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Posted by ブクログ
ピューリッツァー賞受賞の1作目より読みやすく、楽しかった。登場人物の数も多くなく、人物の繋がりも理解できて物語へすんなり入っていけた。
人生のたそがれにあるオリーブ、ジャックと幸せな結婚生活でよかった。少し、ドラマの「最後から二番目の恋」を思い出した。
孤独が寂しい、と言えるようになったオリーブ。前作では、孤独と向き合うことができず、そのはちゃめちゃぶりにハラハラさせられたが、今作では、ジャックとの生活で安定を手に入れて、優しさを取り戻していた。ヘンリーに対してももっと優しくしてやればよかったと。前作ではヘンリーがすてきだっが、今作ではジャックがむちゃくちゃすてきだった。本人も言ってたが、こんな2人に愛されたオリーブって。町の人たちからは偏屈な意地悪ばあさんと言われてたけど、わかる人にはわかる魅力なんだなぁ。
老人になっても恋を忘れないオリーブ。やっぱ最後はバイタリティだよね。
Posted by ブクログ
フランシス・マクドーマンド主演のドラマを見た。
これがまた期待を上回る出来!U-NEXTにこれだけを見るために入った価値がありました。
そのせいでオリーヴがマクドーマンドとして脳内再生されたけど、マクドーマンドだから許されます笑 だってマクドーマンドですから!もう一度「ノマド」見ようかなと思ったくらい。
「光」を読み終わったのは、カフェだった。涙ぐんでいたところにランチが運ばれてきた。
「救われる」もお弁当食べながらだったから泣きながら食べた。
読み終わるのが惜しくて噛み締めながら読んだ。
なんだかんだいろいろある、いろいろあるけど、ここまでやってきたじゃないか、諦念が生きてきた実感に昇華する瞬間の描かれ方に胸を突かれる。
これから自分が歩んでいく道が見えるようでドキドキもする。ヘンリー亡き後、ジャックと出会うなんて、そんな上手い話無いよと嘆いていたけど、ある意味そんなことは杞憂だった。やっぱり、エリザベス・ストラウトが描くのだから一筋縄ではいかないのだ。
「ふたたび」を書いてくれてありがとうと言いたい。
「ふたたび」を読んで、エリザベス・ストラウトは好きな作家のうちの一人から最も好きな作家1位となりました。
まだ後一冊未読の小説噛み締めながら読んでいこうと思う。
Posted by ブクログ
「オリーブ・キタリッジの生活」の続編。主人公オリーブはさらに年老いて、前回の中高年小説からついには死や孤独という不安にとらわれる老人の小説になっている。だが、ここに書かれる人間関係の葛藤やオリーブの気持ちの変遷は、老人だろうが若者だろうが人間は同じだということを感じさせるもので、むしろ前作よりも普遍的な内容になっている。
夫の元愛人をこき下ろしたくなる。フレンチ系の住民に対するちょっとした偏見、でもそんな教え子が有名人になっていたらちょっと誇らしく、会ったことをみんなに言いたくなる。一方でソマリ人を差別しちゃいけないという正義感。老人ホームに入っても、一緒に食事する相手や仲良しがなかなか見つからない。医者にほのかな恋心を抱き、優しくなった息子のところの孫も可愛く思えてくる…年齢層やら設定は違えども、描かれる人間模様は学園ものに当てはめてもあり得そうだし、年老いても人間くさいオリーブとその周囲の人たちの言動が面白い。
前作よりもメイン州の特徴(カナディアンフレンチの存在、スコットランド系、ソマリ人コミュニティ)が濃く描かれていて、米国地理に全く無知なので、地図でメイン州の場所を確認しながら読んだ。なるほどこんなにカナダに近くて北にあったのか、と今更。ケベック州の町並みを思い浮かべながら、架空の町感が減ったクロスビーを満喫できた。
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小説・文芸
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