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いつか、ここに、遠くに、存在した誰か。
言葉によって、わたしたちは出会える。
――柴崎友香さん推薦
シャーロック・ホームズの翻訳者だった父が倒れ、四姉妹の末っ子リブロは家族の歴史をたどりなおす。
時空を超えて紡がれる、風変りでいとしいファミリー・ストーリー。
「そこでは、もうとっくのむかしに死んでしまった人たちが、みんな生きていた。リブロの目の前、ここに、生きていた。」
百年前のロンドンから、戦争と震災をへて現在まで、家族の記憶とホームズの物語が鮮やかに交錯する――。
無数の喪失を超えて生き続ける言葉の奇跡を描く、注目作家・小林エリカの最新傑作小説。
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Posted by ブクログ
「シャーロック・ホームズの翻訳者だった父が倒れ、四姉妹の末っ子リブロは家族の歴史をたどりなおす。時空を超えて紡がれる、風変りでいとしいファミリー・ストーリー。」(講談社紹介文より)
タイトルはもちろん、ホームズ作品からの引用。また家族の会話の中にもホームズネタが織り込まれている。
犬の名前、夕食の豪華さには「今に、青いガーネット入りのガチョウ肉だって出てくるかも。」
いちいち、エピソードがマニアックだ。
家族の一代記であり、また、介護小説の側面もある。
文章はわりと軽めで、読みやすい。
両親が出会ったきっかけが、2人ともエスペラント語に興味があったから、というのも面白い。
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