無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2017年02月19日
ドキュメンタリー作家森達也氏の「悪役レスラーは笑う」、岩波新書、2005.11発行です。1911年生まれ、1973年没のグレート東郷を描きながら日本のプロレス界を一望した秀作だと思います。アメリカでは卑劣なジャップ、日本では売国奴、守銭奴などと呼ばれたグレート東郷ですが、力道山は東郷の悪口を一回も言...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月27日
岩波新書がプロレスを扱うというのは意外だったが、『悪役レスラーは笑う』は何か面白そうだぞという期待はあった。刊行と同時に購入していたにもかかわらず、読まずにいた。しかし最近の打ち続く雨のために電車通勤を余儀なくされ、それを機に読み始めた。いやあ、まいった。これは会心のドキュメンタリーではないか! ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月23日
稀代の悪役レスラー「グレート東郷」とは何者なのか?という問いかけを追跡する旅。
数年前、著者が監修?してNHKで特集していたプロレスラー列伝から本書を知り、東郷に興味を持った。その後、DVDで試合も初めて観た。試合内容はともかく、登場から最後までの雰囲気がとても怪しく大いに楽しめる。大観衆の中で1人...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月08日
プロレス好きに向けたエッセイではなく、社会的な視点から「プロレス」という土壌を見たルポといった印象。
このジャンルは不得手で全く知識もないが、読みやすく興味深い内容のように思う。
ショービズの世界はいつも好奇の目にさらされて、そしてその実は見ている側は何も理解できていないんだなあと、うわべだけでも...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年06月30日
[ 内容 ]
第2次大戦直後のアメリカ・プロレス界にて、「卑劣なジャップ」を演じて巨万の富を稼いだ伝説の悪役レスラー、グレート東郷。
さまざまな資料や証言から浮かび上がるその男の素顔は、現代に何を問いかけるのか。
[ 目次 ]
プロローグ――ある<記憶>をめぐって
第1章 虚と実の伝説
第2章 伝...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月09日
≪目次≫
プロローグ
第1章 虚と実の伝説
第2章 伝説に隠された<謎>
第3章 笑う悪役レスラー
あとがき
≪内容≫
日本のプロレスの創生期に活動していた「日系レスラー」グレート東郷の
ノンフィクション。何かしっくりこない結論(出自は結局わからない)だが、
プロレス界の様子や戦後すぐの時期...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。