支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~

支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~

550円 (税込)

2pt

僕の名は有馬次郎。京都でも指折りの貧乏寺、大悲閣千光寺の寺男だ。怪盗と呼ばれた過去もあったが、縁あって慈悲深い住職に拾われ、表の世界の住人となった。厄介なのは、寺に奇妙な事件ばかりが持ち込まれること。持ち前の身軽さと裏の人脈を駆使、住職の智恵をお借りして、解決にひた走る毎日だ。京の風情と垂涎の料理の数々も楽しい、本格推理の傑作登場!

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支那そば館の謎~裏(マイナー)京都ミステリー~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年06月29日

    長期旅行に必ず持参する一冊。元広域窃盗犯の寺男、女新聞記者、バカミステリー作家の男が織りなす、笑えて、美味しい料理が散らばり、綿密に描かれたミステリーが綾なす。何度読んでも飽きない。

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    Posted by ブクログ 2013年03月05日

    これホントに北森作品!?いやー、面白いです!www バカミス作家・水森堅って・・・www でもでも、さすがは北森さん!京都のこと、美味しいもののこと、そして楽しいだけじゃなく、胸に迫る話も・・・コレ、おススメですっ♪

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    Posted by ブクログ 2012年04月01日

    主人公 有馬次郎は、京都嵐山に実在する大悲閣千光寺の寺男。
    次郎と和尚さんのやりとりに、すっかりはまり、寺の雰囲気を
    この目で確かめたくて、実際に行ってきました。

    嵐山の渡月橋南側を川沿いに(川を右手に)1キロほど上がる。
    最後の100メートル(?)程度は、坂道です。
    山の斜面に引っかるように建つ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月14日

    『不動明王の憂鬱』
     有馬次郎と折原けいの発見した水死体。被害者は関東の暴力団員。地上げと銭湯にまかれたビラに隠された謎。

    『異教徒の晩餐』
     殺害された有名版画師。現場にのされた三本の鯖寿司、切り裂かれたバレンショ。有馬次郎が調査に赴いた翌日殺害された古本屋。

    『鮎の踊る夜に』
     大非閣に訪れ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    という訳で・・・この作品で久方ぶりに行きたくなったんだよねww

    嵐山( ̄∀ ̄*)/ 

    そうなのです。

    この作品の舞台は嵐山は大悲閣。

    謎を解く主人公は大悲閣の寺男にして、元大怪盗というアルマジロ・・・もとい、有馬次郎くん。

    周りのキャラクターに翻弄させられる姿がなんともユーモラスで、起こっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    内容(「BOOK」データベースより)
    僕の名は有馬次郎。京都でも指折りの貧乏寺、大悲閣千光寺の寺男だ。怪盗と呼ばれた過去もあったが、縁あって慈悲深い住職に拾われ、表の世界の住人となった。厄介なのは、寺に奇妙な事件ばかりが持ち込まれること。持ち前の身軽さと裏の人脈を駆使、住職の智恵をお借りして、解決に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月29日

    保津川左岸を渡月橋から登った先に実在する大悲閣。訃報を知った時に、北森氏の供養代わりに参拝したことを思い出します。
    本書でも紹介されている通り、まさかこんなところから京都市内が一望できるとは驚きです。観光客も殆どおらず、ゆったりと時間を過ごせる大好きな場所になりました。

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    Posted by ブクログ 2014年01月05日

    今年の夏、大悲閣を訪れて初めて本書のことを知った。以来、読みたいと思っていた一冊。

    京都ならではの習慣や事象が織り込まれたミステリー。わかるなぁと思えるところもあるし、やや誇張しすぎではと思うところもあるが、十分楽しめた。
    何より十兵衛の料理が美味しそう。モデルとなった店はあるのだろうか。

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    Posted by ブクログ 2012年11月21日

    4-
    北森作品は好物。だが、そう簡単には読む気になれない。理由は読んでると異常におなかがすくから。読書時間が主に夜だからちょっと困る。・・・と、そんなようなことを以前「香菜里屋シリーズ」の感想で書いた。もちろん料理があまり印象に残らない作品もあるのだが、そんなことは実際に読んでみなければわからない。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年04月21日

    アルマジロこと有馬次郎は嵐山の奥にあるお寺の寺男。
    それ以前は悪事に身を染めていた人物。そんなアルマジロが
    京の街でおこる殺人事件を解決してく。

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