寒灯

寒灯

小説・文芸
1,144円 (税込)

5pt

「ぼく、おまえをずっと大切にするから、今後ともひとつよろしく頼むよ」ようやく手に入れることが叶った恋人との同棲生活。仲睦まじく二人で迎える初めての正月に、貫多の期待は高まるが、些細な事柄に癇の虫を刺激され、ついには暴言を吐いてしまう。あやうく垂れ込める暗雲の行方は――。待望の〈秋恵〉シリーズ最新作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • シリーズ
    :
    秋恵シリーズ
  • タイトル
    :
    寒灯
  • タイトルID
    :
    181593
  • ページ数
    :
    154ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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寒灯 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者お得意の「秋恵と貫多」シリーズが4話。空気を読めない秋恵のちょっとした無神経っぷりが空回りし、貫多の怒りは段階を経て沸点に達する。そして、爆発。しかし、すぐに後悔する貫多。そして土下座謝罪。

    基本的にどの短編もこの流れ。安定感のある西村作品の王道だ。マンネリなんだけど、純文学を思わせる芸術性のあるタイトルと中身のギャップ、そして、貫多が沸点にたどり着くプロセスが抜群におもしろい。

    0
    2013年07月26日

    Posted by ブクログ

    4つの短編からなる秋恵との日記。表題の「寒灯」は、初めて一緒に過ごす正月に秋恵が貫多に断りも無しに単独帰郷を決めていた事に対する憤りの話。男が嫌いな、女性のこうした無神経さを短編に上手く纏めてあり共感。巻末の「腐泥の果実」は秋恵と別れてから八年後に、当時を想起させる品と出会い、その心情を語る一編。
    巻頭の「陰雲晴れぬ」で始まる同棲の開始から巻末の一編までで、短いながらも充実していた初の素人女性との同棲生活が生々しく語られ、当初活き活きしていた二人が次第に淡泊な惰性の日々の果て別れてしまう様には、良く有る話とは言え、やはり刹那さを覚える。

    0
    2013年07月06日

    Posted by ブクログ

    貫多がタクシーを使った昭恵を詰める際の小物感、蕎麦のつゆを手作りしたのに天ぷらが惣菜売り場で買った物だった際の叱責の理不尽さ。読書後に妻に感想と解説をするのですが途中で怒られて辞めました。朝から気分を害されたようです。誕生日の際のプレゼントやらステーキへのクレームの話しは出来ませんでした。奥さんごめんなさい。僕を捨てないで下さい。(笑い)貫多みたいに最後は卑屈になるんだな。賢太先生の作品、文章は中毒性が有るんです。

    0
    2026年09月22日

    Posted by ブクログ

    「苦役列車」未読だが大いに楽しめた。オール「秋恵」短編集。全話期待を裏切らぬ貫多と秋恵の同棲事件簿(てか喧嘩録)。笑った喧嘩は三話目、切ないテイストの四話目も良。

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    『腐泥の果実』は破局間際なのでともかく、この本に収められてる話の秋恵はいずれもこれまで読んできた数冊に比べてやや強い感じがする。不思議なもので秋恵が強いほど貫多が余計に理不尽におもえてくる。それにしてもいまさらながら西村賢太の私小説にすっかりハマってしまった。

    0
    2024年09月12日

    Posted by ブクログ

    秋恵モノ。貫多まじ最低最悪なんだけど、秋恵にタクシー乗っただろとか詰めておきながらじつは自分も乗ってたとかなんか笑ってしまう。

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    北村貫多と秋恵の夫婦喧嘩を克明に記載していることに驚嘆した.これらの喧嘩を演じた作者の記憶力も大したものだが、かなりのドメスティックバイオレンスだな.表題作の暮れの出来事、帰省や年越しそばの話しが面白い.

    0
    2013年10月23日

    Posted by ブクログ

    「ぼく、おまえをずっと大切にするから、今後ともひとつよろしく頼むよ」待望の恋人との同棲生活の始まり。仲睦まじく二人で迎える初めての正月に貫多の期待は高まるが、些細な事柄に癇の虫を刺激され、ついには暴言を吐いてしまう。二人の新生活にあやうく垂れ込める暗雲の行方は―。

    0
    2012年12月26日

    Posted by ブクログ

    北町貫多の念願の女性との同棲生活が中心の内容。
    これまでの作品の中でもかなり読みやすかった。

    それにしても彼ほど後悔がついてまわる人間もいないのではないか。
    後悔する様子を見事に描いていると思う。

    彼の女性に対する態度は相変わらずにひどいものであると思う。
    ただ「腐泥の果実」におけるプレゼント諸々の件は、その思考過程としてわからなくないところもある…
    しかし思うところはあっても彼のような行動は決してとらない。
    本作からその顚末を観て絶対に自分はそうならないと思った。

    0
    2012年08月22日

    Posted by ブクログ

    やっぱり
    西村賢太はいいなぁ…。

    読みながら
    おいおい!とか
    分かるぜ!とか
    ヒド過ぎ!とか
    ツッコミながら読める。

    素晴らしい作家さんです。

    0
    2012年02月10日

寒灯 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • シリーズ
    :
    秋恵シリーズ
  • タイトル
    :
    寒灯
  • タイトルID
    :
    181593
  • ページ数
    :
    154ページ
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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