オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ

オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ

792円 (税込)

3pt

それは科学か?インチキか?本当のオカルト(隠されたもの)か?なぜ人はほとんどが嘘だと思いながら、この世界から目をそらさずに来たのか。否定しつつも惹かれてしまう「オカルト」。その境界をたどる。

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オカルト 現れるモノ、隠れるモノ、見たいモノ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    オカルトについて、賛成でも反対でもないニュートラルな視線から改めて見つめ直した森氏のルポルタージュ。
    世の中なんでもかんでも黒か白かみたいな現代において、森氏のニュートラルな視線は冷静かつ論理的で読んでいて安心します。

    山羊羊効果についての考察も面白いし、日本心霊科学協会などの団体のリーダーに直接

    0
    2021年02月22日

    Posted by ブクログ

    小野不由美さんの「残穢」とこれが本棚に並んでいると恐怖感がいやます感じがします(笑)
    端正な文体のルポですが、だからこそ「ひっ…!」となる箇所がそこかしこにある、心拍数の上がる本でした。

    0
    2021年02月08日

    Posted by ブクログ

    いつものこの人通り、対象の周りをグルグル回って答えは出ない。でもだからこそオカルトという素材はピッタリハマる。最後の方に登場するメンタリストは、著者の一方のメインテーマでもあるメディアとの関係で捉えても面白そうだと思うけど、どうなんだろ?

    0
    2016年08月20日

    Posted by ブクログ

    「オカルト」を肯定派/否定派両方の視点から分析する。基本的にどちらにも依らないが(オカルトの失敗もそのまま描写する)、山羊羊効果(オカルトは観測者等の状況如何で発現したりしなかったりする)がこの本での一番の主張である以上はややオカルト肯定のテイストを含む。分析自体は真新しいことはないのだが、オカルト

    0
    2016年11月22日

    Posted by ブクログ

    森達也の視点はいつも刺激的であり、ラディカルである。

    「なんだかよくわからない」と、あえて白黒はっきりつけずに、わからないことを受け止めることの大切さ。

    世界は、わからないことに満ちている。だから面白い。

    0
    2016年07月17日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    開演   「でもオレは結局曲げちゃうよ」”超能力者”はふてくされたように言った
    第1幕  「よく来てくれた。そしてよく呼んでくれた】恐山のイタコは語り始めた
    第2幕  「現状は、誠実な能力者には不幸でしょう」オカルト・ハンターの返信はすぐに来た
    第3幕  「僕たちはイロモノですから」”エス

    0
    2016年07月02日

    Posted by ブクログ

    オカルトと現実、科学との境目が解らなくなるような、なかなか面白いルポルタージュだった。

    超能力、心霊現象、イタコ、UFO、陰陽道、臨死体験などなど、様々なオカルトの正体に真正面から迫る。

    もしかしたら、本書に描かれたオカルトの一つや二つは現時点で科学的には立証されていないだけの事実なのかも知れ

    0
    2016年06月28日

    Posted by ブクログ

    数年ごとに起きるオカルト、スピリチュアルブーム。繰り返される真偽論争。TVドキュメンタリー『職業欄はエスパー』を製作し、単行本を出した森達也氏による『続編』といったものであると僕は解釈をしております。




    これは筆者の制作したドキュメンタリー『職業欄はエスパー』の書籍化されたものの続編で、単行本

    0
    2025年01月18日

    Posted by ブクログ

    オカルトと称されるモノも、量子力学や物理法則を駆使する事で真実のカタチが見えてくる可能性があるかもしれない。しかし、それら全てのカタチが100%判明した世の中は味気ない気がしてならない。

    『多くを見せ過ぎると、見せてない事になる。』ドキュメンタリー映画メットガラに出演した巨匠ウォンカーワァイの言葉

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    オカルト的な現象は確かに存在すると思いつつ、それでも信じきれない・なんだかよく分からないと思ってしまう感じめちゃくちゃ分かるなあ。
    霊的な存在や超能力の存在が科学的に証明されたとしても、この掴みどころのなさは消えない気がする。そこからもう一歩進んで技術的に自由にコントロール出来るようになった時によう

    0
    2023年03月23日

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