マスコミ・報道の問題を池上彰と森達也が語り尽くす!
特定秘密保護法、集団的自衛権、選挙報道についての政党の介入など今、日本でおきているマスコミ・報道の問題を池上彰と森達也が語り尽くす。14年の朝日新聞コラム掲載拒否事件の真相も池上本人が明かす。
【目次】
まえがき 森 達也
プロローグ メディアを知る
事実と真実
加害性と匿名性
「空気を読む」メディア
同じ轍を踏むのか
現場の自由、表現の自由
ジャーナリストとは
ジャーナリズムと組織メディア
メディアの「力」
メディアと戦争、マスコミと「国益」という言葉
日本のメディアの転換点
民主主義のインフラ
今を知るために歴史を振り返る
「朝日問題」とは何だったのか
メディアの謝罪
メディア・リテラシーの想像力
メディアの今
メディアとのつき合い方
求められる特異性に対し、求めるべき普遍性
ニュースのプライオリティ
開かれた情報空間とリテラシーを
メディア・リテラシーを身につける
エピローグ
あとがき 池上 彰
【著者】
池上彰
1950年長野県生まれ。ジャーナリスト、慶應義塾大学卒業後、NHK入局。記者やキャスターを歴任し2005年に退職。2012年より東京工業大学教授。著書多数。
森達也
1956年広島県生まれ。立教大学卒業、1986年テレビ制作会社入社。報道・ドキュメンタリー系番組を手がける。98年、オウム真理教のドキュメンタリー「A」公開。200年、続編「A2」が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞受賞。『A3』で講談社ノンフィクション賞受賞。