作品一覧

  • ああ玉杯に花うけて 少年倶楽部名作選
    4.0
    1巻1,672円 (税込)
    昭和2年に『少年倶楽部』に連載され、大反響を呼んだ少年小説の金字塔。いじめや暴力、友情等、普遍的テーマに切り込む爽やかな傑作。
  • ああ玉杯に花うけて
    -
    1巻110円 (税込)
    幼い時に父を亡くし、豆腐屋を営む叔父を手伝って暮らす主人公の青木千三。千三と首席を競い合い、浦和中学へ進んだ柳光一との友情を軸にお話は進みます。貧困、いじめにくじけそうになりながらも、たくましく乗り越えていく。志を高く持つ少年たちにすがすがしさを感じる。昭和初期の作品ながら、時代をこえて訴えかけてくる少年文学の傑作。
  • 少年連盟
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
    この電子書籍ファイルは青空文庫のデータをもとに制作しております。

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  • ああ玉杯に花うけて
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • ああ玉杯に花うけて
    3.0
    1巻1,265円 (税込)
    貧しさゆえに進学できない子ども、腕力にものをいわせる餓鬼大将、やさしい心の中学生、また剛直な教師、彼らが織りなす友情と義侠と師弟愛。いつの時代にもあったいじめ・暴力・非行。だが少年らの強靱さはそれをはねかえす。現代に通じる少年群像の心の叫びのなかに、人生問題、社会問題を提起し、時代をこえて訴えかける少年文学の金字塔。

ユーザーレビュー

  • ああ玉杯に花うけて 少年倶楽部名作選

    Posted by ブクログ

    さすが昭和初期、わたしは平成生まれですが今読むと思想の古さは否めません。

    使っている言葉は硬いですが、西洋のものに移り変わっていく中での対立には共感を覚えつつ、友情はどの時代でも不変の感動があると感じました。

    わたしの祖父は大正生まれで大学に行っていたのですが、このような感じだったのでしょうか、、とすこしイメージができた気がします。

    また、先生のキャラが素晴らしいですね。
    かなりぶっとんだ先生ですが、バットを自作するなど学生のために一生懸命なところは泣けてきました。

    面白いです。

    0
    2025年08月31日
  • ああ玉杯に花うけて 少年倶楽部名作選

    Posted by ブクログ

    私は三浦綾子が幼少期に読んでいたと言う事で読みました。

    熱血でスポ根で煮えたぎるような激情を感じる作品。

    児童文学として青少年向けに書かれたそうで、読みやすく、今読むと当然古臭かったり、差別的な表現があったりしますが、当時の風土と誠実で潔癖なほどの、青春の理想が感じられて感慨深く読みました。

    三浦綾子作品全般に影響を感じましたが、
    特に「銃口」に通じるところがあると思いました。

    0
    2025年01月18日
  • ああ玉杯に花うけて 少年倶楽部名作選

    Posted by ブクログ

    政治活動に行き詰まって落ちぶれた家の息子が
    かつての同輩に軽蔑されながら豆腐屋の手伝いをやって
    毎日のように不良少年から恐喝を受けつつも
    私塾に通い、やがて高等学校の入試に合格するという話
    昭和2年である…田中義一の機密費流用疑惑が取り沙汰され
    芥川龍之介が自殺した年
    非常に厭世的な空気のある中、連載されたこの小説は
    個人主義、自由主義、快楽主義を強く批判して
    勤勉克己をうながし
    天下国家への忠節の大切さを人情味あふれる筆致で説いている
    根本にあるのは天皇のもとの平等
    シンプルな世界観で全ての雑音をシャットアウトするようなところはある
    だが汚い現実を排除しつつ
    少年たちの承認欲求を充分に満たし

    0
    2017年10月17日
  • ああ玉杯に花うけて

    Posted by ブクログ

    いかにも昔のお話です。起きたとたんに今日も元気だ、誰を殴ろう誰を蹴ろうって考える子供が現実にいたのだろうか、ちょっと疑問。もしいたとすれば、教育の大切さを感じますねwww

    0
    2012年07月23日
  • ああ玉杯に花うけて

    Posted by ブクログ

    現代の熱血少年漫画のような王道シナリオを確立した小説だということで読んだのですが、中々に強烈で度々「いくらなんでもこれは…」と驚いてしまいました。

    内容自体は読んでいて恥ずかしいくらいの改心と友情の話で、個人的にはこういったお話は大好きなので全体としては面白かったです。
    千三と光一の互いに尊敬しつつも馴れ合わない友情が、なんとも青臭くさっぱりとしていて印象的でした。

    星四つつけたいくらいには気に入ったのですが、時代背景的にどうしても今の自分には根底として理解というか共感できない部分があったのと(この時代はこうだったとしてもやはり強烈すぎる)、いくら悪役の同級生設定だとしても悪戯やからかいが

    0
    2012年01月13日

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