ヴィルヘルム・グレンベックの作品一覧

「ヴィルヘルム・グレンベック」の「北欧神話と伝説」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 北欧神話と伝説
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    荒涼峻厳な世界で育まれた北の民の精神を語るエッダ、サガ、神話、伝説を読む。ヨーロッパ北部周縁の民=ゲルマン人は、キリスト教とは異なる独自の北方的世界観を有していた。古の神々と英雄を謳い伝える『エッダ』と『サガ』。善悪二元の対立抗争、馬への強い信仰、バイキングに受け継がれた復讐の義務……。荒涼にして寒貧な世界で育まれた峻厳偉大なる精神を描く伝説の魅力に迫る。北欧人の奥深い神話と信仰世界への入門書。(講談社学術文庫)

ユーザーレビュー

  • 北欧神話と伝説

    Posted by ブクログ

    読みやすい北欧神話。
    ほぼ小説的な感覚で読めます。
    ただ、内容を整理しながら読むのはちょっと大変なので
    何か副読本があった方がいいかな?と。

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    2009年12月17日
  • 北欧神話と伝説

    Posted by ブクログ

    ・欠点は前書きの訳が読みにくいところ。
    ・それ以外の神話、英雄伝説の訳は読みやすかった。そして詳細だし量も豊富。
    ・北欧神話をもとにしたファンタジー作品やゲームが多いので元ネタを知りたくなった。今年は『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』が出るのでそのための準備でもある
    ・『指輪物語』の力の指輪から『FGO』の悪竜現象までその影響は多大だなと思う。この本を読むと以上の元ネタがアンドヴァリの指輪にあると分かる。

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    2022年04月01日
  • 北欧神話と伝説

    Posted by ブクログ

    久しく絶版になっていた新潮社版をずいぶん昔に買いました。
    学術文庫で復刊されたのは実にめでたいです。
    当時は北欧神話の本って本当に少なくて、これと新潮社のエッダとか、あとはギリシャ神話と併録された小学生向けみたいなのぐらいしか地方では手に入りませんでした。
    内容はややクセがあるというか、親しまれているオーディンやトールの出てくるエッダ系の物語は2/3ぐらいで、あとは各地のヴァイキング伝説や伝承物語といった感じです(こちらには「ハムレット」の原型である「アムレード」などが収録されていて、これはこれで面白いですよ)。
    アスガルドサガ系をすっきり体系づけて読みたいのであれば、今はいろいろ出ている北欧

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    2013年05月11日
  • 北欧神話と伝説

    Posted by ブクログ

    随分前に新潮社から出版されて、久しく廃版になっていたものが講談社の学術文庫として新装復刊したようです。
    ゲルマンの思想のルーツであり、キリスト教以前の神々や英雄が語られる「エッダ」や「サガ」の世界を解説する入門書です。

    この北欧のゲルマン思想に影響されている物語は数知れず、特にファンタジーがお好きな方は一読されると面白いこと請け合いです。
    最近はトールキンの指輪物語によって再び脚光を浴びる機会はありましたが、もっと早くに文庫化して頂きたかったな。

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    2009年10月26日
  • 北欧神話と伝説

    Posted by ブクログ

    西田幾多郎哲学論集を再読して疲弊した脳みそを休めるために、これを読んだ。
    北欧神話と言うが、解説によるとこれは広義のゲルマン神話の一部で、ゲルマンが共有していた神話・伝説が北欧で若干の変容を遂げたものだということだ。
    なるほど、伝説の人物達はまるでちょっとスポーツするかのような感覚で「ヴァイキング」に出かけたりする。略奪とか、ごく当たり前の世界だったのだろうか。
    この本、前半は神話を扱っているが、叙述の途中でいつのまにか伝説の類になったり、ずっと後世の、史実に近いエピソードが入ってきたりと、ややわかりづらい語り口だった。
    後半はいわゆるサガなどの「伝説・英雄談」で、これは「千夜一夜物語」に通じ

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    2011年06月08日

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