きを読む説「政治哲学はどのようなものとなりうるのか」、岩波現代文庫版あとがき <レヴュー> 訳書の体裁は2005年版とほぼ変わらないが、文庫版では紙幅の都合で図版をカットしたとのことで、特にロレンツェッティの寓意画がないのは少々もったいない気がする。とはいえ代わりに参考文献リストがさらに充実したものとなっている。扱っているトピックは多くの政治理論の概説書と共通しており、政治哲学の存在理由、そもそもなぜ政治的権威≒国家が必要なのか、その統治形態としてのデモクラシーの価値如何、統治の目標あるいは制約原理としての自由や正義、そしてこうした主題を扱う際に前提となる枠組みに挑戦しているとされるフェミニズム、多文化主義、グローバル・ジャスティス論といったものである。ただし類書と比べた際の大きな特徴は、理論家の名前や専門用語の類いが最小限しか登場せず、むしろどのような«考え方»によってそれぞれのトピックにアプローチすればよいのかという部分に焦点を当てるかたちで議論が進むことだろう。その意味で、導入科目のテキストの候補に挙げやすい一冊である。また当然、政治哲学という分野がいったいどういうものなのかをある程度知っている人間にとっても、平易な言葉で進められる論述は非常に魅力的である。もちろんこれは、原著者の努力もさることながら、訳者二人の推敲の賜物でもある。また訳者による解説・文庫版あとがきも政治哲学という分野の近年の動向を簡にして要を得たかたちでまとめてくれており、非常にありがたい。
偉い本よね。ツイッタで政治論議する民は1冊もっておいてほしい。「1冊でわかる」シリーズの文庫化だけど、訳文替えたり文献リスト更新したりいろいろしてるそうだ。
ハンディだけれども、しっかり読むと、とても重厚。「哲学」を延々と書いてあるわけでもなく、論点をロジカルに紹介してくれており、現在の多数派がどう考えてるか、もなんとなくわかる。巻末の参考書リストは、とても興味を惹く。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
はじめての政治哲学
新刊情報をお知らせします。
デイヴィッド・ミラー
山岡龍一
その他の作者をフォローする場合は、作者名から作者ページを表示してください
フォロー機能について
「岩波現代文庫」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
いのちの食べかた
悪役レスラーは笑う
試し読み
あの公園のベンチにはなぜ仕切りがあるのか
映画評論家への逆襲(小学館新書)
A3 上
「A」 マスコミが報道しなかったオウムの素顔
オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ
親ガチャという病
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲はじめての政治哲学 ページトップヘ