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もうひとつの「ミレニアム」――
夭逝の小説家が遺した資料を手掛かりに、未解決の首相暗殺事件の謎がいま、暴かれる!
小説を超える捜査実録。
ミレニアム・シリーズで知られる作家スティーグ・ラーソンは、
その生涯をかけて、ある事件を追い続けていた――
1986年にスウェーデン全土を震撼させた首相暗殺事件。
だが玉石混淆の情報が交錯し警察の捜査は難航、事件は迷宮入りする。
やがてラーソンは世界的ベストセラー作家になることも知らぬまま急逝。
そのとき彼は暗殺の真相に肉薄していた。
未公開資料を入手した著者が、小説を超える闇を暴く!
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Posted by ブクログ
ヤン・ストックラーサ『スティーグ・ラーソン最後の事件』ハーパーBOOKS。
死ぬほど面白い大傑作『ミレニアム』三部作の著者で知られるスティーグ・ラーソンが生涯をかけて調査し続けた1986年のスウェーデン首相暗殺事件の未公開アーカイブをベースにしたノンフィクション。
自分自身、1986年に起きたスウェーデンのオーロフ・バルメ首相の暗殺事件は全く知らなかった。というよりもスウェーデンという国自体を余り知らず、ヘニング・マンケルの『クルト・ヴァランダー警部』シリーズやスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』三部作などの傑作北欧ミステリーがその風土や文化を知る切っ掛けとなったのだ。
スティーグ・ラーソンがジャーナリストで、『ミレニアム』の主人公カール・ミカエル・ブルムクヴィストが自身をモデルにしているのは知っていた。しかし、彼がジャーナリストとしてどのような活動をしていたかなど全く知らなかった。
1986年の2月、スウェーデン首相が家族で映画を楽しんだ後に夫人と二人で街を歩いていたところを独りの男に背後からマグナムで射殺される。男は夫人を狙って発砲するが、失敗して逃走、待っていたフォルクスワーゲン・パサートに乗り込み、行方をくらます。長年にわたり極右組織の取材して来たラーソンは首相暗殺事件の犯人像に迫る。次々と浮上しては消える容疑者。未解決となった首相暗殺事件の真相を我々は知ることが出来るのか……
本体価格1,500円
★★★★
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