青いパステル画の男

青いパステル画の男

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

パリの弁護士ショーモンは古いモノが好き。仕事は順調、稼ぎも良いが、趣味の骨董収集に妻も周囲も全く関心を持ってくれない。ある日、自分そっくりの18世紀の肖像画を落札したショーモンは、その男の正体を探す旅のなかで、奇妙な偶然に巻き込まれていく……。『赤いモレスキンの女』の著者による鮮烈なデビュー作。

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青いパステル画の男 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    映画みたいなシーンの繋ぎ方。
    主人公の小難しい話し方といいオタク感といい、ところどころすっきりしないところといい、
    なんだか森見登美彦味も感じるような。
    私はとても好きだった。

    フランス革命あたりの歴史に詳しくなると余計背景がわかりやすいんだろうなぁ…
    引用部分は意味はわかるが深く理解はできなかった気がする。

    とてもご都合主義な話ではあるけど、それもそれで好きだし、最後にけじめがついたのは好印象。

    同著者の他2冊の翻訳本も評価がいいので気になるところ。

    0
    2023年03月02日

    Posted by ブクログ

    これまでの流れで新作かと思いきや、思いがけずアントワーヌ・ローランさんの初の作品とのことを訳者の方の後書きで知り、読めたことが嬉しかったです。

    今までの2作と比べると少し分かりにくい部分が多い気がしたけど、それでも雰囲気はそのまま、ミステリーとファンタジーの間をうろうろという感じでした。
    ミッテランの帽子や赤いモレスキンの女に続く素敵な作品を読める日が楽しみです。
    できれば今年は原書を読めるようになりたいなあ。

    0
    2023年01月08日

    Posted by ブクログ

    アントワーヌ・ローランの処女作とのことで、飛びついて読みました。
    面白いことは面白かったのですが、前2作(特にミッテランの帽子)があまりにも良かったため、期待値が高すぎて星マイナス1になってしまいました。
    最初の作品だから、なのか、強引に感じる展開もあったように思います。逆順でミッテランの帽子→赤いモレスキンの女→本作と読んでいれば、より面白く感じることができたかもしれません。

    0
    2023年01月06日

    Posted by ブクログ

    期待を裏切らない世界観、面白さだった。大人のためのおとぎ話、とはよく言ったものだなぁ。なんというか、私の好きなフランスがこの人の本の中にはあります。

    0
    2023年01月01日

    Posted by ブクログ

    自分と瓜二つの18世紀肖像画を落札した骨董好きの弁護士が、思いがけない「別の人生」へと踏み出してゆく。

    アントワーヌ・ローラン2作品目。肖像画に執着し、絵の謎にのめり込んで日常から逸脱していく主人公。古いモノに宿る歴史のロマンを感じる一方で、すれ違う夫婦関係の描写などシニカルな視点が絶妙でした。

    妻の視点に立つと許せるか…と思いつつ。「別の人生を生きられるなら?」って考えてしまうことあるよね。
    良質なフランス映画を観たあとのような独特の余韻が残ります。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    主人公のショーモンは、骨董品をコレクションすることを趣味としていました。
    そしてある日、オークションで驚くほど自分そっくりの肖像画に出会い、競り勝って高値で落札します。
    この肖像画の人物の正体を探り進めるに連れ、物語は思わぬ方向へと流れ始めます。

    以前読んだ『ミッテランの帽子』『赤いモレスキンの女』の作者のデビュー作です。
    この2つの作品が好きだったので楽しみに読みましたが、ちょっと最後が ん? という感じだったかも。
    ただ、予想外の展開は読んでて面白かったです。

    0
    2024年04月06日

    Posted by ブクログ

    骨董品に魅せられた男が出会う
    自分に似た古い肖像画が
    この男の人生を180度変える事になる。
    夢の中での死刑台へと赴く自分や夢の中の
    謎の女。
    それは全てこの小説の伏せんとなり
    第二の人生を偽り現実の人生を亡き者と
    した。
    それでも過去に蒐集した骨董品のお宝が
    忘れられず前妻の家から盗み
    コッソリと倉庫を隠れ家としお宝を
    楽しんでいたのだ。
    だか、第二の夢の中の様な人生には
    彼が固執したお宝達を代償にして
    改めて得た物になった。

    0
    2023年09月07日

    Posted by ブクログ

    ものすごく楽しみにしていた一冊。
    けど、期待が大き過ぎたのか、拍子抜けだった。
    前2作がとても面白かったので、この作品はちょっと物足りなさを感じた。

    0
    2023年08月24日

    Posted by ブクログ

    『ミッテランの帽子』や『赤いモレスキンの女』の著者のデビュー作。青いパステル画の男が自分そっくりに見える主人公。(他人から見るとそうでもないみたいだが)デビュー作なので他2作の方が私は好きだったが、作者の味は存分に出ていると思う。

    0
    2023年05月30日

    Posted by ブクログ

    パリの弁護士ショーモンは骨董のオークションで自分そっくりの肖像画を落札する。だが、妻も友人もまったく似ていないと言う。信じられない思いで、ショーモンは肖像画の紋章のある地を訪れる。そこでショーモンを見た人々は
    、驚きの表情を見せる。

    思いもかけないストーリー展開だが、ちょっとシニカルな笑いもあり面白かった。ラストシーンが象徴的ともいえる。

    0
    2023年05月20日

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