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Posted by ブクログ
優しい眼差しのお話が16編収録された短編集。
どのお話も登場人物たちがチャーミングで、作者のキャラクターたちへの愛を感じる一冊。とにかく好き。
オチが秀逸なのもさすが。→
特に好きなお話は
春はアラカルト(とにかくかわいい!)
二十年後(上手いよなぁ)
水車のある教会(切なくてラストが良き!)
千ドル(ジリアン良き)
緑のドア(世界観がたまらない&オチ最高!)
赤い酋長の身代金(がんばれビル!笑)
この世は相身互い(これ、最高じゃない?)
→
巻末の翻訳者さんのあとがきがまたいいんだよなぁ。
私がO・ヘンリーが好きな理由を言語化してくれている感じがした。
新潮文庫の「名作新訳コレクション」として新訳版で3巻分出されているんだけど、これ最高。もっとやって(笑)
Posted by ブクログ
『賢者の贈りもの』
貧しい夫妻が相手にクリスマスプレゼントを買うお金を工面しようとする。
夫のジムは、祖父と父から受け継いだ金の懐中時計を大切にしていた。
妻のデラは、その金時計を吊るすプラチナの鎖を贈り物として買うかわりに、夫妻が誇るデラの美しい髪を、髪の毛を買い取る商人マダム・ソフロニーの元でバッサリ切り落とし、売ってしまう。
一方、夫のジムはデラが欲しがっていた鼈甲の櫛を買うために、自慢の懐中時計を質に入れてしまっていた。
物語の結末で、この一見愚かな行き違いは、しかし、最も賢明な行為であったと結ばれている。
私はとにかく図書カードがほしい。
Posted by ブクログ
ラスト2~3行の大どんでん返しがあったり、あっと言わせるようなオチが待っていたり。短編らしい短編がたくさん詰まった小説。
「賢者の贈りもの」は昔CMにも使われてた記憶がある。
クリスマスの夜、貧しい夫婦の物語。
妻は夫が大切にしている金時計につける鎖を買うために自分の美しい髪の毛を売り、夫は妻の髪の毛に使う櫛を買うために自分が大切にしていた金時計を売ってしまう。お互いの贈りものは無駄なものになってしまうけれど…というお話。
これを美しい夫婦愛と取るか、馬鹿げた皮肉的な物語と取るかは、読み手に委ねられてると思うけれど。
感動系、思わず笑ってしまうもの、そのオチにただ感心してしまうもの、シニカル系、いろいろあるけれど、訳者のあとがきにあった「落語のような物語」というのは本当にその通りだと思った。
表題作以外なら、「ハーグレーヴスの一人二役」「水車のある教会」「緑のドア」が好き。
短編集は気楽に読めていい。閑話休題的読書。
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小説・文芸
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