あらすじ
あしたはクリスマスです.でもパパは仕事で大いそがしで,ソフィーはひとりぼっち.翌朝,すてきなことを探しにでかけると,吹雪の中でやさしいヘラジカに出会い,大きな森へたどりつきます.青く凍った湖のほとりにぽつんと立つ,小さなもみの木を見つけたソフィーは,いいことを思いつきます.オーロラきらめく北欧の心温まるお話.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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Posted by ブクログ
表紙の絵に心奪われ…クリスマス頃に読むのがぴったり。年明けに読んでももちろんいいけど。ソフィーの小ささが愛おしい。森の木はみんな背が高くてソフィーが隠れちゃいそうだし、ヘラジカも大きいし。ひとつだけ小さいもみの木を動物たちと集めた素敵なもので飾る…きゅん。お父さんが来てくれたのは、嬉しかったなあ。優しい。優しい絵本。たくさんの人に永く読まれてほしいな。
Posted by ブクログ
イラストがすごい素敵だった…!
冬の夜のひんやりした感じやびゅうびゅう吹き荒れる雪も表現されていて感動!
最初の淋しい感じでぐっと絵本の世界に入り込ませてくれて、最後にぽぅっと心を温めてくれるような光も素敵だった。
物語は全体的に静かに進むんだけれども、最後はなんだか懐かしい気持ちにさせてくれる。
子どもも見入っていたけれど、大人の私も一瞬で虜になった。
Posted by ブクログ
女の子 ソフィーの夢。
クリスマスには、きらきらした 心が躍るような そんな時間を…。
雪が降る町、どの 家も 明るく楽しげな時間を過ごしているような時、女の子の家はとても静かでお父さんは仕事に大忙し。
翌日、クリスマスの朝、北欧の夜明け前のまだ暗い朝。
外なら、素敵なことに出会えるかもしれない☆+*
そんな期待を持って、ソフィーはひとり家を抜け出し、不思議で特別な時間を体験することになる。
北欧のまだ暗い朝、不安を煽る白い雪が激しく降って、その後特別な時間が始まって、少しずつ白が光の役割になって、ソフィーの心が、色と反映してる状態から、一転して対照的な状態になったところが、とても面白く感じました。
クリスマス近くに、また手に取りたいと思いました。
Posted by ブクログ
しずくさんのレビューからこの絵本を知りました。クリスマスに間に合いましたっ!!しずくさん、ありがとうございます。
この絵本はソフィーという少女が主人公です。舞台は冬の北欧、明日がクリスマス!なのに、大好きなパパは忙しくて…ソフィーは自分のための素敵なことが外にあるかもしれないとコートを着て出かけます。そこで出会ったのは、優しい目をしたヘラジカと動物たち、そして湖のほとりにひとりぼっちでたたずむ小さなモミの木…。
とっても自然豊かな北欧のクリスマス、雪、氷、星、オーロラが丁寧に描かれています。そしてソフィーが、また可愛い!!ソフィーの小さな冒険っ!思いやりと優しさを感じさせてくれるストーリー展開には、ほっこりさせられます♡
クリスマスにぴったりな絵本で大満足です!毎年、この時期読めるといいなっ(*´∀`*)
Posted by ブクログ
5歳孫娘にクリスマスプレゼントする絵本を探す。
以前は恐竜大好きだったのに、最近はすっかりプリキュアに入れ込んでしまった孫娘。久しぶりに会った彼女は髪も長く伸ばし当世風の女の子、いわゆる可愛い女の子に変身しつつありました。ばぁばとしては嬉しさの反面残念な気持ちもあり複雑な心境。
静謐な雪の世界が描かれた絵本。明日はクリスマスなのにパパは仕事で大いそがし。単身世帯なのだろう、ひとりぼっちのソフィーはすてきなことを探しにでかけると、吹雪の中でやさしいヘラジカに出会い、大きな森へたどりつく。ソフィーは、青く凍った湖のほとりにぽつんと立つ小さなもみの木を見つけます。かざりも光もなく一人ぼっちで立っているもみの樹を見て、ソフィ―は閃いた。もみの木にとびっきりの贈り物をあげよう。森の動物たちに呼びかけてそれぞれが見つけたたからものでもみの木を飾りつけた。光る木の枝や赤や青い実、落ちている鳥の羽、光り輝くつららなど。もみの木は見違えるようにきれいになってきらきら輝き始めたのだけれど、ソフィーはしょんぼり。すると枝の間からカサカサ音がして現れたのは・・・・
最後のページには、天にオーロラがめらめらと燃えるように伸びていて、まるで火山の爆発のよう。そして左端に飾り付けられたもみの木が小さく光り輝くように描かれていました。
最後のページに合点できる不思議な納得感を覚えました。この絵本は孫娘より私のような大人にしみじみと響く。自分のために買おうと決めました。
Posted by ブクログ
クリスマスの夜。家々の窓は明るく輝き、パーティーの楽しげな音楽や声が聞こえてくる。でも、ソフィーの家は暗くて静か。パパは忙しくてクリスマスどころじゃないから。何かすてきなことが起こらないかと期待して、ソフィーはまだ暗い朝早くに家を出る。吹雪の町を歩いていると、大きなヘラジカがやってきて、ソフィーを背中に乗せてくれた。
絵が美しく、特に光るモミの木が温もりを感じさせて素敵。でも、物語はちょっと唐突感が随所にあって、入り込めなかった。