無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
主人公 有馬次郎は、京都嵐山に実在する大悲閣千光寺の寺男。
次郎と和尚さんのやりとりに、すっかりはまり、寺の雰囲気を
この目で確かめたくて、実際に行ってきました。
嵐山の渡月橋南側を川沿いに(川を右手に)1キロほど上がる。
最後の100メートル(?)程度は、坂道です。
山の斜面に引っかるように建つ大非閣。
広いとはいえないこの境内のこの空気の中で、有馬次郎と和尚が、
あの独特の会話を交わしていたんだと感慨を持って深呼吸しました
(もちろん、有馬次郎はフィクションですが、北森鴻はこの場所を
背景に有馬次郎を動かしたわけですから)。
訪れる外国人が日本人に比べて比較的多い。。という事実は
何を意味しているのか。ちょっと考えさせられた。
いずれにしても、このようなワビサビにあふれたお寺を訪ねる
きっかけを与えてくれた北森先生に感謝です。
Posted by ブクログ
『不動明王の憂鬱』
有馬次郎と折原けいの発見した水死体。被害者は関東の暴力団員。地上げと銭湯にまかれたビラに隠された謎。
『異教徒の晩餐』
殺害された有名版画師。現場にのされた三本の鯖寿司、切り裂かれたバレンショ。有馬次郎が調査に赴いた翌日殺害された古本屋。
『鮎の踊る夜に』
大非閣に訪れた翌日に殺害された女性。被害者は真夏にも関わらず長袖を着、ゴミ箱に捨てられていた。大文字焼きに隠された秘密。
『不如意の人』
殺害された大学教授。藍染のプールに落とされた被害者。容疑者は折原けいが読んだ推理作家水森堅(ムンちゃん)。
『支那そば館の謎』
「支那そば屋のような家に住んでいる」と言い残し行方をくらましたアメリカ人青年。町屋で起きた殺人事件。
『居酒屋 十兵衛』
「十兵衛」の弟弟子が経営する店の質が落ちた。ムンちゃんのツケの方に調査を依頼された有馬次郎。殺人事件とアリバイトリックの関係は?
Posted by ブクログ
4-
北森作品は好物。だが、そう簡単には読む気になれない。理由は読んでると異常におなかがすくから。読書時間が主に夜だからちょっと困る。・・・と、そんなようなことを以前「香菜里屋シリーズ」の感想で書いた。もちろん料理があまり印象に残らない作品もあるのだが、そんなことは実際に読んでみなければわからない。おじいさんが表紙の本作ならば、そうおながすくこともないだろう、とタイトルに“支那そば”とあるにも関わらず、何故か安心しきって読み始めた。
おなかすいたあ・・・。
“支那そば”そのものは関係なかったのだが・・・。
十兵衛あなどれねえ。なんだよまるで香菜里屋出張所じゃねえか。あーおなかすいたー、なんか食べたーい、眠れなーい。
おまけに本作は他作と違って大いにコミカルで笑わせてくれる。なんだよあのバカミス作家の受賞作のタイトル、お茶噴き出したぢゃないか。くそっもう踏んだり蹴ったりだ、こんちくしょーあー面白かった。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸