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Posted by ブクログ
目次
・ヨコハマ12・31
・対の琴声(きんせい)
・祭りの準備
・貴婦人だより
・同行二人
・夜行にて
・風の来た道――夜行にてⅡ
・雪迷宮
・うさぎ二人羽織
北村鴻の遺作ということで、少し期待をしすぎたのかもしれない。
まったく面白く感じることができなかった。
主人公リツ子はフリーのライター。
音響技術者である義兄が飛行機事故で亡くなった。
遺書と思しきメモと、音のメッセージを受け取ったリツ子は、納得できないものを感じ、音源を探し始めるのだが……。
まず、親同士の再婚で義理の妹になったリツ子を「うさぎ」って呼ぶ違和感。
その後出てくる、恋人のことも「うさぎ」。
なんかちょっと気持ち悪い。
リツ子が音源の謎を探るため日本各地を旅するのだが、いくら音響技術者だからと言って、こんなわかりにくいメッセージを残す意味が分からん。
メッセージって伝えてなんぼじゃないの?
で、行く先々でリツ子が小さな謎を解いていくのだけれど、これまたどうでもいい。
例えば、のどに刺さった小骨が取れた後も、もやもやとスッキリしない感じ。
小さな謎をいくつ解いてももやもやは解消しないし、全体を通した大きな謎も意味不明。
人間の可聴域を超えた音を聞くことができる人物が3人。
特に必要だったかなあ、この設定。
全体的に消化不良でした。
Posted by ブクログ
北森さんを初めて知ったのはおそらく20年程前で。
久しぶりに北森さん作品を読みたくなり、手に取りました。
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義兄が遺した不思議な”音のメッセージ”。
音源を巡る「うさぎ」が、
旅路の果てに見たものは……
旅情豊かに描いた連作長編ミステリ
鮎川賞作家最後の贈りもの
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飛行機墜落事故で命を落とした義兄。
兄が最期に残した、うさぎ宛てのメッセージ。
生前「うさぎ」と呼ばれていた妹が、
兄のPCに残されていた音源を頼りに、
生前の足跡を辿るお話です。
連続の短編となっており、
最期にひとつの結末に向かいます。
色々な感想があると思いますが、
「音」だけで複数の仕掛けを作れることに驚き、
謎が少しずつ明らかになっていくなかで、
しんしんと降るような静けさと不安を覚えました。
音が物語の軸にあるのに、
「本当の音」が聞こえないような不安です。
兄の思考と妹の気持ちに対して、
表記されている文字だけだと、
行動と感情が繋がらず、
置いてけぼり、共感できないとなりそうですが、
裏側でこんな気持ちや行動があったのか、
だからお母さんの言動があったのかと思うと、
ぞわっとしました。苦笑
久しぶりに北森さんに再会して嬉しい気持ちと、
もう新作は読めないんだなというさみしい気持ちです。
本屋さんで北森さんの作品を見つけられず、
ネットで購入しました。ネット感謝です。
実家に置いたままになっているシリーズ、
再購入しようかなあと思います。
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