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Posted by ブクログ
優しくもほろ苦く、時に苦い気持ちにもなるO・ヘンリーの短編集第二弾。
表題作含め、1冊目よりビターなお話が揃っている印象を受けた。
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特に好きなお話
「金銭の神・恋の天使」石鹸会社で巨万の富を築いた男と、その息子が恋する相手とのなれそめのお話。粋なオチが最高!!好きだぁぁぁ!
「心と手」オチが最高。読み返したらニヤニヤしちゃう。
「更生の再生」(旧訳「よみがえった改心」)ジミーも好きだし、ベンー!!ルパン味があって最高。→
今回はハピエンじゃないお話も多くて、物語としては面白いんだけどなかなかビターな感じ。
「ブラックジャックの契約人」や「ある都市のレポート」あたりは、仕方ないんだけど、やるせないなぁ……って思いながら読んでた。
「最後のひと葉」もだよね。誰かが犠牲にならなきゃならない辛さ、みたいな
Posted by ブクログ
翻訳の語り口の癖が強く、若干読みづらさはあるものの、基本的に全ての物語にしっかりと話が落ちるため安心して読むことができる。表題作かつ最も有名であろう短編の一つ「最後のひと葉」はラストシーンの美しさもさることながら、貧乏な画家志望のレズビアンカップルを偏屈な老人が命を賭けて救う物語だというのは解説を読むまで気づかなかった。それはある種のダンディズムでありながらも二人の生き方を阻害するものではなく、加えて軽薄な美に対する徹底した現実として写実的な「ひと葉」が残るというオチも素晴らしい。そういう視点で読んだことはなかったので再読は非常に勉強になった。
他には覚悟した因果応報である「ブラックジャックの契約人」と、犯罪者に金の借りがある男が土壇場で思いついた妙手でひっくり返す「高らかな響き」引退した凄腕の金庫破りが善性を発揮する「更生の再生」がO・ ヘンリーらしいドラマティックなクライマックスがあってとても面白かった。
Posted by ブクログ
スーとジョンジーが絵のスタジオを持っていた。……八番街の「デルモニコズ」で定食の出る時間に知り合い、芸術、チコリサラダ、ビショップ袖の趣味がピタリと一致していたので、共同のスタジオを構えることになった。
スーが肺炎になり、医者が何でもいいから心残りになってくれるものは?たとえば男とか
の問いに
「男?」スーは口琴をくわえて弾いたような声を出した。「男なんてものはーあ、いえ、
先生、そういうことはありません」
(小川高義 訳)
「恋人ですか?」スーがあいまいな口調で答えた。「恋人なんて、そんなばかばかし……
あ、いえ、いません」
(金原瑞人 訳)
「恋人?」スーの声には軽蔑するような響きがあった。「それほどの価値のある男なんて……、いえ、それはともかく、彼女には恋人なんていません」
(千葉茂樹 訳)
スーは、ジョンシーが好きよね。
子供の時には分からなかったけど、確かに、
スーは、ジョンシーが好きよね。
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小説・文芸
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