赤いモレスキンの女

赤いモレスキンの女

パリの書店主ローランが道端で女物のバッグを拾った。中身はパトリック・モディアノのサイン本と香水瓶、クリーニング屋の伝票と、文章が綴られた赤い手帳。バツイチ男のローランは女が書き綴った魅惑的な世界に魅せられ、わずかな手がかりを頼りに落とし主を探し始める。英王室カミラ夫人も絶賛、洒脱な大人のおとぎ話第二弾。

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赤いモレスキンの女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    文学的でロマンチック、こんな本が読みたかったと思いながら一気に読んだ。このまま何も無かったらどうしようと思ったけど綺麗なハッピーエンド。おしゃれで素敵な一冊だった。この作家さんの本は他にも読みたいな

    0
    2025年03月18日

    Posted by ブクログ

    強盗に遭った女性。彼女が奪われたバッグを見つけた書店主・ローランが持ち主を探すという物語。

    著者の作品は『ミッテランの帽子』が有名だそうですが私は本作が初めてでした。
    大人のおとぎ話という触れ込み通り、「こうだったらいいのに」が展開され、ハッピーエンドになるくだりは心温まり、読後感もとても良かった

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    一見読み出す前は、読みずらいのかと思っていたが、非常に読みやすく面白かった。
    ローラン視点の場面、ロールの場面、ウィリアムの場面など、コロコロと変わっていく場面展開。
    最初はどっちがどっちだ?とも思ったが、読み進めて行くとリズム良く飽きづらく良かった。
    フランスの部屋や街並みを想像できる表現と2人の

    0
    2023年03月25日

    Posted by ブクログ

    フランスっぽい〜!という物語の進み方。優美でありながら、じれったいけれども納得できる熟成した大人のもつ葛藤が描かれていて、大人のおとぎ話納得!という話。
    ページ数もそんなに多くないのであっさり読めるけれど、ゆっくり丁寧に読みたい本だった。

    0
    2022年11月21日

    Posted by ブクログ

    どうしてもっと早く読まなかったのか、自分を責めました。なんて魅力的な設定。モレスキンはこれまで黒だと思ってきたけれど、赤のモレスキンが猛烈に欲しくなりました。私は何を書きつけようか。なんとも素敵な物語でした。

    0
    2022年10月17日

    Posted by ブクログ

    凄く凄く好きだった

    ローランが感じた束の間のささやかな幸せを私も一緒に感じられた

    原文の表現の美しさもさることながら、訳者による日本語への翻訳も素敵だった

    お気に入りの言葉がたくさん

    0
    2022年10月08日

    Posted by ブクログ

    素敵なお話でした。
    ただ、知らない男性に自分の部屋に入られていたと知ったら、ちょっと不気味というか怖いですが。

    最後に書店長に女性が言った言葉がなかなか面白いなーと思いました。

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    Twitterでたまたまタイトルを見かけておもしろそうと思って読んでみた
    落としたバッグの中身だけを見て恋に落ちるという展開は、率直なところちょっと気持ち悪いと思った。でも、この突拍子のなさが逆に物語全体の魅力を引き立てていて、現実ではあり得ないからこそ心が惹かれる。舞台はパリ、街の情景や人々の息づ

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    この本を知ったのは、いつだったか、東京は丸ノ内の丸善のなかをブラブラしていたときのこと。当店売れ筋トップ10みたいな棚があり、この本が1位だった。知らない本だった。ほかの書店じゃそんなランキングじゃない気がして、丸ノ内のソフィスティケートな人々に人気の本ってどんなだろう…って気になっていた。赤いモレ

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    久々に読んだミステリではない海外文学。映画のような展開で、お洒落で憂いのあるフランス文学っぽいなぁという物語。地の文も会話文も同じ並びで書かれているので慣れるまで時間がかかった。日常の話として幻覚剤についての記述がある辺りがフランス味があるなと。書店主のローランも金箔職人のロールも本を愛する人たちだ

    0
    2025年05月10日

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