作品一覧 2023/10/26更新 青い月の石 試し読み フォロー 王への手紙 試し読み フォロー おてんばヨリーとひげおじさん 試し読み フォロー 踊る光 試し読み フォロー かくれ家のアンネ・フランク 試し読み フォロー 小学館世界J文学館 オッチェ ~コックのパパとホテルを作る~ 試し読み フォロー 小学館世界J文学館 カトーレンの王 試し読み フォロー 白い盾の少年騎士 試し読み フォロー 15の夏を抱きしめて 試し読み フォロー ドアのむこうの国へのパスポート 試し読み フォロー 七つのわかれ道の秘密 試し読み フォロー ネコのミヌース 試し読み フォロー ふたごの兄弟の物語 試し読み フォロー 1~13件目 / 13件<<<1・・・・・・・・・>>> 西村由美の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 白い盾の少年騎士 下 トンケ・ドラフト / 西村由美 なかなかまとめて読む時間がなく、読み終えるのに何日もかかりましたが、登場人物たちの冒険の時間を考えるとこうやって何日もかけて読むのもありかな、と。 私は慣れない名前や地名はあまり気にせずどんどん読んでいき、読むうちに人間関係など理解していくタイプですが、それに苦手意識を持つ人は、作者自身が描いた地...続きを読む図や人物紹介を見ながら読むといいかもしれません。 読んでいるうち、ティウリが17歳の「少年」であることを忘れそうになりますが、ピアックの存在は相変わらず心強く、そして、原書はわかりませんが、翻訳の口調で登場人物それぞれの異なる性格が生き生きと伝わってきます。 映像とはまた違う、自分で想像する楽しさが味わえる、おすすめの本です。 Posted by ブクログ 白い盾の少年騎士 上 トンケ・ドラフト / 西村由美 さずが、の一言。 他にやらないといけないことがあるときにはお勧めできないほど、のめり込んでしまいます。 感想は下巻を読み終わってから。 Posted by ブクログ 青い月の石 トンケ・ドラフト / 西村由美 トンケ・ドラフト✕西村由美 今までの作品と同じく、ハラハラドキドキしながら一気に読みました。 今作は、学校の場面から始まるので、子どもたちもより感情移入しやすいかも。 いろいろな要素があって、男女問わず楽しめます。 この話を思い出しながら、新月をじっくり見てみたくなりました。 高学年以上に...続きを読むおすすめ。 Posted by ブクログ ドアのむこうの国へのパスポート トンケ・ドラフト / リンデルト・クロムハウト / リンデ・ファース / 西村由美 作家のラヴィニアの家には、謎めいたドアがある。ドアの向こうには多くの国があり、パスポートとビザをもつ人だけが開けることができるらしい。トム先生のクラスのラウレンゾーたちは、作家からの課題に取り組みながら、自分と仲間たちを深く知っていく。 「本を読むのは、ドアを開けるのと似てるの。いま、この本を開い...続きを読むたら、あなたをまっているのはなにかしら?」 「物語を読むこと・きくこと」の喜びや力強さがすごく伝わってきた。本を開けばどんなところへも行くことができるというメッセージはもちろん、先生の読み聞かせを「手のかかる子どもたち」がとても楽しみにしていたり、ラウレンゾーとパパを今でも繋いでいる思い出が『メネッティさんのスパゲッティ』の読み聞かせであったり……。 作家ラヴィニアが出してくる粋な課題に取り組むなかで、子どもたちの関係性が徐々に変わり始めるところもよかったな。もちろんそれは、トム先生の優しい眼差しがあったからこそで、それが感じられる場面は読んでいてとても心地よかった。渡し守がポツポツと語る大事な言葉も魅力的だった。 Posted by ブクログ ふたごの兄弟の物語 上 トンケ・ドラフト / 西村由美 うりふたつの双子ラウレンゾーとジャコモが、さまざまな困難にぶつかりながらも、助け合い、知恵を絞り合って乗り越え、正しい道を歩んでいく物語。 兄弟が別々の道を行く分かれ道が印象的だった。人生は「選択」の連続ということを象徴するような分かれ道。この物語には二人の兄弟が自分の進む道を「選択」する場面が多...続きを読むく出てくる。性格が全然違うラウレンゾーとジャコモだが、二人が選択する道はいつも自分の良心に真っ直ぐな道だ。 「盗み」の力を証明しなければならないが「泥棒」にはなりたくない。客に預かった譲るよう脅されるが、どうしても渡したくない。愛する人と結ばれるためには嘘をつかなければならないが、偽りたくない。 だから、二人の行く手には困難が待ち受ける。どうやってこのピンチを乗り越えていくんだろう、どうやってこの問題を解決するんだろうと、どのお話もワクワクしながら読めた。そして、決して楽な道に逃げず、たとえ困難でも自分の信じる道を行く二人の姿がかっこよかった。それに心打たれていく人を見るのも心地よかった。 Posted by ブクログ 西村由美のレビューをもっと見る