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芥川賞作家の西村賢太氏の、私小説家的日記です。
何を食べたとかどうでもいいような内容の中に、どうしても伝えておきたい話が散りばめられていて、本編を読んだ時に理解が深まります。
Posted by ブクログ 2022年07月30日
エッセイとかではなくただの日記である。
他人の日記を読むと言うことは人の生活を覗き見しているかのような若干の後ろめたさと、少しの興奮があるとはおもうが、彼に関しては奔放すぎてそんなことはどうでもよい。ただ、喧嘩を売って、文句を垂れ、手製のなにかを作り、宝を呑んで、小説を書く。それだけだ。それを淡々と...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月11日
飲み食いと買淫の日記といいたいところだが、日記レベルにも達しているとは言えない。いわば無意味な記録。これが延々と続く。芸もなければ見せ場もない。無味乾燥な文章なのだが、なぜか食欲が誘われ性欲がそそられる。ここは流石と言うべきところ。加えて読者には、逆に欲の抑止力ともなっているのが凄い。不思議なテイス...続きを読む
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