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Posted by ブクログ 2014年10月13日
久しぶりに、森達也さんの作品。
おもしろいけど、タイトルが平凡で、そこだけ少し残念。
やっぱりこのひとが感じてきた違和感を読んでいると、すごいひとやなぁと思いつつも一方で、全力で共感する自分がいて。
もっと、ものごとをゆっくり見つめる時間があれば、誰でもこういう違和感を抱くような気がする。わたしも、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月07日
自らKY、ずれている、という森達也氏。その資質が、オウム真理教を内側に入って追った『A』や、放送禁止歌やエスパーなどの一風変わった対象のドキュメンタリの作成につながってきたのではと解説する。その森さんのエッセイ集。
エッセイ集なので、対象を絞った、その中で悩み抜く森さん特有の魅力はこの本にはない。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月17日
メディアのオウム事件以降の機能停止により、群れる羊度が高い日本人は危険な戦前と変わらない体制と同じ状態にある。戦争は高揚した危機管理意識からしか生まれない。すなわち仮想敵を作らなければ安心できず、自衛を理由に戦争を仕掛ける。優しさや善意が自衛の意識と融合しながら暴走する。メディアはそれを止めるのでは...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
これまでのエッセイをまとめたもので、「思考術」と銘打っているがハウツーものの類ではない。立ち位置が異なれば世界の見え方が異なるという、当たり前だが忘れがちなことを自分の言葉で綴っている。読んでいて面白いとは思えるけれど、森さんの立ち位置に立てる人はそう多くはないと思えるけどなぁ、と隔たりを感じさせる...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
本書は、物・事の見方を変える方法論だったり、思考方法だったりを期待して
読み始めると、ちょっと期待はずれになる場合があります。内容は、そうなんですが
科学的、学術的な感じではなく、筆者自身の経験を元に、さらに、短編集のような
感じなので、エッセイを読んでいる感じに似ています。その中で、視点をずらす方...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月20日
テレビ・新聞等、特に大手メディアは物事の一面に光を当てているに過ぎない。ということは多少賢い人間なら誰でも了解する事実だろう。しかし、世の中にはそれが絶対正しいと思っている頭の固い人が想像上に多いようだ。正しい正しくないという2元論がよくないとはいわないが、(そもそも、いい悪いというのも2元論だ)...続きを読む
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