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守銭奴の娘
1744年のある晩のこと、馬に乗った一人の青年がロンドンに到着する。青年ランドルフは、亡き父の手紙を携えて、金貸し業を営む守銭奴スカーヴの屋敷に立ち寄り、娘ヒルダと出会う。 1688年の名誉革命以来、スチュアート再興の夢を抱き抵抗を続けるジャコバイト団の策略、陰謀に翻弄される二人のロマンスの行方は? 本邦初訳。『守銭奴の娘』の作者ウィリアム・エインズワースはディケンズやサッカレーと同時代を生きた多作の歴史小説家。日本で翻訳として紹介されているのは『ロンドン塔』ぐらい。 十八世紀の古めかしいロマンスだが、当時の英国社会、庶民の生活、ロンドンの町並みに興味と関心をお持ちの読者は、物語展開の面白さのみならず、歴史的資料としての価値を見出すに違いない。 -
あなたとめぐり逢う予感
2010年All About Romanceが選ぶベスト・コンテンポラリー・ロマンス!! 受賞歴数多! キャメロンは、FBI捜査官のジャックと再会する。 因縁ある相手だが、ボディガードとして彼がキャメロンの自宅に寝泊まりすることに…… 検事補のキャメロンはシカゴのホテルに滞在中、夜中に隣室から激しい男女の営みの音を聞く。フロントに電話したあと男が出ていき、後ろ姿を目撃したのちにホテルの担当者が発見したのは女性の死体だった。女性はコールガールで、最後の客が上院議員だったことからFBIが捜査に乗りだし、やってきた捜査官を見て体が凍りついた。ジャック・パラス! 三年前、私のせいでシカゴを追い出されたと、今でも私を恨んでいる男だ。だが重要な目撃者である彼女は、ジャックと寝食をともにすることになり……。 原題:Something About You -
過去からの口づけ
愛した人はわたしを殺したの? それとも、救ってくれた? 殺人未遂事件の被害者レイキン。新たな恋に落ちた彼女に再び恐怖が……端麗な言葉で綴られたサスペンス! 犯罪作家のレイキンは、4年前、フロリダで何者かによってナイフでめった刺しにされて川に投げ込まれ、当時の記憶も失っている。今はFBI特別捜査官のリースとともに未解決事件の取材を続け、被害者の気持ちに寄り添う日々だ。そんなときフロリダで新たな事件が起こり、女性の遺体が見つかるが、自分を襲った事件との数々の類似点に気づいたレイキンは現地に向かう。事件の関係者も共通していることから、悪夢の記憶を取り戻していくレイキン。だが、事件はまだ終わっていなかったと思い知り…… 原題:Lotus Effect -
ヤーガの走る家
鳥の足がはえた家にすむ少女の成長物語。 「わたしの家には鳥の足がはえている。家は、年に二、三度、夜中にすっくと立ち上がり、猛スピードで走り出す。」(冒頭文抜粋) 少女マリンカが祖母のバーバと住む不思議な家には、あの世とこの世の境界を守る秘密の「門」がある。バーバはこの門の番人で、マリンカも将来番人になることを運命づけられて育った。 毎晩「門」を目指して訪ねてくる死者達を、美味しい料理と楽しい音楽でもてなし、星へ還すバーバの仕事を手伝うマリンカ。 でも本当は、その仕事に明け暮れる人生ではなく、生きている人たちの世界で友だちを作って遊ぶことを夢みている。 自分の運命は自分で決めたいという気持ちが強くなり、もがき、あらがい、行動していく。 ロシア民話「バーバ・ヤーガ」をモチーフに、家族の愛情と絆、少女の葛藤と成長、そして人生を自分の足で歩むことへのエールを描いた長編ファンタジーです。 -
グレゴワールと老書店主
老いた元老書店主は朗読を通して青年を読書へと誘う。老人の読書案内は、そのまま人生の道案内でもあった! 本と友情、本と愛情……本は人と人を結び合わせる。老人介護施設で働き始めた18歳の落ちこぼれ青年グレゴワールは、本だらけの居室で本に埋もれるように暮らす元書店主のピキエ老人に出会い、まったく無縁だった本の世界に足を踏み入れる。体も目も不自由になってきているピキエ老人に朗読をするのが日課となり、それは他の入居者たちにも波及する。ある日はサリンジャー、ある日はラブレー、ある日はアレッサンドロ・バリッコ……。そして、二人は下水管を通して発禁本の朗読を希望者にこっそり聞かせるイベントまで企画する! 青年は本のソムリエのような老人の案内に従って様々な本に出会い、その魅力に取り憑かれていく。 -
少年は世界をのみこむ
全豪50万部突破 オーストラリアABIA 年間大賞受賞作 壊れた家族。ろくでもない毎日。 それでも少年は、 濁った日常のなかに色彩を探しつづける―― 危うさと眩さが織りまざる少年期を色彩豊かに描いた、 34カ国展開のベストセラー小説。 1980年代ブリスベン郊外。少年イーライは犯罪と暴力はびこる小さな町に暮らしている。母親は薬に溺れ、母に薬を教えた麻薬の売人が父親代わり。本当の父の顔はもう覚えていない。兄はある時から言葉を発しなくなり、時おり予言めいた言葉をその人差し指で宙に綴る。唯一の“まともな大人”は元脱獄犯として悪名高いスリムで、親友であるこの老人に人生の真髄を教わりながら、イーライはいつしか“世界を変えることのできる”ジャーナリストになりたいと夢見るように。だがある日、町を牛耳る悪の手が、彼から大事な人を奪っていき――。 世界34カ国展開。「2019年オーストラリアで一番売れた小説」がついに日本上陸。 *ABIA賞 大賞ほか4部門制覇 *インディ・ブック・アワーズ2019ブック・オブ・ザ・イヤー受賞 *MUD Literary Prize 2019金賞受賞 *New South Wales Premier's Literary Awards読者投票部門・新人部門受賞 -
禁断のキスを重ねて
警官のノアは、偶然知り合ったアプリルと恋に落ちる。 だが彼女は、ギャングの元妻だった……。 南カリフォルニア、チュラビスタ――『美しい景色』を意味する名にかかわらず犯罪の多発するこの町で警官を務めるノアは、巡回中、女性の遺体を発見した。女性がバーの従業員と判明したことから、バーを訪ねたノアは話を訊いたアプリルという女性に強く惹かれる。派手なメイクと髪形の下にある淋しげな表情が気になって仕方ない。一方のアプリルも、彼を気にかけながらも、ある理由から、自分がふさわしくない相手であることを自覚し……。様々な運命に翻弄される恋人たちの姿をホットに描く話題作! 原題:The Edge of Night 大金持ちでもアルファメールでもない。 ありのままのヒーローが、禁断の恋に落ちる姿をホットに描く! /All About Romance -
恋するアダム
独身男のチャーリーは、母親の遺産を使って最新型アンドロイドを購入した。名はアダム。どんな問題も瞬時に最適解を出すAI能力を利用して、チャーリーは上階に住む女子学生ミランダと恋仲になることに成功した。だが彼女は重大な過去を秘めており、アダムは彼女に恋心を抱きはじめる。人工知能時代の生命倫理を描く意欲作! -
夜の果ての恋人
セクシー、ワイルドで、狂おしいほどの情熱がどんどんヒートアップする作品!/Dreamy Reads(書評サイト) 初めて知るこの愛に身も心もすべて捧げたい―― 妻の殺害をテレビ電話で目撃したペン。 やはり心に闇を抱えたコーラと出会い…… 遠く離れた場所から妻とテレビ電話で話している最中、電話の向こうで妻を殺害されたペン。以来4年、心に闇を抱えて生きてきた。コーラもかつて目の前で夫を殺され、その過去を忘れることができずにいた。ふとしたことで知り合い、一つ屋根の下で暮らすことになった二人。急速に惹かれあい、互いの心の傷を埋めあわせるように時間を重ねながらも、なかなか愛を打ち明けあうことができない。そんな折、また新たな事件が起こり、巻き込まれていくが……。真実の愛とは何かを問う、全米騒然の衝撃作! 原題:The Truth About Lies -
許されざる情事
RITA賞三度ノミネート! ダフネ・ドゥ・モーリア賞受賞! 連続性犯罪事件を追う刑事のアンジー。 男性との情事の最中、呼ばれて現場に駆けつけると、新任担当刑事はその情事の相手だったが…… 性犯罪課の刑事アンジーは、凄惨な現場を目にすることから大きなストレスを抱え、心のバランスを取るため、夜な夜な見ず知らずの男性と一夜を過ごす日々を送っていた。危険は百も承知だが、それが彼女なりの生き抜き方だ。そんなある夜も、いつものクラブで一人の男から目が離せなくなり、部屋へ誘って彼の体を堪能しているところに携帯が鳴り出した。意識不明の少女が発見されたという。だが特別捜査本部が立ち上がり、その担当者を見ると目を疑った。あの夜、情事の最中に置き去りにした男だわ! 原題:The Drowned Girls -
赤いモレスキンの女
パリの書店主ローランが道端で女物のバッグを拾った。中身はパトリック・モディアノのサイン本と香水瓶、クリーニング屋の伝票と、文章が綴られた赤い手帳。バツイチ男のローランは女が書き綴った魅惑的な世界に魅せられ、わずかな手がかりを頼りに落とし主を探し始める。英王室カミラ夫人も絶賛、洒脱な大人のおとぎ話第二弾。 -
真夜中のキス
リサ・マリー・ライスの真夜中シリーズ、待望の長編第10弾! やっと見つけた最愛の人を失うわけにはいかない。 何者かに命を狙われるITスペシャリストと警護についた元陸軍レンジャー。 陰謀渦巻く中で芽生えた愛は、魔の手から逃れられるのか!? 元NSA職員のデータ解析士ホープは、両親の死をきっかけに友人にDNA鑑定を依頼。ところが、その友人が何者かに殺され彼女自身も命を狙われるようになる。 親友であるASI社のIT責任者フェリシティに助けを求めると、元陸軍レンジャーで刑事のルークが警護担当者として現れる。 二人でホープの過去をたどり始めるが、数十年前の事件がさらに大きな陰謀となって彼女を追い詰めていく。 ホープの遺伝子に隠された秘密とは? 彼女の命を狙う敵とは実の父なのか? 大人気シリーズ第十弾! -
火の柱【合本版】
世界2000万部の突破の第ベストセラー『大聖堂』の正統なる続編! 著者 ケン・フォレットの最高傑作! と翻訳者が絶賛する究極の歴史大河ロマン ※このコンテンツは、扶桑社刊「火の柱(上)」「火の柱(中)」「火の柱(下)」(ケン・フォレット[著] 戸田裕之[訳])の合本版です。 【あらすじ】 16世紀中葉のイングランド。大聖堂を擁する河畔の商業都市キングズブリッジで貿易を営むウィラード家は、カトリックでありながらもプロテスタントに対しても寛容な家柄だった。一方、商売敵でもあるフィッツジェラルド家は頑ななカトリックで、両家の仲は決していいとは言えなかった。 ネッド・ウィラードとマージェリー・フィッツジェラルドは恋仲だったが、彼女の両親の反対にあって引き裂かれる。失意のネッドはサー・セシルを頼ってエリザベス・チューダーの下で仕事をするようになるが…エリザベス・チューダーは、メアリー・ステュアートとイングランドの王位をめぐって争っている最中だった。 その争いは次第に暴力的な傾向を帯びて、ついにはフランス、スペインをも巻き込む宗教戦争へと突入していく。 英仏宗教戦争、激動の16世紀。争う、エリザベスとメアリー・ステュアート。二人の女王とともに運命に翻弄される市井の民の運命は? 圧倒的な筆力と、波瀾万丈の展開。大ベストセラー『大聖堂』『大聖堂-果てしなき世界』につづく、キングズブリッジ・シリーズ最新作! -
土星の環:イギリス行脚
何世紀もの破壊の爪痕をめぐる イギリス南東のサフォーク州の海岸線や内陸にひっそりとある町々をめぐる徒歩の旅。荒涼とした風景に思索がよびさまされ、過去の事跡からつぎつぎに連想の糸がたぐられていく。アフリカから戻ったコンラッドが寄港した保養地、中国皇帝が乗るはずだった列車が走行していた鉄橋……そして本書の同伴者となる17世紀の医師、トマス・ブラウンをはじめとした、魂の近親者である古今の人々との出会い。 〈私〉という旅人は、どこか別世界からやってきた人のように、破片を拾い上げ、想起によって忘れ去られた廃墟の姿を甦らせる。人間の営みを、人間によって引き起こされる破壊と惨禍を、その存在の移ろいやすさとともに見つめようとする眼。歴史を見つめるその眼差しは、そこに巻き込まれた個々の人間の生、その苦痛に注がれている。 「作中入れ替わり立ち替わり現われる奇妙なエピソードは、それぞれ独自の奇怪さを有していて、印象としては、すべてが次第にひとつに収斂していくのではなく、何もかもがいつまでも横滑りしていく感がある。」柴田元幸氏による解説「この世にとうとう慣れることができなかった人たちのための」より引用。 -
愛という名の罪
アウディ賞エロティカ部門ノミネート作品! 敵とのベッドインは予期していた。想像もしなかったのは、彼に夢中になってしまうこと……。 母を殺害した男に復讐を誓ったブルー。 だが、思いがけない恋に落ち…… ブルーはある目的を持って潜り込んだバーで露出度の高いウェイトレスの制服に身を包み、男に挨拶をした。シン・ブレッケンリッジ――7歳のとき、目の前で私の母を殺害した男の息子だ。あれ以来、復讐することだけを目的に生きてきたが、そのためにはシンを誘惑し、私の虜にしてブレッケンリッジ家に近づくのだ。だが計画どおりデートをし、シンに身を任せて初めての悦びを知ると、もう何も考えられなくなった。憎き相手を本気で愛してしまったブルーに、運命はさらなる残酷な罠を用意していて…… 原題:A Necessary Sin -
夜の向こうで愛して
2014年RITA賞受賞作家! 元宝石泥棒のエンジェルは恩人のため、難攻不落と言われるフェントン・フュルスト型金庫収蔵のダイヤを盗むことに。けれど用心棒のコールに見破られてしまい…… このヒーローはホット、ホット、ホット! そして頭がよくて、不器用でもあり……/Amazonレビュー 5年前まで、凄腕の宝石泥棒だったエンジェル。今は堅実な人生を歩んでいるが、第二の母と慕う幼馴染のおばが誘拐され、身代金として犯罪王ボーゴラが所有するダイヤモンドを要求された。難攻不落と言われるフェントン・フュルスト型金庫に保管されたダイヤを盗むため、エンジェルは一夜限りの復帰を果たすが、わずかに残してしまった手がかりのせいで用心棒のコールに見破られる。実は彼もある目的のために潜り込んだスパイで、捕まりたくなければ今度はもっと奥にある金庫を破るよう命じられ……。 原題:Against the Dark -
オスカー・ワイルド書簡集 新編 獄中記 悲哀の道化師の物語
没後120年。スキャンダルを経てなおキザを貫いた世紀末の鬼才、その大きすぎた代償とは――。 近年刊行された『オスカー・ワイルド全書簡』をもとに、ワイルドが投獄されるきっかけとなった事件の発端から、同性愛裁判、獄中の真実、そして出獄後の放浪、死までを、訳者の詳細な解説と註とともに、一篇の小説のように再構成する。 恋人との愛憎・確執、事件の顛末などが明らかになることにより、独自の芸術論、迫真のキリスト論と人間的な弱さが一体となった「悲哀の道化師」ワイルドのほんとうの姿が浮かび上がる。 目次より 前説――ワイルドの前半生と 事件に至るまでのあらまし 第一章 三度の裁判 第二章 深き淵より 第三章 新たな牢獄 終章 ワイルドの亡霊 -
まほうのレシピ
Amazon Prime Video(アマゾン・プライム・ビデオ)のオリジナルドラマ原作 不思議なまほうのレシピ本を手に入れた3人の少女の大冒険! ★お料理レシピ付き! あらすじ: お料理が大好きな12歳のケリーは、ある日、屋根裏部屋で古いレシピ本を見つけた。 本の中身は“うるさい人を黙らせるお菓子”や“飲んだ人を好きにさせるジュース”と不思議なものばかり。 親友のダービー、ハンナと一緒に料理クラブを作ったケリーが、本のレシピを試してみると、 なんと本当に、いつもうるさい弟がしゃべれなくなって……。 (※本文には小学校4年生以上の漢字ルビ付き) -
黒魚【クロウオ】都市
感染症〈ブレイクス〉が流行している北極圏の街クアナークでは、さまざまな事情を抱えた人々が暮らしていた。そこでなかば伝説として語り継がれるのは、シャチやホッキョクグマといった動物と意識を共有し一体になれる女の物語だった。キャンベル記念賞受賞作 -
オルガスマシン
わたしたちは、男のために造られた。 カスタムメイド・ガールたちは、コンクリートの島で造られる。 男たちの妄想と欲望が具現化された姿で。 箱に入れられ、ご主人のもとへと出荷されたカスタムメイド・ガールたちを待ち受けるのは、男による男のための世界の男たち……。 巨大な青い眼を持つジェイド。彼女は人肌を着てセックスさせられ、股間に伊勢海老を装着した醜悪な老人に迫られる。 六つの乳房があり、顎に乳首が付いているハナ。彼女が届けられた先は、ファック・イージー・バー。ウェイトレスとして働きつつ、コイン一枚でファックされる。 猫のような耳と毛皮を持つマリ。彼女のご主人は動物調教師。檻に入れられキャットフードを与えられ、鞭で獣として調教される。 乳房が引き出しになっている重役用娘のキャシィ。ボスの煙草入れとして、パーティで愛想を振りまきながら、乳房に詰められた葉巻を提供する。 人間(HUMAN)すなわち男(MAN)である世界で、苛烈な運命に翻弄され、心を失い、絶望の果てにカスタムメイド・ガールたちは手を握った。 いま、破壊する。 「ワトスンが活き活きと描写しているのは遠い未来であり、そこでは人間はある性的な仕様書に合わせて育てられている。(中略)われわれ読者は無垢を頽廃と戦わせる文学の偉大な伝統の一つへと接続されてゆく。闇の中を手探りで進んでゆくジェイドは、ポーリーヌ・レアジュの『O嬢の物語』で無名の愛具がたどる道をふたたびたどっているようでもある。そしてそのキャラクターを置く舞台を生出すにあたって、ワトスンはシュールレアリズムの家具を借り、カフカに比べても異常で信じられないものと私には感じられる未来の映像を作りだしている」 ――ウィル・セルフ -
密やかな愛へのいざない
2013年ロマンティック・タイムズ誌 官能ヒストリカル大賞受賞作! おとぎ話の『美女と野獣』を愛する人にとっては、まさにぴったりの作品だ/All About Romance(ロマンス専門サイト) キャリーは兄と旅行中に嵐に遭い、無人らしき屋敷に避難した。下着姿で邸内を探検していると背後から近づいてきた男レンの手で愛撫され、うっとりしたところを兄に見つかってしまう。思わず婚約者だと嘘をつき、二人は急遽結婚するが、元諜報員で心にも体にも傷を負ったレンは決して心を開かず、夜になると欲望にあふれた手でキャリーを撫で回すだけだった。官能的な行為に初めての悦びを覚えつつ、彼女はいつかレンを愛しはじめるが…… 原題:When She Said I Do -
危ない夜に抱かれて
歴史に残るような発見をしたモーガン。 命を狙われ、陸軍曹長パックスに救われるが…… 実力派作家が描くセクシーでデンジャラスな恋の行方! 考古学者モーガンは、歴史に残るような化石を発見したとたん、アフリカ軍に命を狙われはじめる。アメリカ陸軍曹長パックスに救出されたものの、敵兵に再び包囲され、間一髪で逃げ出したふたりは高まりを抑えられず、激しく求めあってしまう。死と隣り合わせの状況で貪りあいながら、化石を巡る争奪戦に巻き込まれていくが、欲望が恋へと変わるころ、モーガンが連れ去られ……。官能とアクション満載のノンストップ・ロマサス! 原題:Tinderbox -
猿の罰
予測不能の完結編! 見ざる、言わざる、聞かざる――四番目の猿、最後の“死の裁き”。 「父よ、お許しください」 各地で発見される“祈る死体”の意味とは。 シカゴの街を震撼させる連続殺人鬼〈四猿〉と、事件を追う刑事ポーター。ふたりが昔知り合いだったと匂わす写真が発見され、捜査本部は騒然となる。訳がわからぬまま勾留され追いつめられるポーターをよそに、各地で次々と見つかる「父よ、お許しください」と懺悔の句が添えられた“祈る死体”。それは四猿による最後の裁きの始まりだった―― すべての謎が解けるとき、その結末に驚愕する。怒涛の完結編! -
目眩まし
1800年、アンリ・ベール(ことスタンダール)はナポレオン戦争に従軍し、後年このときの記憶を書きとどめた。第一次世界大戦が間近い、不穏の気配ただよう1913年には、ウィーンからヴェローナ、リーヴァに向かったドクター・K(ことカフカ)が日記をのこした。1980年、カフカの足跡を追って同じ旅をした語り手の〈私〉は、死と暴力の予感におののいてヴェローナから逃げ帰った。その7年後、当時の記憶を書き記そうとかつての道をたどり直し、最後に自分が捨てた故郷に立ち寄った。 〈私〉の旅、カフカの旅、スタンダールの旅―時を超えて重なり合う旅のどこにも、永遠の漂泊者「狩人グラフス」が影を落とす。さまざまなものや人が響き合い、時間と場所を越えて併存する。本書はゼーバルト初の散文作品であり、「ベール あるいは愛の面妖なことども」「異郷へ」「ドクター・Kのリーヴァ湯治旅」「帰郷」の4篇を収録。 「たえず動いている乗り物のなかの想念に似て、消えては結び、やってきてもつれ合い、断続して定めがたい。つまりはもっとも現代的な散文表現というものだ」。池内紀氏による巻末の解説「言葉の織物」から引用。 -
移民たち:四つの長い物語
異郷に暮らし、過去の記憶に苛まれる4人の男たちの生と死。みずから故郷を去ったにせよ、歴史の暴力によって故郷を奪われたにせよ、移住の地に一見とけ込んで生活しているかに見える移民たちは、30年、40年、あるいは70年の長い期間をおいて、突然のようにみずから破滅の道をたどる……。語り手の〈私〉は、遺されたわずかの品々をよすがに、それら流謫の身となった人々の生涯をたどりなおす。〈私〉もまた、異郷に身をおいて久しい人だ。個人の名前を冠し、手記を引用し、写真を配した各篇はドキュメンタリーといった体裁をなしているが、どこまでが実で、どこまでが虚なのか、判然としない。 本書は、ゼーバルトが生涯に4つだけ書いた散文作品の2作目にあたる。英語版がスーザン・ソンタグの称讃を得て、各国語に翻訳され、ドイツではベルリン文学賞とボブロフスキー・メダル、ノルト文学賞を受賞した。 堀江敏幸氏による巻末の解説「蝶のように舞うぺシミスム」から引用する。「作家の極端なぺシミスムが読者にかけがえのない幸福をもたらすとは、いったいどういうことなのか? ゼーバルトの小説を読むたびに、私はそう自問せざるをえなくなる」。 -
最後の巡礼者
「ガラスの鍵賞」「リヴァートン賞」「マウリッツ・ハンセン新人賞」受賞 ――北欧のミステリ賞で三冠を成し遂げた警察小説の傑作、日本上陸!! 二〇〇三年六月八日、第二次世界大戦の英雄カール・オスカー・クローグの死体が自宅で発見された。ノルウェー貿易相まで登り詰めた老人は鳥のくちばしにつつかれたように切り刻まれ、犯人に強い殺意があったのは明らかだ。だが、手掛かりは凶器――ナチスの鉤十字が刻まれたナイフしかない。警察本部では犯人像を見いだせず、捜査は行き詰まってしまう。 そんな中、トミー・バーグマン刑事は二週間前に発見された三体の白骨死体との関連性を見出す。戦時中に殺された三人は、親ナチ派のノルウェー人実業家グスタフ・ランデの娘のセシリア、婚約者のアグネス・ガーナーとメイドだった。彼女たちはグスタフの近親者ゆえにクローグらレジスタンスの標的にされ、粛清された三人の縁者が復讐のためにクローグを殺した。そう推理したバーグマンは、六十余年前の事件の真相に挑む決意を固める。 一九三九年八月、アグネス・ガーナーは自らの手で愛犬を殺した。それがイギリス諜報部の最後の試験だったからだ。どうしてこんなことができるのか、自分でもわからない。確かなことは、ナチスを倒さねばならないということだけだ。その決意を胸にアグネスは故郷ノルウェーへ帰還する。人生を狂わせる運命の出会いが待ち構えていることも知らずに……。 -
最後の巡礼者 【上下合本版】
「ガラスの鍵賞」「リヴァートン賞」「マウリッツ・ハンセン新人賞」受賞 ――北欧のミステリ賞で三冠を成し遂げた警察小説の傑作、日本上陸!! 二〇〇三年六月八日、第二次世界大戦の英雄カール・オスカー・クローグの死体が自宅で発見された。ノルウェー貿易相まで登り詰めた老人は鳥のくちばしにつつかれたように切り刻まれ、犯人に強い殺意があったのは明らかだ。だが、手掛かりは凶器――ナチスの鉤十字が刻まれたナイフしかない。警察本部では犯人像を見いだせず、捜査は行き詰まってしまう。 そんな中、トミー・バーグマン刑事は二週間前に発見された三体の白骨死体との関連性を見出す。戦時中に殺された三人は、親ナチ派のノルウェー人実業家グスタフ・ランデの娘のセシリア、婚約者のアグネス・ガーナーとメイドだった。彼女たちはグスタフの近親者ゆえにクローグらレジスタンスの標的にされ、粛清された三人の縁者が復讐のためにクローグを殺した。そう推理したバーグマンは、六十余年前の事件の真相に挑む決意を固める。 一九三九年八月、アグネス・ガーナーは自らの手で愛犬を殺した。それがイギリス諜報部の最後の試験だったからだ。どうしてこんなことができるのか、自分でもわからない。確かなことは、ナチスを倒さねばならないということだけだ。その決意を胸にアグネスは故郷ノルウェーへ帰還する。人生を狂わせる運命の出会いが待ち構えていることも知らずに……。 -
悲しみは夜明けまで
2018年RITA賞ロマンティック・サスペンス部門 ノミネート作! 失意のなか、検事補復帰を決めたモーガン。 やっと手に入れたその職をなげうって、ある殺人事件の弁護を買ってでるが…… 夫を亡くしたモーガンは故郷に戻り、地方検事補としての復帰を決める。だがベビーシッターが殺害され、その恋人の逮捕にどうしても納得がいかず、やっと手に入れた職をなげうって自ら弁護を買ってでることにした。殺人の容疑がかかる男の味方をすれば、小さな町の皆を敵に回すことになるだろう。それでも、この不当な嫌疑を見逃すことはできない。調査のための予算すらないモーガンは、高校時代の恋人で元刑事のランスに協力を依頼し…… 原題:Say You're Sorry -
戯れの恋は今夜だけ
2011年ロマンティック・タイムズ誌 ベストヒストリカル・ロマンス賞ノミネート作! おとぎ話のようなクラシックなロマンスを 情熱的なラブストーリーに仕立て上げられるのは ジョアンナ・リンジーだけ! -----------ロマンティック・タイムズ誌 両親を亡くしポピーに育てられたアラナは、突然、自分がヨーロッパの小国ルビニアの王女であることを知らされる。ポピーはアラナの暗殺を請け負った男だったが、どうしても殺せず、自ら彼女を育ててきたのだという。そして国王である父が余命わずかで、世継ぎのいない国が危機にあると聞き、アラナはルビニアに向かった。宮殿の門前で、ハンサムな近衛兵隊長に自分の正体を耳打ちするが、誘惑されたと勘違いした相手にキスをされてしまい…… 原題:When Passion Rules -
マンガ&あらすじでつかむ! 60分でわかる カミュの「ペスト」
超難解「ペスト」が、これ1冊で簡単にわかる! 感染症が街を襲った時、 彼らは何を思い、どう行動したのか――。 押さえておくべき代表的なシーンを、マンガ&あらすじで紹介。 新型コロナ時代、何を考え、行動すべきか――。 フランスのノーベル文学賞作家アルベール・カミュの代表作「ペスト」の解説本。 マンガ、あらすじ、著者の考察の組み合わせで、 ストーリー全体、代表的なシーンを知ることができる。 人間としての自由、行動、選択とは何か。 オランという市でネズミが次々に死に始め、 続いて、原因不明の熱病患者が発生、人々を恐怖に陥れた。 市は閉鎖、解決策はなかなか見つからない中、立ち上がった人々の物語。 感染症との闘いが他人事でない今、70年前の長編小説が読まれている理由がわかる。 ■目次 ・マンガでつかむ『ペスト』 ・『ペスト』登場人物相関図 ・『ペスト』原題(La Peste)とは ・ああらすじでつかむ『ペスト』 ●各章 あらすじ 1 大量のネズミの死(1章) 2 当事者になれない権力者たち(2章) 3 閉門(2章) 4 「どんな手を使っても脱出する!」ランベールの挑戦(2章) 5 「ペストは神の罰なのです!」パヌルー神父の説教(2章) 他 ・解説 易しさの自覚と、自由な選択 ■著者 大竹稽 教育者、哲学者。思考塾(横浜市)塾長 1970年愛知県生まれ。愛知県立旭丘高校卒。1989年名古屋大学医学部入学・退学。 1990年慶應義塾大学医学部入学・退学。1991年東京大学理科三類入学・退学。 2007年学習院大学フランス語圏文化学科入学・首席卒業 (フランス語圏文化学学士。論文テーマは、サルトルと自己について)。 2011年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程入学・修士課程修了(学術修士)、 フランス思想を研究。その後、博士後期課程入学、カミュ、サルトル、バタイユら実存の思想家、 バルトやデリダらの構造主義者、そしてモンテーニュやパスカルらのモラリストを研究(その後、中退)。 博士課程退学後は建長寺・妙心寺などの禅僧と共に「お寺での哲学教室」や「お寺での作文教室」を開いている。 専門分野は哲学、教育、禅(哲学と仏教(東西の思想)の融合 共悦・共楽・共生の思想家)。 ■イラストレーター 羽鳥まめ 漫画家・イラストレーター。 主に大手学習教材企業の漫画やイラストを手掛ける。専門学校で非常勤講師経験あり (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
アウステルリッツ
ウェールズの建築史家アウステルリッツは、帝国主義の遺物である駅舎、裁判所、要塞、病院、監獄の建物に興味をひかれ、ヨーロッパ諸都市を巡っている。そして、彼の話の聞き手であり、本書の語り手である〈私〉にむかって、博識を開陳する。それは近代における暴力と権力の歴史とも重なり合っていく。 歴史との対峙は、まぎれもなくアウステルリッツ自身の身にも起こっていた。彼は自分でもしかとわからない理由から、どこにいても、だれといても心の安らぎを得られなかった。彼も実は、戦禍により幼くして名前と故郷と言語を喪失した存在なのだ。自らの過去を探す旅を続けるアウステルリッツ。建物や風景を目にした瞬間に、フラッシュバックのようによみがえる、封印され、忘却された記憶……それは個人と歴史の深みへと降りていく旅だった……。 多くの写真を挿み、小説とも、エッセイとも、旅行記とも、回想録ともつかない、独自の世界が創造される。全米批評家協会賞、ハイネ賞、ブレーメン文学賞など多数受賞、「二十世紀が遺した最後の偉大な作家」による最高傑作。 多和田葉子氏の解説「異言語のメランコリー」を巻末に収録。 -
グッド・ドーター
28年前、弁護士一家を襲った残忍な殺人事件―― 生き残り、弁護士となった“良き娘”は再び悪夢を目撃する。 映像化決定! MWA賞受賞作家、渾身のサイコサスペンス。 アメリカ南部の小さな町で白人女性が殺され、容疑者の黒人青年を担当した弁護士の自宅が放火された。 家は全焼し、一家が引っ越した数日後、弁護士の留守中に二人組の男が家に押し入り妻を惨殺、十代の姉妹も襲われた――。 28年後、辛くも生き残り、父と同じ弁護士になった次女シャーロットは、後悔を抱えながらも前に進んでいた。 だが地元中学校で起きた銃乱射事件が、封印した過去を呼び戻し……。 解説:池上冬樹 ■好評発売中既刊 『開かれた瞳孔』 『彼女のかけら 上・下』 『プリティ・ガールズ 上・下』 〈ウィル・トレント〉シリーズ 『ハンティング 上・下』 『サイレント 上・下』 『血のペナルティ』 『罪人のカルマ』 『ブラック&ホワイト』 『贖いのリミット』 『破滅のループ』 -
あなたを守れるなら
この緊張感にあふれ、胸高まるロマンティック・サスペンスでは、 疑わしい登場人物は誰もいないのだが…… /カーカス・レビュー(老舗書評誌) ノアの母親が自殺し、かつての同僚の娘に大金が遺された。 これはいったい何の金なのか? 調べはじめたふたりの前に、恐ろしい事実が…… 警察署長だったノアの母親が自殺し、九万八千ドルもの大金と、「かつての同僚エイブの娘グレースに渡して」というメモが遺された。ノアはグレースを訪ねるが、エイブは汚職警官の汚名を着せられたまま殺害されており、その一因となったノアの母からの金など受け取れないと拒絶される。だが偶然見つかった当時の新聞記事から、複雑な背景が見えてきた。エイブは誰かにはめられたのか? そしてあの金は何の金? ふたりは調べはじめるが…… 原題:Keep Her Safe -
女子高生探偵シャーロット・ホームズ 最後の挨拶
ワトスン、きみが好きだ シャーロット、逮捕される!? ホームズ&ワトスン子孫コンビの 大人気シリーズ、ついに完結!! (あらすじ) シャーロック・ホームズの5代目子孫にして女子高生探偵のシャーロットと、同じ高校に通うワトスン博士の子孫、ジェイミーはふたりで様々な事件を解決してきた。しかし2年生の冬休み、ホームズ家で殺人事件が起こり、シャーロットが逮捕されてしまう。 ジェイミーは傷ついたまま高校へと戻り、1年が過ぎた。そんなある日、ジェイミーの周りで奇妙なことが起こり始める。宿題のレポートが消失、偽メール騒動、1000ドル盗難、校長の肖像画への落書き――。 果たしてふたりは再会できるのか? 大好評シリーズついに完結! -
ナポレオンじいちゃんとぼくと永遠のバラクーダ
小泉今日子さん推薦!心温まる家族の物語。 人生の旅を豊かにするのは、大切な記憶。 人生の旅を愉快にするのは、大切な仲間。 旅はいつか終わっても仲間が記憶を繋いでくれる。 心が温かくなる一冊です。 ―小泉今日子 10歳の「僕」の親友は、元ボクサーで85歳の祖父、ナポレオン。ふたりは「皇帝」と「副官」としていつも行動を共にする。スーパー高齢者の祖父はボウリングでストライクを連発し、失礼なチンピラを殴り倒し、エスペラント語で会話し、ディスコミュージックに合わせノリノリで踊る。だがこの頃様子がおかしい。長年連れ添った妻ジョゼフィーヌとの離婚を一方的に決めたり、ボクサー時代のライバルのことで隠し事もあるようだ。もともと折り合いの悪い息子(「僕」の父親)への態度も、どんどん悪くなっている。やがて、そんなナポレオンに「最後の戦い」の時がやってくる……。 破天荒な最強祖父と家族の秘密、老いを、相棒である10歳の孫目線で綴る、笑って泣けるフランス発家族小説。 -
通い猫アルフィーのめぐりあい
猫と犬が一緒なら、 世界はもっと素敵になる。 シリーズ累計12万部突破!ハートフル猫物語。 今度は仔犬の登場で、またまた波瀾の予感!? 通い猫暮らしの中で悲しい別れを経験し、それでも前向きに日々を送ろうとするアルフィー。そんなある日、アルフィーを戸惑わせる出来事が――飼い主のひとりがあろうことか仔犬をもらってきたのだ! 犬とまともに触れあったことのないアルフィーにとっては未知の存在。しかもその仔犬の面倒を任されてしまい……? 無邪気な仔犬がエドガー・ロードに新たな波瀾を巻き起こす!? ハートフル猫物語、第6弾。 -
裏切りのシュタージ
東ドイツが葬った極秘計画、通称“ウォルラス”は終わっていなかった。 祖国を捨てた元スパイは、暗号を受け取り、古巣ベルリンへ舞い戻る。 復讐か、罠か――。 東ドイツの極秘計画をめぐるスパイスリラー! 「ウォルラス計画」とは:東ドイツ諜報機関(シュタージ)対外諜報部門の偵察総局K部管轄の極秘任務。1989年11月9日ベルリンの壁が崩壊し、スイスに逃亡するまでマルクスは携わっていた。K部の存在自体が極秘とされ、組織内の職員名簿や正式な書類にも決して表示されることはない。 ベルリンでロシア大使館職員が殺害された。 同日、スイスの高級ホテルで暮らすマルクスのもとに差出人不明の手紙が届く。 そこには、東ドイツの諜報機関“シュタージ”が闇に葬った極秘計画、 通称ウォルラスの緊急事態を告げる暗号が記されていた。 30年前、祖国を裏切り名前を捨てた元工作員マルクスはベルリンへ否応なく呼び戻され――。 そこで待ち受けるものとは!? イタリア発、衝撃のデビュー作! -
八十万年後の社会 タイム・マシン【大正翻案版】
時間を旅する「航時機」を発明した博士は、はるか八十万年後の世界へ飛びたつ。そこは、華奢で美しい「人形人種」と、獰猛で危険な「土蜘蛛人種」とが棲みわける、奇怪な社会であったーー ウェルズの名作『タイム・マシン』を、原著刊行から二十年を経ずして日本に紹介した、黒岩涙香の『八十万年後の社会』が復活! 19世紀末、科学文明発達のかげで貧富の格差が増大する社会への批判もこめて、奔放な想像力で書かれたH・G・ウェルズの『タイム・マシン』。 この名作は、遠く日本で、やはり経済と科学万能の世を慨嘆する黒岩涙香の目に留まる。『噫無情』『鉄仮面』等、さまざまな名作を紹介してきた涙香は、『タイム・マシン』を『八十万年後の社会』と題して翻案する…… SFの古典的名作をいきいきと訳述した涙香の名調子をそのままに、現代かな遣いで読みやすく復刻。【電子・PODオリジナル版】 -
ダイヤモンドは復讐の涙
FBIプロファイラーのグレースを個人攻撃するような事件が起こる。これはゲームなのか? それとも…… 2017年ロマンティック・タイムズ誌ベストブックアワード受賞作家! グレースとギャビンの捜査が進み、高ぶる気持ちが情熱的な情事へと変わるころ、恐ろしい事実が…… /パブリッシャーズ・ウィークリー FBIの敏腕プロファイラーであるグレースは、新たな事件を担当する。被害者は女性で、ジョギングウェアという格好には不釣合いなダイヤのイヤリングが耳に光っていた。捜査チームが作られ、新しく加わった男性を見てグレースは驚いた。2年前にパーティで出会い、一夜をともにしたギャビン! 翌日にも新たな被害者が発見され、耳にやはりダイヤのイヤリングが見つかり、その夜には彼女の自宅に爆弾が届いて次の犯行現場を示すメモが添えられていた。ギャビンとグレースは恐ろしい事実に気づき… 原題:Such a Pretty Girl -
スティーグ・ラーソン最後の事件
もうひとつの「ミレニアム」―― 夭逝の小説家が遺した資料を手掛かりに、未解決の首相暗殺事件の謎がいま、暴かれる! 小説を超える捜査実録。 ミレニアム・シリーズで知られる作家スティーグ・ラーソンは、 その生涯をかけて、ある事件を追い続けていた―― 1986年にスウェーデン全土を震撼させた首相暗殺事件。 だが玉石混淆の情報が交錯し警察の捜査は難航、事件は迷宮入りする。 やがてラーソンは世界的ベストセラー作家になることも知らぬまま急逝。 そのとき彼は暗殺の真相に肉薄していた。 未公開資料を入手した著者が、小説を超える闇を暴く! -
大追跡【合本版】
このコンテンツは「大追跡(上)」「大追跡(下)」(クライブ・カッスラー[著] 土屋晃[訳])の合本版になります。 -
大破壊【合本版】
このコンテンツは、扶桑社刊「大破壊(上)」「大破壊(下)」(クライブ・カッスラー/ジャスティン・スコット[著] 土屋晃[訳])の合本版になります。 -
夜フクロウとドッグフィッシュ
LAとNYを結ぶ、YA版書簡体小説。 ある日、突然、ロサンゼルスの知らない人からメールが届いた。 「そっちのお父さんは、うちのお父さんとつきあってるんだよ」 ??????????????? 「なにか勘違いしていると思います」 ロサンゼルスとニューヨークに住む、全く知らない少女たちのメールのやりとりがはじまる。 「お父さんたちは、わたしたちに仲良くなってほしいみたい」 そんなことできるわけない!と反発する少女たち。 水を油で、共通点のない少女たちは、仲良くなるのか? お父さんたちは、むずばれるのか? 最後まで、結末の分からない、ノンストップ小説。 新しい家族の形が見えてくる。 -
危うい愛に囚われて
騙されない。言い訳は聞かない。俺は“善人”ではない。 道義も良心も俺のなかにはないが、闘ってきた…… 危険と孤独と恐怖と闘ってきたナセル。 ストリッパーのキーリンに出会ったとき……刺激的なローラーコースター・ロマンス。 テロリストの息子として生まれたナセル。争いと恐怖に満ちた日々に疲れ、諜報員となって反テロ活動に携わったのち、すべてを捨てて渡ったアメリカの港町でストリッパーのキーリンに出会う。一方のキーリンは、悪夢のような生家と継父から逃れ、ストリッパーとしてプライドを持って生きてきた。出会った瞬間に惹かれ合い、孤独を埋め合わせるように体を重ねるふたり。だが過去との訣別は決して容易ではなく……ダークでホットな世界を描く官能サスペンス! 原題:Honor -
彼女たちの部屋
現代、パリ。大きな挫折のあと、弁護士のソレーヌはある保護施設で代書人のボランティアをはじめた。「女性会館」というその施設には、暴力や貧困、差別のせいで住居を追われた人々が暮らしている。自分とはまるで異なる境遇にいる居住者たちの思いがけない依頼に、ソレーヌは戸惑った。それでも、一人ひとりと話して、手紙を綴るなかで、ソレーヌと居住者たちの人生は交わっていく。ここで自分の役割を見つけたと思った矢先、事件は起きた。約100年前、パリ。救世軍のブランシュは街中の貧困と闘っていた。路頭に迷うすべての女性と子供が身を寄せられる施設をつくる――彼女の計画は、ついに政治家・財界人も動かしつつあったが……。実在する保護施設と創設者を題材に、時代を超える女性たちの連帯を描く、『三つ編み』の著者による長篇小説。 -
破滅のループ
「スローター史上最大スケール、一気読み度も史上最高」 ――解説:霜月蒼(ミステリ評論家) CDC疫学者の拉致と爆破テロ、連続する凶悪事件の目的とは!? 〈ウィル・トレント〉シリーズ、最大の危機! ■〈ウィル・トレント〉シリーズ 『ハンティング 上・下』 『サイレント 上・下』 『血のペナルティ』 『罪人のカルマ』 『ブラック&ホワイト』 『贖いのリミット』 『破滅のループ』 ショッピングモールの駐車場で、疾病予防管理センターの疫学者が拉致された。行方不明のまま一カ月が過ぎたとき、アトランタ中心で爆破事件が発生。現場へ急行した捜査官ウィルと検死官サラは混乱の中、車の追突事故の救命にあたる。だがその車に乗っていたのは、逃走中の爆破犯たちとさらわれた疫学者だった。銃撃戦の末にサラも連れ去られ――。連鎖する凶悪事件、真の目的とは!? -
シンプル・プラン
平凡な生活は破壊され、しだいに混沌と恐怖の深みにはまり込んでいく。 ある雪の日の夕方、借金を苦にして自殺した両親の墓参りに向かうため、ハンク・ミッチェルは兄とその友人とともに町はずれの道を車で走っていた。途中ひょんなことから、彼らは小型飛行機の残骸とパイロットの死体に出くわす。そこには、440万ドルの現金が詰まった袋が隠されていた。 何も危険がなく誰にも害が及ばないことを自らに納得させ、3人はその金を保管し、いずれ自分たちで分けるためのごくシンプルな計画をたてた。だがその時から、ハンクの悪夢ははじまっていたのだった。 -
大追跡
巨匠クライブ・カッスラー、最後の単独執筆長編! 20世紀初頭を舞台に、当時の最新メカ総登場で、全米を股にかけた追跡劇がはじまる。 探偵 アイザック・ベル、最強最悪の強盗殺人犯に挑む! 20世紀初頭のアメリカ。西部一帯の銀行で、冷酷無比な強盗殺人事件が頻発していた。犯人につながる証拠はない。政府の要請を受けた“ヴァン・ドーン探偵社”は、通称“強盗処刑人”の逮捕にエースのアイザック・ベルを差し向けた。捜査を開始して早々、ベルのもとに正体不明の美女が現われ、ソルトレイクシティではまたもや銀行が襲われる。捜査は難航した。しかし、ベルは同僚とともに新しく手に入れたわずかな証拠から犯人の拠点をサンフランシスコと断定。犯人を罠に掛けるべく新聞に偽の情報を流すのだが―。 -
大破壊
西部の鉄道で残忍な破壊工作を繰り返す“壊し屋”を探偵アイザック・ベルが追う。〈アイザック・ベル〉シリーズ第2弾! 1907年、高速軌道の開通を急ぐサザン・パシフィック鉄道の建設現場で事故が多発し、多くの死傷者が出ていた。過激派や無政府主義者の破壊工作を疑う社長のヘネシーは全米随一の探偵社“ヴァン・ドーン”に調査を依頼。渡りの労働者の間で囁かれる正体不明の男、通称“壊し屋”の存在が浮かび上がる。捜査を指揮するのは探偵社のエース、アイザック・ベル。全米を駆けまわるベルと“壊し屋”の熾烈な戦いが始まった―。冒険小説の巨人が時代への思い入れをたっぷりに描き出すアクション巨編。 -
なにかが起こる夜に
“ダーティートーカー・ヒーローの女王”テッサ・ベイリーによる傑作ロマンス! 大金を持って逃げてきた訳ありな女性の向かいの部屋には、市警警部補が―― 『危険な愛に煽られて』で〈勝手にロマンス大賞〉で堂々の二部門(「コンテンポラリー部門」「エロティック部門」)制覇のテッサ・ベイリーによる新シリーズ第一弾! ナッシュヴィル生まれのジンジャーは、ある日あばずれの母親の大金の入ったバッグを盗み、妹を連れてシカゴにやってきた。が、引っ越し当日、向かいの住人であるシカゴ市警警部補のデレクに怒鳴られ、最悪の出会いをする。だがデレクのほうは、セクシーで勝気なジンジャーにひと目で惹かれ、一気に彼女に迫る。彼を通じて母親から姉妹の捜索願が出されているのを知ったジンジャーは持ち逃げした金がトラブルを生んでいるのではないかと考え、ナッシュヴィルに向かうが―― 原題:Protecting What's His -
ミッシング・ガール
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー 「時間が巻きもどる」斬新なミステリー!! 10年前、親友の失踪をきっかけに故郷を離れたニック。 町に戻ると、また女性の失踪事件が起きる。小さな田舎の町には様々な秘密が…… 10年前、親友コリーンの失踪を機に故郷の町を離れたニックは、老いた父を施設に入れるために町に戻る。すでに記憶もあやふやな父が「あの女の子を見た」と口にするが、誰のことかときいても答えてはくれない。その夜、訪ねてきた女性が驚くべき写真をニックに見せ、金を強請る。そこには父がコリーンの死体を運ぶ姿が写っていたが……閉塞感漂う小さな田舎町の人々の抱える誰にも言えない秘密を、斬新な手法で描くミステリー!! 原題:All the Missing Girls -
最後の竜殺し
敵は竜ではなく資本主義!? 魔法の力が衰えた世界。ドラゴンスレイヤーに選ばれた少女だったが、CMの出演依頼が殺到し、竜の土地を狙い不動産会社が動き出す…… 魔法の力が減少した世界。かつてドラゴンと魔術師は、恐れられ敬われていた。 いまやドラゴンは偉大な魔術師と結んだ協定により、ドラゴンランドを出ることはなくなり、生きているのは最後の一頭のみ。 魔術師も同様で、彼らは魔法の絨毯(じゆうたん)でピザ配達をしたり、魔法で配線工事をして、なんとか生計を立てていた。 そんな魔術師たちを抱える会社、カザム魔法マネジメントの社長代理は十五歳のジェニファー・ストレンジ。 気むずかしい魔術師たちに振り回されながらもがんばっている。 ある日、最後のドラゴンの死が予知され、同時に魔術師たちは魔法の力が強くなっていることに気づく。 ジェニファーは真相を調べるためにドラゴンを殺せる唯一の人間、ドラゴンスレイヤーに会いに行く。 しかし、そこで彼女は自分が最後のドラゴンスレイヤーであることを知らされ、一分間の速習コースであっという間に後継者にされてしまう。 そしてジェニファーを待っていたのは、殺到するCMの出演依頼、ドラゴンランドの土地の権利を狙う不動産会社、さらには独裁的な国王の理不尽な勅命――。 敵はドラゴンではなく、資本主義なのか? 奇想の作家フォードのファンタジックでリアリスティックな物語。
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