【感想・ネタバレ】スティーグ・ラーソン最後の事件のレビュー

あらすじ

もうひとつの「ミレニアム」――
夭逝の小説家が遺した資料を手掛かりに、未解決の首相暗殺事件の謎がいま、暴かれる!
小説を超える捜査実録。

ミレニアム・シリーズで知られる作家スティーグ・ラーソンは、
その生涯をかけて、ある事件を追い続けていた――
1986年にスウェーデン全土を震撼させた首相暗殺事件。
だが玉石混淆の情報が交錯し警察の捜査は難航、事件は迷宮入りする。
やがてラーソンは世界的ベストセラー作家になることも知らぬまま急逝。
そのとき彼は暗殺の真相に肉薄していた。
未公開資料を入手した著者が、小説を超える闇を暴く!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「スティーグ・ラーソン最後の事件」読んだ harpercollins.co.jp/hc/books/detai…
面白かった!スウェーデン首相暗殺事件だけでなく、武装中立主義や、極右やイスラム過激派やネオナチなどで政情不安定なことも寡聞にして全く知らなかった。JFKより興味深いよ。スウェーデンは牧歌的と思ってたら全然違った(おわり

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2021年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あの、
二度言う あの!「ミレニアム」の
スティーグ・ラーソンです。

全世界を夢中にさせた小説だけではなく、ジャーナリストとしての彼の実績のノンフィクションかとも思うばかりの内容。
首相暗殺事件の真相は闇の中?とは言え、
ノンフィクションものとしての一冊としても読み応えが心憎いほど満載。
ストックホルム市内の地図なんて、たまりません。

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2020年08月07日

Posted by ブクログ

ミレニアムの著者が残した1986年のスウェーデン首相の暗殺事件に関する調査資料をもとに著者がその真相に迫る。異なる2人の仮説、スウェーデンの極右主義、南アフリカアパルトヘイト問題等々。

ミレニアムは小説ではあるが、著者が身を置いていた極右勢力に対するジャーナリストという立場をそのまま活かしたものだと理解できる。

ノンフィクションではあるが、良質のミステリ。

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2021年10月20日

Posted by ブクログ

ヤン・ストックラーサ『スティーグ・ラーソン最後の事件』ハーパーBOOKS。

死ぬほど面白い大傑作『ミレニアム』三部作の著者で知られるスティーグ・ラーソンが生涯をかけて調査し続けた1986年のスウェーデン首相暗殺事件の未公開アーカイブをベースにしたノンフィクション。

自分自身、1986年に起きたスウェーデンのオーロフ・バルメ首相の暗殺事件は全く知らなかった。というよりもスウェーデンという国自体を余り知らず、ヘニング・マンケルの『クルト・ヴァランダー警部』シリーズやスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』三部作などの傑作北欧ミステリーがその風土や文化を知る切っ掛けとなったのだ。

スティーグ・ラーソンがジャーナリストで、『ミレニアム』の主人公カール・ミカエル・ブルムクヴィストが自身をモデルにしているのは知っていた。しかし、彼がジャーナリストとしてどのような活動をしていたかなど全く知らなかった。

1986年の2月、スウェーデン首相が家族で映画を楽しんだ後に夫人と二人で街を歩いていたところを独りの男に背後からマグナムで射殺される。男は夫人を狙って発砲するが、失敗して逃走、待っていたフォルクスワーゲン・パサートに乗り込み、行方をくらます。長年にわたり極右組織の取材して来たラーソンは首相暗殺事件の犯人像に迫る。次々と浮上しては消える容疑者。未解決となった首相暗殺事件の真相を我々は知ることが出来るのか……

本体価格1,500円
★★★★

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2020年07月18日

Posted by ブクログ

かなりの文量というのが率直な感想。パルメ暗殺自体に馴染みがないし、登場人物も全く知らない。唯一スティーグラーソンが実際に調べていた事件という事で読んでみたが、読み終えるのは大変だったが、内容は面白かった。内容の一部にケネディ暗殺にも関係した部分が出てくるが、その辺はとても面白かったし、恐らく真相に迫っているだろうと思える内容。迷宮事件に関心がある人は下山事件の最後の証言を読まれたし。

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2021年03月20日

Posted by ブクログ

202008/ミレニアムシリーズとは違って、設定や構成のせいもあってかこれはなかなか読み進めるのに時間がかかった。ボリューム的にも読み応えあったけど期待してた程夢中になって読むことはなかった。

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2021年01月03日

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