東京者がたり
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東京者がたり

1,672円 (税込)
836円 (税込) 12月25日まで

4pt

3.8

「東京はいかに私小説作家を形作ったのか」。デビュー作『どうで死ぬ身の一踊り』から、芥川賞受賞作『苦役列車』など、さまざまな作品群の中に描かれてきた東京。東京江戸川区に生まれ、一五歳から東京を流浪したその生き様とともに、土地の思い出と出来事、そして現在への系譜を語る、創作の根源に迫る随筆集。巻末には、新宿生まれの新宿育ちの芸人・玉袋筋太郎氏との特別対談も収録。

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東京者がたり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    836

    中学しか出てない西村賢太の文章のかっこよさと面白さって自主的な読書で得たものだから、ほんと才能を磨くのに学校教育は関係ないんだろうなと思う。

    西村賢太は父親が性犯罪者だからそうなりたくないからその父親が好きだったものの逆を趣味にしてたらしい。

    西村 賢太(にしむら けんた)
    一九六七年

    0
    2024年07月16日

    Posted by ブクログ

    2023/03/12
    YouTubeで玉袋筋太郎が思い出語ってるの見て涙出た。
    喧嘩の理由が俺のほうがお前のこと好きだとか....
    最後の対談の写真もすごい良い。

    0
    2023年03月12日

    Posted by ブクログ

    西村賢太による東京各所に絡めた追憶エッセー。
    北町貫多ではなく、西村賢太の経験として北町貫多ものとダブるような話がされているのがなんとも面白い。
    というか、貫多ものを読んでからこちらを読まねば面白さは伝わりにくいだろう。

    普段は北町貫多を自身から突き放すような振る舞いが多い著者だが、今作では確かに

    0
    2025年08月22日

    Posted by ブクログ

    書かれた場所を地図で調べたくなり、実際に行って見てみたくなり、関連する小説を読み返したくなる。結局、西村賢太に興味があり、彼の文章のファンになってしまえば、もはや何でも面白いのだが、それにしても脚色はあるだろうが、昔のことをよくこれだけ覚えているものだと感心する。

    0
    2025年01月09日

    Posted by ブクログ

    東京の各土地ごとに作者の記憶や思っていることを綴っているエッセイ。
    「言問通り」では逮捕されて護送バスから見た花見をしている人々と桜の美しさが忘れられないと言っていたのが印象的だった。そしてこのお話が『二度は行けぬ町の地図』に入っているとのことなので読んでみたい。
    「日暮里②」での初ビジネスホテルの

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    なるほど、北町貫多の影が見え隠れするエッセイ。
    僕にとっての東京ならば、取り上げるのは、田無、三鷹、吉祥寺、新宿、早稲田、池袋、町田、銀座、御徒町、渋谷、浅草あたり。でも、多摩地区に関しては、『そこを東京扱いするな。カッペめ』と面罵されそう。
    あとがきの対談で、田無や保谷を西東京市と名乗るのはいかが

    0
    2016年06月03日

    Posted by ブクログ

    「私小説の背負う宿命を悪く無視し、不自然さと偶然のみをたたみかけた中途半端に陳腐な青春ムービー。」自らの著作を映画化した「苦役列車」の西村評である。短い言葉でまこと見事に本質を射抜いている。本書は著者自身が生き抜いた東京を舞台としたエッセイ。どの項も心境の変化と状況の変化が丹念に綴られている。小説で

    0
    2015年12月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

      1967年江戸川区生まれ、西村賢太さん。その生きざまは、私小説で伺ってます。今回はエッセイの形で。「東京者がたり」、2015.10発行。巻末に、同年生まれの玉袋筋太郎さんとの対談があります。15歳で家を出て、最初に住んだ鶯谷の根岸の里、いい思い出だったみたいです。三畳の間、月8千円。上野~鶯谷~

    0
    2022年08月13日

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