シネマコンプレックス

シネマコンプレックス

770円 (税込)

3pt

100人近くが働く郊外のシネコン。日曜日でクリスマス・イブの今日は、舞台挨拶やイベント上映もあり、大忙しだ。過去に秘密のあるアルバイト、地元を離れた学生、家庭に居場所をなくした主婦、それぞれが微妙な人間関係の中、複雑な悩みを抱えながらもひたむきに仕事をしている……。映画館の各部署で働く人の想いが重なり合う、心温まる連作短編集。

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シネマコンプレックス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月05日

    南部芸能事務所を読んでいる気分になるって、流れも人の書き方も、嫌いじゃない好きなんだろうな。1人の気持ちの吐露するから次に相手のページが読めるのは面白いし、繋がっているし、短編小説って呼ぶんだね。バイトと読んでもその中には世界があるので、仕事に上も下もない、とは言いながらバイトの心情がリアルでいいか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月04日

    2020年55作品目。

    日曜日のクリスマス・イヴ、郊外のシネコンが舞台の連作短編集。
    グッズや飲食物の売店、チケット売り場、映写室の裏側が垣間見えて、日頃シネコンに足を運んでいる身としては興味深く拝読しました。
    感謝の気持ちを抱いて、これからも映画を見ます。

    映画をお好きな方、是非御一読を。
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    Posted by ブクログ 2021年06月12日

    学生の頃は1年に100本くらいの映画を見ていたが、その頃はシネコンは無く、大きなビルにいくつも映画館が入っているところはあったけれど、チケット売場はひとつでも、地階が「東宝シネマ」、2階が「宝塚劇場」、5階が「スカラ座」、7階が「東宝名画座」てな感じで、モギリや売店もそれぞれの階にあるという作りだっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月29日

    シネマコンプレックスで働く人々の職種別に書いた本。この映画館に働く人たちが100人居るとは、だいぶ前の話だろう。今はデジタル化が主流でそんなに働く人は居ないと思う。自分も映画が好きでよく見ているが、こんな感じで働いてるんだなぁとつくづく思いました。

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    Posted by ブクログ 2023年05月09日

    映画館ってこういう感じで動いてるんですね。
    勉強になりました。それぞれの話が絡み合ってて読み返すとこう繋がるのかなるほど。と考えながら読んでました。恋愛系なのでパンチはないですが十代の頃に思い描いていた恋を思い出させるような作品。

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    Posted by ブクログ 2022年12月29日

    シネマコンプレックスで働く人たちのクリスマスイブの一日を、各セクションで働くスタッフの一人を軸に描かれる連作短編集。

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    Posted by ブクログ 2022年05月07日

    シネコンでアルバイトをする6人それぞれの目線で描かれているのが面白い。 ラスト、もう1エピソード欲しかったな… その先が知りたくなるお話でした♪

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    Posted by ブクログ 2020年12月08日

    日曜日のクリスマス・イブの日、郊外のシネコンで働く人たち。それぞれが微妙な人間関係のなか、複雑な悩みを抱えながらもひたむきに仕事をしている…。映画館の各部署で働く人の想いが重なりあう心温まる連作短編集。
    映画館を舞台にした小説や映画は数多くあるが、シネコンが舞台の作品は初めてかも。物語の世界で映画館...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月12日

    クリスマスイブに郊外のシネコンで働く人達たちのお話。 それぞれのセクションごとで働く人の目線で描かれ、そこでの人間関係や仕事の内容が少しずつ絡んでいきます。 大学生と少し年上のフリーターがメインのお話なので、若者の抱える繊細で危うい心理描写が印象的でした。 どこの組織も同じようなことがあるのですね・...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年06月20日

    たまにしか行かない映画館だが、シネコンってこんな感じで仕事が回ってるのね。
    島田貴美さんと岡本君、ラスト1ページがハッピーエンドでよかった。
    長年フリーターであるこの二人の他、学生バイトの加藤君や木村君、新人バイト片山さん、小学生の母である宮口さん、オフィスの千秋さん、それぞれの立場で書かれたそれぞ...続きを読む

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