ボンベイ、マラバー・ヒルの未亡人たち

ボンベイ、マラバー・ヒルの未亡人たち

1,320円 (税込)

6pt

3.0

♯MeToo時代の傑作歴史ミステリー!

現代以上に女性差別著しい、1921年のインド。パールシーの一族の出身で、ボンベイ唯一の女性弁護士のパーヴィーン・ミストリーは、女性であるが故に法廷に立てず、父親の事務所で事務弁護士として働いていた。結婚の失敗という苦い過去を引きずりながらも、いつか父親のような弁護士になることを目指していた彼女は、ムスリムの実業家の屋敷に暮らす三人の未亡人たちの遺産管理のため、高級住宅街マラバー・ヒルを訪れた。想像以上に閉鎖的な生活を送る彼女たちの役に立とうと決意した矢先、屋敷の中で殺人事件が起こる。パーヴィーンは、自分自身のトラウマと対峙しながらも、事件解決に奔走するが……。
「レイ・シムラ」シリーズの著者による♯MeToo時代の歴史ミステリシリーズ第1弾。アガサ賞歴史小説部門大賞、メアリー・ヒギンズ・クラーク賞など受賞多数、各紙で絶賛の話題作。

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ボンベイ、マラバー・ヒルの未亡人たち のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年07月24日

    主人公は100年前のボンベイで唯一の女性弁護士。当時のインドでのイギリス人からの差別、男性優位の法律や文化。様々な差別、厳しい戒律、不当な抑圧は社会全体を覆っていて、想像しただけでも胸が痛い。現代はどうかと周りを見渡しても、100年前と進歩してないように感じる。女性医師の入学試験差別然り。ミステリー...続きを読む

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