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  • イザベラ・バードの日本紀行(上)

    イザベラ・バードの日本紀行

    小説・文芸
    4.4
    1~2巻1,980円 (税込)
    1878年、横浜に上陸した英国人女性イザベラ・バードは、日本での旅行の皮切りに、欧米人に未踏の内陸ルートによる東京―函館間の旅を敢行する。苦難に満ちた旅の折々に、彼女は自らの見聞や日本の印象を故国の妹に書き送った。世界を廻った大旅行家の冷徹な眼を通じ、維新後間もない東北・北海道の文化・習俗・自然等を活写した日本北方紀行。
  • 靖献遺言

    靖献遺言

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,969円 (税込)
    諸葛孔明、顔真卿ら中国の忠孝義烈8人の遺文や伝記で忠君の大義を説く、儒学者・浅見絅斎の手になる思想書。成立は貞享四年(1687)、幕末に至り吉田松陰、橋本景岳ら尊皇の志士必読の「教科書」となる。崎門学正統派を現代に継いだ近藤啓吾が、現代語訳、語釈や時代背景、絅斎の評伝を加えて纏めた『靖献遺言講義』を再編。「靖献遺言」理解に欠かせない決定版。(原本:近藤啓吾『靖献遺言講義』国書刊行会、1987年)
  • 水滸伝 (一)

    水滸伝

    小説・文芸
    3.0
    1~5巻1,958~3,190円 (税込)
    中国武侠小説の最大傑作。「中国四大奇書」の一つ。北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと集結。その後、招安されて、国家軍となり壊滅するまでの物語。窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳!
  • 日本精神史(上)

    日本精神史

    ビジネス・実用
    -
    1~2巻1,947~2,035円 (税込)
    長くヨーロッパの文化と思想を研究対象としてきた著者は、ここ20年ほど、日本の文化と思想の研究にとりくみ、その流れを歴史的に追跡してきました。その成果がついに一書にまとまったのが、本書です。題して、『日本精神史』。 「精神」とはなにか。 ヘーゲル研究者としてスタートした著者は言う。「あえて定義づければ、人間が自然とともに生き、社会のなかに生きていく、その生きる力と生きるすがたが精神だ」。 テキストとして残された思想はもとより、土器や銅鐸、仏像、建築、絵巻、庭園など、あらゆる文化を渉猟し、縄文時代から江戸時代の終わりまでを、一望のもとに描く、まさに畢生の大作です。 ただし、著者は、難解であることを潔しとしません。ヘーゲルのわかりやすい翻訳で脚光をあびたように、あくまでも流麗な文体で、明解に描いていきます。 思想も絵画も仏像も、ひとしく日本の精神の歴史としてとらえ、あらためて、日本とはなにかを問いかける清新な傑作と言えます。 待望の文庫化! 【目次より】 第一章 三内丸山の巨大建造物 第二章 火炎土器と土偶 第三章 銅鐸 第四章 古墳 第五章 仏教の受容 第六章 『古事記』 第七章 写経 第八章 『万葉集』 第九章 阿修羅像と鑑真和上像 第十章 最澄と空海と『日本霊異記』 第十一章 『古今和歌集』と『伊勢物語』 第十二章 浄土思想の形成 第十三章 『枕草子』と『源氏物語』 第十四章 『今昔物語』と絵巻物 第十五章 東大寺の焼失と再建 第十六章 運慶の新しい造形意識 第十七章 法然と親鸞 第十八章 『正法眼蔵』
  • 人間の由来(上)

    人間の由来

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻1,947~2,200円 (税込)
    センセーションを巻き起こした『種の起源』から12年、ダーウィンは本書で初めて人間の「由来」と「進化」を全面的に扱った。人間は、肉体的形態、心的能力、知的能力、道徳的性質のすべてにおいて「下等動物」と連続性をもっている。そして、お互いに助け合い、守り合う「種」こそが「存続をめぐる争い(生存競争)」を生きのびる。ダーウィンが進化論に託した希望が示されるもう一つの主著、待望されてきた文庫版初の全訳!
  • 泣きの銀次 全3巻合本版

    泣きの銀次 全3巻合本版

    小説・文芸
    -
    1巻1,936円 (税込)
    最愛の妹の命を奪った下手人を追って、大店の若旦那の地位を捨てた、人呼んで「泣きの銀次」。若き岡っ引きは、物言わぬ死体の声を聞いて涙する。お侠(きゃん)な娘、お芳の健気な想いを背に受けて、めざす敵は果たして討てるのか?  鮮やかな筆が冴えわたる女流時代小説作家の人情捕物帳。『泣きの銀次』『晩鐘 続・泣きの銀次』『虚ろ舟 泣きの銀次参之章』全3冊合本版。
  • カラー図説 生命の大進化40億年史 古生代編 生命はいかに誕生し、多様化したのか

    カラー図説 生命の大進化40億年史 古生代編 生命はいかに誕生し、多様化したのか

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻1,936円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、40億年に渡る生命の進化史を綴る全3巻企画の一冊目、古生代編です。進化の新たなステージに登場した特徴的な種を特に取り上げ、豊富な化石写真と美しいカラー復元画とともに解説していきます。 古生代編では、生命の誕生から哺乳類の祖先に近いグループである単弓類の登場までを7つの地質時代を通して見ていきます。生命の誕生した先カンブリア時代から、多種多様な多細胞生物が登場したカンブリア紀、三葉虫類やウミサソリ類が繁栄したオルドビス紀とシルル紀、魚類が大繁栄し、脊椎動物が四肢をもち陸上への足がかりを築いたデボン紀、植物が大森林をつくり、巨大昆虫が栄え、爬虫類が登場した石炭紀、そして哺乳類の遠い親戚である単弓類が繁栄したペルム紀までの37億5000万年の生命進化の歴史。各時代に現れた、進化史上で重要なおよそ80種をピックアップして紹介。本書に登場する生物を追っていくだけで、生命の進化の流れが理解できる構成になっています。 目次 第1章 はじめりの時代 先カンブリア時代 第2章 爆発的進化の時代 カンブリア紀 第3章 先駆者たちの時代 オルドビス紀・シルル紀 第4章 革命の時代 デボン紀 第5章 終焉の時代 石炭紀・ペルム紀 著者紹介 土屋 健 オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『機能獲得の進化史』(みすず書房)、『地球生命 水際の興亡史』(技術評論社)、『恋する化石 「男」と「女」の古生物学』(ブックマン社)など多数。
  • 大江戸フューチャーズ

    大江戸フューチャーズ

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,925円 (税込)
    「徳川幕府、債務超過により倒産寸前」――。 八代将軍・徳川吉宗が直面したのは、理想論ばかりで数字の読めない老中たちと、膨れ上がった巨大な固定費。 この未曾有の経営危機を打開するため、戦国時代から暗躍する伝説の忍者集団を雇用する。 その名も「今猿(コンサル)」ーー。 「まず、大奥をリストラせよ」 彼らが突きつけるのは、感情を排した冷徹な「現状の見える化」と、現代ビジネスをも凌駕するロジックの数々。 七〇〇人規模の凄絶な人員削減 、不透明な年貢制度のインセンティブ設計 、そして市場を震撼させる「貨幣改鋳」というバズーカ。 守旧派や大名たちとの衝突を乗り越え、はたして吉宗は国家再生の悲願を成し遂げられるのか? 現代を生きる挑戦者たちに贈る、血湧き肉躍る吉宗の成長譚!
  • カンテサンス

    カンテサンス

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    裁きの一行があなたを待つ 「究極の愛」が牙を剥く、断罪のサスペンス 愛か、支配か。 高校生の北咲侑吾は担任の古典教師・律佳に密かな恋心を抱いていた。しかし、彼女は同僚の数学教師・宮月の“支配下”に置かれていた。そんな中、侑吾は人望の厚い生徒会長で双子の姉・美凪もまた宮月と不適切な関係にあるという噂を耳にする。街へ出た美凪を尾行した侑吾が目撃したのは、衝撃的な光景で……! “愛”は所有か? 禁断のサイコ・サスペンスが狂い咲く!
  • 新 心霊探偵八雲 赤眼の呪縛

    新 心霊探偵八雲

    小説・文芸
    4.2
    1~2巻1,925円 (税込)
    【待望の「八雲」新シリーズ、ついに開幕!】 八雲が、晴香が、帰ってきた! 「君にも、視えるのか」 新たな相棒は、かつての自分だった。 ーーーーー 両眼の赤い男との戦いから4年。 明政大学の助教となった斉藤八雲は、「記憶」を失い「幻覚」に苛まれる男子学生・深水蘇芳に出会う。 彼はなぜ「記憶」を失っているのか。見ているものは「幻覚」なのか、それとも――。 八雲は迷える蘇芳と共に、幽霊によって引き起こされた連続不審死事件の調査に挑む。 現場に残された「次の被害者」の名前、事故物件の謎、近づいてくる少年の幽霊。 全てがつながったとき、切なくもおぞましい呪いが、明らかになる! 果たして、八雲は初めての弟子を光のもとに導くことができるのか? 心霊探偵の新たな物語が今、始まる。 ★★★★★ 読んで育った“八雲チルドレン”の若手作家たちから、応援コメント続々! 「中学時代に同級生たちとこぞって読んでいたシリーズに新たな歴史が刻まれる。こんなに嬉しいことはありません!」 阿津川辰海 「子供の頃から、一番身近だった非日常。あるかもしれない世界への扉がほしくて、鏡を覗いて瞳が赤くなっていないかと確かめていました。」 斜線堂有紀 「役者は揃った。おかえり、八雲先生! 絶望も希望もまだまだ続いていく。八雲たちの成長が嬉しく、頼もしい新章開幕。」 芦花公園 ★★★★★ そして、オリジナル八雲シリーズも 完全改稿版にて講談社文庫から堂々刊行スタート!
  • 名探偵再び

    名探偵再び

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,925円 (税込)
    私立雷辺(らいへん)女学園に入学した時夜翔(ときやしょう)には、学園の名探偵だった大伯母がいた。数々の難事件を解決し、警察からも助言を求められた存在だったが30年前、学園の悪を裏で操っていた理事長・Mと対決し、とともに雷辺の滝に落ちてなくなってしまった……。 悪意が去ったあとの学園に入学し、このままちやほやされて学園生活を送れると目論んでいた翔の元へ、事件の依頼が舞い込んだ。どうやってこのピンチを切り抜けるのか!?
  • 食刻

    食刻

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,925円 (税込)
    軽蔑してくれ、悪意を向けてくれ、人間が人間にしかできない感情をむき出してくれ。 早乙女真琴(さおとめまこと)は新進気鋭のアーティスト。高校在学中に美術評論家・影塚孝志(かげづかたかし)の薫陶を受け、日本最高峰の美術大学の絵画科で銅版画を学び頭角を現した。影塚は画壇に君臨し、評価した作品は軒並み価格が高騰、作者は時代の寵児となることが確約されるほどの力を持っていた。影塚の援助とその代償を払い早乙女はさらなる高みを目指すが……。
  • 7

    7

    1998年3月にJリーグデビューし、26年間プロとして戦い続けた遠藤保仁。 本書は、デビューした1998年から引退を決意した2023年までを、1年ごとに振り返った一冊。印象的だった試合やプレーはもちろん、自身に関する出来事や当時の思い。引退を考えた時期・決断した瞬間、その理由。そして、コーチとして指導者の道を歩み出した現在、その先の未来まで。サッカー選手として走り抜けた26年の軌跡が詰まっている。 今回は、日本代表として、Jリーグのチームメイトとしてともに戦った戦友たち、中村俊輔・今野泰幸・長谷部 誠・東口順昭・本田圭佑もメッセージを寄せてくれた。 さらに、遠藤がサッカーを始めるきかっけであり、憧れの存在だった一番上の兄・拓哉からのメッセージも収録。 あの名シーンの裏側が、知られざる遠藤の姿が、さまざまな角度から語られている。
  • なぜあの人と分かり合えないのか 分断を乗り越える公共哲学

    なぜあの人と分かり合えないのか 分断を乗り越える公共哲学

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    「世の中がギスギスしている」「心に余裕のない人が多い」。学校や職場など社会の至る所から、そんな声が聞こえてくる。意見の異なる人と物別れになる。そもそも話し合いが成り立たない。ときにはお互いに譲らず、口汚い罵倒が飛び交うことさえある。それでも、人は生きるうえで他人と関わらざるをえない。どうすれば、こうした軋轢を解きほぐせるだろうか――。 身近な経験から社会に関わる話題まで、捉えどころのない問題を整理し、解決に向かうための道筋を提示する。学歴主義、商業主義、成果主義、ルッキズム、差別といった様々な問題を抱える現代人のための実践的哲学! 他人と一緒にやっていくにはどうすればいいか、多様化する社会で、相互理解を進めるための第一歩。不機嫌な時代の処方箋! 【目次】 はじめに 序章 「いやならお金を払えばいいのに」の論理――断片化する公共圏 第1部 子どもの難問――子育て、教育、学歴社会を考える 第1章 お金のために勉強させてもよいか――教育の脱公共化 第2章 偏差値は高ければ高いほどよいのか――大学への無理解 第3章 大学は無料にすべきか――学歴偏重社会と反知性主義 第2部 大人の難問――商業主義、イムズ、偏見を考える 第5章 成果主義は善か――人を操ろうとする思考 第6章 強く、正しく、美しく?――人を追い込む社会的偏見について 第7章 犯罪者は犯罪者らしく? 第3部 根本的な問題――思想的背景から解決へ 第8章 そもそもリベラルとは何か 第9章 思想的な対立を乗り越える――公共の再生 第10章 公共圏の可能性――市民的連帯のもとでの取り組み 注 参考文献一覧 あとがき
  • ユーカラおとめ

    ユーカラおとめ

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,925円 (税込)
    「ユーカラを書き記すことは、私が生まれてきた使命なのだ」 絶滅の危機に瀕した口承文芸を詩情あふれる日本語に訳し、今も読み継がれる名著『アイヌ神謡集』。著者は19歳の女性だった。 民族の誇り。差別との戦い。ユーカラに賭ける情熱。短くも鮮烈な知里幸恵の生を描く、著者の新たな代表作! 「いつまでも寝込んでいるわけにもいきません。私には時間がないんです」 分厚く腫れた喉から流れ出した自分の言葉に、幸恵ははっとした。 私には時間がない。 そうなのか? 思わず胸に掌を当てた。満身創痍の身体の中心で、心臓は未来へ駆け出す足音のように勢いよくリズムを刻んでいた。 (本文より)
  • 瀬越家殺人事件

    瀬越家殺人事件

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,925円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これまで僕は自分の書いたものを奇書と思ったことはないのだが、今回ばかりは堂々と奇書を自任してもいいかもしれない。 ーーあとがきより。 「このミステリーがすごい」第1位に輝いた『涙香迷宮』の衝撃、再び! ひらがな四十八文字を重複なく使い一首に仕上げるいろは歌で、四十八のシーンを描き切った超絶技巧の書。挿絵もすべて竹本健治先生の手による、ミステリーファン垂涎のアートブックが完成しました。 断崖絶壁を背にした屋敷に住むのは、瀬越満堂(せごえ・まんどう)と三人の娘、使用人たち。そこに招かれしは、探偵の納谷峙楼(なや・ぢろう)。姉妹を誘拐するという予告が壁に殴り書きされた満堂から、犯人を突き止めてほしいという依頼だった。屋敷から発見される白骨、秘められた過去。事件の先にあるもの何なのか……。
  • 逆襲する宗教 パンデミックと原理主義

    逆襲する宗教 パンデミックと原理主義

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,925円 (税込)
    宗教から眺めると世界の「いま」が分かる! アメリカのクリスチャン・ナショナリストはなぜ陰謀論めいた主張を叫んでやまないのか。インドでは反イスラムの動きが先鋭化し、モスクワこそが「第3のローマ」と謳うロシアの原理主義者たちもまた陰謀論を思わせる「世界の終末」を唱える。一体、いま世界で何が起こっているのか。――その背景には1970年代以降に広がった「宗教復興」の潮流があった。 パンデミックに揺れる世界で、一気に噴き出した宗教と社会の問題を、各国各宗教ごとに解き明かす。 宗教ぬきに国際情勢を理解することはもはや不可能となった現代にあって、「いま」をあと一歩深く知るために必読の書! イランのイスラム革命に象徴されるように、世界は1970年代から宗教の季節を迎える。それはイスラム教に限ったことではなく、アメリカやロシアなどの大国をも含む複数の国で「宗教復興」とでも言うべき現象が起こり、その勢いはいまなお衰えをみせない。 イスラム教においては、その一部がジハード主義者たちのテロ行為へとつながっていくが、そこで標的となったアメリカもまた、「宗教復興」と無縁ではない。それを示すのが、1980年の大統領選におけるロナルド・レーガンの逆転勝利である。このときアメリカが直面したキリスト教保守主義vs.世俗リベラルの図式は、今日いっそう深刻な分断となって我々の前に立ち現れている。 宗教が各地で影響力を強めていくなかで突然訪れた世界規模のパンデミックは、感染防止のための礼拝の禁止や宗教施設の閉鎖をめぐって大きな反発を生み、各国で思いがけない事態を引き起こした。その一方で、広く影響力をもつ宗教勢力と協力して、危機を乗り越える力を得た国もある。 世界情勢はもはや宗教なしに理解することが不可能となりつつある。本書は、国際交流基金に長く勤めた経験のある著者ならではの筆致で、危機の到来によって急激に前景化した宗教と社会の関係を各国ごとに明快に解き明かす。 読めば世界の見え方がちょっと変わる、「いま」に対する探究心に応える一冊! 【本書の内容】 はじめに  序章 世界の宗教復興現象――コロナ禍が宗教復興をもたらす 第1章 キリスト教(プロテスタント)――反ワクチン運動に揺れる米国 第2章 ユダヤ教――近代を拒否する原理主義者が孤立するイスラエル 第3章 ロシア正教――信仰と政治が一体化するロシア 第4章 ヒンドゥー教――反イスラム感情で軋むインド 第5章 イスラム教――ジハード主義者が天罰論拡散を図る中東・中央アジア 第6章 もうひとつのイスラム教――宗教復興の多面性を示すイスラム社会、インドネシア 終章 コロナ禍で日本に宗教復興は起きるか 参考文献 あとがき
  • 完全解読 フッサール『現象学の理念』

    完全解読 フッサール『現象学の理念』

    完全解読シリーズ第4弾は、現象学の祖フッサール前期の代表作。主-客問題を批判し認識問題に大転換をもたらした画期的著作を読む。
  • SNS天皇論 ポップカルチャー=スピリチュアリティと現代日本

    SNS天皇論 ポップカルチャー=スピリチュアリティと現代日本

    生前退位から令和改元フィーバーの陰で、この国では何が起こったのか? スマホの中の象徴天皇制を問い、「生前退位」から令和改元の言説空間を鋭く分析する、日本でもっともビビッドな表象文化論! SNSでは皇太子とのツーショット写真が投稿され、天皇は時に「かわいい」キャラクターとして愛でられる一方、スピリチュアリティへの欲望をかき立てている。 そうした時代に明仁天皇は、「おことば」の発信によって「弱者政治【マイノリティ・ポリティクス】」という言説戦略をとった。 誰もが表象の消費者であり、同時に表象の生成者ともなり得る「ポスト・グーテンベルク」時代に、わたしたちは天皇(制)とその表象をいかにして問うことが可能なのか。本書はその試みである。 [本書の内容] 序章 表象の集積体としての天皇(制)研究―その可能性と限界 第一章 「おことば」の政治学  1映像表現としての「おことば」を読み解く   2語りの戦略性―「弱者」としての自己表象と「寄り添い」のディスクール   3語り手の欲望―アリバイとしての宗教的超越性の語りと永続性への欲求  第二章 狂乱と共犯―令和改元におけるメディア表象をめぐって  1政府による「政治的利用」の成功  2皇室による異議申し立てとその欲望、実質的共犯   3政府と皇室の共犯関係  4マスメディアの狂乱と不安、SNSの充満とノイズ  第三章 ポップカルチャー天皇(制)論序説  1皇室によるポップカルチャー消費―ゆるキャラ・初音ミク・アイドル   2ポップカルチャーによる皇室消費―現代天皇小説・天皇マンガ考   3 monstrum としての『シン・ゴジラ』  第四章 「スピリチュアル」な天皇をめぐる想像力―瑞祥・古史古伝・天皇怪談  1令和「瑞祥」と規範逸脱の可能性  2雑誌『ムー』における「オカルト天皇」言説   3現代天皇怪談、その異端性と批評性  第五章 「慰霊」する「弱い」天皇の誕生―一九九四年小笠原諸島行幸啓の検討から  1慰霊の宛て先   2訪問意図の読み替え   3「弱い天皇」の誕生  終章 SNS時代の天皇(制)を問うこと ※第四章の一部は、青弓社刊『〈怪異〉とナショナリズム』(怪異怪談研究会監修、茂木謙之介ほか編著、2021年)を基とする。
  • 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』ポストカードコレクション

    『ディズニー ツイステッドワンダーランド』ポストカードコレクション

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,925円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気スマートフォンゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』の寮生全22人と、ゲーム登場キャラクターグリムの単体アートや、7つの寮のモチーフを使ったアートが楽しめる、イラストコレクションです。 〈全32枚〉 ・各寮寮章をデザイン ・ハーツラビュル寮のモチーフのデザイン ・リドル ・トレイ ・ケイト ・エース ・デュース ・サバナクロー寮のモチーフのデザイン ・レオナ ・ラギー ・ジャック ・オクタヴィネル寮のモチーフのデザイン ・アズール ・ジェイド ・フロイド ・スカラビア寮のモチーフのデザイン ・カリム ・ジャミル ・ポムフィオーレ寮のモチーフのデザイン ・ヴィル ・ルーク ・エペル ・イグニハイド寮のモチーフのデザイン ・イデア ・オルト ・ディアソムニア寮のモチーフのデザイン ・マレウス ・リリア ・シルバー ・セベク ・グリムのモチーフのデザイン ・グリム ※電子版では、イラスト集としてお楽しみいただけます。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 〈芸道〉の生成 世阿弥と利休

    〈芸道〉の生成 世阿弥と利休

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,925円 (税込)
    出会わざる二つの巨星、ここに出会う。 芸術と政治権力の矛盾に満ちた「共生」の秘密を解き明かす、ドイツ哲学の大家による鮮やかな新解釈。 将軍・足利義満の寵愛を受け、芸術界の頂点を極めた世阿弥は、しかし義教の時代に一転冷遇され、佐渡配流に。一方、織田信長に引き立てられ、豊臣秀吉に優遇された千利休も、最期は秀吉から自刃を賜ることになった。 「芸道と権力の矛盾的共生」を生きた稀代の芸術家二人は、弛緩と緊張の相半ばする時代と人生の只中で、能楽と茶の湯という芸道をいかにして成らしめたのか。時の隔たりを超え、二つの巨星を突き合わせることで見えてくる、日本的美の深奥としての「遊」の境地。 [本書の内容] 第一章 なぜ「世阿弥と利休」か  一 六百余年の忘却に埋もれていた世阿弥  二 「世阿弥と利休」という視座  三 世阿弥と足利義満・義教  四 利休と織田信長  五 利休と豊臣秀吉  六 「芸道」および「茶道」の概念史  七 東西の芸術観の比較  八 戦陣の中の遊楽 第二章 世阿弥と義教  一 足利義教――天魔と歌人が同居する将軍  二 『風姿花伝』の「花」  三 『風姿花伝』から『花鏡』へ――「秘すれば花」  四 「離見の見」――演者の目と観衆の目  五 「批判之事」――「貴人」の批評眼の意味  六 『金島書』――「こがねの島」佐渡へ/から 第三章 利休と秀吉  一 『南方録』研究史の概観――茶湯ニハ、昔ヨリ書物ナシ  二 下克上の時代の茶の湯  三 織田信長――夢幻の如く也  四 秀吉と利休――美をめぐる対峙と共生  五 『南方録』の美学  六 「利休死後」の利休 結語 「遊」、そして現代 あとがき 西田幾多郎の手紙(新史料)にちなんで
  • ラストシーンは崖のうえ

    ラストシーンは崖のうえ

    少年・青年マンガ
    -
    1巻1,925円 (税込)
    二時間サスペンスのラストシーンで犯人が追い詰められる、お約束の崖。その上で繰り広げられる悲喜劇のみを題材にした、(おそらく)前代未聞の漫画が堂々の完成。喜国雅彦の本格ミステリ愛と一流のギャグが融合した奇跡をあなたに! 三十年来の親友であるみうらじゅんさんの4000字解説付き! 二時間サスペンスの帝王、船越英一郎さん「ファーストシーンから抱腹絶倒!!」 二時間サスペンスの裏女王、山村紅葉さん「絶対崖の上で読まないでください」
  • 大仏師運慶 工房と発願主そして「写実」とは

    大仏師運慶 工房と発願主そして「写実」とは

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,925円 (税込)
    鎌倉時代の大仏師、運慶とはいかなる存在だったのか。 定朝を祖とする正系仏所三派中の奈良仏師に連なる運慶。 朝廷・幕府という二元的権力構造による時代の大きな変動期、 院・天皇・将軍・御家人など各種パトロン層の依頼を受けて 東大寺・興福寺の復興、円成寺・願成就院などの様々な造像に 関わった実情と、工房主宰者としての実力とは? 後に「霊験仏師」「天才」とも冠されることになる運慶の実像に迫る。
  • 西洋音楽の正体 調と和声の不思議を探る

    西洋音楽の正体 調と和声の不思議を探る

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    「西洋音楽」とは何か。それはどのように形成されてきたのか。 古代ギリシア人によって気づかれた、音の高低と数学の関係、音の並び。それは音楽として中世から近代へと西洋で練り上げられていった。 音階や半音の発見、音を重ねることへの傾きと和音原理の探究、長調・短調の整序と規則の整理、また、人間的感情の美的表現から心地よさの追求へ。 西洋音楽は、一つの「世界創造」であった。本書では、その楽理の由来、実践の発展を訪ね、自然と音楽の関係、背景にある思想の展開に焦点を当てる。 西洋音楽とは普遍性を持つものなのか。自然のなかにドレミファソラシドはあるのか。 【目次】 第1部 音楽のかたちについて 第1章 モンテヴェルディ、1600年前後の音楽 第2章 西洋音楽はどのように流れるのか? 第3章 西洋音楽における半音と三全音――予定調和のための塩と悪魔 第2部 調・調性・和声について 第4章 調と調性 第5章 調整とは何なのか 第6章 和声の成立 第7章 音楽と自然
  • 沙漠と青のアルゴリズム

    沙漠と青のアルゴリズム

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,925円 (税込)
    読書と絵画を巡り、現代に生きる主人公の若手出版編集者が、時空さらには虚実を自在に行き来する。夏目漱石、ポオ、サン=テグジュペリ、そしてAI……。すべてが一つの事実に向かって収斂していく先に隠された真実とは?
  • わが塔はそこに立つ

    わが塔はそこに立つ

    小説・文芸
    -
    1巻1,925円 (税込)
    親鸞と時代の社会主義思想に激しく引き裂かれ、自らの底深くに敢えて矛盾を取り込み、超えようと苦闘する、主人公・海塚草一の青春の葛藤。昭和10年代・京大時代を背景に、性・宗教・文学・社会――混沌の坩堝の中の青春を描いた、自伝的長篇小説。〈全体小説理論〉の実践化として、『青年の環』へとひきつがれてゆく問題作。
  • 笑いの哲学

    笑いの哲学

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,925円 (税込)
    笑いについての考察は古来さまざまに試みられてきた。西洋哲学においては笑いの底に人間の「突然の得意=優越感」あるいは「小心さ」を見た。また「笑いの空間」と「差別の空間」が重なり合うところで起きていることも意識されてきた。 では、笑いという現象を解く一個の原理があるのだろうか。 笑いとは平穏な日常の破裂である。独特の状況や人間関係のなかから生まれる。また、笑いとは生ものである、刹那的である等々、笑いという現象はいろんな側面からその特徴を見出すことができる。 本書では西洋哲学の知見から現代日本における「お笑い」さらに広く芸術まで、笑いの現場を視野に入れつつ秩序、掟への揺さぶりとしての笑いの可能性を縦横に考察する。
  • 暗黒の啓蒙書

    暗黒の啓蒙書

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,925円 (税込)
    民主主義と平等主義の欺瞞を暴け。 資本主義を加速せよ。 民主主義を棄て去り、資本主義を極限まで推し進め、 この世界から〈イグジット〉するのでなければ、真の自由は獲得できない――。 “現代思想の黒いカリスマ”が放つ、禁断の書。  * * * 「声などどこにもない、ただ自由な出口だけがある。」 近代の啓蒙のプロセスを嘲笑い、民主主義的かつ平等主義的な価値観をも転倒せんとするニック・ランドの「暗黒啓蒙(The Dark Enlightenment)」は、ピーター・ティールやカーティス・ヤーヴィンらリバタリアン起業家たちが主導する「新反動主義」に理論的フレームを与え、哲学の最新潮流である「思弁的転回」や「加速主義」、そして「オルタナ右翼」へのインスピレーションをも喚起しつづけてきた。 果たしてそれは、人類の進歩的プロセスを否認する反動主義であり、野蛮な人種主義にすぎないのか。それとも、来たるべき未来を照らすオルタナティヴな光源なのか――。  * * * [目次] 序文 『暗黒の啓蒙書』への「入口」 木澤佐登志 Part 1 新反動主義者は出口(イグジット)へ向かう Part 2 歴史の描く弧は長い、だがそれはかならず、ゾンビ・アポカリプスへと向かっていく Part 3  Part 4 ふたたび破滅へと向かっていく白色人種 Part 4a 人種にかんする恐怖をめぐるいくつかの副次的脱線 Part 4b 厄介な者たちの発言 Part 4c 〈クラッカー・ファクトリー〉 Part 4d 奇妙な結婚 Part 4e 暗号に横断された歴史 Part 4f 生物工学的な地平へのアプローチ 訳者解説 なにから離脱するべきか 五井健太郎
  • 「心の哲学」批判序説

    「心の哲学」批判序説

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    意意識とは何か。いつ、どのように生まれて、何のために存在するのか。 人や動物が生存していくための意識による具体的効果や、その機能とは――? 認知科学、神経科学的の最新成果により、昨今注目を浴びる「心の哲学」を、 あえて、事実性重視の現象学的立場から批判的に検証。 私が「私」を認めるために重要な、「経験する私」の意味、 私の意識の中で「淘汰」され、成長する意識の本質など、 進化論的な視座も踏まえ、「意識の実像」を捉え直す。 目次 第一部 「心の哲学」との対決 序 可能性の議論への違和感 第一章 意識は無用か 第二章 意識の有用性 第三章 心は物質に宿る──スーパーヴィニエンス── 第四章 運命を知りえぬことが、自由を私たちに残さないか 第五章 意識は瞬間ごとに死ぬ?──ひとつの懐疑── 第六章 意識とは誤解の産物である──消去主義の検討── 第七章 「物理世界は完結し、心の働きかけを許さない」と言えるのか 二部 意識は本当はどういうものか 第八章 意識の実像──ふたつの実存とふたつの視覚経路── 第九章 実践的意識が見る世界 結論
  • 哲学者マクルーハン 知の抗争史としてのメディア論

    哲学者マクルーハン 知の抗争史としてのメディア論

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,925円 (税込)
    「メディアはメッセージ」「グローバル・ヴィレッジ」「空間と時間の消滅」などインパクトの強い言葉で1960年代を席巻したマクルーハン。「文明批評家」「未来学者」「メディア社会学者」「ポップカルチャーの哲学者」「インターネット時代の預言者」「コミュニケーション理論家」など、さまざまな呼称で輪郭づけられたトロント大学英文学者マーシャル・マクルーハンの正体と思想の中身は、本当のところ何だったのか。エリザベス朝文学を出発点とする個人研究史は、メタファーが持つ人間的思考の本質の探究へ、さらに狭いアカデミズム世界を超え出て技術・社会・文化の問題へと射程を広げてゆく。そこで焦点化されてくるのは人間の思考・行為を方向づけている「メディア」の偉力であった。メディアとは単なる媒体ではない。印刷・電信・電話・テレビはもちろん、衣服も住宅も貨幣も、道具も兵器も、あらゆる人工物がメディアであってそれは人間の拡張をもたらすこと、また究極のメディアは言語であってそれは人間を整形し、知のかたちを変形しうることを見通すに到ったのである。古今東西の事象に精通し博覧強記をもって知られたマクルーハン。また「論」を立てること、論理的文章を練り上げることを忌避したマクルーハン。アルファベットの発明がやがて文字・概念重視、視覚優位の西洋思想を築き上げていったことへの警鐘、そのアンチテーゼとしての聴触覚重視「口誦」文化復権への主張。難解と言われる著書と研究の射程を見抜き、計り知れない現代的意味の重さを読み解く。
  • 叱られ、愛され、大相撲! 「国技」と「興行」の一〇〇年史

    叱られ、愛され、大相撲! 「国技」と「興行」の一〇〇年史

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,925円 (税込)
    日本の伝統文化にして「国技」とされる大相撲は、一方で八百長疑惑や「横綱の品格」をめぐって、世間から叱られ続けている。この「叱られ体質」は、いつから、何に由来するのだろうか。大相撲100年の「叱られ、愛された歴史」を、「スー女」を自認する著者が丹念に掘り起こした意欲作。明治42年(1909年)、落成したばかりの相撲常設館、その名も「国技館」の「玉座」で、8歳の少年が相撲を観戦した。この少年――明治天皇の皇孫、のちの昭和天皇に愛されたことが、大相撲の黄金時代と深い苦悩の始まりだった。「国技」とは一体何か。「初っ切り」や「相撲甚句」「化粧まわし」は、「国技たる武道」の堕落ではないのか? 本書には、それぞれの「相撲道」を模索した人々が登場する。植民地台湾に力士100人を招いた任侠の親分。東京の相撲界に反旗を翻し、大阪で「角力」を興した異端児。「相撲体操」を考案し、台湾や満洲で相撲教育に邁進した熱血教師。勃興したスポーツジャーナリズムの中で、独自の相撲論を展開するインテリ力士。戦地慰問に疲労困憊しながら連勝記録を樹立した大横綱。そして1945年11月、焼け野原の東京、損壊甚だしい国技館に満場の観客を集めて、戦後初の本場所が開催される。「国技」と「興行」のジレンマに悩みながら、いつも愛され、そこにあった大相撲の近代史。
  • ヒト、犬に会う 言葉と論理の始原へ

    ヒト、犬に会う 言葉と論理の始原へ

    人間は自分たちだけで文明への階梯を上がって来たのではない。一万五〇〇〇年前、東南アジアいずれかの川辺での犬との共生。ニッチを見出す途上にあったお互いの視線の重なりが、弱点を補完し合い、交流を促し、文明と心の誕生を準備した。オオカミは人間を振り返らないが、犬は振り返る。人間は幻想や感情で判断するが、犬は論理的に判断する。犬は人の言葉を理解し、人の心を読み、人の窮地を救う――人間と犬、運命共同体としての関係の特異性と起源を探る。
  • 地中海の十字路=シチリアの歴史

    地中海の十字路=シチリアの歴史

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,925円 (税込)
    長靴の形をしたイタリア半島に蹴り上げられるように、地中海に浮かぶ最大の島、シチリア島。マフィアの故郷として知られ、人気の観光地でもあるこの島は、現在はイタリア共和国の一部となっているが、しかし、古くからここは「イタリア」だったわけではない。文明の先進地域・地中海とヨーロッパの歴史を常に色濃く映し出し、多様な文化と宗教に彩られてきたシチリア島。その3000年に及ぶ歴史を描き出し、シチリア島から世界史を照射する。シチリアの覇権をめぐって最初に争ったのは、古代ギリシア人とフェニキア人だった。その後、ローマの「最初の属州」となり、ローマ帝国の穀倉となった。中世にはイスラーム勢力が柑橘類の栽培や灌漑技術を導入し、当時の先端文明と通商ネットワークをもたらしたが、北フランス出身のノルマン人たちがこれを屈服させて「シチリア王国」を建て、栄光の時代が訪れる。さらにドイツのホーエンシュタウフェン家、フランスのアンジュー家の支配が続き、ヴェルディのオペラで知られる「シチリアの晩祷事件」を境に、アラゴン・スペインによる「長く、暗い時代」に入る。フランス革命期にはイギリスの保護下に置かれるが、19世紀にはイタリアの統一運動、すなわちリソルジメントに巻き込まれ、イタリアに併合されていく。絶え間なく侵入した「よそ者」と、宗教・文化の交錯の過程で、シチリア人の誇り高いアイデンティティは形成された。そして今、北アフリカから小さなボートで「新たなよそ者」が押し寄せているシチリアは、まさにグローバル化した世界の台風の目となっている。〈目次〉序章 シチリア島から世界史をみる/第一章 地中海世界と神々の島/第二章 イスラームの支配と王国の栄光/第三章 長くて、深い眠り/第四章 独立国家の熱望と失望/第五章 ファシズムと独立運動/終章 「シチリア人」の自画像/あとがき/参考文献/関連年表/シチリア王の系譜
  • 大衆文学論

    大衆文学論

    小説・文芸
    -
    1巻1,925円 (税込)
    白井喬二、菊池寛らを論じ、先行する大衆文学論を詳細に考察した第一部「大衆文学の理論」。吉川英治、山本周五郎、松本清張らの、作家と作品を論じた第二部「作家の年輪」。時代小説の挿画、落語、浪曲など、大衆文化・芸能を掘り下げた第三部「大衆文学の周辺」。独自の視点で大衆文学を検証し、芸術性偏重の従来の文学観に新たな文学論を提示した画期的評論集。芸術選奨受賞作。
  • 「生命多元性原理」入門

    「生命多元性原理」入門

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    なんで地球にはこんなやたらに生き物がいるんだろう? 遺伝、発生、進化……なんでこんな複雑なシステムができたんだろう? それには深いわけがある! 「多様性」をキーにして、DNA組換えやエビジェネティクス、進化や発生の原理など、最先端生命科学のキモを明快に解説。さらに、最新の生命像と現代思想との共鳴を発見しながら、根源的な「多元性」の原理へと読者を誘う。トップランナー研究者による驚異の生物学入門!
  • カルマ真仙教事件 全3冊合本版

    カルマ真仙教事件 全3冊合本版

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,925円 (税込)
    警視庁公安部OBの鷹田は絶句した。かつて世を震撼させた「カルマ真仙教」元信者の死刑囚から、秘かに五億円もの金を預かっている男がいたのだ。死刑囚について口を閉ざすその男の余命は三ヵ月。その死刑囚とは誰なのか。その金は教団の隠し財産なのか――二十年の時を経て、あの時が蘇る。すべての蛮行に終止符を打ったはずなのに。元警視庁警視の公安マン・濱嘉之が、自らの捜査経験をもとに記した怒涛の警察小説!
  • ラカンの哲学 哲学の実践としての精神分析

    ラカンの哲学 哲学の実践としての精神分析

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻1,925円 (税込)
    フロイトが創始した精神分析を刷新し続けた不世出の存在、ジャック・ラカン(1901-81年)。1953年から最晩年の1980年まで続けられたセミネールでは何が起きていたのか? 主著『エクリ』をも読み解きつつ、セミネールの全展開を時系列順に通観していく本書は、ラカンを「哲学」として読むことによって前人未到の眺望を獲得していく。気鋭の哲学者が渾身の力をそそいで完成した、平易にして画期的な本格的概説書!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 禅 沈黙と饒舌の仏教史

    禅 沈黙と饒舌の仏教史

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,925円 (税込)
    禅はどのように言葉と対峙してきたのか。仏教史から読み解く、「語り得ぬもの」の伝承。
  • 絢爛たる奔流

    絢爛たる奔流

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,925円 (税込)
    戦国から江戸へ時代が移り変わる慶長年間、京都に「水運の父」と呼ばれた男がいた。豪商・角倉了以は金融業や海外貿易で得た莫大な資金を投じ、京の都をさらなる繁栄に導くため、大堰川や高瀬川を開削する大プロジェクトに挑み、江戸幕府の命により、さらに大規模な富士川や天竜川にも手を広げる。偉大な了以を支えながらも、自らは書や文芸に親しむ生活に魅力を感じる息子・与一。角倉親子の挑戦の年月を描く、長編歴史時代小説。
  • アダム・スミス 競争と共感、そして自由な社会へ

    アダム・スミス 競争と共感、そして自由な社会へ

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,925円 (税込)
    なぜ今、アダム・スミスなのか――。自由競争の理念を掲げて豊かさを追求する社会を論じる『国富論』と、他者への「共感」が社会形成にもたらす作用を説く『道徳感情論』。彼が残した二冊の主著を一貫した思想としてとらえ、両書の流れと呼応を俯瞰することで見えてくる、その思想の全体像。原典の新たな読み直しによって、誤解されてきた「近代経済学の父」の真の姿を明らかにし、閉塞する現代社会を超克する指針をしめす!
  • 新天地

    新天地

    小説・文芸
    -
    1巻1,925円 (税込)
    大手電機メーカーで新技術の開発に没頭してきた真崎直人。景気後退の波に押され、自らの夢とも言える新技術開発への道を閉ざされた彼は、進境著しい韓国メーカーの誘いに乗り、単身現地に身を投じる。日本では実現済みの技術開発から手がけた真崎だったが、社内での反発や経済風土の違いに苦しめられ、次第に追い詰められてゆくことに。日韓産業界に綿密な取材を敢行した著者が満を持して放つ、瞠目の国際「お仕事」小説!
  • ブルジョワ 近代経済人の精神史

    ブルジョワ 近代経済人の精神史

    20世紀初め、マックス・ヴェーバーが自ら後継者に指名したドイツの経済学者の代表的大著。資本主義に関する特殊研究を数多く発表してきたゾンバルトは、本書では「経済生活における精神とは何か」を問う。原著:Werner Sombart,Der Bourgeois,Zur Geistesgechichte des modernen Wirtschaftsmenschen,1913
  • 貸本版河童の三平 水木しげる漫画大全集(上)
    完結

    貸本版河童の三平 水木しげる漫画大全集

    少年・青年マンガ
    4.0
    全2巻1,925~2,475円 (税込)
    水木貸本漫画の金字塔「河童の三平」、早々に登場!水木貸本漫画の中でも圧倒的な人気を誇る、大名作「カッパの三平」の原点となる作品! 美しく幻想的な絵、貸本ならではの絵画的な世界! しみじみと泣ける結末、水木ドラマの美骨頂!(上下巻の上巻)「水木しげる漫画大全集」-半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
  • 「怪異」の政治社会学 室町人の思考をさぐる

    「怪異」の政治社会学 室町人の思考をさぐる

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,925円 (税込)
    怪異とは、それぞれの時代の特徴を、もっとも生々しく切り取る切り口のひとつなのである。それぞれの時代の社会が直面し、そして説明しきれず、恐れねばならなかった問題は、いったいなんであったのか。その問題と関連づけながら、政権中枢に向かって……どのような思考や実践がおこなわれたのか。……怪異を切り口にすることで、政治・経済・文化にまたがる人びとの思考を、われわれは動態的にみてゆくことができるのである。
  • 帝国議会 〈戦前民主主義〉の五七年

    帝国議会 〈戦前民主主義〉の五七年

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,925円 (税込)
    第二次大戦以前に、アジアの非キリスト教国で憲法と議会制度の定着に成功したのは日本だけであり、その裏には、官民一体となった営々たる近代化の努力があった。現在の「常任委員会制」と対照的な「読会制」、選挙の制度と実態、政党の役割、代議士の生活、弁論術と放言・失言の数々…。人々が「議会」に理想を描き、「政治」に熱く心を寄せた時代。そして、戦時体制へと向かう帝国議会の限界と、戦後の国会誕生の過程を検証する。
  • 〈お受験〉の歴史学 選択される私立小学校 選抜される親と子

    〈お受験〉の歴史学 選択される私立小学校 選抜される親と子

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    お受験といえば現代社会特有の現象のように思いがちです。しかし1930年代にはすでに、幼稚園の教師から合格のお墨付きをもらっていたのに、入学資格を与えられなかった母親が嘆きの手記を残しています。進物をしなかったからかと自分を責めるその姿は、子を思う親の心がいつの時代も変わらないことを教えてくれます。子と同時に親も選抜されるお受験。ママカーストについても、その実態を数字から暴き、お受験の今に迫ります。(講談社選書メチエ)
  • 戦国大名論 暴力と法と権力

    戦国大名論 暴力と法と権力

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,925円 (税込)
    戦国時代、大名の配下にありながら、「家中」と「領」をもつ者がいた。戦国領主と呼ばれる存在である。大名の生命線は、彼らをいかに統制するかにあった。暴力の時代にあって、いかに支配を安定させたのか。暴力と法のせめぎ合いから、新しい権力が誕生した。群雄割拠の時代を権力論の視点から読み直す。(講談社選書メチエ)
  • ブルデュー 闘う知識人

    ブルデュー 闘う知識人

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻1,925円 (税込)
    エコールノルマル・スュプリウールを卒業し、知識人界の頂点コレージュ・ド・フランス教授に選任されたブルデュー。哲学を学び、やがて社会学に方向転換したブルデューは、今もフランスと世界の思想に大きな影響力を持つ知識人。界・文化資本・ハビトゥスなどの社会学概念は21世紀の社会を分析するのにも有効な武器となる。(講談社選書メチエ)
  • 連続講義 現代日本の四つの危機 哲学からの挑戦

    連続講義 現代日本の四つの危機 哲学からの挑戦

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    日本を代表すると言っても過言ではない12名の哲学者たちが、一般の聴衆を前に「現代日本の危機」を提示し、その打開策を探る「哲学からの挑戦」の試み。2014年から2015年にかけて行われ、大きな反響を呼んだ連続講義を基に、熱のこもった会場の模様を完全再現する。ライヴ感あふれる口語体で「知」「ことば」「いのち」「戦争」という「四つの危機」を取り上げ、立ち向かおうとした哲学者たちによる真剣な格闘の記録。(講談社選書メチエ)
  • 室町幕府論

    室町幕府論

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    朝廷権力の「肩代わり」から「主体」の政権へ。室町幕府を読み直す画期的論考。100メートルを超える大塔、眩く輝く金張りの仏閣、華やかな祭礼──首都京都の強大な経済力を背景に空前の「大規模造営」を将来した武家政権は、今や朝廷を凌ぐ威光を確立した。弱体政権論を覆し、武家政権が「権力」と「権威」を2つながら掌握してゆく過程を義満時代を中心に描く。(講談社選書メチエ)
  • 海洋帝国興隆史 ヨーロッパ・海・近代世界システム

    海洋帝国興隆史 ヨーロッパ・海・近代世界システム

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,925円 (税込)
    近代黎明期、困難な海上ルートを通じて、世界へと乗り出したヨーロッパ諸国が築いた海洋帝国。ポルトガル海洋帝国が形成した異文化間交易ネットワーク。商業資本主義の時代、海運国家として繁栄を謳歌したオランダ。イギリスの電信網が生んだ世界の一体化――。ウォーラーステインの「近代世界システム」を海と商人の視点から捉え直し、ヨーロッパによる世界支配の本質に迫る。(講談社選書メチエ)
  • 感情の政治学

    感情の政治学

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,925円 (税込)
    個人が政治の情報を集め、投票先を主体的に、合理的に選択すれば、政治はよくなる――。そのような政治観は幻想に過ぎない。自分の思う通りにならない他者と、人間の非合理性に注目し、政治を組み立て直す。理性を重視する従来のパラダイムではこぼれ落ちてしまう現実の政治を気鋭の政治学者が描き出す一冊。(講談社選書メチエ)
  • 源実朝 「東国の王権」を夢見た将軍

    源実朝 「東国の王権」を夢見た将軍

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,925円 (税込)
    「文弱の貴公子」という八百年来の誤解から実朝を解放する。政治状況の精緻な分析と、和歌への犀利な読み込みが明らかにする「東国の王権」を夢見た男の肖像。(講談社選書メチエ)
  • 見えない世界の物語 超越性とファンタジー

    見えない世界の物語 超越性とファンタジー

    ビジネス・実用
    3.4
    1巻1,925円 (税込)
    ハリー・ポッターや宮崎アニメを筆頭に、ファンタジーが世を席巻している。児童文学の一分野であったものが、大人をも魅了している。宗教的な神話や伝説、昔話などの物語が、どのように文学的な物語に変容したのか。「千一夜物語」、ペロー、グリム兄弟などの流れを追う。さらに、アンデルセン「人魚姫」、C・S・ルイス「ナルニア」シリーズなどを分析し、ファンタジー作品のなかに流れ込んでいる宗教的なものの源泉をさぐる。(講談社選書メチエ)
  • 教会の怪物たち ロマネスクの図像学

    教会の怪物たち ロマネスクの図像学

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻1,925円 (税込)
    教会は、怪物、魔物、実在のまた想像上の動・植物などのシンボルに満ちた空間です。グリーン・マン、双面のヤヌス、人魚、ドラゴン、グリフォン……。怪物的シンボルが横溢するロマネスク教会を中心に、解読をしていきます。キリスト教と一見無縁に思われる不思議なイメージの中に、失われた民衆の精神史を探ります。また、実際の教会巡りの際に、役立つ図像事典の性格ももたせ、旅行ガイド的要素も盛り込みます。(講談社選書メチエ)
  • 「頭脳なき国家」の悲劇

    「頭脳なき国家」の悲劇

    自らの将来を提言できない大国・日本の危機! アメリカに長期取材を敢行し、安全保障や政策策定に影響力をもつシンクタンクの実態を記し、経済大国でありながら何の役にもたっていない打たれ弱い日本に、具体的克服策を施す! 国家に有効な頭脳を持たない「経済巨人」日本は、再生アメリカに負けてしまう!
  • 近世日本国民史 維新への胎動(中) 生麦事件 文久大勢一変 中篇

    近世日本国民史 維新への胎動(中) 生麦事件 文久大勢一変 中篇

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,922円 (税込)
    文久二年五月勅使大原重徳、添役島津久光東下、将軍家茂と相見し、慶喜を後見職、春嶽を総裁職に任ずべき勅旨を伝達。長藩、開国航海の看板を撤去、尊皇攘夷に転向。久光、幕府をして勅命奉承実施するに至らしめ、八月京都へ復命すべく上京の途に就く。行列川崎を過ぎ生麦へ差し掛かりし時、日本の風習を知らざる英人供先へ騎馬にて乱入。言語通ぜず、供頭一名を殺害。世にいう生麦事件を惹起す。(講談社学術文庫)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 菜~ふたたび~(1)
    完結

    菜~ふたたび~

    少年・青年マンガ
    5.0
    全3巻1,885~2,304円 (税込)
    総天然色(オールカラー)で堪能する、彩(いろ)あざやかな日本の四季<美麗保存版>。世界で一番愛しい妻との恋の物語。「菜に会いたい。もう一度、『菜』を描いていきたいと思った」わたせせいぞう完全新作!! 夫婦で恋愛してますか。耕平と菜を主人公に、日本の美しい風物をちりばめながら、家族の情景を鮮やかに描き出す物語。これは彼らと、新しく生まれた娘との歳時記であり、もしくは妻時記、そして菜時記である。
  • ゾア

    ゾア

    小説・文芸
    -
    1巻1,881円 (税込)
    僕は眠る 君を“悪夢”から解き放つため 異才・暁社夕帆が夢の世界であなたを翻弄する! 永遠に覚めない夢って? “明晰夢”に悩まされる高校生・片桐ヒカルは夢の中で少女と出会う。 彼女は永遠の眠りをもたらす怪物・ゾアに追われていた。 翌朝、ヒカルの前に夢の少女とそっくりな転校生・紫藤みのりが現れ、ふたりは打倒ゾアのため協力するが――。 夢と現実、ほんとうの君はどこ?
  • クイーンと殺人とアリス

    クイーンと殺人とアリス

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,881円 (税込)
    謎解きアイドル”Queen & Alice”のオーディション。孤島で開催される最終審査に集まったのは、クイズ大会で敗れたリベンジを誓う高校生コンビの想空と七色、9年間オーディションを受け続ける真昼、元バンドマンの聖来ら、個性豊かな8人の候補者たち。しかし夢をかけた合宿は、常軌を逸した悪夢へと変わるーー。 謎を解いた先に待つのは、絶望か、希望か?
  • 龍の守る町

    龍の守る町

    小説・文芸
    4.2
    1巻1,881円 (税込)
    『線は、僕を描く』の著者が描く、「水害」と「消防」その闘いと涙。 魚鷹が見守る町で、秋月龍朗は最高の消防士だった。五年前のあの日、濁流が町と彼の心に、癒えない傷跡を刻むまでは。現場を追われ、辿り着いた指令室。そこは、同じ痛みを抱える仲間たちと、声だけで命を繋ぐ場所。炎の中から命を救ってきたその手で、男は今、受話器を握る。 町と、そして自分自身の再生をかけた静かな闘いが、いま始まる。
  • あの日、僕たちが死んだ理由

    あの日、僕たちが死んだ理由

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,881円 (税込)
    僕はあの日に戻る。 君の嫌いな人になって――。 感動のタイムリープ・サスペンス メフィスト賞作家が贈る、祈りと奇跡の物語。 親友・秋月高輝が下宿の同居人4人全員を殺害し、建物に火を放ち、そして自殺したという。 もしもあの日、最後に会った彼に声をかけていれば。 後悔を胸に現場を訪れた真理に、奇跡が起きる。 目覚めると、真理は事件1週間前の下宿《おぼろ荘》にいた。 けれど、彼の大嫌いな人の姿で――。
  • みんなで決めた真実

    みんなで決めた真実

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,881円 (税込)
    犯人はあなた。 名探偵がそう決めました。 裁判中継が国民的娯楽に!? 真実なき時代のモキュメンタル・ミステリ!! 裁判の生中継番組が一大エンターテイメントとなり、「名探偵」が活躍するようになった社会。 法学部生の僕はじいちゃんと裁判中継を観ていた。 一瞬でトリックを暴く名探偵。有罪は確定。 しかし、じいちゃんは言う。 名探偵の推理は間違っている。 凄腕の探偵だったじいちゃんは法廷でかつての弟子と推理対決をすることに――。 論理(ロジック)の刃は、空気で決まる“真実(フェイク)”を切り裂くか?
  • 流星と吐き気

    流星と吐き気

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,881円 (税込)
    ☆『死んだ山田と教室』で2025年本屋大賞にノミネートされた著者が送る”嫌愛”短編集。 登場人物は皆、身勝手でクズ。でも、そこに人間の本質があるーー。 ・偶然の再会を「運命」と勘違いして、安全圏から告白をしようとするアーティスト。――流星と吐き気 ・アニメにもなった作品の主人公のモデルは自分? サイン会で作者が元カレか確かめる高校教師。――リビングデッドの呼び声 ・担当編集者に振られたにもかかわらず、才能は認められていて作品だけで繫がっている人気漫画家。――種 ・昔付き合っていた彼女から独り言のようなLINEが送られてきて、死を仄めかされた編集者。――消えない ・かつて旅行先で意気投合した男性が偶然お客さんとなり舞い上がるレンタル彼女。――プラネリウム 仄暗い気持ちが過去を呼び戻してしまう5人の物語。
  • ここでは言葉が死を招く

    ここでは言葉が死を招く

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,881円 (税込)
    日本という国が檻のようだーー。 不寛容、偏見、差別、利権。 命に係わるこの場所には持ち込ませない。 金子由衣の勤める医療刑務所分院では、外国人受刑者のための翻訳機の導入、通訳の確保が課題となっていた。現在由衣が担当する外国人受刑者は、肺動脈性肺高血圧症のインド人女性、卵巣癌のベトナム人女性、そして宗教上の理由で輸血を拒絶しているアメリカ人男性の三人。意思疎通に不安を感じながらコミュニケーションと治療を重ねていたが、治療を台無しにする事件がおきてしまったーー。
  • 死んだ山田と教室

    死んだ山田と教室

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,881円 (税込)
    自分はなぜ生きているのか、自分はなぜ死なないのか、逡巡の中にいるすべての人へ。私がずっとデビューを待ち望んでいた新人の、ユーモアと青臭さと残酷さと優しさが詰め込まれた快作です。ーー金原ひとみ 夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、二年E組の人気者だった。二学期初日の教室。悲しみに沈むクラスを元気づけようと担任の花浦が席替えを提案したタイミングで教室のスピーカーから山田の声が聞こえてきたーー。教室は騒然となった。山田の魂はどうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。〈俺、二年E組が大好きなんで〉。声だけになった山田と、二Eの仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。 歴代メフィスト賞受賞者推薦コメント 死んでも終わらない山田の青春に、ぼくらは笑い、驚き、泣く。 (第21回受賞)佐藤友哉 くだらないのに楽しい。けれど、ほろ苦くて切ない。青春とは、山田である!! (第49回受賞)風森章羽 最強を最強と言い切れる山田こそが最強で最高。 (第53回受賞)柾木政宗 こんな角度の切り口があったのかと驚かされ、こんな結末まであるのかと震えた! (第59回受賞)砥上裕將 自分には経験がないはずの男子校での日々が、妙な生々しさで蘇ってきました。 (第61回受賞)真下みこと ダサくて、眩しくて、切なくて。青春の全てと感動のラストに、大満足の一作。 (第62回受賞)五十嵐律人 校舎に忘れてきた繊細な感情を拾い上げてくれるような物語でした。 (第63回受賞)潮谷 験
  • 鬼怒楯岩大吊橋ツキヌの汲めども尽きぬ随筆という題名の小説

    鬼怒楯岩大吊橋ツキヌの汲めども尽きぬ随筆という題名の小説

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,881円 (税込)
    西尾維新が描く前代未聞の猫・小説! 鬼怒楯岩大吊橋ツキヌは脳外科医・犬走キャットウォーク先生の飼い猫の面倒を見るペットシッターとして働き始める。しかしその猫には秘密があって……。
  • 歌舞伎町の終活屋 伝説のホストが人生をお見送り

    歌舞伎町の終活屋 伝説のホストが人生をお見送り

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    歌舞伎町にある「エスペシア」。そのドアを叩くのはホスト目当ての客ではなく、「心残りのない最期」を願う人々だ。夜の街で伝説となった水無月優斗と先輩である真嶋翔のコンビが依頼人に届けるのは、サプライズに満ちたお見送り! 一話 不謹慎な終活屋 二話 父と息子のペアリング 三話 あくまでも魔法的 四話 シュレディンガーのブラックボックス 五話 幽霊は消えない 六話 チャラい終活屋
  • 薬師寺ロミの推理処方せん

    薬師寺ロミの推理処方せん

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    情熱と深い専門知識で今日も窓口の患者を救う! 成都(せいと)調剤薬局に勤める薬師寺(やくしじ)ロミは少しおせっかいで、ちょっぴり短気な薬剤師。地域医療に根差した調剤薬局の役割を認識しつつも、難病治療の研究に携わりたいと願っている。処方せんから患者をプロファイリングする薬剤師の活躍を描いた、新たなお仕事小説!
  • ここでは祈りが毒になる

    ここでは祈りが毒になる

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,881円 (税込)
    子どもは救いであり希望。母でいることは罰。 函館にある医療刑務所分院に努める勤める金子由衣(かねこゆい)が受け持つことになったのは、不摂生の塊のような妊婦・敏江だった。お腹の我が子を心配するよりニコチンを欲する態度に驚き呆れながら、不幸な境遇から抜け出せなかった彼女の人生を思うと複雑な気持ちになるのだった。敏江は難産の末、重い障害を抱えた女児を出産する。すぐにNICUに移され懸命な治療が行われたが敏江は気に留めることもなかった。そんな敏江が数日後死亡する。リスクだらけの身体なので、何が起きてもおかしくはなく、司法検視の結果も問題はなかった。しかし、その数日後、「死にたい」が口癖の緑内障受刑者、明美が死亡した。死因が敏江と似ていることから、院内に緊張が走る。自殺なのか? 敏江の死と関係はあるのか?
  • 赤泥棒

    赤泥棒

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,881円 (税込)
    町田康さん推し! 言葉に幅があり、しかもそれが的確に使用されている。辛辣な個性とその周囲を無情に描いていてよい。 (文藝賞選評より) 現役慶応大学院生であり、漫画『踊るリスポーン』の著者・三ヶ嶋犬太朗が鮮烈の文芸デビュー! 「捨てられたものを拾うのは泥棒ではない」と嘯き、女装をして女子トイレに侵入し、捨てられた生理用ナプキンを盗む百枝菊人。女装がバレたら心の性別をたてに被害者ぶろうと思っていたところ、同じ学校の明石睦美に目撃される。彼女は百枝が自分と同じく、性別に違和感を抱いていると思い急速に接近してきた。無理解と偏見がマイノリティを利用し、共感と愛情が暴力を肯定する……。表題作「赤泥棒」に加え、文藝賞最終候補に選ばれた「青辛く笑えよ」、「普通」を唾棄する高校生が才能の塊と出会い自我を崩壊させる「寄食のダボハゼ」をおさめた短編集。
  • まだ出会っていないあなたへ

    まだ出会っていないあなたへ

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,881円 (税込)
    1.経験者採用面接での不合格者が自殺をしてしまった人事課長。 2.デビューしたものの2作目が出ずブラック企業で働く小説家。 3.SNSで「死にたい」と呟き続けるコンビニ店員。 4.取り立て先の子どもに好かれてしまったヤクザ者。 行き詰まり、立ち止まる主人公たちが選ぶ未来はどこへ繋がるかーー。
  • ここでは誰もが嘘をつく

    ここでは誰もが嘘をつく

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,881円 (税込)
    この仕事は、誰かがやらなければいけない。 目の前の患者を救うことを、分け隔てなく。 函館にある医療刑務所分院に努める金子由衣(かねこゆい)は、2年目の矯正医官。医療刑務所では、患者である受刑者の平均年齢も高く、凶悪な罪を犯した者も基礎疾患などを抱え医師の助けを必要としている。一方で不調を訴え刑務作業逃れをしようとするものも多い。受刑者の過去の罪と患者としての現在の状況を毎日のように目の当たりにし、贖罪とは何かを考える由衣だったが、当直の晩、糖尿病を患っていた前科四犯の受刑者が亡くなった。これは医療事故か、あるいは殺人事件なのかーー。
  • WOLF’S HEAD WORLD 貴重なヴィンテージからオリジナルまでを完全網羅

    WOLF’S HEAD WORLD 貴重なヴィンテージからオリジナルまでを完全網羅

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,881円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 90年代にオリジナリティ溢れるスタッズベルトを世に送り出し、人々の心を魅了し続けるウルフズヘッド。日本のファッションシーンを牽引し続け、オーナーである幹田卓司氏はストリートのアイコンとしてもカリスマ性を発揮。ウルフズヘッドといえば、スタッズが打ち込まれたオリジナルアクセサリーばかりに注目が集まるが、ウルフズヘッド(店舗)に置かれているヴィンテージアイテムは、どれも貴重なモノばかり。今回、そんなヴィンテージの名品を凝縮した幹田氏のワードローブ(私物)を、本人の解説とともに一冊の本にまとめるチャンスを得た。そこでスタッズベルトなどのオリジナルアイテムはもちろん、新作のアクセサリーや店舗紹介などを合わせてウルフズヘッドの完全版、「WOLF'S HEAD WORLD」を作成。ウルフズヘッドの全貌、そして魅力に迫る! <収録内容> ウルフズヘッド ショップガイド ウルフズヘッド オリジナルアイテム 幹田卓司氏インタビュー ギャラリースペース(レッドクロ) ヴィンテージ ワードローブ(MIKITA’S COLLECTION) ウルフズヘッド コラボレーションアイテム その他にも、顧客のためのスペシャルな空間、「プライベートストック」や幹田氏のプライベートガレージも公開。普段では立ち入ることのできないウルフズヘッドの聖地を紹介する。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • アスクレピオスの断罪 Condemnation of Asclepius

    アスクレピオスの断罪 Condemnation of Asclepius

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,881円 (税込)
    医師が殺された。被害者は三年前に起きた強姦事件の加害者の一人。殺された医師が拷問とも思える傷を受けていたことが分かり、捜査一課の陽山承と真壁剛は、解剖医である楠衣春の協力を得ながら事件の真相を追う……。
  • 蛍の石

    蛍の石

    小説・文芸
    -
    1巻1,881円 (税込)
    幕末から明治の影を描く時代長編。 幸せを望んではいけない、手に余るものだから……。 開港地・横浜の熱を見つめる、薄幸の女 おときの醒めた眼差し。 にぎわう岩亀楼で、おときの周りには、いつも濃い影が差していた。 生人形一座から岩亀楼に売られてきた仲居のおときの前には、何かあると<不如帰>が現れ、「人を信じてはいけない」「幸せを望んではいけない」と言うのだった。生麦事件をはじめとして風雲急を告げる頃、攘夷の志士・桜田が現れた時、おときの人生は大きく舵が取られていく。
  • ファーブル君の妖精図鑑

    ファーブル君の妖精図鑑

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,881円 (税込)
    特別奨学金までもらって進学した美術大学を中退し、母親の地元で働くことになった遠野真亜梨は、移動の電車の中で不思議な青年に出会った。社内の盗難事件の容疑者にされていた彼は、全身黒づくめので、虫眼鏡、虫取り網に胴乱を持ち、昆虫学者ファーブルのような出で立ちだった。刑事から、彼の持ち物であるスケッチブックを間違って渡された真亜梨はそこに記されていた観察記録に目を奪われた。そこには聞いたことのない生き物が、未来の死体の周りでスキップすると書かれていた……。不思議なもの達が生息する村で真亜梨とファーブル君のペアが謎の事件を解決する。
  • 西海原子力発電所/輸送

    西海原子力発電所/輸送

    小説・文芸
    -
    1巻1,881円 (税込)
    原子力発電所をかかえる閉鎖的な地域社会のなかで起きた一件の不審火。原発の危険性と経済的依存との葛藤を劇的に描きつつ、〈原爆文学〉と〈原発文学〉とを深く結びつけた記念碑的労作「西海原子力発電所」。チェルノブイリ原発事故を受け、核廃棄物輸送事故による被爆と避難生活がもたらした生活の破壊と人間の崩壊を予言した「輸送」。3・11でフクシマ原発事故を経験した現在から、先駆的〈核〉文学はいかに読み解かれるか。
  • 希望と殺意はレールに乗って  アメかぶ探偵の事件簿

    希望と殺意はレールに乗って  アメかぶ探偵の事件簿

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,881円 (税込)
    アメリカかぶれの探偵×旧華族のお嬢様 異色のコンビが南信州の鉄道計画を巡る 不可解殺人の真相を追う! 鉄道会社の現役社員で ドラマ化された『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』、 大阪ほんま本大賞受賞作『阪堺電車177号の追憶』の 著者が描く鉄道ミステリー 鉄道建設の陳情で長野の山あいの村から上京中の村会議員が殺害され、裏金が奪われた。 目撃談も証拠も得られず警察が頼ったのは、 人気推理小説家でアメリカかぶれの探偵・城之内和樹と 助手で旧華族のお嬢様・奥平真優。 村へ向かった二人を待ち受けていたのは、鉄道計画を巡り対立する村民、 開発に群がる人々、そして新たな事件だった。 型にはまらない二人の大胆行動と推理で、村に潜む闇に迫る! 謎に次ぐ謎、鮮やかな推理、あふれる旅情。 注目作家・山本巧次の一気読みミステリー!
  • 故人

    故人

    小説・文芸
    -
    1巻1,881円 (税込)
    自分を文学の世界に導いてくれた、兄のように慕う先輩作家が、原稿を郵便で出した帰途、トラックに轢かれ死んだ。理不尽な死を前に混乱、自失する家族や友人たち。青年は深い喪失感を抱えながら、社会との折り合いに惑い、生と死の意味を問い続ける。三四歳で早世した山川方夫の人生を、彼の最も近くで生きた著者が小説に刻んだ鎮魂の書。
  • 君のいる町 超合本版(1)
    完結

    君のいる町 超合本版

    少年・青年マンガ
    4.2
    全6巻1,881~2,970円 (税込)
    【『君のいる町』1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】高校進学のため、東京から一人で田舎に越してきた柚希(ゆずき)。しかし、住むのは親戚でもない桐島青大(きりしま・はると)の家! つまり居候!! 「会ったこともないヤツが、いきなり自分の家に住むなんて……」。春から2人が通う高校には、青大の意中の人・七海(ななみ)もいるし、面倒なことにだけはなりませんように。
  • 訪問看護師さゆりの探偵ノート

    訪問看護師さゆりの探偵ノート

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,881円 (税込)
    島田荘司、熱烈推薦! 来たるべき「老人の時代」への警告の書となる、新タイプのミステリー! 訪問看護ステーションで働く白井さゆりが直面する、老人たちのさまざまな実相。その背後に隠れている、老人を利用する「犯罪」! 超・高齢化社会における訪問看護の実態をドキュメンタリータッチで描きながら、ミステリーの面白さも兼ね備える意欲作! 事件は毎日、訪問看護の現場で起きている。
  • どうぶつのくに

    どうぶつのくに

    写真集
    -
    1巻1,881円 (税込)
    入手困難な伝説のフリーペーパーをついに書籍化。日本の12の動物園・水族館と、海外の8つの園館が豊富な写真とともに紹介される本書、読んで出かけるガイドブックとしてはもちろん、それぞれのどうぶつたちの生態に一歩も二歩も踏み込んだオリジナルどうぶつ図鑑が読みどころ。動物園・水族館で働くエキスパートたちの仕事・思いも綴られている。動物を見て、知って、楽しむ、ガイドブックを超えた究極のガイド!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 室町耽美抄 花鏡

    室町耽美抄 花鏡

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,881円 (税込)
    庶民の「申楽」を、「能」という幽玄の域にまで高めた世阿弥。金春禅竹はその娘婿となり、指導を受けて深く結びついていった。そして義父の最期のとき、奥義が記された伝書が遺される。世阿弥が伝えようとした秘法とは……表題作のほかに、能楽を大成した世阿弥を描く『風花』/闇を背負って禅の修行に明け暮れた一休宗純を描く『闇鴉』/わび茶の祖・村田珠光を描いた『詫茶』。求道にかけた互いの宿命が交錯する連作歴史小説。
  • アンジェリク 緋色の旗

    アンジェリク 緋色の旗

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,881円 (税込)
    アルプスに近い国境、城砦司令官の娘アンジェリクは、パリの寄宿学校に通う従弟から革命の話を聞く。美貌の貴族青年との結婚が間近に迫っている時だった。その夜突然、城砦を民衆が襲う。すべてを失ったアンジェリクは、凶悪犯として投獄されていた少年と共にパリを目指した。家も、仕事もないままに犯罪者の仲間に身を落とし、婚約者の行方を探すが……。革命の渦中を生きる人々の愛憎と成長を描き出す傑作長編ロマン。
  • 太閤の巨いなる遺命

    太閤の巨いなる遺命

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    関ヶ原の合戦から十年。大坂の陣を前にして、世は徳川と豊臣との最後の決戦の時を迎えようとしていた。かつて豊臣方の小西家に仕えていた彦九郎は、朱印船による南洋貿易を営む商人となっていたが、シャムの都アユタヤの拠点から行方知れずとなった盟友を探すため、自ら海を渡る。当時の南洋には、海賊船が出没し、大筒を積んだオランダやポルトガルの船が跋扈していたが、彦九郎がそこで見たものとは──。歴史海洋冒険小説大作。
  • 秘恋 日野富子異聞

    秘恋 日野富子異聞

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,881円 (税込)
    老人は峠に立つ墓標に語りかけた。「──真実は、その時代の権力者の思うがままに捏造されてしまいます。後の世の人々は、あたかもそれを事実と信じてしまい、まことに悔しい限りです。御台さまのことも希代の悪女と申す不心得者が出る始末で、何とも腹立たしくてなりませぬ」老人の名は喬之介。日野富子の幼なじみにして、信念に向かってまっすぐに歩んだ彼女の生涯を最後まで見守り続けた侍者だった──。
  • めくるめく部屋

    めくるめく部屋

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,881円 (税込)
    芥川賞作家が精緻に描きだす生命の根源たるエロチシズム。圧倒的な筆力、抑制の効いた描写が醸しだす性と愛。観念ではなく、人間の生理から噴出する力が鮮烈に迸る官能文学の新たな到達点。
  • 眷族

    眷族

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    世代を越え逃れられない血の絆。ケンゾクでは唯一の日本人である曾祖母・トメに連なる高光家。膨大な財産、絡み合う系譜。助け合い、ときに鬩ぎあう人々。戦前から現代まで、愛情、憎悪と欲望とを交錯させながら世代を重ねた人々を、精緻にして苛烈な筆致で描く息をもつかせぬサーガ。
  • 異物

    異物

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    自己存在を安穏と肯定できぬ者の焦燥と破壊。かつて住民の半数が朝鮮人だった町。そこで育った者と、新たに半島から移り住む者とのイントレランスな状況から「事件」は起こった。謎を追い疾走する傑作長編。
  • 錨のない船 上

    錨のない船

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,881円 (税込)
    1941年、アメリカの厳しい経済制裁で資源確保が困難化、進退窮まる日本。武力解決を訴える勢力の圧迫を受けつつも、ワシントンに飛んだ来島平三郎特命全権大使は、妻の故郷アメリカとの開戦回避の道を懸命に模索していた。だが、ルーズヴェルト大統領、ハル国務長官を相手の交渉は難航、だましうちのように真珠湾攻撃が敢行されてしまう――。戦争に翻弄される外交官一家の肖像をつぶさに描く傑作長篇。
  • 坂物語

    坂物語

    小説・文芸
    -
    1巻1,881円 (税込)
    なんだ坂。こんな坂。生きていく。その道程はこんなにも起伏にとんでいる。上り坂も辛いばかりではない。下り坂が楽とは限らない。人間の胸底を鮮やかに描き出した連作小説集。実在する坂を舞台に紡がれる、人生の黄昏どきに交叉する人間模様。「正論」(2009年11月号から2010年10月号)連載中より好評を博した珠玉の12編が単行本化。
  • 肉体について

    肉体について

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,881円 (税込)
    あの栞というのは、下の方に髪の毛の赤い子供が蹲ってなにかしている絵のついた栞のことだが(いまになってみると、それがにんじんのスケッチだということがわかる)、その栞が忘れられないのは、余白のところに、ペンでこんな文句が書いてあったからである。家庭は愛し愛される者だけで作れぬものであらうか。
  • 人魚を食べた女

    人魚を食べた女

    小説・文芸
    3.1
    1巻1,881円 (税込)
    死ねないのよ。どうしたって死ねないのよ! 人魚の肉を食べた女と男の、情念の世界。300年死なずに25歳のまま生きることになったという女に人生を絡め取られてしまった私は、この怪奇と狂気に彩られた世界から逃げ切れるか。驚愕の長編小説。
  • 覇天の歌

    覇天の歌

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,881円 (税込)
    力はなくとも権力に近づけるのが連歌師だ。父の敵・戦国の世への復讐のため、野村紹巴は連歌の道を突き進み、秀吉はじめ名だたる権力者とつながりを持って、天下一の連歌師へと駆け上ったのだが・・・。
  • 砂の肖像

    砂の肖像

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,881円 (税込)
    ●「石に映る影」石の愛称は「ニコ」メノウの原石だ。いつも黒い服を着ていた謎の女K、そして、Kから聞いたニコのこと。●「ジョン・シルバーの碑」母は「パチンコ玉みたいなやつ」が居座ったままの右足のふくらはぎをごっそりと削る手術を受けた。難病に冒された母の病魔との闘い。他、珠玉の短編3作を収録!
  • 福猫小判夏まつり

    福猫小判夏まつり

    小説・文芸
    -
    1巻1,881円 (税込)
    小説を読む愉しみが、しみじみ味わえる名作。卓越した筆致。言葉が紡ぎだす小説という世界に、するりと入りこんでしまいます。表題作は、木山捷平賞、野間文芸新人賞受賞の著者にとって、数少ない恋愛小説。
  • 環流

    環流

    小説・文芸
    -
    1巻1,881円 (税込)
    かおり 16歳、高校生。演劇部所属。"幼なじみ"室田剛と"転校生"服部至の間で揺れる青春真っ只中。詩子 49歳、小学校の栄養士。地元の特産物を使った料理の「試食会」を主催。13年前に夫・昭彦と死別。ひな 76歳、華道教師。39年前に夫・孝二郎と死別。20歳の嫁入り以来、浮久町に住み、上げ舟を守る。祖母はここに嫁ぎ、母はここから出たことがない。そして、私は――母娘3世代、本当の大河小説。
  • 最後に誉めるもの

    最後に誉めるもの

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,881円 (税込)
    不意に現れた亡き母とのとりとめのない会話。「お父さんもあたしも若くて、一生懸命生きてた。一生懸命生きないと楽しくないからね。もう一回生きたいな、四人であの頃を」。母の死とかつての家族の姿を綴る、表題作ほか「日記と周辺」を収録。
  • めぐり逢い 新島八重回想記

    めぐり逢い 新島八重回想記

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,881円 (税込)
    天保14年、新島襄は上州安中藩江戸屋敷詰の祐筆の家に生まれる。尊皇攘夷運動の中、キリスト教精神に触れてアメリカへの密航を決意する。他方、八重は会津藩の砲術指南役の家に生まれる。藩主・松平容保が京都守護職に任ぜられ、鳥羽・伏見の戦いが勃発する。──単身渡米して西洋の精神を学ぼうとする襄。会津城で最後まで戦った八重。後にキリスト教精神の「良心」に基づく大学創設に結実するそれぞれの人生の軌跡とは!

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