光文社作品一覧

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  • 死線の風景
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    著者自らが数ある短編小説の中から精選、人間社会を鋭く見据えた十一編を収録。この一冊で、森村誠一の世界が見える。 兄・野上正男は、苛酷な新人社員特訓に殺された。速水正吾は、兄の仇を討つべく、二年後、同じ化粧品会社に入社した。標的は、合宿研修で正男の班長だった大津だ! 正吾は忠実な部下を装い、大津を追いつめていく。(「企業特訓殺人事件」)(『森村誠一自選傑作短編集』改題)
  • 死体鑑識捜査官
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    女子大講師・水野時子が無残な死体で発見された。警視庁の凄腕検死官・米野豊味警部は、彼女の死体に現われた異常を暴き出した。さらに水野が殺された夜、同じ女子大の事務局長が轢殺されていた。連続殺人解決の鍵は、水野が日記に残した不可解な言葉に……!? 謎とトリック、そして軽妙な文体で刑事たちの苦闘を活写する人気シリーズ!
  • 死体消失
    -
    小林房子は帰宅途中、暴漢に襲われるが、間一髪のところで中央署の志賀洋子に助けられた。その後、山形に帰郷した房子は、気分転換を兼ね蔵王にある別荘へ。そこで彼女は、偶然にも殺人現場を目撃し、犯人に狙われる羽目に陥る。ところが、殺されたはずの死体は、現場から跡形もなく消え失せていた……!? 複雑に絡む事件に挑む鑑識官・洋子! 好評シリーズ。
  • 死体の証言~死者が語る隠されたドラマ~
    3.0
    「わたしは自殺したんじゃない」。もの言わぬ死体を、じっと見つめていると、突然、訴えてきた! その後、丹念に検死をし、解剖することによって、死体に隠された驚愕の真実が浮かびあがった。生きている人の言葉には嘘があるが、死体は決して嘘をつかない。 法医学の第一人者に、専門分野の違う推理界の重鎮作家が聞く、必読の異色対談集!

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  • 死体の指にダイヤ
    -
    音川音次郎警部補の記念すべき初登場作品。京都で段ボール箱詰めの女性全裸死体が発見された。一緒に入っていたドライアイスのおかげで死体は美しさを保ち、薬指には大粒ダイヤの指輪が……。さらに事件は続く。山から高価なネックレスをした腐乱死体が掘り出されたのだ。──謎だらけの連続殺人に音川警部補の苦悩は深い。著者会心の長編推理。
  • 死体は今日も泣いている~日本の「死因」はウソだらけ~
    3.5
    病死に見えて事故死かもしれない、自殺に見せかけた他殺かもしれない、危険ドラッグや過労が原因の死かもしれない。それなのに日本では、犯罪性が疑われる死体の2割が解剖されず荼毘に付されている。また、「死因のウソ」は生きている人間に悪影響を及ぼす。伝染病の発見が遅れ、虐待も見逃され、補償金や生命保険料の支払額に誤りが生じる。解剖、CT検査、DNA鑑定、組織鑑定など法医学者の仕事から、社会問題をあぶり出す。
  • 下町はなぜ人を惹きつけるのか?~「懐かしさ」の正体~
    4.0
    明治維新の30年後に「ふるさと」が注目され、敗戦の30年後に「下町」が発見された――。下町はかつて工場からの煙が立ち上る、「近代」の象徴でもあった。やがて東京の重心は山の手に移動し、高度成長期を経て下町はノスタルジーの象徴として「発見」された。果たして、日本人は下町の姿に何を見出しているのだろうか? 人々の暮らしや住まい、娯楽を中心に、「ディスカバー・下町」された13の街の実像をひもとく。
  • 史談家康の周囲
    -
    大ベストセラー『徳川家康』の著者が、その創作の動機や意図を、情熱をこめて語り、家康の実像に迫る。また、信長、秀吉、政宗など、周囲の人物像にも鋭い視線をあてた史談集。ビジネスマン必読の書。
  • 七十五羽の烏
    5.0
    旧家に起こった殺人事件は、千年も前に怨(うら)みを残して死んだ姫君の祟(たた)り!? 登場するのはまったくやる気のない探偵、ものぐさ、いや物部太郎(もののべたろう)――。作者は文中で(見出しも含めて)、ひとつも嘘をつきません。そして事件解決の手がかりは、すべて読者の前に明示されます。鬼才が精巧に練り上げ、フェアプレーの精神で読者へ挑戦する本格推理ファン必読の傑作!
  • 七十五羽の烏~都筑道夫コレクション〈本格推理篇〉~
    4.0
    平将門の娘・瀧夜叉姫の祟りで伯父が殺されます――まったく働く気のない心霊探偵・物部太郎のもとへ依頼人が来た。実際殺人事件が発生し、なんの因果か、難事件に巻き込まれてしまう。立ち塞がるいくつもの謎。名コンビ・片岡直次郎を助手に、太郎はその真相を推理する。(七十五羽の烏) 「なめくじ長屋捕物さわぎ」新作2編など本格短篇とエッセイも収録した、傑作セレクション。
  • 視聴率200%男
    3.6
    追いつめられたとき、人はどう発想すべきか。「SMAP×SMAP」「伊東家の食卓」……。超人気番組を陰で操る放送作家の秘密。企画ノート初公開。
  • 視聴率ハンター
    -
    南原プロデューサーは、〃視聴率の鬼〃。中央テレビのモーニングショーを盛り上げようと辣腕ディレクター黒木を送り込む。二人はまずNHKから美人アナを引き抜き、強引な番組を連発。さらに《記憶喪失の日本人少女》キャンペーンを展開するが、政財界ぐるみの大スキャンダルに…。色と欲が渦巻くテレビ界を切り裂く内幕小説!
  • 失跡渓谷
    3.0
    東京・国立市のスナックのママが、店に血痕を残して失跡。その夜の最後の客は、なんと作家の釣部渓三郎(つるべけいざぶろう)だった! 重要参考人となった釣部は、ふりかかる火の粉を払うべく、彼女の複雑な男関係を洗い始める。近隣のスナックママ行方不明事件、新たに起きた殺害事件との関連は? 北多摩署の刑事、蟹沢(かにさわ)や相馬(そうま)とともに、釣部は絡み合う事件の糸を解きほぐせるのか?
  • 失踪調査~探偵・竹花(たけはな)~
    5.0
    東京・恵比寿駅近くの1DKの部屋。探偵・竹花の事務所はここにある。ベッドの周りは本棚で、調度品と呼べるのは以前チュニジアで買ったトカゲの剥製が二体だけ。――依頼人はさまざまだ。恩師を捜せという台湾の老夫婦、元密漁船長の捜索を依頼する日系ロシア人弁護士、家出娘の行方を求めるやくざ組長。そして竹花は、事件の闇に呑み込まれていく。
  • 失踪人~磯貝探偵事務所ケースC~
    3.4
    1巻1,870円 (税込)
    探偵業も軌道に乗ってきた磯貝公太。小樽にある高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉の主である青河文が紹介してくれた依頼主は、文の同級生で親しい間柄の有名俳優・西條真奈。真奈からの依頼は、仕事を辞めて引っ越してから、連絡が取れなくなった姉の行方捜しだった。ところがあまりにも手がかりが少ない。丹念に調査する磯貝が行き当たった最大のヒントは、古いスーツケース。混迷を極めたが、最後に予想もできない真相が待ち受ける!
  • 湿 地 帯
    -
    大同銀行の秘書室副部長・三浦昭二は、政界担当実務、実態は政治献金を政治家に届ける役目を命じられていた。ある日、その三浦に、保守党の代議士秘書から電話がかかった。厚かましさと押しの強さで有名な、通称ナベヤス。話を聞くうち、三浦は蒼(あお)ざめた。――巨額の金をめぐって生まれるどす黒い野望。永田町という湿地帯。銀行と政界の癒着を鋭く抉る問題作。
  • 知ってどーなる!? こんな疑問600
    -
    パイロット用のトイレはどこだ? 日本の道路はなぜせまい? ソーラン節のソーランって何? ディスコとクラブはどうちがう? ドラマのなかの遺影のモデルは? 離婚夫婦の共通点? 実生活では無用の知識が、いざというとき役に立つ? 知ってどーなるわけでもないが、だけど知りたい謎ばかり。花に嵐のたとえもあるぞ、疑問だらけが人生だ!(『トリビアな疑問』改題)

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  • 知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~
    3.7
    世の中には「知ってるつもり」があふれている。「知ってるつもり」はなぜまずいのか? 認知科学・認知心理学の知見によると、我々は手持ちの知識を使うことでしか対象を見ることができない。システム化されていない断片的な“知識”だけでは、きちんとした疑問や推測が起きないのだ――ロングセラー『わかったつもり』刊行から16年。今最も求められる「問題発見力」を身につけるための方法を解説。
  • 失敗しない定年延長~「残念なシニア」をつくらないために~
    3.0
    少子高齢化が深刻さを増す二〇二〇年代において、労働力不足を補うもっとも手近、かつ有用な人材は、世にあふれるシニアをおいて他にない。しかし、抜本的な雇用形態の見直しをせずに“小手先の定年延長”を行えば、大量の「残念なシニア」がつくられ、企業は崩壊に向かう。会社の将来を憂う経営者や人事部員、これから定年を迎える会社員、そしてすべてのシニア予備軍へ、気鋭の人事コンサルが贈る“正しい定年延長”の提言書。
  • 失敗は予測できる
    3.7
    人間、生きている限り、自分の周りに失敗はツキモノである。大事故に至る失敗から日常生活で起きる失敗まで、会社の不祥事からリーダーのミスまで、豊富な事例から何を学ぶか。
  • 疾風ガール
    3.7
    柏木夏美19歳。ロックバンド「ペルソナ・パラノイア」のギタリスト。男の目を釘付けにするルックスと天才的なギターの腕前の持ち主。いよいよメジャーデビューもという矢先、敬愛するボーカルの城戸薫が自殺してしまう。体には不審な傷。しかも、彼の名前は偽名だった。夏美は、薫の真実の貌を探す旅へと走り出す――。ロック&ガーリーな青春小説の新たな傑作!

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  • しっぽ学
    4.0
    多くの動物にあって、ヒトにはないしっぽ。遠い祖先はしっぽが生えていたというが、いつの時点でヒトはしっぽを失ったのだろうか。はたまた長い歴史の中で、人は八岐大蛇や九尾狐など多くのしっぽを描いてきたが、そのしっぽの向こうに何を見ていたのだろうか。しっぽを知れば、ひとが分かる――。文理の壁を越えて研究を続けるしっぽ博士が魅惑のしっぽワールドにご案内!
  • 室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる
    5.0
    「冬の室内温度は18度以上に」。WHOがこのように勧告していることをご存知ですか? 実は「健康」は、住環境に大きく影響を受けています。実際、「室温を2度上げると健康寿命が4年のびる」「室温を5度上げると脳神経が5歳若くなる」という研究結果があるのです。本書は最新のエビデンスをもとに「健康を守る家」「健康寿命を延ばす家」について考えます。運動や食事だけでは実現できない、新しい健康のあり方を提案します。
  • 失礼な敬語~誤用例から学ぶ、正しい使い方~
    3.9
    敬語は相手を苛立たせもし、怖がらせもする。店員のミスに腹を立てた客が、「責任者呼んでこい」と怒鳴るのと、落ち着いた低い声で、「支配人にお目にかかりたいのですが」と言うのとでは、後者のほうが店員を震え上がらせる。敬語とはそういうものである。(本文より)現代日本人に最も好まれている敬語「いただく」の過剰使用からマニュアル敬語まで。豊富な誤用例をもとに、言葉とコミュニケーションの問題を考える一冊。
  • 失恋地帯
    5.0
    テレビ局のプロデューサーが京都のホテルで殺された。現場に残された口紅の指紋から嫌疑をかけられた新人女優・石田梨乃は、潔白を証明するため、行動を開始した。まず、口紅を貸したアナウンサー・絵里に疑いの目を向けたが、やがて梨乃の恋人が真犯人に思えてくる……。芸能界、CM界を舞台に、恋多き女の愛の遍歴と殺人事件の謎が交錯するロマン・ミステリー!
  • 師弟~棋士たち 魂の伝承~
    4.7
    「師」の多くは昭和から平成を彩った名棋士たち。「弟」は、今をときめく昇り竜の若手棋士。生まれた場所も世代も違い、なんの縁もなかった二人が「師」と「弟」として出会い、互いの人生に大きく影響を与え合う。時には勝負の場においてライバルともなる。一人の棋士が育つ過程を、師弟という関係を縦糸に、それを支える家族の物語を横糸に描く。
  • 指定席~赤川次郎ショートショート王国~
    4.0
    「二級天使」「ローン天国」「時間旅行」……。ファンクラブ会員より募集したタイトルから紡がれる魅力的な32編のショートショート。思いもよらない展開のサスペンスやほっこり心温まる人情劇、はたまた愉快なファンタジーまで、バリエーションに富んだ作品群にページをめくる手が止まらない。きらめく技巧とユーモアに満ちた赤川ワールドを堪能できる珠玉の一冊。
  • 支店長の遺書~憤死~
    -
    東京新宿で、中野区の区会議員の変死体が発見された。捜査の結果、この事件の二カ月前に焼身自殺した筑波銀行新宿支店長との関連が浮かんだ。議員らにだまされ、二億円もの不正融資をさせられたとの抗議の遺書。しかし銀行は、スキャンダルを恐れ、事件をうやむやに処理していた。現代の聖域、銀行の知られざる内幕に、鋭いメスを入れた企業推理小説の傑作。
  • 死  盗
    -
    母の形見の指輪と預金通帳を盗まれた。元刑事の探偵・大樹田(おおきだ)の下で働く静川小巻は、風俗嬢から相談を受けた。妻が危篤状態のため、大樹田は動きが取れない。調査を始めた小巻は、背後に国際的な犯罪組織があることを知る。が、裏切り者を粛清した組織は、核心に近づく小巻に対し、猛然と牙を剥いた! 国際化が進む犯罪組織の実態を抉(えぐ)る、傑作犯罪サスペンス!
  • 死闘
    -
    「カリスマは不要だ」そう言い切った経営顧問・椎名に、スーパー最大手「リュウマート」の会長・染谷は激怒した。その後、椎名を起用した担当者が失踪。椎名の周辺にも怪しい影が蠢き始める。それは、椎名たちを恐れた染谷が命じたことであった。やがて、椎名ばかりか、彼の部下・坂崎舞にも敵の毒牙が迫り……。そして舞台はタイへ──。息もつかせぬサスペンスが始まる!
  • 使途不明金
    -
    重役コースをはずれた監査役、54歳の西村時夫に仕事はほとんどない。しかしその肩書には、抜群の信用があった。銀座のクラブのママに頼まれて、サラ金から五百万円の金を借りてやったのだったが……。「自己破産」を生むサラ金の手軽さ。ふとしたはずみから、その地獄に落ちた初老の会社員の悲哀。ユニークな着想と巧みな展開で描く、等身大の現代人群像。
  • 死都物語
    -
    丹沢山中、“首欠け地蔵”の近くで傘木小夜子が、さらに小夜子の部屋で従妹の浅科みゆきが、絞殺死体となって発見された!――丹沢に駐車中の怪しい車から、北村直樹著『死都物語』が盗まれたことと事件に関連が? やがて、小夜子の部屋を覗いていた謎の男が出現、事件解決かに思えたが……。二人の女性の都会の夢を砕いた真犯人を暴く、異色長編推理。
  • 指導者の条件~田中角栄に、なぜ人が集まったのか~
    -
    「竹下、安倍、宮沢の誰が総理総裁をやっても、金太郎アメと同じで変化はないよ」。ポスト中曽根争いの際、伊東正義政調会長は、そう喝破(かっぱ)していた。いや幸運の宇野宰相も指導者としては個性を欠く。だが一人だけ異才を放つ宰相がいた。田中角栄だ。独創力、指導力、実行力は抜群。自らの醜聞(スキャンダル)に躓(つまず)いたが、指導者の魅力は今も光る。
  • 死導標
    4.0
    恋人が山で遭難死!? 失意の井沢節子は、車でバイクと接触事故を起こし、カメラマンの平石泰明を失明させてしまった。節子は贖罪のため、平石と結婚するが、彼は頑なに心を開かない。その彼が夜ごと、悪夢にうなされている!? 原因はどうやら北アルプスK岳にあるようだった……。〔表題作〕 雄大な舞台で錯綜する愛と憎しみ。山岳ミステリーの傑作!
  • 品切れ、過剰在庫を防ぐ技術~実践・ビジネス需要予測~
    3.5
    生活者が必要とするタイミングで適切な量を届けるために「この時、これくらい欲しい」という需要を予測し、商品を生産を適切に導くのが、現代の製造業には欠かせない「需要予測」という仕事である。本書では「統計学」の側面が強い需要予測を、独自の「認知科学」の観点からひもとき、様々な条件によって需要の予測が非常に難しい化粧品業界を実例にとりながら、明日からビジネスに役立つ実践的な需要予測の技術を学んでいく。
  • 支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~
    3.7
    僕の名は有馬次郎。京都でも指折りの貧乏寺、大悲閣千光寺の寺男だ。怪盗と呼ばれた過去もあったが、縁あって慈悲深い住職に拾われ、表の世界の住人となった。厄介なのは、寺に奇妙な事件ばかりが持ち込まれること。持ち前の身軽さと裏の人脈を駆使、住職の智恵をお借りして、解決にひた走る毎日だ。京の風情と垂涎の料理の数々も楽しい、本格推理の傑作登場!
  • 死なないノウハウ~独り身の「金欠」から「散骨」まで~
    4.3
    「働けなくなったら」「お金が無くなったら」「親の介護が必要になったら」……。「これから先」を考えると押し寄せる不安。頼る人がいなければ、最悪しぬしかないのか? そして自らの死後、大切なペットは? スマホやサブスクの解約は? この先が不安で仕方ないアラフィフが各界の専門家に取材。社会保障を使いこなすコツや各種困りごとの相談先など、人生の荒波の中で「死なない」ための無敵のサバイバル術を一冊に。
  • しなの千曲川殺人事件~さすらい署長・風間昭平~
    -
    組織的な外国人排斥運動を探るため、長野東署に赴任した風間昭平。その矢先、川中島の史跡公園近くで、ブラジル人カップルの他殺死体が見つかる。二人の足どりを追って上田(うえだ)に向かった風間は、ここでも殺人事件が起きていたことを知る。川を遡(さかのぼ)るように、風間は小諸(こもろ)で起きた過去の事件に辿り着くが……。長野、上田、小諸。千曲川が繋ぐ連続殺人に、風間が迫る!
  • 死神と天使の円舞曲(ワルツ)
    4.0
    1巻1,595円 (税込)
    黒猫のクロは、今まさに自殺しようとする料理人に出会う。婚約者に拒絶され、さらにその彼女を喪い、絶望の淵に追い詰められたのだ。一方、ゴールデンレトリバーのレオもまた、新たな「未練」を解決しようと動き出した。「人魂」の噂が飛び交い、不審火事件が続く街で、何が起きているのか。すべての謎が一つに繋がったとき、シリーズ最大のピンチが2匹に迫る――。シリーズ累計55万部突破! 「死神」シリーズ、待望の第3弾。
  • 死神と天使の円舞曲(ワルツ)
    11/12入荷
    -
    死を前にした人間を「未練」から解き放つため、天から遣わされた死神、クロとレオ。クロが出会った、恋人を喪った青年の未練に向き合ううち、町で頻発する不審火の謎が浮かび上がる。2匹は力を合わせて謎に立ち向かうが、思いがけない強大な敵と向き合うことに。大人気ミステリーシリーズの第三弾!

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  • 死神の座
    4.0
    「軽井沢で不気味な殺人が……」星占いの予言どおり、エリートの集う高級ホテルを舞台に、財閥令嬢の花婿候補の若者たちが次々と殺されていく……。しかもみな、無残に顔を潰されて……。“死神の座”として恐れられる蠍座の祟りか? その裏に隠された不吉な暗号とは!? 十二の星座をちりばめた暗号詩を手がかりに、名探偵・神津恭介が事件の謎に迫る。
  • 死神は地獄へ行け
    -
    五條(ごじょう)友彦、人呼んでウルフ。出羽(でわ)山中で闘技を修め、狼のように駆ける若き戦士だ。超高性能で微小な記憶装置オメガ2000の奪取を図るクレムリン派遣の暗殺集団「死神」と対決。五條に課せられたこの企業秘密の死守が、国の安泰に通じる。相次ぐ死闘、粟(あわ)立つ恐怖、斃(たお)れる恋人……。新進アクション作家の、手に汗を握る野心作!
  • 死神村の三百歳探偵団
    -
    スピード狂の由兵衛(よしべえ)、歩く常識の喜美、恋愛現役のマツ、世話好きのサトのシルバー4人組は、サトの、孫・純子の取材ツアーに同行した。燃え上がるベンツに遭遇するやらツアー参加者の女子大生によからぬ男たちがまとわりつくやら、初日から波瀾の予感が! そして、由兵衛がツアーの途中で忽然と消えた……大好評シリーズ第2弾!
  • 死にたいけどトッポッキは食べたい
    3.8
    1~2巻1,232~1,320円 (税込)
    いつも自分に自信がなくて、ぼんやり死にたいと思っているのに、おなかがすいてトッポッキが食べたいとも思う。はっきりしない私の心はどうなっているんだろう。不安神経症に悩む著者が精神科医との会話を通して見つめる自分自身の姿に共感の嵐! 韓国で40万部を超えた大ヒットノンフィクション待望の邦訳。1日中憂鬱に感じられる日だって、些細なことに笑っていい。相反する気持ちを抱えることが、生きているという事だから。
  • 死にたがりだが腹は鳴る 1
    完結
    -
    全14巻110円 (税込)
    裕福な家庭に育ちながらも父からの期待を一身に受ける事で、生き方に思い悩む女子校生の西条歩。小さな誤解をきっかけとした友人関係のもつれと父からの叱責がさらに歩を追い詰めることになる。居場所を求めてさまよう歩が、立ち寄ったのは公園の片隅に立つ小さな小屋。誰もいないと思ったその場所で、歩の目に飛び込んできたのは……!? 自分のために生きられない少女と少年の呪いを解く物語が今、始まる。
  • 死について考える
    3.9
    「本当に苦しいでしょうね」「やがて私たちもそうなるんですから」生き残る者のこの言葉はまもなく地上を去っていく者に理解と人間的連帯とを示し、ある程度の慰めを与える。だが、それは死んでいく者の苦しみの半分を慰めてあげても、あとの半分を鎮めはしない。その五〇パーセントをも鎮めるには……。著者が遺そうとした心優しいメッセージ。

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  • 死にゆく人の心に寄りそう~医療と宗教の間のケア~
    4.2
    「今は昔と違って死が身近でなく、経験値がありません。親しい人の死に接することで積めたはずの経験がありませんから、あらかじめ少し学んでおく必要があります。」――死の間際、人の体と心はどう変わるのか? 自宅での看取りに必要なことは? 現役看護師の女性僧侶が語る、平穏で幸福な在宅死を迎える方法と、残される家族に必要な心の準備。
  • しにんあそび
    -
    女4人の同窓会。酔いから醒めると、全員が一室に閉じ込められていた。暗闇に潜む、恐るべき悪意とは?(表題作) 縁日のお化け屋敷で消えた夫と娘。必死でふたりの行方を探す妻を、戦慄の結末が待ち受ける。(「お化け屋敷」) 仕事に疲れた中年男が25年ぶりに帰郷した。再会した旧友たちが仕掛けたのは?(「昭和の夜」) 一読忘れがたい印象を残す「奇妙な味」の小説集。
  • 死ぬ気まんまん
    3.7
    ガンが転移し余命2年を宣告されながらも、煙草を吸い、ジャガーを購入し、ジュリーにときめく。そんな日常生活や、一風変わった友人たち、幼い頃の思い出などが、著者ならではの視点で語られる(表題エッセー「死ぬ気まんまん」)。併せて主治医との対談や、関川夏央氏による「『旅先』の人」などを収録。著者の思いがいっぱいに詰まった魅力的なエッセー集。
  • 死ぬまで噛んで食べる~誤嚥性肺炎を防ぐ12の鉄則~
    5.0
    高齢者が入れ歯を外され、噛まずに食べられるものだけを食べている現実に接し衝撃を受け、訪問歯科診療を始めたカリスマ歯科医が教える「今日からできること」。長い高齢期、いかにQOLを高く過ごすかが大きな課題だが、口腔ケアに関しては間違った思い込みや知られていない事が多くある。こうした状況に警鐘を鳴らし、多職種との連携による幅広いアドバイスも交えながら、誤嚥を防ぎ、死ぬまで口から噛んで食べる方法を教える。
  • 死ぬまで元気 新『養生訓』~〈食・性・心〉東洋思想の真髄~
    -
    高齢化社会が進み、セカンド・ライフが重要となっている昨今。死ぬまで元気を保ち、一度のチャンスである人生を活用すべきではないだろうか。江戸時代、貝原益軒が著(しる)しベストセラーとなった『養生訓』。その精神を受け継ぎつつ現代人のための「養生」を提案する本書は、食・性・心にわたる東洋思想の真髄を解説。心身ともに健やかに、長生きをするための指南書。

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  • シネマコンプレックス
    3.6
    100人近くが働く郊外のシネコン。日曜日でクリスマス・イブの今日は、舞台挨拶やイベント上映もあり、大忙しだ。過去に秘密のあるアルバイト、地元を離れた学生、家庭に居場所をなくした主婦、それぞれが微妙な人間関係の中、複雑な悩みを抱えながらもひたむきに仕事をしている……。映画館の各部署で働く人の想いが重なり合う、心温まる連作短編集。
  • 死のある風景 増補版~鬼貫警部事件簿~
    -
    嫁ぐ日を間近に控えて失踪し、無惨な死体となって発見された二人の若い女性。会社勤めの真佐子は阿蘇山の噴火口に身を投げ、看護師の鶴子は金沢の内灘海岸で銃弾を受けて死んでいた。幸福の頂点にあった二人を襲った悲劇の裏には一体何が? そして多摩の山中で三人目の犠牲者が! 幾重にも錯綜する謎を解き明かし、難攻不落のアリバイに挑む鬼貫警部と丹那刑事!!
  • 死の家の記録
    4.6
    “人間離れ”した囚人たちの異様さが、抑制の効いた訳文だからこそ際立つ。だがここに描かれている彼らは、まさに「人間そのもの」と言っていいだろう。本書はドストエフスキー自らの体験をもとにした“獄中記”であり、『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』など後期作品の原点でもある。
  • 死の谷の狙撃手
    3.0
    1巻935円 (税込)
    北海道東方でジャンボ機がハイジャックされた。針路は米軍三沢基地か? 緊急発進する自衛隊のF-15。同じ夜、福島の原子力発電所が襲撃される。阻止のため潜入した〈毒〉と呼ばれる死を恐れない究極の狙撃手、暗号名はダンテ。事件は大規模な謀略戦の序奏に過ぎなかった。ダンテは標的を撃ち抜けるのか!? 風を読み、息を潜めるスナイパーの鼓動を感じる傑作!
  • 東雲(しののめ)の途(みち)
    4.0
    橋の下で見つかった男の屍体の中から瑠璃が見つかった。探索を始めた定町廻り同心の木暮信次郎は、小間物問屋の遠野屋清之介が何かを握っているとにらむ。そして、清之介は自らの過去と向き合うため、岡っ引きの伊佐治と遠き西の生国へ。そこで彼らを待っていたものは……。著者がシリーズ史上ないほど壮大なスケールで描く「生と死」。超絶の「弥勒」シリーズ第4弾。
  • 死の花の咲く家~昭和ミステリールネサンス~
    3.3
    電機会社の資材課に勤める寿子にとって、女手ひとつで育ててくれた母親は、優しくて誰よりも仲良しの友だちだった。だが、そんな母が、寿子が思いを寄せるエンジニアの青年からの手紙を勝手に開封し、タンスに隠していた。どうして――!? 「隠された手紙」他、爽やかな読後感の7つの短編に、ショートショート4編を追加。
  • 忍び狂乱~日暮左近事件帖~
    3.5
    公事宿「巴屋」の出入物吟味人となった、もと秩父忍びの日暮左近。ある日、左近が手裏剣で襲われた。出入物吟味人として狙われたのか、それとも秩父忍びの過去に関わりがあるのか。探ると、かつて秩父忍びの仲間で許婚でもあった陽炎たちも襲われていた。怒る左近を、権力亡者と凋落した忍びたちの暗闘が待ち受けていた。大好評を博したシリーズ待望の続編、第六弾。
  • 忍びの者
    -
    伊賀の地に拮抗する百地三太夫、藤林長門守の二大勢力の間で、「影」に徹して生きる忍者の群の中に、若き日の石川五右衛門がいた。歴史の裏側で暗躍した忍者の世界を、現代の眼で捉えなおした記念碑的名作!
  • 忍びの者 五衛門釜煎り
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    忍者から足を洗った石川五右衛門は、妻マキと紀州雑賀(きしゅうさいが)で百姓暮らしを送る。だが、信長の死後覇権を握った秀吉の残忍な雑賀・根来攻めで、マキを殺された! 復讐に燃え、五右衛門は秀吉の首を狙ったが……。?
  • 忍びの者 真田忍者群
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    太地の浦で一番の鯨漁師・霧隠才蔵、山伏修行の三好清海、そして服部半蔵率いる忍者の群から生まれでる、海野六郎・筧十蔵。太閤秀吉の朝鮮の役を背景に、忍者伝説の生まれでる源流を鋭く抉った大作!
  • 忍びの者 忍び砦のたたかい
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    関ヶ原の役後、天下統一を目ざす家康は、冷酷非情なまでの豊臣潰しを画策。風雲急を告げる大坂城に、真田忍者群は精巧な手投げ弾、犬・猿・蛇から鼠まで奇抜な武器を駆使して、壮絶な死闘を展開した。
  • 忍び道 利根川 激闘の巻
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    忍者の学舎が開校して迎える初めての夏。一平は、あやめら仲間たちとともに過酷な修行を積み、めざましい成長を遂げていた。一方、学舎では、妙義山中に隠す資金二千両を江戸へ運ぶ計画が持ち上がる。商家一行に化けての江戸行き――特に秀でた子供六人も旅に同行することになるのだが……。宿敵、風魔一党との凄絶な闘いが待ち受けていた! 大好評シリーズ第二弾。
  • 忍び道 忍者の学舎開校の巻
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    将軍・綱吉の治世に、公儀隠密の劣化を憂う老中らが立てた密かな計画。それは、各地から素質ある子を集め、優れた忍者を育てるというものだった。貧しい山村の出の一平も、妙義山中の養成所へとやってきた一人だ。仲間たちとの競い合いや友情――学び舎での日々が、内気だった一平を逞しく成長させてゆく。だが、背後では風魔忍者衆が恐るべき陰謀を企てていた!
  • しのぶ彼岸花~上絵師 律の似面絵帖~
    3.6
    葉茶屋・青陽堂の嫁として初めての新年を迎えた律。若おかみの務めと上絵師の仕事――その両立に励む折り、懐妊の兆しに気づく。喜びと不安に揺れる律に、女形の役者から着物の仕事が舞い込んだ。殺された倅の弔いに彼岸花を描いて欲しいというのだが……。義妹・香の出産、新たな似面絵にからむ事件など、悲喜こもごもの日々が描かれる人気シリーズ第七弾!
  • 始発電車の彼女~『プラットホームの彼女』より~
    無料あり
    4.3
    1巻0円 (税込)
    転校を控えた高校2年の夏休み、始発電車に乗って学校に向かった少年は、駅のホームで同じ学校の制服を着た少女と出会った。あんな子、乗ってたか? そもそも、この駅で降りたのは自分ひとりだけだったはずだ――。見える人にしか見えない彼女が、出会った本人も忘れたい、心の奥に隠した本当の声を聞く。そのとき……。2015年1月刊『プラットホームの彼女』の冒頭を飾る一編が無料で登場!
  • 死びとの座
    3.0
    一人めの被害者は、芸能人のミッキー中野こと秋葉原好一(よしかず)だった! 彼は東京・中野区の公園に置かれたベンチに座っているところを、拳銃で撃ち抜かれて息絶えていた。──捜査陣は、つぎつぎに出現する容疑者に困惑する。スチュワーデス、フリーのルポライター、ライバルの同業者たち……動機を持つ人物が多すぎるのだ。鬼貫(おにつら)警部は北へ西へと奔走し、彼らのアリバイ工作を崩そうとするが……。
  • 死人(しびと)を恋(こ)う
    3.6
    (クリスマス・イヴに死のう)人里離れた山林に死に場所を求めた「僕」の前に、一台の車が現れた。やって来たのは、自殺サイトで知り合ったらしき男女6人――。彼らの最期(さいご)を陰から見届けた僕は、その中の一人の美少女に目を奪われた。彼女のあどけない死に顔が、僕の冥(くら)い欲望に火をつけた……。人間の深い業(ごう)を描き、戦慄の世界へと誘う衝撃の書!
  • 痺れる
    3.8
    12年前、敬愛していた姑が失踪した。その日、何があったのか。老年を迎えつつある女性が、心の奥底にしまい続けてきた瞑い秘密を独白する「林檎曼荼羅」。別荘地で1人暮らす中年女性の家に、ある日迷い込んできた、息子のような歳の青年。彼女の心の中で次第に育ってゆく不穏な衝動を描く「ヤモリ」。いつまでも心に取り憑いて離れない、悪夢のような9編を収録。

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  • 渋沢栄一に学ぶ大転換期の乗り越え方
    -
    道徳なくして、ビジネスは成立しない。名著『論語と算盤』で、そう渋沢栄一は唱えた。渋沢栄一はどんな生涯を送ったのか。そして『論語と算盤』や『論語』には何が書かれていて、私たちが「今を生きる」上で、何を学び取らなければならないのか。渋沢の生涯をじっくりひもときながら考えていく。激変する時代を生きるビジネスパーソンに贈る「仕事の本質」を説く新解釈の『論語と算盤』論。
  • 偽装強盗~渋沢瑛一の東亰事件簿~
    3.0
    1~2巻770~825円 (税込)
    曙信用金庫に勤める瑛一は〈智恵一〉と呼ばれる頭脳明晰な信金マン。ある日、地元の有力企業であるツルヤ製菓の社長宅に強盗が入った。この事件、自作自演の可能性があるという。社長が表沙汰にしたくなかったこととは!? 顧客である商店や工場の立て直しに奔走しながら、瑛一が事件の真相に迫る。昭和37年、高度成長期の下町を舞台にした傑作ミステリー。
  • 私兵刑事
    -
    私(北海道警刑事)の恋人・智子(ともこ)は、借金を残したまま蒸発した。牧場主の野宮(のみや)は、女の行方を追う私の相談相手だ。その野宮から、謎の脅迫者へ金を渡してくれとの依頼があった。ところが、彼が飼う馬と猫に毒が仕込まれ、その愛人まで死んでいるとの報が……! 衝撃的な愛人の正体、意表をつく結末。――推理界の重鎮が、異色の刑事を主人公に配した力作!
  • シベリア鉄道殺人事件
    2.5
    新宿のホテルで外国人娼婦が殺された。被害者は偽造パスポートで入国していた。現場にあった商社マンの名刺から、ソ連邦崩壊後のロシアに狙いをつけた、国際謀略が発覚、事件を捜査する十津川(とつがわ)警部に、ロシア行きの密命が下った。モスクワへ向かうシベリア鉄道の車中で、殺人と諜報戦の火蓋(ひぶた)がきられる。手帳も拳銃もなく孤軍奮闘する十津川。国際サスペンス大作!

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  • 資本主義から脱却せよ~貨幣を人びとの手に取り戻す~
    3.8
    豊かな現代に生きるはずの私たちが将来への不安や焦りを感じている根源的な理由の一つは、人生そのものが大きな負債(借り)を返すために成り立っているからである、と言うことができる。(中略)私たちはこの本で、違う新たなストーリーを提示したい。(中略)つまり、ネガティブからポジティブへの反転である。(プロローグより)いま、私たちが発明すべき「新しいストーリー」とは? 経済学の論客2人と不安定ワーカーが問う。
  • 資本主義経済の未来
    -
    1巻4,400円 (税込)
    資本主義は自由と民主主義を守り、人々の生活をもっとも豊かにできるシステムである。だがそれは、さまざまな問題がつきまとうシステムでもある。物価と雇用の安定、資源配分の効率性、市場の失敗、所得と富の格差、バブルの発生と崩壊、景気変動や世界金融恐慌への対応、国家財政のあり方等々。本書では、これら諸問題について、歴史を検証し、問題の本質を捉え、資本主義経済の未来を展望する。(発行:夕日書房 発売:光文社)
  • 資本論 第一部草稿~直接的生産過程の諸結果~
    -
    マルクスは当初、『資本論』を「商品」から始まり「商品」で終わらせる予定だった。資本主義的生産過程の結果としての「商品」は単なる商品ではなく、剰余価値を含み資本関係をも再生産する。この「生産物が生産者を支配する」という転倒した姿を克明に分析することで見えてくる資本主義の全貌。『資本論』では十分に語られなかった独自の論点が展開される、『資本論』のもう一つの結末がここにある。
  • 脂肪の塊/ロンドリ姉妹~モーパッサン傑作選~
    4.1
    プロイセン軍を避けて街を出た馬車で、“脂肪の塊”という愛称の娼婦と乗りあわせたブルジョワ、貴族修道女たち。人間のもつ醜いエゴイズム、好色さを痛烈に描いた代表作「脂肪の塊」と、イタリア旅行で出会った娘との思い出を綴った「ロンドリ姉妹」。短い作家生活のなかで、300を超える中・短篇小説を書き残したモーパッサンの初期作品から、緊密な構成をもち、完成度の高い中篇2作とヴァラエティに富む短篇8作を収録。
  • 島耕作の農業論
    3.8
    週刊「モーニング」の人気連載『会長 島耕作』、そのひとつのテーマは「農業」だ。著者・弘兼憲史氏は、取材を通じ「農業こそ、これからの日本が生きる道」だと説く。サントリー新浪社長との徹底討論、大分の先進的農業工場や合理的農業国オランダの取材レポート、「米」「補助金」「農協」の諸問題への提言、日本酒「獺祭」や「近大マグロ」といった未来の農業案内――。「攻める農業」の現在と未来を、徹底的に解剖する入門書。
  • 島耕作も、楽じゃない。~仕事・人生・経営論~
    4.0
    仕事を失いたくない、という緊張感が、私をいまだに奮い立たせているのだ(本文より)。人気連載を持つ著者は3年間、松下電器産業で勤務した経験から、漫画『島耕作』シリーズを作り上げた。デビューから40年以上経っても、365日ほぼ無休で働き、年間1400ページを描く。それを可能にする働き方とは? 連載開始以来、海外取材をこなし、官僚や政治家とも意見を交わしてきた情報収集の方法とは? 島耕作に込めた出世の秘訣とは?
  • 始末屋
    3.0
    1巻715円 (税込)
    吉原の妓楼から依頼を受け、客から借金を取り立てる始末屋「だるま屋」。そこで働く直次郎は、大見世「丁字屋」の花魁・真鶴から名指しで依頼を受ける。真鶴の妹分である花菊の首を絞めて逃げた男を探し出し、百両を取り立ててほしいと言う。直次郎の胸に、吉原で命を落とした妹の最期が浮かびあがる――。逃げた男の正体は!? そして、花魁の秘めたる思いとは!?
  • 島津義弘
    3.5
    骨肉相食(こつにくあいは)む戦国の世、島津家は親子兄弟が堅固な団結力をもって、薩摩・大隅・日向、やがては九州全土の征服を目指した。二十歳(はたち)の初陣で大勝した義弘は、輝かしい武名を残すが、関ヶ原の合戦に敗れ、家康陣の前を敵中突破、〃島津の早駈(はやが)け〃で名を挙げ、薩摩藩の繁栄の礎(いしずえ)を築く。南国の猛将の生涯を通して、島津一族の絆(きずな)を描いた長編力作。
  • シマノ 世界を制した自転車パーツ~堺の町工場が「世界標準」となるまで~
    4.0
    「シマノのレーシングコンポを使えば勝てる。そういうものを我々は作ろう」。本場ヨーロッパの厚い壁、ユーザーからのクレームの嵐、そして幾度の挫折をバネにあくなく挑戦を続け、“自転車界のインテル”と呼ばれるまでになったシマノ。「ストレスフリー」(もっと使いやすく)の理念を徹底追求し、自転車レースの世界で確固たる地位を築き上げた堺の町工場が「世界標準」となるまでを描くロングセラー・ノンフィクション。
  • 志摩半島殺人事件
    3.0
    風光明媚な志摩半島の英虞(あご)湾は真珠の養殖で知られる。そこに、男の他殺死体が浮かんだ。被害者は作家の袴田啓二郎(はかまだけいじろう)、刑務所体験を書いた小説で人気を得ていた。所轄の鳥羽(とば)署は、かつての黒い交遊に関連するものとみて捜査を開始した。ちょうど美少女海女(あま)を取材中の浅見光彦は事件を知ったが、この名探偵を嘲笑(あざわら)うかのような、第2の殺人! 光彦、苦心の探偵行。
  • 島燃ゆ 隠岐騒動
    4.3
    日本海の隠岐島。討幕の2人の天皇が流された勤王の地。尊王攘夷派の若き庄屋・井上甃介は、幕末、農民3000人を集めて武装蜂起。幕府寄りの松江藩を島から追放し、世界初の自治政府を立てた。王政復古と維新に、夢をかけた男たち。だがその理想は、新政府に裏切られる。大いなる志を胸に闘い、倒れた若き志士たちの青春と復讐、再起を描く、激動の幕末維新ロマン!
  • 市民政府論
    4.2
    誰のための国家か? 何のための国家か? 人は生まれながらにして生命・自由・財産を守る権利があり、国家の成立は、この人権を守るための人々の合意に基づく。王権神授説を否定し、最高権力を人民の信託によるものと説く社会契約思想は、のちのアメリカ独立宣言、フランス革命を支える理念となった。自由、民主主義を根源的に考えるうえで必読の書である。
  • 指名手配
    -
    あの男は殺さなければならない。胡桃沢は、恨みをこめて国本多計彦の首を絞めた。彼こそがかつての恋人・詩子を横取りし、“コンピュータ結婚”した妻子を死に追いやった、張本人なのだ。詩子と共謀し、逃亡した胡桃沢。しかし、多計彦殺害の報道は全くなかった!? 限界状況に追い込まれた男の異常心理を描く、推理サスペンス傑作。
  • 下北沢であの日の君と待ち合わせ
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    1967年生まれの理夏。アパレル業界に憧れて上京した19歳の頃バイトをしていたパン屋さん「アンゼリカ」が閉店すると聞き、30年ぶりに下北沢を訪れた。コーポ服部で楽しくすごしたバイト仲間の秋子、元住人・ちはるとは、秋子に恋人ができてからすれ違いが生まれ、バラバラになってしまったままで……。下北沢に実在した人気パン店「アンゼリカ」を舞台に、青春の輝きと苦みを知る大人のための物語。
  • 社会契約論/ジュネーヴ草稿
    4.1
    「ぼくたちはルソーの語る意味での主権者なのだろうか、それともルソーが嘲笑したように、選挙のあいだだけ自由になり、そのあとは唯々諾々として鎖につながれている奴隷のような国民なのだろうか」(訳者あとがき)。自由とは、平等とは、そして民主主義ってなんだろう? フランス革命を導き、世界史を動かした歴史的著作の画期的新訳。本邦初訳の「ジュネーヴ草稿」も収録。
  • 社会主義の誤解を解く
    3.0
    社会主義は、共産主義でも、マルクス主義でも、過去の遺物でもなく、今なお健在な思想である。本書では、社会主義に対する誤解を解き、一から正しい理解に導く。
  • 社会保障が経済を強くする~少子高齢社会の成長戦略~
    -
    少子高齢社会は、経済成長にとって大きな困難をもたらす。人口減少で消費需要が減る一方、労働人口が減って生産面でも縮小していく。また、団塊の世代を中心に年金の支給額、医療費や介護費も大幅に増えていく。国の財源も不足すると懸念されていることから、「社会保障を減らすべき」というのが常識だ。本書では、そうした考えの誤りを指摘し、年金、医療、老人介護、育児・保育支援などの充実が経済成長につながるメカニズムを示す。
  • 社会を変えるスタートアップ~「就労困難者ゼロ社会」の実現~
    5.0
    日本には障害や難病のために就労に何らかの課題を抱える「就労困難者」が1500万人存在し、その多くが適切な収入や自己肯定感を高めるやりがい、他者との関わりなどを得られていない。この社会課題を解決すべく就労支援プラットフォームを運営するスタートアップが「VALT JAPAN」だ。26歳で同社を起業した著者が語る、ダイバーシティやインクルーシブを前提とした雇用や働き方の未来とは。
  • 社会をつくる「物語」の力~学者と作家の創造的対話~
    4.3
    AI、宇宙探査、独裁の再来、核戦争の恐怖……、現代世界で起こるあらゆる事象は、小説家やアーティストたちによる「フィクション」が先取りしてきた。同時に、学問研究や科学技術の進歩が、新たな創作への想像力を掻き立てる。まさに現実とフィクションは互いに触発し合い発展していく。憲法学者とSF作家の希有なコンビが『指輪物語』『飛ぶ教室』等の名作を参照しながら政治、経済、科学を縦横に巡り来るべき社会を構想する。
  • シャガクに訊け!
    -
    大学2年の松岡えみるは単位取得の条件として社会学部一人気のない上庭ゼミに入り、学生相談室の補助をすることに。そこへやって来たのは家族、友人関係のトラブルを抱えた学生たちだった。社会学の知識で彼らにアドバイスを贈る上庭に、えみるも次第に心を動かされ――。コミュ障で根暗の社会心理学講師×お人よしで責任感の強い女子大生コンビがお悩み解決に導く!
  • シャクチ
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    中国の戦国時代、不老長寿の島・オオヤマトから秦へ向かった青年・シャクチ。“蛮人どもを討伐し、文明に浴させる”とオオヤマト征服を計画する秦の始皇帝の大船団を一人で壊滅させ、項羽と劉邦の熾烈な覇権争いにも与せず、朝鮮半島に国家を樹立する。その脅威を恐れた漢の武帝は大軍勢で朝鮮に侵攻する……。巨大な権力に一人立ち向かい続ける不死身の男の活躍を描く傑作!
  • 灼熱海峡
    -
    日本のロケット開発技術者が誘拐された。犯人の要求に従い、日本の防諜(ぼうちょう)組織JSAの諜報員草薙丈二は、ダイヤモンドを持って、サイパンに飛ぶ。中国、台湾、インド、日本各国のミサイル開発への思惑とかけひき、諜報員同士の敵愾心(てきがいしん)と友情にも似た感情が交錯する。丈二に、新しく意外なパートナーが登場して、THE KILLER CROWシリーズますます好調!
  • 写真ノ説明
    4.0
    父、母、妻、愛猫の死、そして自身もガンに冒され、ついには写真家として最も大切な利き眼である右眼を失明。だが、大切なモノを失うたびに、その写真はますます凄味と切なさを増していく。本書は、呼吸するように日々写真を撮り続ける“写鬼”アラーキーのここ一年余の活動を辿りつつ、過去の名作から最新撮り下ろし、ライフワーク「人妻エロス」の撮影模様まで収録。最も旬なアラーキーと「私写真家人生」の全てが見えてくる!
  • 写真はわからない~撮る・読む・伝える――「体験的」写真論~
    4.2
    写真に携わるようになって30年以上の時間が経った。(中略)本書では、「撮る者」として、長く写真に関わってきた体験から生まれたことを中心により具体的に語っていきたい。さらに写真教育に携わるようになって感じたことについても触れたい(「はじめに」より)。初心者からプロまで。今こそ考えたい「いい写真」とは? 人物を、風景をどう撮るか。自分の「思い」をどう伝えるか――。著者初の写真論!
  • 射精道
    4.1
    射精は一日にしてならず――陰茎の機能をできる限り引き出し維持するためには、正しい扱い方の体得が必要だ。またパートナーの心身を傷つける凶器としないために、道徳と品格、相手を思いやる礼儀も重要だ。しかし現代の性教育では重要な点には触れず、青年期の誤った扱い方による射精障害や勃起障害も増加している。本書では性機能と生殖医療の専門医が、各年代での性・射精生活の心構え、現れやすい問題と対策を解説。
  • 社長になるぞ!
    -
    〃誰だって長島や王になろうと夢をもってプロ野球に入ってくる。社長になりたいと思うサラリーマンがいてなぜおかしい〃 井浦兆一(いうらちょういち)・41歳、友光ホームズの万年係長(マンカカ)だ。ようやく課長に昇進した井浦は、妻や部下の前で「社長になるぞ!」と宣言。周囲の冷笑を尻目に出世街道へ。――テレビの舌鋒で知られる著者の痛快小説!
  • 社長の値打ち~「難しい時代」にどうあるべきか~
    3.7
    カンパニー制の導入や起業ブームで、現在は「社長乱発」の時代。比例して社長の地位が相対的に低下してきた。果たして真の経営者像とは? 社長研究の第一人者が、その答を探る。

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